25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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そう、ならへんことを、ねがっとる。
[鈴の音に遮られるように、返せなかった言葉を、椿の花落つる時、呟いた。 それの言葉の真意がどこにあるかは、呟いた本人が、一番*判っていないのかもしれない*]
(310) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 17時頃
…肉を。
[食らいたいと願う。
あのように追い立てられては、たまらない]
[子を為して大成するか、食い殺されるか、二つに一つ。
それゆえ高嶺を名乗れぬ花は、2つと居らぬ高嶺の花と。]
…食ってみたい男でも、見つかったか。
[不意に投げてみる声。
特に目的があるわけではないが。
花祭に出入りする関係、
あの人食い花とは何度か面識もある。
当然、共に"食事"をしたことも、だ]
…乾様も、お父上同様…血は争えぬようで。
このまま色に狂うなら、容易に手の内に落ちましょう。
[嬌声に混じって聞こえる囁き声。]
良い体つきをしておりますし…寺にて節制しておられるのなら、味の面ではあなたのお気に召すのでは?
乾?
…ああ、あの色坊主の。
[小さくわらう。
引き締まった、と聞けば幾らかは
興味があった]
脂身が多いのは好かん。
わたしは悪食ですから…脂のしっかり乗ったものも嫌いではありませんよ。
それに…祭りにて喰らうはただのエサではないのですから。
[子息を送り込んできた家のいくつかは秘密裏に、その子ではない世継ぎを望んでいる場合もある。
当人たちはおそらく知るまい。]
[熱が身を侵食していく
満月が
近い
少年は夢うつつ
真っ赤に染まった先を垣間見る]
肉を――…喰らい、種を植えつけて
[裏の路地で
望まず生まれ、捨てられる子供たち
この世界に何故、底辺と呼ばれる其れ等があるのか
知っている
知っていた]
壊す
この世の理
[遠くに会話を聞きながら
さらに深く、夢の奥へと堕ちていく**]
…わかっている。
[食うだけではない。
その言葉がどういう意味なのか]
…ああ、もうすぐか。
[さざめくような声。
もうすぐ、またひとつ人喰らいの花が咲く]
……イアンの心は主が亡くなった時に、
既になくなっております。
[ぽつり、そう零せど、すぐに小さく笑って]
なんて……殺されるようなへまはいたすまい。
[取って置きのの言葉には嬉しそうに笑みが零れる]
……殺すな等とおっしゃるから
太刀を拒否されるのではないかと危惧しました。
今、受け取りに参ります。
お時間よろしければ、部屋にお帰りください
ああ戻る。
だが、こころはな、なくならぬよ。
それにそういうことを奴は望まないと思うがな。
[それはさりげに、実は知っていること、告げた。]
……なくならなくても……いりません
それに……主の真意は今となってはわかりません……
[高峰の言葉同様に、主の意思を推測する言葉へは
そうとだけ零した]
――其は、幾多の言霊
其は、この世ならぬ鳥のうた
それから
其は、この私よ
愚かなロビン
[つかの間の歌は
途切れ
脳裏で
哂うこえが
する]
そうか。
じゃ、しばらくは、俺に預けておけ。
仕事中は、以心伝心しておかないとだからな。
[さらりと]
…………
[預けておけといわれて、はいそうですかと
言えるほど人に甘える性分でもなく
仕事も絡めば露に拒絶するほど頑なでもなく
返事に窮して俯く]
……先程触れて確かめるとも
申し上げましたし
[そう言って自分が軽口で交わした約束を
律儀に守ることを口にしながら話題をそらした]
[親は天性の誘惑者だった。
何故彼が裏町に居たのか、知る事は結局無く
教わった事といえば満月の夜毎行われる――
多才な芸妓を持つ花と
その稽古を身につけたのは少年なれど
型どおり
譜面どおりの所作
毒花咲かずしては凡才に留まる
噂のロビンは、少年の内で眠る朱いろの花
芽吹くときは、もうあと僅か]
お前は、本当に正直なんだな。
まぁ、いい。
[冗談交じりの件を、また新たに口にしたときは、小さく息をついて…。]
無理せずともよい。
俺なんぞ見なくても触らなくてもよい。
お前の手と目を大事にしてやれ。
[一途な花というものを感じている。]
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―大広間―
虎…鉄……?
