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【人】 本屋 ベネット―― 庭園 ―― (221) 2011/05/17(Tue) 00時半頃 |
― 2階廊下つきあたり ―
[誘われるように向かうのは、幽霊が座っていたらしき所に近い位置。案の定、寄った窓からその姿が見えて、溜息を吐く。]
今日から、暫く世話になるものだ。
騒がしくするだろうが、よろしく頼む。
[それでも気難しげに挨拶をするのは、結局放っておけないからで。
放っておいても、珀が無茶するのは目に見えていることもあった。]
……ずっとそこに居るつもりなのか?
幽霊は濡れないのかもしれないが、見ている方が寒いんだが。
[苦言を言ってから、ごそごそと取り出し差し出す菓子。]
これは土産だ。
幽霊は食べれないかもしれないが、気は伝わるものだと父がいっていたからな。
よければ貰ってくれ。
あと、気が向いたら名前教えてもらえれば嬉しい。
幽霊幽霊呼ぶのも、失礼だしな。
[珍しく長文を紡ぐと、相手の反応があろうがなかろうが、暫くじっと見詰めるのだった*]
【人】 本屋 ベネット―― 庭園 ―― (238) 2011/05/17(Tue) 01時頃 |
[ 明確に自分に向けて発せられた声に、振り返る ]
『…………』
[ 苦言に眉を下げ、差し出された菓子を見つめる ]
[ それから蛍紫の顔を見て、再び菓子を見つめて ]
『……ありがとう』
[ 頭を下げて、小さな声で、蛍紫にお礼を言った ]
『あなたの言う通り、わたしは幽霊』
『変わった、人。わたしの姿を見て逃げなかったのは、あなたが初めて』
『ううん、もう一人、いたかしら。さっきわたしを下から見ていた』
[ 女はたどたどしく話す ]
『……ごめんなさい、人とお話したの久しぶりで上手く話せない』
[ 不器用な言葉を止めて ]
『わたしは、日向(ひなた)』
『――あなたは?』
[ *蛍紫に名前を、尋ねた* ]
【人】 本屋 ベネット―― 庭園 ―― (254) 2011/05/17(Tue) 01時頃 |
【人】 本屋 ベネット それはとても醜い気もする。 (255) 2011/05/17(Tue) 01時頃 |
[ やってきた調音に軽く視線を向ける ]
[ この人は、見えない ]
[ それだけ判れば十分と視線を外して ]
『……それ、くれるのは嬉しいけれど』
『あなたが変な人と思われる』
『持って帰って自分で食べて』
『お供え物って、そういうものだから』
[ *気持ちだけで、十分* ]
[一回りしてみたが、特に火事の痕らしきものは見つからなかった。
2階から見れば、また何か見つかるのかもしれないが、とりあえずは十分と、立ち止まり。
屋根を見上げれば、雨霞で定かではないが、窓辺に立っているのは見慣れた幼馴染の姿。
けれど彼女の姿は、そこから動いた様子は無かった]
よっ!
[ぴっ、と挙げた手を、ひらひら振って笑う。
見えている、と示すように、真っ直ぐ彼女を見上げたまま]
オレ、楓馬ってんだ。あんたは?
これから、オレたちしばらく、此処にお邪魔してっから。
何かして欲しいことあったら、言ってくれ。
とりあえず、中入ろうぜ。聞いただろうけど、そいつもすっごく、気にしてんだ。
[見るからに寒そうだからさ、とジェスチャーし。
別荘の中へ戻ると、階段を駆け上がり、蛍紫の後ろから、ひょこっと顔を出す。
供えられた袋に、口元を和らげ]
ほら。来いよ。
[あとで廊下掃除だな、と思いつつ、窓をいっぱいに開いて。
身を乗り出すと、彼女のほうへ手を思い切り伸ばした*]
【人】 本屋 ベネット―― 庭園 ⇒ 別荘 ―― (280) 2011/05/17(Tue) 06時頃 |
【人】 本屋 ベネット 珀。楽しい恋、してるね。 (281) 2011/05/17(Tue) 06時頃 |
【人】 本屋 ベネット―― 別荘のひさし ―― (282) 2011/05/17(Tue) 06時半頃 |
胸が苦しいのは。
きっと、僕が弱いから。
[ また、自分に向けて掛けられる声 ]
[ 今度は、下。手を振る楓馬を見る ]
『ふうま。変わった名前』
『わたしは、日向』
『……幽霊に暑いも寒いもないわ』
『あなたのほうこそ、寒そうよ』
『わたし、使用人だったけど。もう浴巾(タオル)一枚出してあげられないから』
[ 足りない言葉と、遠回りな気遣い ]
[ 見えなくなる姿に、忙しない人と ]
[ 溜息を吐いた頃に、楓馬は2階に ]
『あなた、昔から幽霊慣れしてるのかしら』
[ 手を伸ばす楓馬の手を握り返さないまま ]
『でも、あまり安易に触れようと思わないほうがいいわ』
『あぶないから』
[ 女は目を細める。根負けしたようだった ]
『そこまで言うなら入るわ』
『でも、助けは無用よ』
[ だけど手は拒む。決して掴むことはない ]
[ 女の姿は一度雨に溶けて、二人の後ろへ ]
[ 女の視線は蛍紫と楓馬の近い距離に ]
『……あなたたちは仲良し?』
『仲が良いのは、素敵なことね』
『どうか、その絆を見失わないで』
『わたしみたいに、ならないように』
[ もし、二人に引き止められなければ ]
[ *廊下の水滴に溶けて、女は姿を消す* ]
変わってっかな?
