3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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―用務員室―
『――用具室、整備され……』
[教師が朝に鍵を返却、 なんだか嫌な感じだと、ひざのすわりを直して]
今はそんな部屋ないわよね。 改装して、違う教室にでもなっているのかしら…
[呟き>>372の告白には目をぱちくり、 驚きながらも少しだけ表情を和らげて]
色々、後悔しないようになさいね。 ――じゃ、おつかれさま、少し休もうか。 お茶……紅茶のほうがいいのかしら。淹れてあげるわね。
[呟き、小休止。 部屋に来るものがあれば>>#3>>#4の日誌情報を示すつもり**]
(375) 2010/03/03(Wed) 21時頃
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紐 ジェレミーは、飼育委員 フィリップのことを思い出すと、少し後ろめたくなった。
2010/03/03(Wed) 21時頃
ミシェ、ケイトに繋がる情報見つけた。
[はっきりと、でも、小声で囁くのは のこと。]
……ケイトって、もしかしたら せんせい に殺されたのかな。
[そう思うと居た堪れない。]
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そう……だね。 へへ、あぁ……なんだろ――ごめん、ね ぇ
[ビー玉の色を変えたのも、立つ場所を決めたのも自分だと ミッシェルの言葉で>>316気がつく。 彼女の大きな眸ににこりと微笑みかけた。]
――…マゴちゃ、ん
[くるりとそちらへ鳶色を遣る。>>339]
ありが、と。
[それだけを伝えれば、苦く笑った。]
(376) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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─美術室前─
[真剣な表情で頷かれれば、こちらも真面目に頷いて見せた>>370]
それ、激しく同意。
[メールは、やっぱり見破る事はできない。 そして、事の真偽を読み解く術もないから、それには触れずに。 ミッシェルの指摘にどんな答えが返されるのかを、ただ、待っていた、けれど]
……ん……?
[頭の中。 半身のコエが、急に。 落ち着きなくなったのは、気のせいか、それとも]
(377) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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[小さく、けれども確かに声は聞こえてきた。]
……まだ、分からない。
でもその可能性は低くなさそうだね。
[事故ではない、彼女は殺された。
なら、犯人は必ず居る]
……用具室ってのがどうなったか、だねえ。
整備されたってんなら、今は普通の用途に使ってるのかな。
[特殊な設備が必要な音楽室や理科室は除外できるか。
いろいろ変わった部屋が多いのは北棟の気もするが。]
ありがと、ちょうど北にいるから回れたら回ってみる。
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―木の下>>366―
…――、……ん
[触れられるのに、眼を反射的に閉じた。 ――少しの距離。くらい濃紺を見る。]
……
[語られる過去に、耳を傾けた。 酷く重い、痛みの過去。 ――嗚呼、だから、と、思うところも、ある。]
――助けて ほしい か…。
[少し、眼を伏せた。]
(378) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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(だれも、)
[分からない。謂わなければ分からない。 当たり前のことだ。 鉱石の指先が、布を、掴む。]
…、――…… 上げられた手は ……、殴るから
[ぽつり、と呟く。]
…―― …苦手なんだ
(379) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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あの子のこと書いた日誌、見つけたよ。
あ、生徒会長ったらね、ビー玉を通じて、
お友達とおしゃべりしてるんだって。
なんだか わたしたち みたい ね**
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−美術室前−
[オスカーの側で、ジェレミーがその場を離れて行くのを見送った。]
(これからどうする?) [そう言いかけたが、とりあえず自分で考えようと。]
(380) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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長老の孫 マーゴは、紐 ジェレミーが階段を落ちていく音を聞いたような気がした(遅
2010/03/03(Wed) 21時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/03/03(Wed) 21時半頃
あ。
ありがとう。
[見つけた、と言われて。]
…… そう なんだ。聞こえないだけで、違う『鬼かもね。』
じゃあ『<<紐 ジェレミー>>にも教えてあげないと』
[闇色の声が重なる。適当に人の名前を挙げた。
それは、盗み聞き出来ると言った 人物への 悪戯。]
『それから<<長老の孫 マーゴ>>にも。……ね?』
…… 。
『盗み聞き してるんでしょう?』
[教えて、上げたよ。と、闇は嗤った。]
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/03(Wed) 21時半頃
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―美術室前―
[鳶色はもう一度掲示板へ流れる。 もう恐らくここに来ることはないだろう。
その画で飾れた掲示板は美しく眩しい。]
さぁ……行か ぁ、きゃ
[一人そう呟いて、その場から立ち去ろうと踵を返す。 もう自分が誰かと行動する意味はない。 丁度ジェレミーの悲鳴>>363が聞こえた頃だろうか。 微笑んだまま踵を返す。]
ま、た……ね。
[ふらりと手を振って、その場から離れていく。今度会うときはどんな顔をすればいいのだろうか。 ただそれだけを考えて。]
―美術室前→ ―
(381) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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─美術室前─
……んだよ、もう……。
[小さく呟く。 コエは、いつの間か、前よりも聞き取りやすくなっていた。 けれど、明確になるのは、短文の突っ込みだけ。 おかげで、騒がれるとノイズが酷くてふっと意識がどっか行くわけだが]
……なに……そこ? え?
