人狼議事


297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」

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【人】 双子 夕顔

[初めこそ、注意引くため引いた袖を、歩み始めるに合わせ指先から離し。
見守るように立ち止まった少女の袖が、はらり一陣の風にひらめいた。

まるで、少女の横を、誰かが駆け抜けたかのような。
そして、雷門じぃちゃんの袖が、くっと引かれたようなシワを作り、そして。

その姿は、消えてゆく。>>5

その瞬間を見届けた少女は、一瞬だけ、

ゆるぅり目を細めた。]

(21) 2019/07/07(Sun) 10時半頃

 


          『      』



 


[生ぬるい風が、吹き込んで、幼子の声をかき消す。
りぃん、とどこからか、鈴の音が響く。

お山の向こうへの道は、迷いの道へと変わる。]


 お山の神様は、
 人間に興味なんて、あらへんよ。


[お山の神様は、ただそこにあるだけで。
ヒトが死のうが行きようが、多分滅びようが、どうでも良い。

だから。だから────]


 
 せやから、
   おねぇちゃんが、

           ちゃぁんと。
 


 

         守ったる、からねぇ。


 


双子 夕顔は、メモを貼った。

2019/07/07(Sun) 11時頃


[山奥の、さらに奥の、奥。
千代にそびえる巨木があった。
今は人のたどり着くこともないその巨木は、もう随分前に雷に打たれて真っ黒に焦げてしまっている。
その傍らに、割れた大岩ひとつ。

かつてそれは、巨木に寄り添うまろい石だった。

かつてその石には、緋色の縄が幾重にもめぐらされていた。

かつて、その石には……――――]


 あぁ、だから、白やのうて、
 赤やったんね。

[娘は目の前でうなりを上げる獣を無感動に眺めた。
遠くから、人が来る気配がする。
その中に、聞きなれた声が混ざった気がした。

あかん、あかんよ。
来たらあかん。
まだ。
わたしはもう、覚悟を決めたのやから。
これで、終い、と……

腹を裂く熱と、そこから零れる命の赤は、元々緋色の衣装を更に鮮やかに染め上げた。
近づく複数の人の気配に、のっそりと姿を消す獣。

括りつけられた岩に身を預け、細く息をする。
あと、何回。
徐々に弱まる鼓動を数える。
喉を焼くような冷たい空気を、それでも吸い込んだ。]


 
[ただ、ひと目、最期にあん子に逢いたくて。]
 


[支える力を無くした首が、重力に従って傾く。
自然と見上げるようになった巨木を、ぼんやりと眺める。
ここに、本当に。
神様は、おるんやろか。
わたしは、ちゃんと。
およめさまに、なれるんやろか。

わたしは、ちゃんと……]

『どうして、どうして、おねぇちゃん――――!』

[悲鳴のような声に、のろりと瞳だけを巡らせた。
泣きじゃくるあん子の顔が、見えなくて。
嗚呼でも、どうせ泣いた顔しか見れぬなら、数刻前に見た笑顔を最期の顔としても、良いかなぁ、なんて。]


 なぁ、**。
 わたしは、ちゃんと……

   おねぇちゃんに、なれたかな。

[思う間に、世界は黒く、深く、沈んで逝って――――、]


 
 だって、わたし。

 ――――おねぇちゃん、やから。
 


【人】 子守り 日向

[芙蓉の名を呼んだ朧が(>>0:214)数歩離れていく(0>>:216)。見捨てられた。と少女は思う。話す価値もない。そう思われたのだと。少女の思考は操られるように不幸を追う。]

(22) 2019/07/07(Sun) 11時頃

【人】 子守り 日向

お姉やん…お姉やん……

[入れ替わるように少女に相対した芙蓉を、少女はいつものようにそう呼んだ。そして、そのまま声をあげて泣いてしまいたかった(>>1:213)。その胸に飛び込んで、顔をうずめ何もかも忘れて泣いてしまえば、自分にも姉がいるのだという錯覚のなかで束の間の安らぎを得られるだろう。

けれど、少女にはもう、その資格はないのだと思う。
そう思い、流れる涙の量だけがまた増えてこぼれ落ちた。]

(23) 2019/07/07(Sun) 11時頃

【人】 子守り 日向

[そして時幾何もなく(>>#0,>>#1)
雷門は少女を含めた皆の前で、忽然と姿を消した。少女は数刻前にあの紫陽花(>>1:34,>>1:79))を見た時のように、見開いた目にその光景を納めた。]

うちや…
やっぱりうちなんや…

[そして少女にはその問いが(>>9)
断罪の宣告にすら聞こえていた。やはり自分にはもう彼女に甘える資格などないのだ。否、元々なかったのだ。

振り返り、震える声の芙蓉に向かい、再び少女へ注意を向けた朧を横目に捉えながら(>>20)。少女はどこか誇るようにすら見える抑揚のない声で呟いた。]

な…?
………見たやろ? *

(24) 2019/07/07(Sun) 11時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/07(Sun) 11時頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/07(Sun) 11時頃


【人】 双子 夕顔

[何か、知っとるんか。
問われる言葉>>20に、ほんのわずか、首を傾げ。]

 うん?

