人狼議事


17 吸血鬼の城

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[物言わぬ気配を感じながら
白薔薇へと微かな笑みを送る]


 感謝は、私ではなく……彼等に。
 望みを叶えて遣るがいい。


 君は、もう
 フロレスクを完全に捨てたのだよな。

[しかし、問うてみたくて、そう声を響かせる。
 城主やローズにも聴こえるだろうが。



 聖なる血族にあって、落ちた彼の真の心裡はどうなのだろうと…。]


【人】 水商売 ローズマリー

[三度のノック>>185に扉をゆるく振り返る。
其処には常通りとも見える黒薔薇の姿]

――…私に護衛など必要ないわ。
お兄様の事だけを最優先に……

[城主の力は女のそれより強くある。
けれど若しもの事があってはならないと
黒薔薇にそう告げて]

そうね……、少し疲れたのかもしれない。

[白と黒の薔薇を一度だけ交互に見遣り
それでも嫣然とした笑みを刷いて女は闇に溶けた**]

(206) 2010/06/23(Wed) 13時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 13時半頃



 ――案じる心など、
    そのようなものは欺瞞です。

[女の声に思い出したように、
    答えるはただの魔性の声]

 ええ、感謝しております――お嬢様。
 欺瞞を捨て去り、わたしは望むままにあれるのですから。




 ――まだ、その名を紡ぐのですか?


[かつて抉られた心
けれどその柔い部分は失われて、ただ不機嫌そうに呟く]

[一度交わってしまった白は、
あとは容易くその色に染まるのみ]


 君が君であった


             その名というだけだ。

[ただ、同じ名を呟いても、
 もう、それで揺らぐ彼はそこにはなかった。]


――…私の、望み


[兄の聲に闇に溶けた女の気配が揺らぐ。
叶ったとも叶わなかったとも言わず]


愛しいお兄様……
私が望むのはお兄様の傍にある事だけ。


[今はそれしか望みはないのだと切なく漏らす]


貴方の施したものが欺瞞だったとしても――…
私にとっては違うものだったの。


[白薔薇の聲にぽつと紡ぎ]


感謝ならばお兄様に……
全てはお兄様の為に在るのだから……


[そして、相変わらず耳端に聞こえるのは、ローズの城主に対する愛慕だろう。

 いつでも、憂いを持つ彼女を血をもらったことが、
 自らには影響しているのだろうか。]


 ああ


[城主の孤独、ローズの憂い
 彼らは通じ合っているように見えるのに、
 それでも、


             なぜ、幸せにはみえない?]


 ――……感謝……。

[ローズが感謝を兄にという。
 そう、さきほど、セシルが呟いたその言葉。
 それが、理解できない。]





[ああ、それとも、彼らは、望んでそうなったというのか。
 それほどに、人間であったころが…。
 なれば、

 自分がこの中で異質なのは認めざるえない   のか。]


 そうか?
 ……ならば傍へ来るが良い、私のローズ

[切なげなローズマリーの聲
ひとで有った時の迷いを捨てた白薔薇の聲
未だひととしてのこころ捨てきれぬ風の、薬師の聲
城主は増えた囁きに耳を傾けながら、淡い溜息を洩らす。

何でも持っていると、あの子供は言ったけれど
満たされても満たされても
必ず其の後に訪れる深い虚無感
ヘクターは最期感じ取ってしまったのかもしれない
闇よりも深い絶望の味]

 何時でも――…私はお前を案じているのだから。

[言葉は簡単に口にする事が出来る。
案じるという行為を真に理解出来ずとも**]


【人】 水商売 ローズマリー

[これは女が失った記憶の一欠片。
今は城主とメアリー・トレメインだけが知りうる記憶。


人だった頃の女の世界は今と変わらず狭かった。
住まう屋敷と白薔薇の庭園だけが彼女の知る世界。
生まれつき身体の弱かった女は外の世界を知らない。
白い薔薇と幼い兄妹と家族だけが心の慰め――。


医師からは二十歳までは生きられぬと宣告されていた。
けれど女はそれを嘆かず全てを享受していた
残る時間が長くなくとも女の心は満たされていた。


白い薔薇の花束を贈ってくれたサイモンとの思い出も
栗色の髪に花を飾ってみせた幼いメアリーとの思い出も
女が失ったしあわせだった頃の記憶に他ならない]

(220) 2010/06/23(Wed) 15時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[――美しくも哀しい魔性との出逢いは偶然か必然か。
何時しか女の姿は白薔薇の庭園から失せていた。


家族のことも
サイモンのことも
メアリーのことも


魔性に抗った記憶さえ消えうせて


大事なものを失ったことだけを感じながら
再び目覚めた翡翠は美しい魔性に心囚われる]

(221) 2010/06/23(Wed) 15時半頃

――…お兄様。


[今すぐにでも向かいたい衝動に駆られながら
女は甘く切なく名を紡いだ。
兄の傍にある気配を影が伝える。
女は何もかも心得た風に]


お客様との戯れを中座させるような無粋……
私には出来ません。
愛しいお兄様……
如何かお愉しみになって……


[案じるという兄の言葉を素直に受け取る。
たとえ、真に理解されずとも
時折掛けられるその聲が女には嬉しかった]


【人】 水商売 ローズマリー

― 食事の間 ―

[闇に溶けていた女がじわりと滲むように姿を現す。
其処に足を向けたのは食事を求めての事ではなかった。
――怪我をしていた大きな迷子が気に掛かっただけの事。

女は入り口からゆっくりとドナルドの方へと歩み寄る。
その口許には微かな笑みさえ湛え
何事も無かった風に純白のドレスを揺らす]


――…本当にお酒が好きなのね。
怪我の具合はいかが……?