名付け親のじっちゃんが台湾のひとだったらしーから、そのせいかも。
[日向が応えてくれたのに、ほっとする。
お気遣いなく! と笑って駆け出した足は、廊下の窓まで濡れた足跡をぽつぽつと]
うん、慣れてる。
だけど心配されたのは久しぶり。日向、良いヤツだな。
[あぶないと言われても、にへらと嬉しそうに笑うだけ。
入る、と日向の姿が雨に溶け消え、廊下に現れてから、窓を閉じた]
おう、仲良しだぜ!
オレが迷惑かけてばっかの気もすっけど。
[付き合いの良い幼馴染の肩に手を伸ばし。
ぐいっと引き寄せたところで、自分が濡れていることを思い出して、悪ぃ、と慌てて手を離す]
でも、……日向も、もう哀しいこと溜めこむな。
怪談が本当でもウソでも、十分苦しかったんだろ。
心残りがあるなら、果たせることなら、やってやるし…… だから、日向がイヤじゃないなら、日向とも仲良くなりたいよ、オレ。
[彼女に触れられることはなかった手を握りこみ。
また痛みだす胸元にあてて、息を吐いた。
眼差しは真っ直ぐのまま。
応えがどうあれ、消えるまで見つめていた]
― 回想 ―
[じっと見詰めていれば、かえってくる応え。
たどたどしい話しぶりは、蛍紫にとっては親近感をうむものであったから、少し表情が緩む。]
いや、俺も、上手く話せる性質ではないから、気にするな。
ひなた……日に向かうと書くのでいいのか?
俺は、けいし、紫の蛍をひっくり返して書く。
もう一人は………。
[珀のことを告げようとすれば、後ろからかかる声に言葉が途切れた。
百瀬は直ぐに去って行ったが……。]
そうだな。
[忠告に苦笑したあたりで、下から聴こえる珀の声。]
もう一人は、自分から名乗りたいみたいだ。
[案の定、直ぐに聴こえる名乗りの声。
日向の反応にも苦笑を深めて、珀が来るのを待った。
そして、開かれる窓。]
コイツがこんなだから、な。
[先程答えなかった、逃げないという言葉と仲が良いという言葉を、まとめて返す足らずな言葉を返しながら、日向が屋敷内に入るのを何処かほっとした様子で見守った。]
しかし、まぁ、別件で迷惑をかけているのは、俺も一緒なんだが。
[引き寄せられる肩。けれど直ぐに離されることに、少し困った顔をしながら、そう付け足す。
窓が開け放たれた時、少し濡れてしまったから、今更だと。
心の底で思うけれど、その思いは言葉にはならないまま。
消え行く日向の背に、珀が語る言葉を唯聴いて]
一応、一歩前進で良かった……んじゃないか。
嗚呼、掃除は、任せてもいいか?
俺、荷物おきっぱなしなんだ。
そのまま置いてたら、多分鳴瀬先生に迷惑かけると思うから。
[日向の姿が完全に消えたところで、珀に願う。
おそらくは、否という返事ではなかった筈だ。]
[去る珀の背を、しかし、急いで追うように階下には降りず。
ゆるっと手を伸ばすは、供えという役割を終えたマーマレード。
ほんの少しの間、また窓から雨に打たれる景色を見やる。
その後、くるっと踵を返したのだった*]
[ 蛍紫の名乗りを聞いて ]
[ 少し困ったように言う ]
『……わたし、読み書きできないの』
『生まれた時からずっと、ここで働いていたから』
[ 学校には行ってないと ]
[ 漢字は覚えられないと ]
『でも、それで合っているわ』
『"ひにむかう"と書くと……教えてもらったから』
[ 誰からとは口にしない ]
[ その記憶は棘のように ]
[ 女自身を苦しめるから ]
『――怪談』
『わたしの正体を、知っているの』
[ 立ち去る前、楓馬を振り向いて問う ]
[ 無表情だった顔は少しだけ、険しく ]
『…………』
『…………』
[ ふわと、薔薇の香りが周囲に漂った ]
[ ごく僅か、気にならない程度の強さ ]
『……わたしに話しかけたら祟られると思わなかったの』
『変な人たち』
[ *そして、その纏った香りごと消えた* ]
知ってんのかどうかは分かんね。
だから、話す気になったら、教えて。
[目の前の日向と、怪談話と。
わずか険しさの籠もった表情を見れば、無関係とは思えないが、どれだけ事実なのかは分からないから。
軽く肩を竦めて、そう答え]
えっ。あ、いや。蛍紫は祟ったらダメだから!
[ヘン、は否定しないけれど、祟りは否定しておいた。
最近はひとりで遭遇してたから、そういう危険が頭からすっぽ抜けていて。
ダメだからな! と仄かな香りと共に消える日向に、ぶんぶん手を振り]
てか、こんなって何だよ、こんなって。
心あたりはあり過ぎるけど。
むしろ、なんか迷惑掛けられたこと、あったっけか。
そっちは全然無え。
[一応前進なんかね、とこくり首を動かして。
任せろ、と階下へぱたぱた、走り降りて行ったのだった]
【人】 本屋 ベネット―― 庇 ―― (329) 2011/05/17(Tue) 18時半頃 |
【人】 本屋 ベネット ―――― (330) 2011/05/17(Tue) 19時頃 |
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