78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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―――ひとつ。
[太陽《サイモン》を封じ込める外宇宙《そら》の温度の冷気。
それが、太陽《サイモン》の力を着実に削ぎ落とすのを見物しながら、黒曜の剣に視線を送る]
ひとつ。質問がある
訊かせてもらおうじゃあないか。
お前は知っているか?
私達、二人が揃った中で唯一。
銀河の縦糸と横糸を紡ぐ者-カミ-の。
総ての星命を司る一柱。
総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫が、今、何処に居るかを。
あいつはこの世界の行く末をどう捉えていた。
その結末が再生であれ、破滅であれ。
同じく、現在のこの澱んだ世界を還さんと想うか。
それとも。
私達と、この袂を分かつ想いを抱いているか。
しかし、私はあいつの姿をもう長い事見て居ない。
――知らないだろうか。
あいつが、今、どこでどうなっているのかを。
総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫か。
久しく耳にしていなかった名だな。
期待に応えることができず残念だが、居場所は知らぬ。
何せ太陽《サイモン》に道連れに月に閉じ込められていたのだ、容赦されたい。
―――だが。
どうであろうな。
あれは生命《イノチ》の声を聴く存在《モノ》であったから。
我らの見ている世界とは、違うものを見ているのやもしれぬ。
……そうだった。
私と違い、お前は"無理矢理"だったな。
全く。
こうして考えてみるとつくづくとんでもない奴め。
[軽く、太陽《サイモン》を睥睨してみせるフリ。
監督者足る彼女にも向けられたフレアの塊には反応すらしない。
造作も無かろうと判断したからだ]
だとすると。
あいつ《クローソー》が外宇宙《そと》で傍観に徹している筈がない。
必ず、何かの形で私達の前に立ちはだかるだろうな。
そう言う子さ。あいつは。
意見の相違が妥結点を見なかったからな。
ふふ…とんでもない、か。
この世には善いも悪いも存在しない。
あるのは厳然たる事象そのものだけだ。
そういう概念は相対的な評価が必要なイキモノにだけ必要なモノサシに過ぎん。
つまりは、そういう運命だったというわけだ。
[当然のごとくフレアでダメージを受けるような楽な身体はしていない]
そうだな。
滅ぼそうという存在がいて、また相対する存在がいて、世界は成り立っているのだから。
我も汝も、そう楽にはいくまいよ。
だが―――我は我の往くべき路を進のみ。
おや?
とんでもない奴、と言うのは。
私はひとつの事象だと思うのだよ?
つまり、善悪の関係なく。
あいつの愚直さも大胆さも、死んでも直るまいさ。
[それが余程可笑しい事なのか。
外宇宙《そら》の冷気を孕み、力の大部分を封印された太陽を見て、くつりとまた笑う]
……何せ。
自身に安ら静謐なる死を与える存在である、この私を。
娶ったくらいだからなぁ?
ふぅむ、そういう考え方もあるか。
[納得したような、遣り取りを楽しむような声]
ほう―――…それは知らなんだ。
結婚報告でも呉れれば良いものを、水臭いことだ。
[くすりくすりと笑って冗談を言う]
汝を娶るとは、それはまた怖いもの知らずにも程があるな。
こちとら無理矢理、監禁されていたもので良い印象はないが。
そうとすると―――良いのか?
その手で夫を殺すのか?
それは失礼。ごく最近な物でな。
では、こうしよう。
この星そのものが、ウェディングケーキだ。
[薄く笑いながら冗談に応える。
だがその言葉には、いささか程の迷いも感じられない]
最初からこいつもそれを承知の事だ。
こいつは、例え罪に濡れ、銀河の因果が歪んでも、この星を選んだ。
私は、総てを零に還し、新たな素敵な世界へと再生させる。
ただ、それだけの事さ。
華やかなケーキカットを期待しておくとしよう。
ふふ…ははは…っ
そうか、そういうことか…
因果律を歪ませてまで夢見て突き進んだ”素敵な世界”とやら―――面白い。
もしも運命≪Lachisis≫に抗うことができるのなら…
[言いかけて、言葉を途切れさせる]
―――ありえないか。
[必死に運命に抗おうとしている自分の入れ物。
変わらぬ運命を見続けてきた諦観にも似た響きだった]
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―回想・自治区/図書館地下― [女性が紋章の壁に吸い込まれる様子を黙って見守っていた。 部屋の向こう側がどうなっているかも興味があった。 だが、おそらく自分が触れても壁であろうことは予想できた。 英雄の書斎の虜になっている2人から離れるように部屋から出た。]
…………、これも必要ってことか。 まったく、人使いの荒いキティがいたもんだ。
[依頼主は――――1人の子供。 今の時空ではない、過去の少年からのもの。]
ウィラン・クロノ・ヴォイジャー 『 時 空 旅 人 』
[男の目がインディゴに輝くとその場から姿を消した。]
(1023) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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―10年前 イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』― [時空を超えて、男が現れたのは10年昔の英雄の眠る公園。 空の色が幾分か違うように見えたのは。 やはり自分の本来存在するはずの時空が異常である現れなのだろう。]
こんにちは、キティ。 オレを呼んだね?
[大きな目でこちらを見つめ返す子供。 けれど、驚いた様子でこちらの言っている言葉を理解できていないようだ。]
使命をもらったワケなんだけど…。 ……うーん。参ったね。 そんな感じだともらうものももらえないんだけど。
[見上げている少年の目線の高さまで膝を落とした。 青の瞳が少年の大きな目を見つめる。]
(1024) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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[どうして何もないのことろから来たの?呼んだって何? そんな風に少年は言うものだから。 困ったように男は少年の頭を撫でた。]
仕方ないね。 今日のところは、このカミジャーストラップをオレがあげよう。 それで、引き上げようじゃないか。
次、来たときには、きちんと、契約しようじゃないか。
オレの名前はフィリップ・D・ロスチャイルド。 コレ、オレの名刺。 すっげぇレアだからとっとけ。
[そのまま空を見上げれば、男の姿はその場から消えうせた。]
(1027) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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