4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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これ…ホリーに見られたら、本気でオレ殺されるかもしれない…。
[何かを思い出して身震いした。
こういうとき、離れてて暮らしてて良かったと思うのだけれど。]
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[仲間たちは自分の格好を見て笑いを堪えていた。 それを不機嫌そうに身、転がっていた箱の上に腰を落とす。]
でぇ……なんか情報集まった?
[膝の上に反対の足を置き、頬杖をついて話を聞く。]
『オスカーの指に懸賞金が掛かったって言うから、とりあえず適当に指持って行って金にしてきたよ。 これで、ご飯なんとかなりそうだね。』
『それと、『道』だって名乗る人が接触してきた。 豚は『烏』のシマにいる、って情報。 オスカーに伝えてくれって頼まれたけど。』
[眉がピクッと動いた。]
罠か……どうすっか…。
[暫く考え込む様子。]
(182) 2010/03/20(Sat) 18時半頃
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[そこに情報収集に出していたサリーが戻ってきた。]
おぅ、おかえりぃー。 どうだった?
[首を傾げて情報を聞き出すも。]
うーん、有力情報ナシ、かぁ。 『道』からの情報を信用するかどうか、だけど。 ちょっと、陽が傾いてきてっし時間ねぇな。 しかも『烏』のシマかぁ…、さっぱりなんだが。
[続々と集まってくる仲間。 情報を集める力がないことは気付いていたが苦笑いするしかない。]
(183) 2010/03/20(Sat) 19時頃
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[サリーから受け取った造花を確認する。
さっき会ったところではあったけど、あの人とは。]
……『月』と…?
豚の場所はまだ、か……。
『月』、あのオンナんとこか…。
あんまり知らないんだけどな…オレは。
[関わってないから余計だが。]
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[暫く考えて。]
『道』に会うことがあったら。 もうちっと精度ある情報渡せ、って言っといて。 机の前に座ってるだから腐るんだよ、ジジイって。
[了解、と親指を立てて。]
あー、それと、ここにいないメンバーでボクの指狙ってくるのいると思うけど、見つけたら指奪ってもってっていいよ。 改心するなら勘弁してやってもいいし。
ボクは飯は1人で行く。
『こんなかわいい私が一緒だったら皆困っちゃうでしょ?』
[皆が笑い堪えた様子に銃を一応抜いておいた。]
(184) 2010/03/20(Sat) 19時頃
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[こっそりとこっちに近寄ってくる伝達役。
こちらの顔を見て明らかに笑いこ堪えている。]
『あんまり笑うならぁ、殺しちゃうよ?』
……んで?ナニ?
[銃をそちらへと向けつつ。]
……早いね。
そっかやっぱり『烏』のシマにいるのか。
ありがとう、って兄さんに伝えておいて。
[銃を元に戻しつつ呟いた。]
あ、後、ホリーには秘密で、な。
[人差し指を口元に当てて言った。]
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[銃を戻しながら、それじゃあ解散と1声。 気をつけてね、なんていわれると。]
誰に言ってんの? ボクが喧嘩で負けるわけないでしょ?
[かわいい笑顔でそう言ってのけた。]
いつまでこの格好しなきゃいけないか、なんだけど。 あー…バレるのも時間の問題だなぁ。
[そのまま表街道に出たら。 なんか、こちらをじっと見られていたが。 まさか『零』の人間だとは思いもしないで。 静かに歩を進めていった。]
(185) 2010/03/20(Sat) 19時半頃
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―街道― [髪を触りながら街道を歩いていく。]
あー……さすがに、全員はまけねぇなぁ…。
[オッドアイがさすがに分かりやすいのだろう。 バカ正直な連中が己の指を狙っていた。 指ぐらいそこら辺のやつを持っていけばいいだろうに。 というか、何本指を集めるのか。]
なんか…もう殺していいかな…マジッ…。
[左手で銃を抜き、殺さぬよう威嚇射撃をしながら走っていく。 何発かもちろん掠りはするが致命傷にはならないだろう。 殺しはしない、ゲームの参加はこれからなのだから。]
(191) 2010/03/20(Sat) 20時半頃
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[そのまま、走っていって。]
あー……もー!!
[銃を撃ちながら走っているので騒ぎになっていると思われる。 目立つ行動は控えたいところだったがそうは言ってられない。 が、銃声を聞きつけてまたバカが集まっていることは否めなかった。]
くそっ…どうする…。
[詰まれていた箱の上に駆け上がり、そのまま屋根へと上がる。 屋根の上から銃を撃てばさすがにそこまでは追いかけてこないが、のんびりしていられるのも時間の問題であり。 もう陽は暮れていたので、このまま姿を隠すことは容易だろう。 が、路地裏に潜んでいても敵が来ないとも限らない。 その時、建物の中からこちらに来るように手招きが見えた。 迷いながらもそのまま建物の中に入っていく。]
(192) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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―どこか建物― [そこはホテルのような建物のようで。 もちろん『雪』の管轄だとは知るはずもない。]
『なんで呼んだの…?』
[女の声で相手に問いかけた。 『湖』のリーダーの保護を頼まれたらしい。]
誰にだよ…はん、嘘くせぇ。
[そう言って出ようとするところに追っ手の姿。 舌打する後ろから静かに弾丸が飛んでいった。 どうやらホテルの男が撃ったようだった。]
………もう少し暗くなるまででいい、ここに隠れていいか?