[小さく呟いて、視線を転じる。 見やった先。 そこには何かが、蟠るか]
(382) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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―用務員室―
……その可能性は、否定できないですね。
…ただ、ここの北棟って新しいですよね。
[ぽつりと言って。
後悔しないように、の言葉には一瞬目を見開いてから笑顔になった。 年頃の少年のように。]
えぇ、後悔しない選択をするつもりです。
[どんな結果になっても。]
すいません、お願いします。
[素直にお茶を待つ。]
(383) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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[ 深い闇は、熱い魂を なお貪り ][ 狂わせる ]
[ケイトはオスカーのそばの闇からおさげを揺らし姿を見せ]
( クスクス )
[マーゴの姿も見れば緋色を細くして歪んだ 笑み]
(@42) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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―美術室前―
[立ち去る鳶色をじっと見詰めると]
…………うん、階段はぶっそうな事になってるから。 気をつけて。
[また、ともさよならとも今は言えず、言わず。]
……オスカー?
[何事か漏らした彼を、その眼の向き先に注意を向けて]
(384) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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−美術室前−
[やっぱり、メアリーのことも追いかけることができなくて。>>381]
武器になるような物があれば…?
[思い出したのは、部活で使っていた草刈り用の鎌とか。 けれど、逆に奪われたり操られたりされるかもと思うと、 躊躇いがある。できれば傷つけたくない。痛いのは嫌だから。 でも、今のままではあまりに非力で。]
…オスカー君? [何事か呟いて、とある方向に視線をやるオスカー>>382。 遅れて追いかければー。]
(385) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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いえいえ、よろしくね。
用務員室に来れば、情報は見れるようになってるから。
[少なくとも今はグロリア先生と一緒にいるから。]
あ、そうだ。
……もし、僕に何かあったら、靴、使っていいよ。
紐も頑丈だし、靴底には鉄板が入ってる。
ただ右足の方も鱗みたいなのになってるから、
なにかあってもあんまりしげしげ見ないでね。
[どこか、覚悟を決めた声。]
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─美術室前─
[立ち去るメアリーに、声をかける事はできなかった。 色々と理由はあるが、一番の理由は、きっと]
……げ。
[ふと見やった先に蟠っていたのは、闇。 その中から、揺らぐように現れる、お下げの姿>>@42]
……あいっ変わらず、いきなり出てくるよな、お前って。
[歪んだ笑みを見つつ、低い声を上げる。 ポケットに突っ込まれた左手が、淡い緑のビー玉を握り締めた]
(386) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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― 木の下 ― 殴る、か……―――。 じゃあ、俺の手は、怖かっただろう、な。
[返ってきた言葉に、少し苦く微笑む。 どれだけ、喧嘩で拳を使ったか、覚えてない。]
お前を殴らねぇから……―――
[背に回していた手を落とした。 布を掴む鉱石の指先に触れようとする。]
それじゃ、駄目かぃ?
[柔らかく問う。触れると切れるだろうか。 切れても、身体の痛みより、知らない痛みの方が痛い。 それは、言葉ではもう伝えたから。
―――……それ以上の言葉も、行動も 今は、ドナルドは持ち合わせていない。]
(387) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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−美術室前−
ーひっ!
[オスカーのすぐ側の闇から現れた、 ケイトに歪んだ笑みを向けられると、血の気がひいた。 そしてまたオスカーにしがみつく。目は緋色からそらせない。]
(388) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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戻るとなると階段通らなきゃいけないか、
あそこ今結構危ないんだよね。
[幸い自分はまだ転んでいない。]
……どこの武者修行だよ、それで毎日学校着てたの?
