人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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【人】 留守番 ジョージ

──食堂──

 ごちそうさまでした。

[食事を終えて、ぐしぐしと手の甲で口元を拭う。片付けも自分でしなければならないから、慣れない手つきで皿を重ねた。]

 んっ、と……

[深いスープ皿の上にパン皿をのせるような危なっかしい重ねかた。そぉっとそぉっと流し台まで歩いて行く。]

 わっ! ふぃりぱせんぱい!

[扉の開く音にそちらを見れば、先ほど気まずい別れ方をしてしまった先輩の姿。手の中の食器ががしゃんと音を立てて、また薔薇が香った。]

(403) 2011/08/04(Thu) 21時頃

【人】 留守番 ジョージ

[おとなしく食器は受け取られるに任せ、ふるふると首を振る。]

 ううん、びっくりしたけど……体調、なら、しょうがないです。

[シンクに向かう後をついて行って。]

 昨日の雨のせいなのかな。なんだかみんな、変みたい。
 ディーン先輩も、ノックス先輩も……セシル先輩も。

[洗うのくらいは自分でしようと、スポンジに手を伸ばす。]

 フィリパ先輩も怪談で眠れなかったんですか?

[くすくす笑って見上げながら。狭いシンクの前で、フィリパの身体に自然とくっつくような形になる。エメラルド色が揺らめいた。]

(407) 2011/08/04(Thu) 21時半頃

留守番 ジョージは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 22時頃


【人】 留守番 ジョージ

 ランディ先輩は寝てるだけだって言ってたから、大丈夫ですよ。

[誰がとは言わない言葉。スポンジに洗剤をたっぷりつければふわふわと白い泡が立つ。]

 もこもこ……。

[つけすぎたらしい。目をぱちぱちさせて。]

 怪談じゃなかったら……
 ……サイモン先輩、ですか。

[思い出す、昨日のこと。眉尻を下げる]

(413) 2011/08/04(Thu) 22時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[ランディの眠り。それが深い深い、永久のような眠りであること少年はまだ知らない。]

 話、だけならいいです……。

[けど、と言葉の最後は口の中へ。ザックが愉しんでいるような、そしてサイモンが愉しんでいるようなそれが、話だけで終わるはずがないのはすぐにわかる。]

 誰か、強い人と行くとか。……ヘクター先輩とか。

[見た目の怖い先輩の名をあげての提案は、毒をもって毒を制すとかそちら側に近い発想。
 かちゃり、かちゃり。たまに取り落としそうになったりしつつも、どうにか食器を洗い終えてゆく。お湯で泡を流してしまえば、洗剤の匂いは消え、残るのはシャボンと、薔薇と。お湯で暖まりしっとりとした手指。]

(419) 2011/08/04(Thu) 23時頃

【人】 留守番 ジョージ

 ……ふぇ、違うんです! 頼りないってわけじゃないんです!
 でも……

[何もかもが弱い少年には、強いもの同士の強弱はわからない。そんなつもりはなかったのだとばたばた手を振り。]

 うん、だいじょぶ……気をつけてください。

[堂々とした彼の姿は、いつだって頼れて正しいものだったのだから、今度もそうなのだろうと、少し安心した。]

 じゃあ……

[服の袖を引き、かがんでください、とせがむ。]

 おまじないのキス。

[屈んでくれたなら、セシルにしたように頬にふれようと。]

(426) 2011/08/04(Thu) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

 『花を咲かせて』
                   『思いを咲かせて』

[薔薇はうたう。]

            『それはとても気持ちいいから』

     『それはとても甘美だから』


  『後で君にも教えてあげなきゃ』

[呪いを伝うわらい声。]

(427) 2011/08/04(Thu) 23時半頃

留守番 ジョージは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 23時半頃


【人】 留守番 ジョージ

 えへへ、

[顔が近づけば、薔薇はいっそう香るだろう。
 無邪気に笑った少年は、滑らかな頬に触れるだけの口づけを一つ。そして、もう一つ、今度は唇に落とそうと動く。]

(439) 2011/08/05(Fri) 00時頃

 わわっ!

[薔薇の行動に少年は慌てる。]

 だめだよ、口のキスは!


キスなんて別に…なんてことないだろうに。

心地良いのは認めるが。

[いくども穢れ、自ら穢しもした唇に、特別な思い入れなんてこれっぽっちもない。
 粘膜に張り巡らされた敏感な神経が、そこにはあるだけだ。]


口のキス?

[聞こえた声に、問い返すような。]

…そういえば、小さい頃に女の子にされたことはあったな〜。

[思い出してほわほわと胸があったかくなっている。
残念ながら、そこまで遡らなければならないほどに、経験がないらしい。]


【人】 留守番 ジョージ

 ん……

[頬に触れた唇は、離れると見せかけフィリパの唇へ。小さな舌先がちろりと、粘膜を触れ合わせようと動く。
 それは幼げな顔立ちに似合わず。ザックに仕込まれたものでもない。

 その木の下で交わされた思いを見守ってきた、薔薇の精の手管。]

(449) 2011/08/05(Fri) 00時半頃

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