241 線路上の雪燕
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――やめやめ。
[そんな趣味はないと、浮かびかけた案を一蹴]
せいぜいがあたしみたいに一人旅の子くらいよね、現実問題。
[相席に預かるなら。 そりゃあ人並みに身なりの良い男と相席したいという願望はあるけれど。 そういうお方はだいたい一等客室の切符を持っていると相場が決まっている。
ため息ひとつ。 ぽすりと座席に腰かけて窓の外に視線をやる。 部屋面積だけでなく時間も余っている。要はヒマだ。
そんな折、ひとりの客>>36から離れ、うろつき始めた新聞売りを見かけたなら、 やることは、ひとつ]
(46) 2015/11/27(Fri) 22時頃
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―――おっちゃーん、新聞一部ちょーだい!
[窓を開けて呼びかけながら手を振る。 彼がこっちに気付けば、いったん手をひっこめて銅貨を握る。
――おっちゃん呼ばわりした客に対しても新聞売りは平等だ。 銅貨を受け取り、片手いっぱいにもった新聞のうち一部を、 抜き取ってこっちに投げ渡す。 向けられた顔が少々こわくなってたけれど、 満面の笑みを返して誤魔化した。つもり]
(47) 2015/11/27(Fri) 22時頃
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――お兄様。どこにいらっしゃるの?
(48) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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― サラグニット駅 ―
……この国は、寒いですわね。
[ほう、と櫻子は息を吐く。 白い靄が一瞬にして虚空に溶けていった。 漆黒の瞳と、長い黒髪が目を引く少女だった。 ひと目見れば、彼女が異国の者であると知れるだろう。 この国では黒髪の持ち主は珍しい]
お兄様。こんな寒い異国の地にいらっしゃるだなんて。 お体を崩されていないと良いのだけれど。
[長い長い戦争があった。 自分の兄は戦死したものだと、半ば諦めかけていた。 その兄が、かの地にて抑留されて生きている。 そんな知らせが届いたのが3ヶ月前のこと。 居ても立っても居られず、祖国を飛び出した]
(49) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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爺や、遅いですわね。
[櫻子は大きくため息を吐いた。 何か温かい飲み物を買ってくる。 そう言って彼女の元を去ったお目付け役は、未だ姿を見せない]
仕方ありませんわね。 先に汽車に乗り込みましょうか。
[気紛れに買った異国の新聞>>#3を読むのにも飽きてしまった。 日常会話くらいはどうにかなるものの。 母国語以外の言語を読むのは、やはり疲れる]
まったく。どこの国も物騒ですわね。
[殺す、殺される。そんなの、もうあの戦争だけで十分だ]
(50) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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それにしても凄い人混みですわね。
[呟いて、「雪燕」の乗車列に並ぶ。 老齢の車掌にウインクされれば>>#2。 一等車両の乗車券を差し出した]
ふふ、この国の殿方は。 とても紳士的でいらっしゃるのね。
[東国の訛りのあるイントネーションで、車掌に笑いかける。 彼女の爺やは、未だ姿を見せない]
どうしたのかしら。
[遠い異国の地で、ただひとり。 呟く声は、微かに震えていた**]
(51) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/11/27(Fri) 22時半頃
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― サラグニッド駅 ―
[ 検札を待つ間も、あの赤い手の少年が気になってペラジーは振り向く。
少年の姿は見えない。 今も、壁際に積み上げられた木箱の陰にしゃがんでいる>>1のだろうか。
新聞記事を読んでいたのだから、文盲ではない。 けれど、小さな顔は薄汚れ、>>33 何日も何日も、おとなの世話を受けていないようだった。
ペラジーを見つめ返した瞳には明らかな怯え>>33の色。
声をかけるべきだったか、と思う。 だが………、]
(52) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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[ ペラジーは唇を噛んだ。
見知らぬ者に人狼の話を、]
できる、わけがない。
[ あの町に行くまで、自分とて信じていなかったのだ。 おとぎ話の中にだけ現れる幻だと考えていた。
それが大きな誤りだと知ったときには、 もう―― ――遅く。]
(53) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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[ ペラジーは暗い顔つきで検札を受け、列車に乗り込んだ。
すぐ後ろの紳士然とした乗客が、検札係に、 「君はじいやに似て居るな」>>28 と叩いた軽口も耳に入らなかった。]*
(54) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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あら。 ありがとうございます。
〔前方の男性>>37とコートを着た人>>43がぶつかったようで、それから少女は瞬きを数度。 先をゆずってもらったので、遠慮はせずに列車の中に乗り込んだ。〕
わぁ……!