[構わないといった返答、必要なものがあれば準備もすると。]
(193) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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ここ…誰の管轄…? ボクにこんな手助けしていいことあると思ってんの? バカにすんの、やめてほしいんだけど…。
まぁ、いいや。
女もんの服、あるならくれ。明日以降使うから。
[明日以降も変装は続行することになりそうだから。 カツラを取って、腰に巻いていたターバンを頭に巻きなおす。
月も昇り始めている。 豚襲撃に女の格好のまま行くわけにはいかなかった。**]
(194) 2010/03/20(Sat) 21時頃
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―街のホテル― [『雪』の傘下であることを知るはずもなく。 ついでに飯も要求しておいた。 朝から結局何も食べておらず、かきこむように食べる。]
………銃声。 月っ……、
[見れば月はもうかなり昇っていた。]
あー、そろそろか。 ごちそうさま。んでこれもサンキュー。 もらってくな。
[女ものの服を受け取り、入ってきた窓から出ていく。 近くの路地裏の倉庫にもらった服装を隠し、『烏』のテリトリーへと屋根の上を走っていく。]
(207) 2010/03/20(Sat) 23時半頃
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―路地― [屋根の上から走って行き。 硝煙のニオイが強いところへ駆けていく。]
1人できたのは間違いだったか……。 ボク1人でも十分だとは思うけど。
[目的の豚を路地の下、見つける。 屋根の上から両方の銃を抜き、両手で構えた。]
さすがに『烏』ははえぇな。 腰抜かしてるじゃん、豚が。
[『烏』の視界に、月を背に立つオッドアイの姿は見えたか。]
(208) 2010/03/20(Sat) 23時半頃
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―路地―
[坊ちゃんと呼ばれて悪態をついた。]
ガキ扱いすんな、おっさん。 テメェから撃つぞ。
[左手はヨアヒムに向けたまま、右手の銃をイアンへと向ける。]
撃っていいのはエンブレムだけだろ。 Gameのルールは理解してる。 みっじけー足ぐらい撃っても死にやしねぇだろうけど。 『烏』怒らせたのが運の尽きなんじゃね?
[左耳のピアスが揺れる。]
(212) 2010/03/21(Sun) 00時頃
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双生児 オスカーは、執事見習い ロビンの姿が見えれば小さく舌打した。
2010/03/21(Sun) 00時頃
Gameのスタートか。
この豚も哀れだな、ホント。
[構えた銃はいつでも撃てるようになっていて。
けれど、自分の身の安全のため屋根から降りることはない。]
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[『烏』のリーダーはあんまりガラが悪かったか。 そういえば『烏』の他のメンバーを見たのも始めてだったが。 今、警戒を強めるべきは豚ではなく。]
―――――…。
[右手の銃だけ、撃鉄を引き上げた。]
これから、まだ集まんのか…。
[女装をやめてきて良かった、と心の底から1人安堵していた。]
(225) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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[耳打ちされたのは、『7』へは伝えたということと、
伝達役が、ホリーへ伝えてきたと言ったこと。
だから、返事を返すまでに少々間が開いた]
まあ、ホンモノだったらこんなふうに笑えない。
彼の身の為にも、ホンモノへは黙っている事にしよう。
[それから、頬に当てた手をひらひらとして]
まさか素顔を見せろと言われるとはね。
用意周到、とはよく言ったものだよ。
[くつくつと笑って側近へ向けて語る。
左の頬の下に貼った芝居用の特殊メイクのシールが、
ぴらぴらとはがれかけていた]
[疾風が持ってきた情報はもう一つ、
オスカーの指へ賞金をかけたものの事。
これが本当の報告だった]
『月』…あそこなら資金力からしても造作もない事か。
……もうすこし痛手を負ってもらえばよかった。
[けれどそれでは『零』が肥えてしまう。
それとて歓迎すべき事ではない]
さあ、《ZerO》の皆さんのお顔でも見にいきましょうか。
どこから落とそうか、品定めにね。
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―――――…趣味わる。
[月の光に反射した刺繍。 それを目にして呟く。]
どっかから見てんのか、アンパイアーが。
[左の銃の撃鉄も引き上げ。 両方の銃を転がっている豚のエンブレム。 それへと向けられた。]
(231) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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………、あのガキか。
[この場にいる人間以外の射撃。 どこの建物か探る気はないが。 昼間に見た布の中身から考えれば見当はつくか。 もう既に参加者全員の顔が見られていたろうか。]
ナニ?もう攻撃しちゃっていいの?
[いつでも撃てる準備はできている。]
(234) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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うわぁ、かっわいそう。
[心にもないことを呟く。 そのまま両の銃が火を噴いた。]
足ぐらいいいよなー。
[二の腕のエンブレムを掠め、もう1発は左足へと銃弾が突き刺さる。]
『湖』の頂点取りのはじまり。
[一応、次も撃てるようにすぐに準備はした。]
(239) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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