226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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―裏返しの終わりと始まり―
外の世界への酷薄さ。それを忘れさせてくれた、道化の格好をした男のひと。 もう会えない。もう会えない。世界が白くて見ていたくなかった。 蹲って泣いていたのを、見つけたのは他ならぬトレイルだった。 冬の寒空の下だった。 ただ、黙って僕の頭を撫でていた彼が何を想っていたかは、僕にわかる筈もない。 粉雪舞う中、喪うことの恐怖を僕が憶えた。
彼が先に僕の幻覚に勘付いたから、偶然部屋を覗いた時に見た薄紫の花に触れた。 僕の不調にすぐに勘付くから、こちらも辛辣に指摘した。
僕たちは、どこまでも相容れなくて。とても気があった。 僕たちはきっと、似ていて。似ていなかった。 僕にとっての喪失は(恐怖は)、誰かが喪われていくこと。 君にとっての喪失は(恐怖は)、自らが喪われていくことだったように思う。
今更だから。 《答え合わせ》なんてしないけれど、さ。
(303) 2015/06/11(Thu) 01時頃
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―裏返しの終わりと始まり―
それに。おそらく僕は多分。――…君の、欺瞞に気づいていたかもしれない。 面倒見の良い、おとなの振りして。気遣う振りも本当だろう。 その裏に潜んでいるのは、自己保身。
誰だって、自分のことが大事だよ。 それを隠したがるのも、君らしいんだろうけどね。 そんなこと、大人振って格好つけてる彼に、絶対に言ってやらないけれど。
(僕に、みんなに。掛けていた言葉の、半分以上は本当だろう? だったら、自分を卑下しなくていいのに、さ)
強くてしなやかで、故に脆くて弱いひと。 無遠慮に踏み込んで勝手に世話を焼く、ひと。
(304) 2015/06/11(Thu) 01時頃
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―裏返しの終わりと始まり―
偶然に積み重ねって出来た関係は まるで補う合うようだったと僕は勝手に思っていたようだ。
ほらね。トレイル。
大嫌いな君に (背中合わせの意地っ張りの僕が)
(305) 2015/06/11(Thu) 01時頃
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[――…伝えることなんて、
今更、何ひとつとしてない。ないんだよ]
(306) 2015/06/11(Thu) 01時頃
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[>>311(ろくなことを考えてないな) 何を考えているかは、わかる筈もない。当て推量でしかない。
お互いどこか似ていたような気が、彼はしていた。
”みんな 一緒に 消えてしまえば いいのに。”]
それ、君がいうの? ”らしくない”のは、君の方だろ。トレイル。
あー、本当らしくない、らしくない。
[言っている彼自身、そんな風に想ってない。本性あらわしたな、とか思っていたが口にしない。
ひどくトレイルの双眸が>>311頼りなげだった。まるで。そう。 ”おまえはいかないよな?”と、伝えているようなのは、かすかな。かすかな罪悪感だ。]
(314) 2015/06/11(Thu) 01時半頃
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……はあ゛?
あれもそれもこれも、なんて無理なことぐらいわかるだろ。 じゃあ言わないよ。
[何なら約束してもいい、と売り言葉に買い言葉で言いそうになって押し留まった さすがに勘付かれると思って、慌ててサンドイッチで口を噤む*]
(315) 2015/06/11(Thu) 01時半頃
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[>>316いつも通りの、皮肉めいたような、他の情が混ざっているような双眸だった。 ひどく安心した、メルヤ自身。 その顔がせめて見たかったのかもしれない。などと、思った。
欺瞞かもしれない。トレイルの、思慮に。]
そうだね。 …そっくりそのまま、返すよ。
[手を伸ばしてくれば、払う理由も特にない。 メルヤも鱗が増えていた。頭の皮膚にも髪に隠れて見えない部分があるけど、放って置いた。 その仕種はひどく、何故か。懐かしかった。]
坊主とかアンタとか呼ぶのやめてくれないかな? ……それ、聞くの? わ ざ わ ざ
[わざわざを、強調した。いつもの調子を、取り戻したか。そんな振りをしている。
>>316どこか、真剣さが帯びている声に、溜め息を細長く、吐いた。]
(322) 2015/06/11(Thu) 01時半頃
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――みんな一緒に、消えられたらいいのにと思っていたよ
それが、無理なら
[ふ、と。彼自身いまさらのように勘付いた。 堪えたのは、あふれ出しそうになる。
救済なんて、どこにもない。唇が、歪む。]
(323) 2015/06/11(Thu) 01時半頃
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知るもんか。それぐらい、自分で考えなよ。
…君が。 どれだけ、忘れても僕は忘れない。
忘れない、落とさない、零さない、欠けない。 幻覚にだって、何も渡さない負けない…!
君が忘れることを許されることなんて望んでなくても、僕は勝手に許して、それで。
勝手に消えていってるとこ
……見届けたかったよ。
[最後は、声が震えていた。 視界が、不鮮明だったのは何故だろう。わからない。]
(333) 2015/06/11(Thu) 02時頃
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[最後を見届けたかった、僕の自己欺瞞。 言わないけれど、絶対に言わない。彼にとって、関係性に名を付けることも躊躇われた。]
[ぽつり。知らず零れた涙が一滴。 叶わないことばかりで、現実は残酷で無情だ。
(名前、呼ばないよね。本当)]
邪魔したね。 ……ごめん。
[後は引き止める声があろうとも 振り返ることもなく、急ぎ足で自室へと*帰っていった*]
(335) 2015/06/11(Thu) 02時頃
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―深夜:自室―
[不意に彼の周囲に、病院の関係者が数人訪れた。 彼は溜め息ひとつ吐く。常と同じ愛想笑いすら浮かべて、おとなしく指示されるままに従う。 差し出されたのは、粉薬と水。毒でも入っているのかと訝しんだが、彼は気にしなかった。]
(……みんな。 僕のこと、早く忘れてね。)
[小さな、小さな呟きは誰の元にも届くことなく。 彼は出された薬を飲み、すぐに深い眠りに落ちて意識を失った。
ナナオとユリ達が居る場所へ、彼は夜の静寂に溶けるように 担がれて*連れられて行かれた*]
(336) 2015/06/11(Thu) 02時頃
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