〔少女を出迎えたのは二等車両の長い廊下。
後がつかえてはいけないから、かつ、かつ、と足音をならし早めに進んでいくが、視線はきょろきょろ、とせわしない。
切符に目を落とす。 そしてある部屋の扉を開けて、その様子にまた感嘆。 椅子が二つ向かい合わせになっている室内に、ふわりと日光が薄く射しこんでいた。
今の少女はなんにでも感激してしまうのかもしれない。〕
(55) 2015/11/27(Fri) 23時頃
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ちょっぴり、広いかな?
〔椅子に腰をおろし、荷物を置いた。 カーテンは開いていた。窓を開けて、外を見る。 せわしない駅構内の様子が目に入る。〕
……いたそう。
〔痛々しい手の少年>>41に目をとめ、眉根に皺を寄せた。 おかあさんはいないのかな――と視線を彷徨わせるうちに、彼の姿は雑踏に紛れてしまったけれど。〕
〔ふと、元気の良い声が聞こえてきたのでそちらを向いた。
赤毛の女性>>47が新聞売りに呼びかけている。 新聞売りの「おじさん」の顔つきが少々険しくなっていたから、思わずくすっと笑ってしまった。〕
(56) 2015/11/27(Fri) 23時頃
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[新聞売りが去っていく。 開けっぱなしの窓は寒さと――汽車の外のざわめきを運ぶだけとなる。
…さむっ。
[窓を閉めようとして、ほんのちょっと、硬直した。 長い黒髪の少女が見えたから。>>49 自分の赤毛も珍しい部類に入ると自覚しているけれど、 黒髪なんて。普通なら海を隔てたずっと向こうの大陸とか、島国でないと見られないはずだ。そう、普通なら。
それにしてもなんて癖のない髪なんだろうね! あんなにまっすぐ伸びてて……うらやましい]
(57) 2015/11/27(Fri) 23時半頃
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……。
[見とれる。しかし寒さには勝てなかった。 いそいそと窓を閉める前、もう一度周りを見回して。 同じ二等車両からこっちの方を見る人影―― 同い年くらいにも見える少女のまなざしがまだあるなら。>>56
ちょっと不思議そうに首を傾げてみせるのだった**]
(58) 2015/11/27(Fri) 23時半頃
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[薄い切符を握りしめる。 時刻は朝の9:30をまわったところ。 もっともそれは、腕に嵌めた時計を信じるならば、の話。 薄汚れた文字盤を覆う粗悪なガラスに、温まりきらない息を吐き、ごわついた袖口で強く擦る。
衣服と同じくらい手触りの悪そうな髪をかき回し、高くもない背を緩く丸め、時計と列車を見比べている、この男の名を呼ぶ者は、誰もいない]
(59) 2015/11/27(Fri) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/11/27(Fri) 23時半頃
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[続々と増える行きかう人々の姿。 切符は渡せたか、どうか。何方にしろ、微笑みを湛えては、別れを一度告げ。その場を去ろうとしただろう。]
旅は道連れと言いますからね、 ………気が向いたら、どうだい?
