人狼議事


298 終わらない僕らの夏休み!

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[輪郭がぐずりと沸き立つ。吹き上がるように激しく燃え上がる。

否、違う、違う……だめ、安住さん、安住さんだから、
安住さんが、あの日、本当に独りぼっちだった私に
次に、『明日』から続く未来に約束をくれた人、

学校がはじまったらまた顔を合わせる事もあるだろう
きっとその程度の約束がどれだけ己にとって救いであったか、あれは喰らってはいけない、

ちかちかと両目の奥が眩しい。痛い。心地好い……
───半ばを茫然としながら、彼女に正体を知られた事をどうにか飲み込もう*]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/07(Sat) 18時頃


[ぐらり、ぐらり、と波に揺らされるように視界が揺れる。
水の底は少し異質だ。己の領分ではない。『アレ』の纏った湿った気配とも違う。
焦げ付いて、絶えず灼かれ続ける己の身を置くにはこの清涼な青の世界は澄み過ぎている。

嗚呼……喰らってしまいたい。取り込んでしまいたい。
繰り返されるただ一日のその先をくれた彼女と共に、先がある、先へ行けると言う約束された希望と共に閉じ込めてしまえたなら。

そんな思いでいるだなんて、彼女に知られたらやはり疎まれるだろうか、恐れられるだろうか。
掻き抱いた少女の体は水中にあってひんやりと冷えていたかもしれない。]


[それでも暖かかった。
命だ。
嗚呼、嫌だ、離したくない。
じくり、と彼女に触れた皮膚が泡立つように火脹れを起こし、黒く変色する。

駄目、駄目だ、駄目……奪わせないで欲しい。
あんなのはもう嫌だ

相反する思いに震えながら縋るように抱き締める。
こんな、どうしようもない事を考えてしまう私をどうか嫌わないで、厭わないで欲しい]


【人】 双生児 オスカー

[後ろから声がしたのには、レイ姉>>182より一瞬遅れて振り向いた。
 未だに後ろめたさがあったのか、見つかった、と思ってしまって。
 すぐに『同盟』の仲間とわかれば、追って後ろに控えめなお辞儀をする。
 順に紹介>>185をされて、その時にもちょっとずつ頭を下げた。]

秋山先輩。

[この人が、と思う。
 この人が昨日の、救急車で運ばれた人。
 やっぱりあんまり知らない顔だって思ったけど、同類だって聞けばなんとなくの仲間意識で、へら、と笑った。]

(215) 2019/09/07(Sat) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

[どっちかって言えば、出口先輩の方が威圧感はある。
 でかいし、ガタイいいし。野球部のすごい人、ってことは力とかもありそうだし。
 けどまあ、ファーストコンタクト>>184が気楽なものだったので、気は引けずに済んだ。]

よろしく。……お願い、します。

[ただ、緊張はちょっと見えちゃったかも。]

(216) 2019/09/07(Sat) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

[男子更衣室に行く間、なにか話とかしなきゃって思ったけど、秋山先輩は"忘れてしまった"っていうし、それ以外の共通の話題は思いつかないしで、出来た話は]

秋山先輩って、泳ぎ下手なんですか。

[っていう、失礼な質問くらい。
 とはいえ空気が悪かったわけじゃない。
 図星をつかれたっぽい秋山先輩にヘッドロックを喰らいかけたのを、避けたりお互い笑ったりはしゃいでるうち、更衣室についたってだけ、ってのが正しいかもしれない。
 まあ、緊張はすっかり解けていた。]

(217) 2019/09/07(Sat) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

――プール――

[そして、きっちりしっかりと水着に着替え――といっても、海パン1枚だけど。
 プールサイドに出て行って、目を疑った。]

……え。

えっ?