[眸の奥に椿の花、地獄の焔を抱いたまま、己の名を呼ぶ相手を苔色は見る。]
どうしたん?顔色わる……って、おいっ。
[駆け出す青年に伸ばす手は、しかし、途中で落つる。 燃える苔色は、落とした手を見る、微か叩かれて赤に染まった手を握った。
今、追ってはいけないと、自覚がある。 追っては、手を伸ばしては……願ってしまうから。 地獄の焔の中にある を。]
(351) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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[沈黙。伏せる瞼の下に焔を隠す。
りぃん――涼やかな音が暗闇の世界に響いた。 苔色を開ければ、いつの間にか高嶺の姿があり芸を所望していた。そして、それに応える鵠の姿。]
(353) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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……そのように、育てられております
[主を知っているならば、主が信仰する神と教義
それも主を通して知っているだろうと]
……無理を、しているつもりはありませんが……
[大事にしろ、そう言われても
大事にする意味を失っている青年は
頷くも否定も出来ず
また返事に窮しそれだけを零す]
ああ、そうだな。お前は何も悪くない。
亡くした主のため、すべてを込めていくのは、花として幸せなのかもしれん。
ああ、そのとおりだ。
余計なことばかりを言ってすまないな。
まぁ、気にするな。
[本当に見えぬのならば、だが、
見えて見ぬのなら、それは、何かが違うと思った。
そして、その事実は、ひさびさに気分を落ち込ませるものだったが、気にしても仕方ない。]
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―大広間―
[白鳥が舞うのを、苔色は見詰めた。 鳴る笛の音に、密やかに胸元を探る。 そこには相方というには、心をかけていない笛が在った。]
……わても、一曲吹いてもえぇやろか?
[鈴の音の余韻が醒めたころ、ほつりと次を立候補する。 その言葉は、笛を芸とする壇上の2人にどう響いたか。
華月は応えを待つ間に、身を舞台へと運ぶ。]
(359) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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…………はい。
[眼前の仕事仲間の口にする言葉に
青年は何度も返事を窮し]
……例え、あの人が望まなくても
それでも私の咲き方です。
私が選んだ以上、私が悪くないとは申し上げられません
……が、おっしゃるとおり幸せだとは、思います。
[それでも、外を眺める刷衛を紅で見据えながら
静かにそうと告げて
例え己が目を塞ぐ様子が
他者の気を塞いでも……己に積はないとは言わないが
曲げることはない]
[ふと、こちらを見ているのに気がつくと]
おまえ、見ないといっただろう。
見たのなら、笑え。
見たのなら、貸した代償は払ってもらうぞ?
[今度はふざけた声になる。]
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―大広間・舞台―
高嶺様に、酌の手妻以外にも出来んか?いわれたさかい。
[唇を噛む夜光の裡はしれぬ。 けれど、行くと去るで交わった地点で、叶うなら励ますようにその肩を叩いた。 鵠はどうしたか、叶うならば、苔色を紫苑色に交わらせて微笑んでみせる。]
ほな不肖ながら吹かせてもらいますわ。
[舞台の中央で手を天に翳す。 ふわり――1羽の白き和紙の蝶が手妻師の指から離れ、空を舞う。手の内から、はらりはらり――和紙で出来た蓮の花がいくつもいくつも産まれ床に落ちる。そして気がつけば、手妻師の手には黒塗りの横笛が1つ握られている。
唇にゆっくりと噴き口が宛がわれれば
―――次に聴こえる一音は悲鳴のような。]
(368) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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……見なくとも触らずとも良いと仰られましたが
見るなとは、触るなとは仰っておりますまい?
何故……?何故笑いを求めますか?
眼が二つあり、鼻が一つあり、口が一つある
皮膚があり、眉がある…けれど笑う要素が何処にありますか?
……それでも、笑えと言うならば笑います
代償をと言うのならなんなりと。
[ふざけた声にはそう、紅を細めながらも
座る刷衛を真摯に見詰た]
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[優雅に舞っていた蝶は、羽を震わせ弛緩したように、地に落ちた。それは演出のように見えて、実際の所、ただ操るのを忘れただけのこと。
凡才でも、稀に才あるものに近しい音を吹かせることもある。 常には手妻の添え程度にしか笛を吹かぬ男が、それを忘れて吹いたことが、その稀を引き起こしたか。 それとも、地獄の焔に煽られたか。
悲鳴のような笛の音は ――嗚呼、それは狂人の調べ。]
[地獄の焔に焼かれ自ら傷むのを願うかのような。 他者に、ここに堕ちてみろと艶めいて誘うかのような。 それでいて惑い、いつくしむような。
混沌。]
(374) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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お前、結構屁理屈な花だな?
あれもさぞかし扱いにくかったろう。
[またおどけたように、かつての旧知にそう同情するようにわざと言う。]
ああ、目と鼻と口がついている。
歯はむき出しで、毛穴はでかい。
目は落ち窪んでて、鼻はつぶれているさ。
[そして、くくくっと笑う。]
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