[心底、不思議そうな顔をした。
それから子守の少女を見やり、また少し首を傾げ。]

 ひなちゃん、かみさまに、なりたいん?

[これまた不思議そうに問う。
少女自身は全くの無意識だったが、言われた方はもしかしたら。

いつもだったら、ひなさん、と呼ぶはずだとか。
いつもより、幾分か親し気な声音とか。
当たり前のように問われた、文脈をまるきり無視した問いだとか。

そういった、数々の違和感のどれかしらに、気づいたかもしれなかった。
彼女に、それだけの余裕があったかは、別として。*]

(25) 2019/07/07(Sun) 14時頃

【人】 釣り師 沼太郎

―   少し前   ―

[ 雷門に勧められ>>1:140鼈甲飴を口に含む

柔らかな甘さが蕩けてほうっと息を吐くけれど雷門が足を向けたその先、裏門の辺りから漏れ聞こえる日向や朧たちの会話には加わらないけれど ]

…、日向、ちゃん。

[ 嘆息混じりに呟いて

日向はとてもしっかりした子と思っている
年端もいかぬ子が、たえの子守りを立派に務める様は村の風景の一部のように思っていた

日向を「大人」として認識していたが故に ]

……すまんな

[ ポツリ呟いてその場を後にした
子の扱いに長けた芙蓉に任せようと ]

(26) 2019/07/07(Sun) 14時頃

【人】 釣り師 沼太郎

[ 縁側に腰掛けほぅ、と息を吐いた

長年生きていれば色々な事があるもの。
それでも子が居なくなったり悲しむ姿を見るのは何より心に堪えた ]


山に、返す、か……


[ ぼんやりと日向の叫んだ言葉を>>1:154
繰り返した

ぼんやりと霞む記憶の向こうに、まだ子どもだった自分に語りかける両親の姿が揺らめいていた

疾うにその顔は記憶の彼方へと消えてしまった
けれども彼らの語り掛ける言葉だけは何故か妙に覚えていた

私たちが生きているのは山の恵みのおかげなのよ、と。

山の機嫌を損ねぬよう、敬う気持ちを忘れぬようにね、と。]

(27) 2019/07/07(Sun) 14時頃

【人】 釣り師 沼太郎


たえちゃんがどうかは分からんけぇど…

山の神様に迎えられた子は
えらい幸せじゃろうなぁ。


[ 人間の身でありながら神様に招かれるのだ
それ以上の幸せがあろうか?
自分に迎えがきた時も、少しでも神様の傍に行きたいものだけど

その言葉が今どう響くかも考えず薄らと微笑んだ ]

(28) 2019/07/07(Sun) 14時頃

【人】 釣り師 沼太郎

[ と、その時カランと何かの転げるような軽い音が>>♯0響き思考は中断

誰か蹴躓いたのかとそちらへ視線をやると――… ]


……、雷、門……?

[ その足先が>>4
その爪先が>>5

ゆっくりと溶け、て… ]

(29) 2019/07/07(Sun) 14時頃

【人】 釣り師 沼太郎


雷門や
莫迦な事は辞めとくれ

居るんじゃろ

[ 震える声で漣のように混乱が広がる庭の中に呟いた

すぐには現実を受け止められない

一瞬こちらを見た芙蓉>>9をチラリと見て、青白い顔で首を傾げた ]

(30) 2019/07/07(Sun) 14時頃

【人】 釣り師 沼太郎


[ けれども。

何処かでは理解していたのだ

目が悪い雷門が、大勢の人の前から一瞬で身を隠せるような場所など、この辺りには無いことを

何より、雷門が皆を不安にさせるような悪戯をするような人では無いことを。 ]

(31) 2019/07/07(Sun) 14時頃

【人】 釣り師 沼太郎

[ 咲き誇る紫陽花からそっと視線を逸らす

慌てる者、問う者、事情を知っていそうな者
色々な思いが交錯していたけれど
家前から聞こえてきた聞きなれた咳>>17を聞き近くへ寄った ]

亀や、よう頑張ったの、お疲れさん
今にもお迎えが来そうな顔をしちょるよ

[ 敢えて口調は軽いままに

飲むかい?と竹筒に入った水を差し出した * ]

(32) 2019/07/07(Sun) 14時頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2019/07/07(Sun) 14時頃


【人】 座敷守 亀吉

―雷門の家のほう―

……なん、……なに、が、あったん…

[異様な緊迫感と、背筋に走る奇妙な感覚。
中に踏み込めず逡巡するうち、
ようく知った声が>>32かかった。]

……、沼のじい様……?
そんな、酷い顔…しとった、かな

[へら、と、いつもの笑顔を作れるよう努力をしてみる。軽い口調で話しかけてくれたおかげで、雰囲気の割には容易だった、気がする。

……ありがとう

[竹筒を遠慮がちに受け取って、水を一口、口にする。しみわたるように甘い。]

…あの、何か、落ちた音が…したんやけど、…なんか、あったん…?