[レイ姉とか、岸姉とか、ヒナコ先輩とか。
 それからあれ、近くの安住さんちのオネーサンじゃないか。
 その面々が、制服のまま、水に浮かんで、バシャバシャ泳いで]

(218) 2019/09/07(Sat) 19時頃

[花火の夜にあたしは焼け溶けたどろどろ燃え続ける誰かと会った。
今日は水をかぶったせいかしずかに燻っている。
何かをおびえているみたいだ。あたしはかわいそうだね、と声をかけようとしたと思う。9月1日のあたしと違いあたしには耳がよく聞こえない。]


 縺九o縺?◎縺?□縺ュ

[前回の9月1日は気づいたらかわりにあの人が一人をこの町にしっかりつなぎとめてくれた。
でも、大変だね。つらいんだね。
じゃあ、今度はあたしがやるね。]


【人】 双生児 オスカー

……、

[ごくん、と生唾を飲んだ。
 いいか、いくら姉としか思えないと言っても。
 叱るところの印象が強い友人の姉と言っても。

 中学生男子の欲というのを舐めてはいけない。]

(219) 2019/09/07(Sat) 19時頃

オスカーは、中学生という利点を盾にして飛び込むか、理性で抑えるか悩んでいる。

2019/09/07(Sat) 19時頃


[8月に死んだあたしは尋ねる。
耳は水が入ったようにぼんやりとして聞こえない。

縺昴?莠コ縺後>縺???、つぶやく。
その莠コ縺後の? つぶやく。
その人が縺後? つぶやく。

自分の言葉を確かめるように、言った先からさっき言った言葉を忘れてしまったように、壊れたおもちゃが録音された音声の一部分しか再生できなくなったように、さざなみの音のように少し話した。]


 その人がいい?


[声に出せたそれをあたしは気づかない。
颯成が来て言葉をとめた。]


【人】 双生児 オスカー

う、うん。

俺は、水着で、いいの?

[>>220うんなんかその場の雰囲気だったんだろうな、というのはわかる。
 レイ姉は別にノリが悪いわけじゃないけど、自分から率先して飛び込んでいきそうにはない。
 プールに来て水着でいいのってのは変な話だけど、この光景を前にしては聞きたくもなってしまう。]

(223) 2019/09/07(Sat) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

お、遅かったって、そりゃ着替えてないのに比べたらさぁ……

[>>222来る?と聞かれてもぎりぎりの理性が透けブラ天国に入るのを留めていたが、足元に水がかかると話は別だ。
 もう一度生唾を飲んでから、意を決して水際へ。

 座って足先をつけ――目をつぶって、どぷん、と勢いつけて飛び込んだ。
 ぷは、と顔を上げれば、冷たい水に興奮も少しさめて、プール楽しい、に切り替わる。]

(224) 2019/09/07(Sat) 20時頃

[黒く淀んだ何かの奥で酷く耳障りな音がしている。
ごぼごぼとわき立つ音はこうして水の中へ身を浸して見てもやはり周囲のそれとは違って聴こえる。生々しく詰まって溢れて何処かで痞えたような異質なものが伝えて来る言葉を理解する事は難しい。

哀れまれたのだろうか。
感情と言うには淡く思える機微だけは察する事が出来た。
次いで何かの問いを受け取る。聞き取れない。
寄せるさざ波、繰り返し弾ける波頭。押しては返す水音。
幾度か試みられたそれをようやく受け取った。]

ハハ、何、優しィじゃん
…あァ、私の意見は考えなくて良ィよォ


[颯成の姿が目に入る。溢れるような『コレ』の声色が聴こえただろうか。
小さな笑みとも呻きともつかぬ音をぐつりと煮え立つように漏らした]

[己が選択をするのであればこれは駄目だあれは駄目だといくらでも除外は出来る。
脳裏に浮かぶいくつかの貌、照れた貌、笑った貌、驚いた貌、
然し『コレ』が動くのならば、その判断を否定も肯定もしたくはない。
何をするなともして欲しいとも求めるつもりはない。]

