61 Brother Complex Maniax
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そりゃね、閉鎖的な環境はとても魅力的だよ。
だけどそれじゃ、内側から腐ってしまうんじゃないかってね。
俺はそれでもいいと思える自分が偶に怖い。
おかしいのはわかっているんだけどな、それでもお前達を愛しているから。
[正直な話、どうしていいのかわからないのは自分なのかもしれない。
でも、誰かに頼るという経験はあまり無くて―別の意味で普段は頼りすぎているのかもしれないが―悩んでいた]
それでもいいと思うんでしょう?
俺もそう思います。
手に職がついたからって出て行く必要なんて、無いし
ずっとここで兄弟仲良く暮らしていけたら良いじゃないですか。
[賛同得られて、少し本音が漏れすぎた。
本当を言うならロビンとサイラスが長く家を空けるのすら]
……出来ないのは、わかってます。
皆が皆同じ思いかどうかなんて、わからないし
オスカーはガールフレンドが出来たなんて言うし
そのうち本当に他所に好きな人が出来て、家を出るかも
[言いながら、ふと気づく。オスカーの将来より近い現実に起こりそうな兄弟のが多い事に]
兄さん、今付き合ってる人とか……居ないですよ、ね?
思ったら最後、泥沼だぞ?
閉じ込めて、俺たちだけで暮らせたら。
…………最高じゃないか。
[だからこそ、仕事をする名目で家に長く居すぎないようにしていたのだけれども。
思わぬ賛同に、本音が抑えられなかった]
オスカーのあれは、なあ?
タバサさんが話をあわせてくれただけだろう。
本気にするな。
[勝手にネタバレしてしまったが、これぐらいは許されるだろう]
俺?そんな相手が居たらお前を膝に抱っこしたいなんて言わないと思う。
[しれっとした顔]
出来ないのがわかっていても
……思ってしまうんですよ、それだけ
俺にとっては特別だ。
最高でしょう?
[既に泥沼に沈んでいるのかもしれない。
大学と家との往復しかしていない自分は]
え、あ
[オスカーのネタ晴らしには少し拍子抜けして]
……じゃあ、兄さんもいないんですね
そうですよねぇ……じゃなきゃ休日の昼間からサンルームで昼寝なんて。
[嬉しそうに笑った]
思うだけなら、な。
行動を開始したらもう止まれなくなる。
できれば俺みたいにはなって欲しくはなかったけれど。やっぱり兄弟なのかな?
[とても良く、似ていると笑って]
……うるせー。
お前だって大学で出会いとかあっただろうに。
[何も無かったとは言わないが、結局は此処へ戻ってきてしまうぐらいにはもう泥沼に沈んでいるのだろう]
皆、間違いがなければ血のつながりはあるでしょう?
俺、大学は直行直帰です。
出会う間なんてありませんよ。
[くす、と小さく笑ってあっさ明かす。
友人関係すら危うい現状。視野は限りなく狭い]
……行動、してみますか。
[ささやきひとつ]
もちろん、永遠にってわけじゃあないですが
閉じ込めて、何処にも逃がさない
実際……そういう事が出来たらどうなるか
いっそ繋がってなければよかったのにな。
[最近では友人もからかってくる事は無くなった、というか引いていたような。シスコンよりはマシだろうと金髪の親友をちらりと脳内に浮かべ、直ぐに消した]
行動してみるか。
[外から鍵のかかる部屋を知っているばっかりに、浮かぶ黒い思念]
そうだな。
ラルフが俺の相棒でよかったよ。双子ならもっと嬉しかったかもしれない。
なんて。
ところで今更なんだけど。お前なんで敬語?
昔もっとこう、砕けてたよな。オスカーみたいに。
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[セシルから返答を貰う前か後か、もしくは同時だったか、 唐突にあっ、と声を漏らせば腕時計を確認し、]
おい、もうすぐおじさんが来る時間じゃねえか? オスカーの料理は不安でしょうがないが…… 逃げるわけにもいかねぇしな。
[と、通常音声に戻して言えば、 パンダをセシルに押し付け、そしてその腕を掴んだ。]
天国か地獄か、一緒に逝ってみようじゃないかセシルクンー。
[パンダ声、再び。 彼がパンダを適当な所に置いてくるというのならそれを待ち、 そのままパンダも連行するならリビングへと直行した。]
(240) 2011/08/24(Wed) 01時頃
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