[別れ際、声をかけてくれ。と、 少しばかり態度をやわらげ、手を振った。 目的は達している、貴公子風の笑みを浮かべ。先ほど先を譲った少女が>>55カーテンを開ける姿に目を細め、>>56 見かけた人参頭の元気な声が妹と遊んだ大草原をまた思い出し>>47
異国姿の少女が丁度、車掌に笑いかけた頃だろうか。>>51 そろそろ、車内に戻り探索を開始するのも良いかも知れない。と思う。手に持つ鞄は軽いものだ。]
(60) 2015/11/27(Fri) 23時半頃
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さてはて、後はどうするか。
[目に留まったのは、少年の姿。>>41 おやと少しばかり細めたのはその珍しさ故。 親は居ないのか。と、思うのは幼い頃の思い出を懐古して。
また人にぶつかり掛けるかもしれない>>59]
(61) 2015/11/27(Fri) 23時半頃
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〔赤毛の少女のいたほうの窓を見ていると、彼女の視線がこちらに向いた。>>58
不思議そうに首を傾げた少女――歳の頃は同じだろうか、に、シェリーはぱたぱた手を振って、届くようにちょっと大きな声で返す。〕
さっきのおじさんの顔が面白かったのと――、 綺麗な赤色だなって思って。 つい。じっと見ちゃった。ごめんね。
〔にこにこと笑って、そんな言い訳。**〕
(62) 2015/11/27(Fri) 23時半頃
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― 雪燕・二等車両 ―
ええと、この部屋でいいのかしら。
[乗車券を片手に、櫻子は「雪燕」の廊下を歩く。 ここが一等車両ではなく、二等車両だということに気付かぬまま。 どうやら目当ての部屋を見つけて、ドアノブに手をかけた]
……え?
[がちゃりとドアを開けると、先客>>58がいた]
ご、ごめんなさい。 部屋を間違えてしまいましたの。 その、あまりこの国の言葉が分からなくて。
[キャロライナにペコペコと頭を下げて。見苦しい言い訳。 やはりその言葉は、酷い異国訛りだった。 慌てて部屋を出ようとするだろう。 ―――ああ、だから私は爺やがいないと駄目なんだ**]
(63) 2015/11/28(Sat) 00時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/11/28(Sat) 00時頃
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[汽車に浮かれた人影は多い。 新聞売りの呼ばわりは、ホームの上、空気に解けきる前に新たに響く]
………っと
[サイラスよりも、一回り――いや二回りほどもある上背。>>61 比べるべくもなく、上等な衣服。 色だけでいえば、明度も彩度もサイラスのが上なのに こうも輝きが違えば、それはきっと、中身の違いも衣服に沿うだろう。
ぶつかりかけた肩。 伸ばした手は触れる前に戻し、ぎろり、と不健康に淀む白目を高い位置にある瞳に向ける]
(64) 2015/11/28(Sat) 00時頃
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[サイラスの持つ切符は、座席もなく、時には乗車率十割超えと言われる三等車両。対して目前の男は、頭のてっぺんから爪先まで、上流階級然とした格好だ。当然、懐にあるだろう切符は一等車両のものだろう。 勿論、睨んでもそれが手に入るわけでもなく、サイラスもそれをよくわかっている。 一等に乗りたいわけではないのだろう。 小さく吐く息に混じる感情は、複雑なもので、きっと当人にも説明は出来ない。
肩から提げた、衣服と同じくらいみすぼらしくも、よく手入れされた茶色い鞄を両手で抱えなおす。
もし、切符が手に入らないならば、財布はどうだろうか。 ――なんて、犯罪者の考えることだ。 サイラスが犯罪者かどうかは、はっきりと否定できる。 有罪になったことがないという意味において、それは明白な事実だった]
(65) 2015/11/28(Sat) 00時頃
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…おや、失礼。 大丈夫ですか??
[ぶつかりかけた肩、微かに香る薬品の匂い。 二度目は無いかと内心、しくじりか否かを考えながらも、口元には笑みを湛え。ぎろり、と淀む瞳を見下ろしては、問いかけ。]
貴方も、「雪燕」に乗るのですか?