……でも訊いてくれてありがとう


[問いがどのようなプロセスで生み出されたのかはわからない。
然し選択を差し出されたのは確かだったのだから。

何時かの花火の夜。
もくもくと風に流れる煙越し、まき散らされる火花に見惚れるていた少年の傍らで『コレ』が淀んでいた姿が思い出される。『コレ』にとって彼がどのような意味を持って居たのかは解らないが
『コレ』が何らかの機微を抱いていたとしても己も『コレ』に己の選択について何を言われるつもりもない──あの夜の事は、この腕の中で燃え尽きた彼の最期は私だけもの、私だけが持っていたいものなのだから。
ぶすぶすと燻る喉が意味もなく小さく鳴った。*]


【人】 双生児 オスカー

そ、だよな。
でもこん中に水着ではいんのなんかやじゃん!

泳ぎやすいしきもちいーけど、みんな服着てんのにさー。
俺だけ日和ったみたい。

[>>228他にも水着姿の男子が増えればいいんだけど。
 と、プールサイドの秋山先輩たちを見る。]

(236) 2019/09/07(Sat) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

あれ、先輩たちはいんないの。
なんで?

[そりゃ、秋山先輩を溺れさせないって目的はあるけど、学校のプールで溺れて死ぬみたいなことは考えにくいと思ってた。
 そこまでのカナヅチって、プール行くってのについてこようとはしなさそうだし。

 女子の濡れ透け制服の真ん中で、来ないのー、ってもう一回呼んだら、「じゃあ俺も」>>230ってやる気を見せだしたから、面白がって手招きした。]

(242) 2019/09/07(Sat) 21時頃

……その人? 意見?

何のこと?

[泳いでいる間。
 いくつか交わされる言葉を聞いていた。
 その声の主が、レイ姉とヒナコ先輩なことはもうわかっている。
 レイ姉と話す隙を縫うように、ちらちらと二人の方を見る。
 片方は水に口をつけて、それこそレイ姉の方から聞こえてくる声みたいな調子だった。

 もしも聞けていたら。
 誰かの"明日"を奪ってループを保っていることを、知っていたら。
 こんな呑気にしてはいられなかったと思う。]


【人】 双生児 オスカー

[その横で、名前を呼ばれてそっちの方を……見……>>234]

待って待って待ってちょっと待って。

[刺激!刺激が強い!
 幼馴染でも友達の姉でもないちょっと年上の近所のオネーサン、青春の対象にするにはドンピシャがすぎる。
 白いブラウスに白い下着が透けている。いやもうみんなそれはその通りで全員透けてんだけど、それにしたって、それにしたって!

 大須賀さんちの颯成くん、に安住さんちのオネーサン、と返すより前に、目を顔ごとそむけて半分くらい水に沈んだ。
 吐き出す息がぼこぼこと泡になる。]

(245) 2019/09/07(Sat) 21時半頃

[人に優しくするのはいいことだと教わってきた。
死んだ後のあたしにも、生前そうなら残っていることだ。
だから今哀れむように声をかけたのも、生きていたあたし由来のものだ。

実際優しいかどうかなんて、
判断するのは生きいても死んでいても難しい。

あたしにとって「代ろうか」と言うのはそう難しいことじゃなかった。
それで、声を聞いてくれた『あの人』は、わらっていた。

9月1日の宍井澪であるあたしとダブるみたいにして、死んだ宍井澪は少し体を揺らして、ゆるゆると頷いた肯定をした。

あたしの鈍った頭にもわかる。

だれでもいいことが。]


[何のこと? そう問う少年の声音は耳に届いていたが、
その答えを発する事を拒絶するように暫く水に沈んでいた。

レイ姉だよ、と引き合わされた日の事を思い出す。
社で寄り添っていたこの小さな灯と泡立つ水の気配を纏ったノイズと。

嗚呼、そう云う事だったかと思い至ればいっそ哀れに思える。
繰り返される今日の中で忘れる事をあんなにも恐れていた彼に近しいモノが彼が手放したくないと願うものを他者から奪って行く。

『コレ』と『己』が呪わしい簒奪者だと云う事を己の口から告げる事はしない*]


【人】 双生児 オスカー

っ、わ!

