199 Halloween † rose
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君がくれる新鮮な情報は、
じいさんの私にとって貴重なものだよ。
親愛なるジェレミー。
[手紙の書き出し口を告げて、笑気を纏う。
金色の毛並みの大きな獣を前にすれば
小さな淡い金色の栗鼠など小さな存在。
あの頃よりも、彼は随分とおとなしくなった気がする
存在としての面白みと、「慝い口」は増すばかりだが]
では、最後の晩餐だね。
君が苦悶に苦しんでいるのを前にして、
おいしく食事を取るのは、私の趣味から少し外れる。
[悪酔いへの誘いに、くすりと笑い。]
Vă rog.
[是非、と未知なる味覚を思いながら。
静かになった彼に、また明日、と言葉を添えて*]
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[まさか狼男が体調不良だなんて悪魔としては抱腹絶倒なイベントが起きていることなど露知らず。
>>252抜けてたら摘んで引っこ抜いて丸呑みしてる と言いはしないがデビルスマイルが返事代わり。]
貰えんじゃねぇか?
っつーかよ、明日はさすがに元通りだろ。 もっぺんハロウィンやり直し、はいまた頑張れよ、ってなってたらオレは暴れかねないぜ。
[>>259自分も念の為に美味そうなものから隙あらば腹へ収めてはいるが、さて なにはともあれ、雑談の傍らにパーティ会場へ趣いた]
(264) 2014/10/24(Fri) 01時頃
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そうですか、良かった。
忘れられてしまうのは、やはり寂しいから。
[どこか安心したような吐息を零す。
機嫌良く明るい声音も、先日聞いた調子と同じで
嘘ではないと物語っている其れだった]
そうですか。それなら良かった
お使い、ありがとう
[その場にいないネコを撫でられない代わりに、
ちらりと寝室を振り返り、猫の目覚まし時計を思い出して*]
自分のことをそんなにじーさんじーさん言うなよ。
まぁ、オレに比べりゃ、たしかにそうだけどな。
[身体の大きさと魔物の年齢はもちろん比例しない。
そして、ニコラのほうが悠久の時を刻んでいるのは確か。
そういえば、シーシャや、ブラックドッグ、みーみーなどは実はいくつだろう?
じーさんなら、それはそれなりに笑ってやろう。]
最後の晩餐か。
じゃ、いつまで生きなくちゃならないいかな。
[静かになる前に話していたのはそんなこと。
実際は、そんなこと無理なこと、知っている。
だって、吸血鬼は不老不死。
いや、逆に、ニコラから言わせれば、狼男の寿命など、ひと呼吸するようなものだろう。狼男は狼に化ける以外はただの人間だ。
寿命もそれきり。]
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― →パーティー会場 ―
[>>@56戦友というか、同業者というのか 同じ達成感を胸に食べるハロウィン菓子――観客から齎されたものと露蝶の土産―― はなかなかに格別だった。]
言うじゃねぇか。 じゃあテメェの言葉がウソだった暁には……
何をしてもらおうか……
[>>@59売り言葉に買い言葉。 脅すような笑みでフェードアウトしたところで酒場に着いた。
まさかあの人々の中でグレッグもショウを見ていたとは知らず、そして会場にいるのもまだ知らない。 当の悪魔は]
ワァォ、明日は雪と雷のハロウィンかもな
[>>@55到着するやいなや、見てはいけないようなモノを目撃していた]
(268) 2014/10/24(Fri) 01時頃
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シーシャは、見ないふりをしようか
2014/10/24(Fri) 01時頃
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あぁ?
[>>269声が聞こえた。 ガッと口を開きかけてすぐに思い直し]
……もうボスじゃねぇ。 新しい飼い主でも探して楽しくやれよ。契約証は追々処分する。
[仮にも一度口にしてしまったセリフである。 撤回の理由もない。決定事実として述べ、素っ気なく顔を背けた。]
(271) 2014/10/24(Fri) 01時半頃
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君と話していると、心持ち若くなった気になれる。
退屈しない――から、かな。
[年寄りを自称することを咎められたので、
甘く笑って、旧友から潤いをもらっていることにする。
まあこれは、半分以上嘘ではない。
ひとりきりになった城は静かだし、退屈を凌げるのは手紙と、
年代物のブラウン管くらいのもの。]
君は死んだら、私が目の前で食べてあげる。
…だが、熟成させないと味が軽いからね
早死なんてしないでくれよ?
[退屈に染まる日々を恐れ、制す口調は軽やかな其れ。]
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ハァーイ。
[>>@60聞こえてしまったら仕方ない。 愛想笑いで片手を振りつつ、そっといざという時に応戦(?)しやすい距離をとっておいた が]
あのなぁ。 ンなクソ下らねぇジョーク吐くかよ。
テメェだってオレの下は合わねぇって思ってたんじゃねぇのか? どうせすぐどうこう出来る状況じゃねぇから少し考えとけ。
[>>277回り込んでくる黒猫に溜息がひとつ。 取り出される菓子の上には一度手を載せるだけ。自分で食え、と顎を軽くしゃくり
もう一つ、ついた溜息は魔物のささやきが乗るだろう]
(280) 2014/10/24(Fri) 02時頃
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有り得ちゃなんねぇが、明日もまた”リセット”されるかも知れねぇ。
貰った菓子は気に入りのヤツから今日中に食っとけ。
[黒猫へ、ハロウィンキングとして何より大事な業務連絡だった]
えっ……
[落とされた囁きに、バケツの中に戻された菓子達を見る。
露蝶のユエピンに、揚げ菓子に、リーのキャンディー。
そして……]
……うん、分かった。
[蜘蛛ゼリーも、今度こそ食べておかねばなくなってしまうのだろうか。
じっと見つめ、眉を下げた。]
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……いや、
[>>@63何と言えばいいのか。]
ちょっとした方向性の違いってヤツだ。 この話はまた別ン所でもできる。
[人間達が組むバンドの解散理由じみた濁し方にしかならず、しかしこの場で悪魔だの使い魔だの話すのは流石にどうかと思う。
>>282へこたれる黒猫のカボチャのバケツに自分が会得した菓子から棺桶の形のクッキーを追加してやり、]
踊るんじゃねぇのか?
[もしかしたらまたなかったことになるかも知れないレッスンへの誘い。 華月斎の方へ、右の手を差し出して*窺う*]
(283) 2014/10/24(Fri) 02時頃
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もしも。
[”あっち”にいれば四季も何も関係はない。
凍え死ぬだなんて、仮にも使い魔が言うのかと辟易した内心と裏腹に切り出していた]
もしも、何かどうしても残しておきたいモンがあるならオレ様の力を貸してやる。
契約証がある限りはオレがテメェの主だからな
[うんざりしているのに情けを掛けてしまうのは黒猫があまりにみっともないからか、情けないからか、それとも通年より人間の姿で長く居すぎたからだろうか
自分が黒猫なら忘れたくないものを忘れずにいたいかも知れない、と 思わないでもないからか]
[悪魔の魔力を込めた魔法陣の描かれた小ぶりのポーチがひとつ、黒猫のバケツに落ちる*]
[黒猫の深層には、仔猫の頃の記憶がある。
名前すら付けられぬまま、雪に埋まって死んでしまった、ちっちゃな黒猫のちっちゃな記憶。
”あっち”にいれば、冬はない。
それに仮にも魔物なのだから、凍え死ぬなどありえないが。]
もしも?
[シーシャと一旦別れようとして、かけられた言葉に、足を止め、また振り返る。]
…………。
[残しておきたい物は、カボチャバケツの隅っこに転がっている。]
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