56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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…――― 俺にも後でその書類見せろ。
[風にのって届いてくる主の声を聞き、暫く沈黙…、いや、唖然として。
戦場においても、オスカーはイアンの傍につき従い伝令や偵察、場合によっては戦闘もこなさなくてはならない。
彼だけに任せておくのはあまりにも不安だった。]
[―― トントン、と顔を指を書類に突き入れる様に次第に僕も説明しだす]
……イアン! ここ三千六百って書いてる!
あぁもうまだ半分以上あるんだよ!?
[…何故僕だけに声援を送られたのか
イアンの唸り声を音楽に、その意味は嫌と言う程理解した。
―この戦が終わった後、どうなるんだろう、と]
ああ、お前が祈るのなら神様もきっと勝利を与えてくれるだろうな。
期待してる。
[彼が何を考えているのかまでは伝わってこないが、それでも空気を明るくする為にそう言って笑う。]
俺たちが前線に行っている間、お姫様のことも気にかけてくれ。
[間違いを指摘されると、その顔を一層歪ませて]
…げっ。
無理無理無理、これ朝までとか死ぬ。
何だ、参謀室長殿は俺を決戦の前に殺す気なのか?
[へらへらと皮肉を言ってみるが、
そんなもので現実は変わらない。
しばらくは睨みあいをしていたが、痺れを切らせば]
…ちっと外、出てくる。
ベネット副団長、少しの間よろしくな!
[わざとらしく副団長なんて呼んでみたりして。
半ばベネットに押しつけるように、書類を渡すと
きっと彼の制止の声も聞かず、執務室を飛び出した。]
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