[首をそうと傾げ。 良ければ、少し、ご一緒しませんか。など、空気の読めなさそうな声音で問いかける。彼の身なりからして、持っているのならば、三等車両のものか。と適当に当たりを付け。茶色い鞄を見ては、良い鞄だね。とぽつり呟いた後、そっと声を顰め。>>65]
(66) 2015/11/28(Sat) 00時半頃
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…内緒の話なんだけどね。 実は、ちょうど、一緒に乗るはずだった妹と両親が、風邪をこじらせてさ。切符が何枚か余っているんだ。
[好青年よろしくと言った顔で。 いけしゃあしゃあと嘘を吐き、ポケットから一等車両の切符を取り出して。どうだろう。と砕けた声音で囁きみる。実の処、手配した内のいくつかだ、少しばかり用意しすぎた。と、言うべきか。
ルートごとに、割り振ったのはやはり悪手だったが。 冒険にはアクシデントが付きものだ。
まるで、小さく息を吐く彼の心境など知りもせず、気づきもしない態度。傲慢な、上流階級風の顔を見せてみた。*]
(67) 2015/11/28(Sat) 00時半頃
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……余裕、ってやつか
[人間あ懐事情に比例して心の余裕も持てるものだ。 とは、サイラスの考えの半分を占める。 正しく言えば、貧しい人間は懐事情に比例して心も貧しい。 逆もまたしかり、ではないことはわかっていても 少なくとも目前の男は、少なくとも余裕な態度をとることは出来るようだ。
とりあえずは、と雪燕を見て頷く。 不遜な態度は先ほどの呟きと、視線だけ。
良い鞄、などという戯言にはさすがに口元がひくついたが、すぐに文字通り、唾と一緒に罵声になりきれなかった何かを飲み込んだ]
(68) 2015/11/28(Sat) 01時頃
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[差し出されたチケット。 紙質すら、三等のそれとは違って見える。 もう一度、サイラスの喉が鳴る。
きっと、嘘だろう。 差し出された言葉を、裏切られることを期待してか、ゆっくりと伸ばす手は、酷く荒れているくせに、爪は短く切りそろえられ清潔そうに見える]
金持ちの、気まぐれ?
[低くざらついた声で問いながら、伸ばした指をすばやく閉じた。 チケットの紙質は、さてサイラスの指にどのような感触をもたらすか。 そもそも、期待通りに裏切られるか、どうか*]
(69) 2015/11/28(Sat) 01時頃
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[余裕という言葉が>>68、彼の態度から漏れた事に少しばかり、笑い声を上げてしまう。失礼。と声を先に告げ、手でふさいだが。 装うのはとても上手いと自負があるからこそ、彼の様な態度を見るのを楽しむのが癖で。
とりあえずは、と頷く彼に、それは良かったと輝きを増す笑みを向け。口元をひくらせる彼に気づきながらも、気づかない坊ちゃん顔をのぞかせ]
…気まぐれでと取ってもらってもかまわないよ。
[喉を鳴らす男にそう告げて。>>69 嘘八百、両親も妹も共に乗るけでもないのに。一等の切符は彼の手に。ゆっくりと伸ばされた手の清潔さに目を細めては、綺麗な手をしているね、などのたまう。ただ、之は本心から。
良い手をしている、この手は良い手だ。と酷く荒れた手を見つめては、爪を短く切りそろえた清潔さを眺め]
(70) 2015/11/28(Sat) 01時頃
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あ、そうだ。君の名前は?
[彼が握るというのなら、その手には一等という、光りにも見える気まぐれを装う輝きを齎すだろう。 偽物ではない、本物の切符をその手に。
次いでとばかり、名前を尋ねた後、行こうか?と促したが。さて、そこから先はどうなるか。]
僕は、ルーカスって言うんだけどね。
[しれっと笑顔で口にした名前は勿論、偽名だったりする。**]
(71) 2015/11/28(Sat) 01時頃
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