[夏場は蒸れないのか、冬場は冷たいだろうに。
容態について話が及べば。]
いやあ、うんまあ困った事に。
みんな一気に症状っていうか状態って言うかが進んでるね。
[それに比べれば、まだ言うほどの事でも無い、筈だ。]
うん、見ない。
貴公子のスマイルにできるだけ注目しとくさ。
風紀委員 ディーンは、生徒会執行部 ラルフに関しては、向こうが勝手につきまとってるだけだと苦い顔。*
2010/03/03(Wed) 21時半頃
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−校長室前廊下⇒3年B組− [中が落ち着いたようなら、ゆっくりとそこを離れる。 そこに居ても、何も 出来ない。 きっとまた、彼女を 傷つけ 怒らせてしまうだけ。]
どこ行こう、 どこに 居るんだろう。 僕は――
[ふ。息を吐いて、三年になって、一年間通った教室へと足を向けた。 >>374そこには、普段は教室に居なかった クラスメイトの姿。]
…… ジェレミー 君。
[彼の姿もまた、人とは違う姿に変じていて。 顔の左半分を手で隠す、右腕は肘から下 闇色に染まっていたが、腕は二本。]
(389) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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[ 美術室の前にぬるりと闇の中からあらわれて ] [ ぼたり ][ 床に 闇色の染みが おちた ]
( クスクス )
[ にたりと 緋色は細く2人を 見遣り ]
なにか
見つかった?
(@43) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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美術部 ミッシェルは、揺れるおさげを今はやりきれない気持ちで見ていた。
2010/03/03(Wed) 22時頃
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― 木の下>>387 ― ……――
[俯いた。苦い笑みに、眼を伏せる。]
…――触、…
[さわるな、と謂い掛けて 柔い言葉に動きは止まる。 触れれば切れる。血が見えたなら眼を瞠り それから眉を寄せた。]
…… ばかだな ……――、…本当に、… ばかだ。
[指をきつく握る。血が付いていたか。]
だめじゃない、…でも ――きずつけるのは、 怖い
(390) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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[全てを救えるだなんて、守れるだなんて正直思ってない。
だけど守りたいと思ったものは、守りたいじゃないか。]
……迎えに行くよ、ディーン。 僕、執念深いから。
[何処にいても。]
(391) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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―― 3B 教室 ――
[級友の、声が聞こえた。何かを真剣に考えていた顔を上げる]
や、フィリッ……プ?
[そちらを見れば、顔の半分を隠し、腕が黒く染まった彼。 自分と同じく、異形に体の一部が変化したその姿]
………それ、辛い?
[かすれた声で、とりあえずそんな風に聞く。 見られたくないのかと、黒板の方へと向いて、チョークを取った]
(392) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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[ ケイトの背後に 校舎に蔓延る闇 ] [ 見えない 魂を くらう 喰らう ]
[ 狂気は 快楽と 同意だと ヘクターの 魂を侵食していくだろう ]
(@44) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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―→北棟階段―
[白い骨を避けながら、一歩一歩階段を下りる。 背中にかかったミッシェルの声>>384がいつまでも頭の中に響いて 結った鳶色をふわりと揺らす。]
迷っ…… ぇも、いられ、ないね。
[去り際に拾ったビー玉を 虚空に翳してその向こう側を覗くように球体を目の前に翳す。
ディーンが本当に死んだのならば、己も今頃ここにはいない。 偽者だろうと、何だろうと、結んだ絆は離れない]
鬼ごっ ぉ、も楽じゃな、い。ね ぇ
[大げさに一人呟き、慎重に階段を降りていく。]
(393) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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─美術室前─
……大丈夫。
[しがみついてくるマーゴ>>388に、小さな声で告げる。 目は、細まる緋色>>@43をき、と見返し]
……シュミの悪い、お知らせメッセージなら、見つかったけど。
[何を意味するかは、説明するまでもないだろうから、言わず]
……でも、見つける。 見つけてやる。 ……逃げるのも、諦めるのも、しない。
[頭の中、響く、コエ。
にげて、ちかづいちゃだめ、はなれて。
広がる闇への警告のコエは、今はノイズ交じりで届いていない]
(394) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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