(33) 2019/07/07(Sun) 15時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[──花が咲いている。

忽然と、違和感ばかりがあるのに、
ぽかりとそこだけきれいに別世界への穴が開いたように、>>19>>#1]

……ここにも…咲いて……

[透ける花びらは風に小さく揺れた。
状況が飲み込めぬまま、ぽつりと、呟く。*]

……きれいやな……。

(34) 2019/07/07(Sun) 17時半頃

【人】 双子 朝顔

[咲き誇る、透明の紫陽花を前に]

……こんなん知らん。
おたえちゃん家に、こんなん、あらへんかったよ。

[それに。家に生えているものを、山まで採りにいく道理がない]

おたえちゃん、なんか、あかんもん摘んでしもたんやないの……?
どこぞの神さんの花とか、そんな……それで、それで、こんな……、

[――祟り、呪い。そんな単語が、脳裏に浮かぶ。
だって、それくらいしか、説明がつかないではないか。

何人もの人間が見ている前で、人が消えて。
この世のものとも思えない、透けた紫陽花がいつの間にか咲いている。

細腕で己の矮躯を、抱き締める。
そうしないと、かたかた震えてしまいそうだったから]

(35) 2019/07/07(Sun) 18時頃

【人】 懐刀 朧

――雷門が消えて――

[日向はたえを山に返したと言っていた。
 子供がいなくなればいい、皆寂しくなればいいと、たえを山に返したと>>1:154
 だが、今いなくなったのはその祖父の、雷門だ。
 得意げにすら見える調子で見たやろ、というのに>>24、怪訝そうな視線を向けた。]

(36) 2019/07/07(Sun) 18時半頃

【人】 懐刀 朧

なあ、日向。
ほんまに、お前がやっとんか?

……嘘は、いらんよ。

[何が起きたか、どうやったか、というのは差し置いて、日向の言っていたことと行動の原理が合わないと思ったのだ。
 雷門はまさしくたえの姿に気づいたように、出ておいで、と呼びながら消えていった。
 もし日向がやったなら、たえを家族と会わせてしまっては、寂しくならんのではないか。
 何か無理をして、自分のことだと言い張っているのではないかと探ろうとする。]

(37) 2019/07/07(Sun) 18時半頃

【人】 懐刀 朧

[それと、直感――のようなものが、日向は違う、と告げている気がする。
 故に、何か食い違いがあって苦しんでいるのなら、それは解かなければいけないと思っていた。
 無論、何か知っているなら事実を知りたいとも思っている。
 この状況のことを、"やっぱり"と受け入れられること、雷門が消えたことに驚きを見せないことは気がかりだったからだ。

 ただ、自分の強面と、相手が泣いた少女であること、それから不幸に流れる日向の思考回路>>22が考慮の外なのが、この藤屋朧のよろしくないところだった*]

(38) 2019/07/07(Sun) 18時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/07(Sun) 18時半頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/07(Sun) 18時半頃


【人】 飴師 定吉

[暫く呆然と庭の紫陽花を眺める。
呪い…とか、祟り、とか、不吉な単語が脳裏を過ぎるが
怯えるような朝顔の反応>>35を見て、
両手をぐっと握り深呼吸。]

…なんやよぉわから事なっとるけど。
この村で現役で祀っとるのはお地蔵さんくらいや。

どこぞ他の村やったら心配かもしれんけど、
今のこの村にはおらへんやろ。
なんぞ原因は他にあるはずやて。大丈夫や。

[必要以上に恐怖を煽らないよう、祟りは無いと強調した。

実際には、神様の目の前で宣言するような不敬な状況では
あったのだが、定吉には知る由も無い。]

(39) 2019/07/07(Sun) 18時半頃

【人】 飴師 定吉

[自分達より先に来たと思われる顔もちらほら見えたが、
衝撃が大きかったのか、何やら剣呑な雰囲気が漂っている。]

…今は文明開化も通り過ぎた時代や。
雷門さんが奇術とか使いはる言うんは聞いたこと無いけど
なんや起こしたか起こったかは間違いないよな。
見てみよかー。

[あえて暢気な口調。
意を決して残された杖の傍まで歩み寄り、
周囲の地面を探り始めた。]

(40) 2019/07/07(Sun) 18時半頃

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