26 Fairy Tales Ep.4
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…オスカーは嘘を吐くような子じゃない テッドはきっとよくなる
でも是以上に人を殺めるなら 快復するよりも前に僕が君を殺すよ
[逸らされる視線は常の色を取り戻すから、 鞘に刃を収め顔を覗かずに瞬く。
机に向かえばオスカーの分のお茶を飲み干し、 テッドに向き直り真っ直ぐに彼を見詰める]
僕は君とも一緒にいきたい
[嘘はなくも咳き込むのを我慢しているのか如何かは、 傍目には判らないのかも知れないけれど言い切った]
オスカーが心配だから僕はいくけど… 休んでいって呉れて構わないから
(227) 2010/08/11(Wed) 00時半頃
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あなたの望むように一緒に生きる、ね。
考えるまでもない。
真っ平御免だ。
[冷たい答えは人の声にはならない。]
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…うん!
[テッドの言葉に緩やかに瞳を見開き大きく頷いて、 へたり込むテッドを椅子に案内もしただろうか]
完全回復とかは無理だろうけど… あの薬…少しは効くと思うよ
[テッドの家にまで押しかけて押し付けた薬。 如何されたにしろ今の体調は酷そう。
水と何時もの薬をテッドの傍におけば店を出て、 手には儀式用のナイフを持つ侭に看板をCLOSEに]
(237) 2010/08/11(Wed) 01時頃
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― 回想/お見舞い ―
ふぇ…? オスカーご病気なの?
[何時も自然と遊ぶ場所にみんな集まって来るけれど、 其の日はオスカーの姿だけが何時まで経っても現れず。
大人に訊いたらオスカーは病気で寝ていると云うから、 みんなでお見舞いに行こうとそんな話になった]
[ コンコン ] [窓をたたいたのは何時も前をゆくルーカスだったか。 背伸びして窓の中を覗き込めばオスカーの姿]
オスカーもいないとさみしいよ またみんなで一緒に遊ぼ オスカーが早く元気になりますように
[窓からのばされる手に花の腕輪を巻きつけて、 お姉ちゃんは背伸びして弟の髪を梳き*微笑んだ*]
(239) 2010/08/11(Wed) 01時頃
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本当に面倒だ。
あー…お姉ちゃんと入れ替わると証関係でまたごたごたするのか。
めんどうくさいなあ…。
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― →診療所 ―
如何して―――…
[あの時オスカーを一緒に見舞った筈のグロリア。 口唇だけが音なく彼女の名前を紡ぐ。
儀式用のナイフを手にした侭に診療所へ向かう。 診療所の扉を開けば見知る顔も多いだろう]
オスカーは昔の事きちんと覚えてたよ グロリアは…?
[ゆらりと視線は流れ其処に眠る姿を見つけると、 ふらふらと眠るグロリアの元へ歩み寄る]
(244) 2010/08/11(Wed) 01時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 01時半頃
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証を持てないから別人…? 精霊だって愛想つかす事はあるんじゃないかな 例えば人を酒瓶で殴り殺したりとか
アイリスさんが名乗った名前はグロリア オスカーを名乗るのもグロリア 真ん中にいるのはグロリア 魔女さんに逢っていろいろ教わったんでしょう?
[淡々と誰に聴かせるともなく眠るグロリアに語り、 先に見たオスカーのような笑顔を想い瞳を細める]
オスカーを奪うなら… 仮令グロリアだって赦さない 大切なオスカーを―――…
魔女になんかわたさない
(247) 2010/08/11(Wed) 01時半頃
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オスカーは出掛けてるけどオスカーだった 店で一緒に目覚めて一緒に朝ご飯も食べたよ
ルゥ ポーチュ フランシスカさん
[小さなポーチュラカを押し退けるのはそう難しくなく、 視線はポーチュラカに向かずグロリアから逸れる事はない]
おじいちゃん―――…
如何か僕を 赦さないで
[周囲にいる人たちの名を順に紡ぎ零す言の葉は、 この場で人を殺めようとする事か或いは―――…
鞘から抜けば肩から血を吸い契約を遂げたあかい刃。 震える手は柄を握り締め*振り上げた*]
(249) 2010/08/11(Wed) 02時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 02時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 02時頃
もう少し。
もう少し多く血が流れてくれないと、力が枯れる。
それは困る。
血と悲劇と怨嗟の声を糧に、ぼくとぼくの主は力を得るんだから。
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