64 色取月の神隠し
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大丈夫、捕まってないよ。
逃げられた。
[得意げに逃げ切った武勇伝を語って]
神社ね、やっぱりいたよ。
すごくおっきい。
間違ってなかったよ、いたんだ。
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…神社に、いる。 すごくおっきい、何か…?
[要領を得ない明之進からの知らせに、眉を寄せて]
……見に行った方が、早いか。
[頭をかいて、神社の方角に向かう。]
(171) 2011/09/16(Fri) 02時半頃
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うん、逃げ切ったか、偉いなぁ。
…おっきい、何?
よくわからんから、俺もそっちに行こう。
ああ、危険そうなら俺を待たずに逃げろよ。
[明之進にそちらへと向かう旨を告げた]
おっきいよ。
上から見てるんだ。
お腹から買えっていわれた。
[事実をそのまま伝えた。嘘なんてついてない。勘違いはしてるだろうが。]
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―神社―
[社の周りの木々の合間。 そこよりするりと這い出てきたのは。]
はぁ、やれやれ。あっついなぁ。
[肩の上の葉を摘みながら、神社に集まる何人かを視界に入れて]
よ、おはよう。
(175) 2011/09/16(Fri) 02時半頃
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ん……?
[そして、この辺りでは見かけないあやかし―揚羽―の気配に、軽く首を傾げた。 まぁ祭りだからどこかから来たんだろうか、と考えている。]
(178) 2011/09/16(Fri) 02時半頃
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……ゆりさん?
[不安そうな表情で見られれば、きょとりとした表情を返す。]
ん?ん?
[一応、後ろに何か変なものがいないかと振り返り。 いなかったので、自分が原因らしいと予想をつけて。]
……俺、なんかついてるかな?
(179) 2011/09/16(Fri) 03時頃
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……って、浮いてるじゃねえか!
[揚羽を見て、驚きの声をあげた。 驚いたのは、浮かんでいることではなく、堂々としていることに対して]
『お前、何でそんなに堂々としてんだよ…! 正体ばれたら、危害加えられるかもしれねえだろうが!』
[揚羽に向けた声なき声。 生まれたばかりの九十九が受け取ることは出来ただろうか]
(182) 2011/09/16(Fri) 03時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2011/09/16(Fri) 03時頃
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あ、こりゃ。…ありがとう。
[葉っぱをゆりに取ってもらえれば、頭を抑えながら照れれくさそうに笑った。]
ん?ああ、いいけど…
[神妙そうな表情になったゆりとは対照的に、 緊張感のない不思議そうな顔で頷いた。]
(185) 2011/09/16(Fri) 03時頃
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揚羽…? はあ。この、やたら華やかな姉さんのことかい? 逢魔が時、という物のせいであやかしになった…と。
[訝しげに眺めながらも、たまこの説明に、納得したような表情になる。>>184しかし続く言葉には、眉を寄せて]
……夕が、あやかし?
[無自覚なままに、目つきが険しくなる。理由は定かではないが、あやかしや人が消えたのがわかる存在に抱くのは警戒心。>>186]
一回会っただけだけど、そっくりな二人だろ。 どう見ても人だったけどなぁ…
[口元に手をあて、考える素振り。]
(195) 2011/09/16(Fri) 04時頃
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『ああ、成ったばかりの九十九かぁ。 俺は辰次、龍笛の九十九、辰次だ。』
[考えるふりをしながら、声を揚羽へと届けて。>>189]
『世の中、厄介な人間もいるんだよ…不気味だと言って俺らの本体を捨てたり壊したりとか、妖怪退治の術師だとか。大妖の鵺だって、一度は人間たちにやられたっていうしな。今回は平気だったようだが、気をつけた方がいい』
うわっ、消えた。
[揚羽が簪に戻ったのを見れば安心したが、一平太にならって、驚いた態度を取った。>>194]
(196) 2011/09/16(Fri) 04時頃
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…どうなんだろうなぁ。 でも今、簪になる姉さんを見たばかりだからなぁ。 「あやかし」は居るんだろう。
んと、簪の持ち主の姉さん? 誰かの気配が消えたとか、そういうのがわかるのかい? 何か原因があれば、信じる要因にはなりそうだが…
あ、そういや、初対面だったなぁ。 俺は辰次。見ての通り、旅のもんだ。 姉さんは、たまこさんでいいのかな?
[一平太やゆりとの会話から名を拾い。 なるべく平静に努めながら、見極めるよう、真顔でたまこへと*尋ねた*]
(197) 2011/09/16(Fri) 04時半頃
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――半妖なぁ。
たまぁに、いるよな。
[たとえば、狐や鶴。雪女。昔話でもよく語られている]
色気がない、というのは藤に同意だが、いいんじゃねえの。
志乃さん、無理はしないようにな。
[男なので、藤之助の言い分()はよくわかる。
心の底から同意できる。]
今から送るのは「先生」でいいとして…
面倒なのがいるみたいだぞ。
「たまこ」っていう姉さんが、俺らや人が消えた気配がわかるらしい。夕顔の正体をあやかしだってあてやがった。朝顔が隠れたのも気づいている。
[仲間たちに飛ばす声は、いつもよりも真面目な調子で。]
…ゆりさんや一平太も、信じそうだ。
たまこさん、簪の九十九神を連れてんだ。
彼女らの前に、その九十九が姿を現していた。
――いっそ、皆まとめて隠しちまうかぁ。
[冗談っぽく*笑った*]
喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2011/09/16(Fri) 04時半頃
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