82 謝肉祭の聖なる贄
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……ところでさあ。おとなしい綺麗なおにーさん。
お前って、人間に嫉妬とか、したりする方?
[かなり唐突に。殆ど思いつきで、問いかけた。]
(135) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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[銀灰の同胞は美しいが高嶺の花。
流石に死なぬまでも、手を出した代償の高価さは身をもって知っている。
あの時は傷が癒えるまでどのくらい掛かったのだったか…]
え、あ、
……まぁ、そういうことー。
だからー、僕は、……あーいうのはもう、懲り懲り。
[いろを微かに取り戻していた灰白の主に向ける声は
それはそれは弱々しい声、で]
あー……うー………うるるるるるるぅ……
[自分で口にした独り言が切欠で、ひとりで唸っていた。
こんな無様な声、背後に在る贄ごときには聞かせられるものではない。]
[何時かのあの年、食前酒ごときで酔って騒いで
様々に度を越したちょっかいを出した白金に齎された
銀灰からの仕打ちが。
――もし、艶伴うものであったのならば。
そのことは、思い出したくない思い出として、
確かに白金の中に残っている筈だ。
五年前から今まで、若い白金が宴に姿見せてこなかったのは
身体に直に受けていた痛手で、出るに出られなかったという故も、どうもあるようだった。]
[5年前の騒動の折、堪忍袋の緒が切れて激怒した銀灰は、体躯に劣る白金をこっぴどくどやしつけたが。
その仕打ちというのが、首を押さえつけた上で背後から圧し掛かるという大神の基準からしても屈辱的なものだった。
その上で更に、
「何なら主を犯し喰ろうてやろうか。
ヒトにはあらぬ故、そう簡単に死にはすまい」
と、どすの利いた低音にたっぷりの毒と艶を交えて白金のへたりと伏せた耳に吹き込んだのだったが――]
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[謝罪は相変わらず、擦れ声のもので。 それには、もはや何も言うまいとでも思ったか、 ただ小さく鼻を鳴らすだけだった。 それでも感謝の言葉聞こえれば、ひとまず満足げに 金糸の贄を見据えるのだったが――]
――――…ふぅん。 きっと、ねぇ。
……………、
[確りとそのかんばせを捉えながら、答え>>140を聞く。 零れた髪越しからも、その水の如きいろの瞳に在る力は 確かに感じられるようであった。]
(150) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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フッ…フフフフフ。
茶のも、銀灰のも、贄から懐かれているな。
[同胞にのみ聞こえるように、小さく囁く。
その声が帯びるのは、嘲笑か、羨望か、それとも懐古の情か]
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なーるほど。
[>>141ひとつ頷いてみせた頃には、毛並みは紅色一つなく もとの明るい白金に戻っていた頃。 勿論、その肌も、ちゃんと清められていて。]
………僕にとっても、わりとそうなのかなぁ? こうやってさ、人里に出られて、 ちゃーんと元気ないいコに近づけて食べられるっていうのが、 有難いことなんだって、思う事もあってねぇ……。
[ぼんやりと呟きながらも、その大きな瞳は 此方を見つめる贄のアクアマリンを、じぃ、と捉えて――。 もっと間近で見詰めようとするように、少し距離を詰めたりもした。]
(152) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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まぁ、な。
[こうして気安く見せて懐へ招くは、己のよく使う手か。]
割りと俺は雑食でね。どっちかってぇと食えりゃいいってところもある。
あの森のブローリンなんかはかなりのグルメだったがなぁ。
懐く…?