[首を傾げ問う様は少女の名残を残すよう。
席にはつかぬまま二つのグラスを眺め微かな吐息を漏らす**]


先約があるのかしら、ね、紳士さん……?

(225) 2010/06/23(Wed) 17時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 17時頃


 ふふ……お前の心遣いがこそばゆい。


[薄く笑みを浮かべ、聲を返す。
ローズマリーに呼ばれる度、胸に広がる薄い膜
不快ではない其れは何と名のついたものか]


 嗚呼
 そういえば……私には愉しまねばならぬ義務があったか。
 宴の捧げものはどうしている?

 あれも、私への捧げものと言うわけではあるまい。
 寂しければ其れと戯れていても構わぬぞ。


[ふと思い出した葬列の娘の顔。
けれどあれには毒が混じっている。
純血たる己は恐れるに足らぬものではあるが]


 私のローズならば恐らく問題有るまい。

 ……サイラスは、白薔薇は、どうなのだろうな
 あれの血を飲み干す事は
 出来るだろうか。


[愚かな人間が作り出した哀れな娘。
ひとの毒が効くとすれば、未だなりきれぬ眷属か。
思考は聲となり零れ落ちる*]


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 17時半頃


[城主の声が聞こえる。


      毒華も、城主やローズには効かぬだろうと。]


【人】 水商売 ローズマリー

[注がれる眼差しが心地好かった。
ドナルドに向けた表情は花が綻ぶかのように鮮やかになる。
この魔性が人に惹かれてしまうのは失った過去への郷愁。
人であった頃を知らず懐かしみ求めてしまう]

それなら良かった。
痛むと言ったら、また小言を言おうかと思っていたの。

[テーブルに置かれたワインを視線のみで示し]

――…ふふ。
貴方が誘って呉れるのなら喜んで。
聞きたいこと、って何かしら……?

[ドナルドの示す対面の席にふわりと腰を下ろし
続く言葉には思わずくすくすと愉しげに声を漏らした**]

敬語なんて必要ないわ。
此処には咎める者なんていないのだから、
貴方の喋りやすいように。

(236) 2010/06/23(Wed) 19時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 19時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[注がれたワインのグラスに手を伸ばそうとすれば
ドナルドの手が触れる。
自分とは違うあたたかくも大きな手]

紳士は大変ね。
――…嗚呼、やっぱり。
そうやって話して呉れた方が嬉しいわ。

[止んだ敬語にそんな感想を漏らした。
確かめるような問い掛けに僅かに困ったような微笑]

貴方が知っている通り……
私はお兄様と同じ吸血鬼。
人の血を喰らう魔物でしかない。

[そう紡いだ声は感情の乏しい淡々としたもの]

人間らしく、見える……?
そんなの……、きっと、貴方の、気のせい……

(241) 2010/06/23(Wed) 20時半頃

[毒は、城主には、おそらく効かない。
 なれば、もし、その身を捧げたとしても、


 彼女の人生には何の意味も残らなくなる。


 それは、させたくなかった。]


 葬列の乙女が来ても、


          食らわないでくれませんか。


[そして、そう城主に願いの言葉をかけてみる。
 無駄なことだとはわかっていても…。]


[城主の囁きが女の耳朶に心地よく響く。
薬屋が愛慕と感じた其れさえ女自身は気づけずにいた。
指摘する者さえ居なかったのだから其れを意識する事もないまま]


――…哀しい事を仰らないで。
愉しまねばならぬ“義務”ではなく
お兄様には愉しむ“権利”があるのでしょう?


捧げもの………?
嗚呼、そういえばそのような娘もいましたね……


[あまり興味がなかったのかそう呟き]


お兄様が問題無いと仰るならそうなのでしょう。
だって、誰よりも私の事を知っているのはお兄様だもの。


[婚礼衣装のようなヴェールを被り、最上階へ向かう
葬送の娘の様子には、気付いている。
彼女が最上階へたどり着いたとしても
其処には影が立ちふさがるのみ。

城主は其処に居ないのだから]


[血を与えし眷族の願いが聞こえた]


――…欲しいの?
それとも、あの娘を憐れんでいるの?


[それだけを問うて。
女は兄の意向に従うのみ――]


 葬列の乙女を、喰らうなと?
 ……私に命令か。


[サイラスに薄く笑みを混ぜ答える。
同時、ローズマリーの呟きに、柔かな声をかけた]


 そう……私には全てを手にする権利があるのだったな。
 葬列の娘は、黒薔薇が気をつけろと。
 ……しかし人の毒が私に効くはずが無かろう。

 私の血を幾度も分けたお前とて、同じ。
 ただ、万一があっては……困るな。

 早々に処分しておくか?


[眷属となった薬師の願いを聞きながらも、冷たい提案を口にする]




 ――……ッ

[ローズマリーの言葉に、まともに動揺をみせる。
 欲しいのか、哀れんでいるのか。


 ああ、こんな自分であるのに、
 それは二つとも、思える感情で……。]

 ――……ッ

[ただ、苦しげに息をつく音。]




[処分、の言葉には目を見開いて…。
 唇を噛み締める。]


――…ええ。
義務ではなく権利なのです。
私を好きにして良いのもお兄様だけ。


[柔らかな兄の聲に女はうっとりとした様子で]


黒薔薇が気をつけろ、と……?
あの者はよく働いてくれること……
人の毒がお兄様に効かずとも
毒を得た血はお兄様のお口には合わないのでは?


[案じるような聲は無論兄のためのもの]


私に異論はありません。
お兄様の為の捧げものなのだから
お兄様のお気の向くままに。


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