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─ リアの屋敷 前 ─
[只夢中で走って、リアの屋敷に着いたものの、今更ながら自分が今どんな姿をしているか自覚して。
ラルの具合が悪いとも聞いていたし、リアもこんな姿を見たらきっと驚いてしまうだろうと思うと、中に入る事が出来なくて。]
─…どうしよう。
[屋敷の外で、どうしようか逡巡した。]
(116) 2010/07/07(Wed) 22時半頃
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セシ兄、セシ兄…!
[セシルの顔を見た途端、枯れ果てたと思った涙が零れ落ちて。]
わた、し。
ごめん、まに、あわなか、った。
(117) 2010/07/07(Wed) 22時半頃
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───……っ…
[自分の涙で揺らぐセシルの顔を見て、言葉が喉にひりついて。
それでも、言わなければならないと、掠れた声を出した。]
ヴェス、が。
しんじゃった、の。 のどから、血、ながしてて。
私、がついた時には、もう。
メアリも、つめたくなって、た。
(120) 2010/07/07(Wed) 22時半頃
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[自分の手も、髪も。 服も、きっと顔も、血がこびりついていて。]
わたし、おきてって、言ったの。
でも、もう。 ヴェス、返事して、くれなかった。
ごめん、セシ兄。
わたしが、まにあってたら、ヴェス、まだ。
しななくて、良かったかも、しれないのに。
(121) 2010/07/07(Wed) 22時半頃
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[違う、というその人の顔を見た。 いつもの優しい顔ではなくて、複雑な感情に押しつぶされそうなその顔が、悲しくて。 こちらを向いた瞳に、涙がみえなかったことが、余計、辛かった。]
私、は。大丈夫、怪我もしてない、から。
[失ったのは、心の支えのようなもので。 喪失感は、激しかったけれど。
ずっと聞こえてきた、あの声が、返事がない。 彼なりの遠まわしな励ましや、後押しが、どれだけ支えになっていたのか解らないのに。 でも、それを口に出しても、もう戻らないから。]
あの、ね。 ヴェス、ギリさんが運んでくれてる、から。
行こう?…セシ兄。
[そっと手をとろうとして、血に塗れた自分の手に気付いて躊躇った。]
(127) 2010/07/07(Wed) 23時頃
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深い樹海の中
冷たい城の中
百年の孤独
血塗られ閉ざされ
いばらの道
―――"Sleeping Beauty"。
生まれた女の子は可愛らしい少女でした。
王様は12人の魔法使いを呼び、祝福を祝いました。
しかし呼ばれなかった13人目の魔女は
呼ばれなかったことに激怒し、
「王女は錘が刺さって死ぬ」という呪いを掛けてしまいましたが
まだ魔法をかけていなかった12人目の魔法使いが、先の魔法を修正し「王女は錘が刺さっても百年の間眠るだけ」という呪いに変えることが出来ました。
王女を心配した王様は、国中の紡ぎ車を燃やしました。
王女は無事、順調にに育っていきましたが
15歳の時に一人で城の中を歩いていた折、
城の塔の一番上で老婆が紡いでいた錘で手を刺し、眠りに落ちてしまいました。
呪いは城中に波及し、そのうちに茨が繁茂して誰も入れなくなりました。侵入を試みた者もいましたが、鉄条網のように絡み合った茨に阻まれ、入ったもののが突破出来ずに皆落命してしまいます。
お姫様は眠り続けます。
周りに茨を巡らせ、誰も受け入れないかのように。
そして長い時が経ち、
ある王子様が茨の難関を突破してお姫様の元へ辿り着き
王子様の口付けで、お姫様は目を覚まし
そして二人は幸せに暮らしました。
めでたしめでたし。
お姫様は何も悪くないの。
罪などないの。
ただ、魔女の仕業で眠りを余儀なくされただけ。
だからお願い、
自分を責めたりなん、て
しないで―――**
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─…うん。
[こちらが躊躇った手を、セシルにとられると。 一瞬驚いて、その顔を見て。 その笑みを見るのが、こんな時なのに嬉しいことが後ろめたくて。
心の中で、ごめんね、と呟いてから頷いて、セシルの少し後をついていくように歩き始めた。]
(131) 2010/07/07(Wed) 23時頃
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─…あれ、ペラジ?
どしたの、おじちゃん、は?
[セシルに手を引かれながら歩いている途中、ふと聞こえた溜息に視線を向けると。
ゴドウィンの定位置だった場所にペラジーが座っていて、どうして?と首を傾げた。]
(137) 2010/07/08(Thu) 00時頃
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─…っ そ、っか。
おじちゃん、…苦しんで、なかった?
[微笑んで告げるペラジーに、こちらもなんとか笑顔を作って返し。 続いた言葉には、んーん、と緩く頭を振った。]
こんな格好じゃ、デートにもならないよ。
[そう言って、苦笑しながら自分を指差し。 出来る限り普通に振舞おうとしている自分は、多分傍から見たら異様だろうと思うけれど。]
(143) 2010/07/08(Thu) 00時頃
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─…そっか。
[率直なペラジーの言葉に、ゴドウィンのことを思い表情を翳らせるが。 自分の姿に疑問を持たれると、あぁ、とペラジーを見て。]
ヴェスが、しんじゃったの。
[上手く説明できなくて、短くそう答えた。]
(149) 2010/07/08(Thu) 00時頃
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あぁ、それなら…
[良かった、と言いかけるも、その言葉は声には出なくて。
サイモンの名を出し、ヴェスの死を聞いて怪訝な顔をするペラジーに、ほんの少し、躊躇して。]
ヴェス、は。 多分、喉を、切られて。
メアリも、いっしょ、だったよ?
[あんなに縋りついて泣いたのに、直視することは出来なかった。 メアリには外傷はなさそうだったけれど、ヴェスは。 あんなにも、たくさん。血が、流れていて。
思い出して、また、青褪めた。]
(154) 2010/07/08(Thu) 00時半頃
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…ヴェスは。
自分から、命を断つようなこと、しないよ。
[ペラジーの質問には、真っ直ぐな瞳で答えた。
病に奪われるなら、ともかく。 彼は、生きている限り頑張ると言ったのだ。 がんばれと言ってくれたのに。]
(158) 2010/07/08(Thu) 00時半頃
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セシ兄…汚れちゃう、よ?
[自分を引き寄せて撫でてくれる人を見上げて、遠慮がちにそう言って。
ペラジーへの問いかけに、どうしたのだろうと。]
(163) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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