[同胞の声に、ふ、と嗤いを返す。]
懐いた程度では到底。
[足りぬ、と言いたいのだろう。
昔から贄には、その肉だけでなく、最も苛烈なものを要求してきた。]
[――魂を捧げるほどの希求を。
逆にそれが充たされなければ「何でも良かった」。]
肉であれば。
さしたるものは求めぬ。
食いでがありさえすれば。
[まぐわいに充分であれば。]
[その時、あまりにもひどい取り押さえられ方をした若造は、
じたばたと暴れることもできずに、惨めさに居た堪れなくなりながら
きゃんきゃんと啼いていたものだった。]
……あー、やだやだ。
今思い出すことじゃない。
[ただでさえ格も低く器も小さい大神に、抗う術は無く。
死にも出来ず、一方的になぶられ喰らわれ続ける痛みを得るばかり。
あの時の銀灰の声色の、そのいろやまるで、
己が持つ毒たる病よりもさらに濃い、甘く鋭い毒]
[―――…おかげですっかり、あの花のようなかおりは
小さな白金にとってはつらいものとなってしまっていたのだった。
刻みつけられた屈辱と恐れは、今でも、こうして
銀灰に対する無言の形をとって、此処に在る。]
フフフフフ。
私は、人間を手懐ける気も、必要以上のものを要求する気も、起きぬからな。
だが、同胞のそのような姿を見るのは中々に愉しいものだ。
[茶と銀灰の同胞の反応に、実に愉快そうに笑いを零す。
遥か遠い昔。現在の縄張りへとやってくるより以前。
対である「風伯」を永久に喪う羽目になったのは人間が原因だったから。
「己」を維持する為に、こうして村へ足を運んでいても。人間への憎悪と蔑みの情が消える事はなく。
それが故に、贄を弄り辱める事はあっても。感情まで要求する事はしない]
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[>>155贄からの短い返答のあとに、向けられた小さな笑み。 金糸が抱いていた悦びのいろを覚った素振りはないまま、 大神はその耳を、ぴんと立てる。]
ふふっ、
[誉れ、として告げる言葉に、一度、わらってみせて]
ねぇ。 じゃあ、そのために邪魔になるコたちは、 蹴落としていかないといけないよねぇ……。
[その結果「蹴落とされた」贄は食えないものになりかねない、ということは解っていて。 その上で白金の大神は、声を低めながら口にし、 黙礼をしていたアクアマリンを、さらに、さらに覗き込む。 その鼻もまた、贄の鼻先に触れる位に近づけながら]
(160) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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(……そういえば、ぎんいろさま、今年、居ない)
[ブローリンの名に、ふと、四年に一度来る神を思い出し。
件の大神とすれ違う形でやってきた白金は、特に返事を求めるでもなく、呟いていた。]
ああ、ところで茶の。
そろそろ立っているのも飽きたのだが、その膝なり腹なりを借りても良いか?
[寝そべっている同胞と、贄と戯れている他の2人の同胞の様子をちらりと見て。
地に落ちれば汚れ泥水となる雨を司るが故に、地や木などに腰を下ろす事を嫌う性質の大神は、比較的暇そうにしているという理由でそう尋ねた]
無論、そこの贄や他の者と戯れるつもりであれば、無理にとは言わんが。
あれは、用事とやらで先に帰った。
[聞くともなく、白金の呟きが耳に入って反射的に応えていた。
死んでも口にせぬが、冷たくあしらっても懲りず構う、ぎんいろの輩には密かに好意を持っていた。
あれには、話しておきたい――相談したいこともあったのだが、と。
そんな思いが、ついうっかり白金への返事となった。]
おう、構わぬよ。
…戯れるのは、好きだ。
[単なるじゃれあいで終わらぬものも含めて。
常のごとく気安い態度で年かさの同胞を招いた。]
ふふっ。
――…あんな目をした元気ないいコの肝が、一番いい。
[この“いろ”が無くてはならない、という訳ではないものの。
贄にはそんな――「蹴落とす」ような激しい心を欲しがる節のある大神。
故に相手が此方を好いているか否かはあまり考えておらず。
そんな大神はどうも、贄から懐かれることは
これまで、あまり無かったのかもしれない。
アクアマリンの瞳を捉えながら、白金は微かに零して――]
…………………
…………… そ う です か 。
[まさか返ってくるとは思っていなかった返事。
しかもそれはよりにもよって、あの かおりの主。
相当の間をおいて、ようやく途切れ途切れに声を出せた白金には、
銀灰の言葉の裏にある思いは、覚れていなかった。]
では、遠慮なく。
[同胞の了承を得て、その腿辺りに腰を下ろす。
それ以上の戯れも、同胞とならば好むものなので、何らかのちょっかいを出そうとするだろうか]
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[まるで戯れるように掛けた言葉への、贄の反応は ただ声も無く頷いただけ>>163、で。 少しだけ瞳に陰を落とした大神は、喉ならす贄と ぴた、と鼻先付き合わせて、囁く。]
……お前が先に、あのコたちにやられてしまわないうちに、 どうにかしないと、ね?
[白金は、尖った歯がずらりと並ぶ口をそっと開いて。 そして、贄のくちびるをぺろり一舐めするように、舌を伸ばす。 此処に色艶めいた意図はない。単なる親愛の表現の一つでしかない。 其処までこの贄に覚れるかどうかは定かではないが。]
(169) 2012/03/16(Fri) 00時半頃
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