18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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[ 涼しい顔で応える。]
ガキが一丁前に何様のつもりだ?
ああ、ああ、人間様のつもりか。
たく、頭に血の巡ってねえガキだなぁ……。
[ 髪を掻き、目を瞑った。]
アホ臭えママゴトか、好きにすればいい。
[ そう言ってあくびをひとつ。]
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[ ドナルドの笑み>>164を受け止める。 昨日は酷く重く、到底支えきれないと感じた一票の重荷。
今は違った。 アイリスは、死んだのだから。]
ちゃんと考えてるわよ。
[ ただ、そうやって敢えて敵を作るような発言を繰り返すドナルドに、少しだけ別の色を含んだ目を向けた。 髪を撫ぜる手に擦り付けるように、微かに首を傾ける。]
(169) 2010/07/04(Sun) 23時半頃
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……あたしが、みんなと違うのは、わかって、る。でも、あんな風に、言わなくたって、いいじゃない。
[ドナルドからは視線を外したまま、絞り出すように、そう“声”にする]
言うさ。言うに決まってるだろう?
[ 薄く笑った。
周りは人狼を探し出して殺そうとする者だらけ。]
現実から目を背けて逃げ道捜して回るガキが偉そうに。
俺に意見たれるんじゃねえ……耳障りだ!
[ 声なき声で吠えた。]
……背けてるよ。探してるよ。
[ああ、でも。
そんな道は、きっとどこにも。]
――勝手にしろ、俺はもう知らん。
[ そのような道は己には用意されなかった。
幾千の夜を飢えながら問うても見つからず、幾千の夜を爪で切り裂いても出ては来ない。
もうこちら側には、この問いに答えられる者はいないだろう。
それを口に漏らすのははばかられ、ただ突き放した。]
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[ ペラジーのあっけらかんとした物言い>>175に頬が強張る。 人の心を乱せば人同士で殺し合わせられると欠伸混じりに言い、また今、自分が死んでも話の種にもならないから襲われないと言う。 その思考が理解出来ない。
ヤニクの言うように疑われることに関心のない人間なのだろうか。 これが人間の考えならば、尚更――怖いと感じた。 狂気と呼べる程の乱れではない、ただ、背が凍るような違和感があって、手に力を篭める。]
ペラジー…
(181) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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……冷たいんだか、優しいんだか、わかんないね、ドナルド。
[完全に空になったコップに視線を落としながら、ぽつりと。]
………ドナルド、処刑…され…るの?
さあな、知らん。
[ そっけなく言いつつ、扉へと向かう。]
こちら側には俺の欲しい物なんて無かった。
[ それが無駄に飢えにのたうち回り、無駄に腹を満たした末の結論。]
それが有るんなら、何処へでも行ってやるさ。
[ 扉に手をかけ、外へ。
赤い月が、出迎えるように。]
もし『そっちにもそんなものは無い』って言ってみやがれ、神サマよぉ?
――その首、喰いちぎってやるからなァ!!
[ 最期に、遠吠え。]
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[ 票がドナルドに集まっていることはわかっていた。 それを受けて、笑うドナルド。
その人は違う、と喚き出しそうになる。その人は違う。ただの乱暴なひねくれ者―― 口に出来ないのは、笑みに滲む禍々しさを否定出来ないから。]
やめてよ…やめて。
[ 掠れた声は、扉へ向かう男には届かないだろう。]
(188) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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[響いた遠吠え。ぽたり涙が腕に落ちた。
その涙は何を意味していたのか。
少女自身にもわからないけれど。]
……きっと、きっと、ある、よ。そっちには。ある、よ…
[彼が、何を欲していたのかさえ、知らないけれど。
ぽたりぽたりと溢れる涙をぬぐって、風に“声”を乗せた]
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 01時頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 01時頃
[ 足元、赤い影が迫る。]
ほら、俺はココだぜ?『狂気の桜』よぉ?
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[ 男の腕の中、目を瞠いて。 震える手できつく手の平を握りしめる。
――その人は違うの――
ドナルドの声。高過ぎる跳躍。人ならざるモノの動き。
――その人は――]
ドナルドォッ!
[ 涙が溢れた。]
(200) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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