[心臓に悪い安住さんがワタル先輩の方に行ったので、助かったと油断してた。
 冷たい水にゆらゆら揺られているだけで結構楽しい。
 潜ったり泳いだりしよっかな、って思ったところで、目の前の水が塊で持ち上がった>>251

 ってだけでも驚いたのに、そこに出てきたのは安住さんで]

ま、待った、よね。そーだよね。
あの……久しぶり?

[なるべく透けた胸元は見ないように、出来るだけ目を見て挨拶をした。
 笑った顔はぎこちなかったかも。]

(255) 2019/09/07(Sat) 22時頃

[ちいさく首を振る。
お礼を言われて死んだあたしは微笑んだ。
つもり。()

幽霊であるあたしの顔がどんな風にあの人に見えるのかはわからない。
家に置かれている膨らんだあたしなのか、それとも黒い水たまりなのか。はたまた生前のあたしなのか、9月1日のあたしなのか。

あたし自身にもわからない。水鏡にうつったとして、そこにいるのはプールの水面で歪んだ9月1日の宍井澪ばかりだ。

9月1日の宍井澪が気にしている、昨夜燃えて死んだ男の子のことも黒い水たまりのあたしは気にしていない。

彼はこれから決まった9月1日をなぞる。
その9月1日が、ほんとうの9月1日。

それに何も思わない。()
そも、あたしは8月に死んだのだ。とっくに。]


【人】 双生児 オスカー

そ、かな。
こないだ、買い物してる時、会ったよね。

[会ったら会釈くらいはする仲だけど、その時は当然ブラウスは透けてない!
 自分が刺激的な姿だということはたぶん無自覚なんだろうな、と思う。なのでこっちが自衛するしかない。
 顔を見る、顔を見る、と意識してたら、ヒナコ先輩に呼ばれて>>257安住さんはそっちに行ってしまった。

 今度こそ助かった。
 少し泳ごうと、床を蹴って泳ぎはじめた*]

(262) 2019/09/07(Sat) 22時半頃

[颯成からの質問であたしは口をひらいた]

 諢帶海先輩
 でも、違ってい縺んだっ縺ヲ

[耳は相変わらず水のなかにいるみたいにボヤけた]

 あたしが代わ繧、に
 そうじゃなくて いい縺ソ縺溘>

 だからあたし遘句アア先輩に
 今度こそ螟冗・ュ繧、なつ、な、螟冗・ュ繧に……
 
[みんなのどこか楽しそうな声のなかで、独り言みたいにごぼごぼ喋った。**]


[だからもう、誰かを決めてる。

昨日から決まっていて、変わっていない。
たまたまあの人が先に済ませたから、しなかっただけ。

あたしは町が9月1日を無限にするためでなく
あたしの願いをかなえるためのことをする。

結果は同じ。
一番、一番あたしがいなくなってほしいのは**]


[ごぼごぼと不明瞭な音。
もう余り明瞭に意味を聴き取る事はできない。

何かを『ソレ』が決めたのなら、己はただ其れを領分の違うものとして肯定するのみだった]


……み、先輩?
違って……いた?

代わりに……?

[レイ姉のような誰かがいう言葉を、泳ぎを止めて聞き取ろうと集中する。
 み先輩、は誰だろう。苗字がみで終わる人はいなかったはず。
 名前がみで終わるのは……いたっけ?
 女子っぽいけど、れい、ひなこ、ええっと岸姉は、ちはやだっけ?
 あとは安住さんか、名前なんだっけ。マナ、マナ……みをつけたら、まなみ?
 親がマナちゃん、って呼ぶのからの連想ゲーム。]

愛海先輩が、どうかしたの。
代わりって?


[語られない真実は推し量れようはずもない。
 どころか、ループの原因が何かもまだわかっていないのだ。
 そのくせ、ループするのをいいことに、呑気に遊びたいこのままが良いなんて言っている。
 その裏で何が起きているか、考えようともしてなかった。]


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