人狼議事


179 仮想現実人狼―Avalon―

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何もしないまま諦めるのは、嫌だ。

[そこに固い意志はあるものの、
結局自分の立場から、言える事はこんな半端な物だった。]


んで、あとさー、俺そっちのの事情は良くわからんが…
もうちょっと二人とも、生存欲持った方がよくね?

よっぽどの悪人とかでない限り、
死んだら泣く奴は居るって、絶対。

俺は少なくとも、一緒にゲームしてた奴らが
急にいなくなるのは寂しいなーって思うぞ?泣くよ?

……まぁリアル事情良くわかんない奴だから適当こいてるって、流してくれてもいいけどさ。

[最後はさらっと、添え物程度にそう言っておいた*]


【人】 靴磨き トニー

―サイモンの部屋―

[生前の原型を留めない、酷い骸に、少年は腰を抜かす。
驚愕と恐怖で、叫んだ後は声が出ず、ガタガタと震えていた。
『見てはいけない』――そう解っているのに、視線が縫い付けられた様に其処から動かない]

 ……サイ、モ……にーちゃ……!

[どの位の時が経ったのか、誰かの声>>37がした。
細い背に視界を遮られるが、網膜に焼き付いた光景は消えず、
暫くは茫然自失としている。
続いて現れたリンダ、シロガネ、チアキやクシャミらの姿も認識出来ず。
温かい声音>>49に漸く、僅かにも我を取り戻し]

 ワ、ンダ……?

[凄まじい緊張から解かれ、急に安堵に襲われて、
優しい申し出の意味も解せぬ内に、ふ、と意識が遠のく。
強いショックから少年は気を失い、後はワンダに運ばれ広間へと移る]

(136) 2014/06/03(Tue) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

―広間―

[優しい波の様に、身体が揺れる。
柔らかい羽の様に、心が安らぐ。
自分の名を呼ぶ声が聴こえて、少年は眼を覚ました。
場所は、広間のソファ。
大丈夫か、と案じてくれる声がした。
ワンダだ>>73]

 ……ワンダ…、……う、ん……。

[未だ夢現の面持ちで応えるが、心の何処かに脅えが残り、
報告をしに行く、と彼女が離れ掛かると、反射的にその服の裾を掴んでしまう。
行かないで――そう、言い掛け。ハタと我を取り戻し]

 あ、……御免。 うん、俺は、……大丈夫、

[掠れた声で言い、手を離した。
指の震えが止まらず、ぎゅっと掌を握り込んで待つ]

(142) 2014/06/03(Tue) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

[やがて戻ったワンダ>>76から、温かい珈琲を貰う。
カップを両手で包み込むと、熱がじんわりと掌に染み込んだ。
立ち上る湯気、『冷まして』と言われ、息を吹き掛けようとするが、
温かくて、優しくて、まるでそれは人の温もりそのものの様で、
不意に、涙が――零れる]

  ……サイモンにーちゃん、は、
  俺の友達だったんだ、……。
  あんなに、なって……痛かった、かな……。

[暫くは頬に流れる雫を止められず、静かに泣いているが。
彼女の手が頭を撫でてくれると、次第に衝撃と悲しみからも浮上し、小さく鼻を啜って、珈琲に口を付けた]

  ……あり、がと。ワンダ。 凄く美味しいよ。
  俺、しっかりしなきゃな。
  御姫様守る、ナイトになんかなれないよな。

[髪に触れた手は、震えを帯びていた。
怖いのは、ショックだったのは、自分だけではないのだ。
そんな当たり前の事に今更気付き、ワンダを見上げると、泣き濡れた頬を無理にも笑ませた]

(144) 2014/06/03(Tue) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

―広間→食堂―

[珈琲を飲み、人心地付くと、
泣いた気恥ずかしさもあって、気分転換にと一度広間を出る。
まだ話し合いは始まる前だろうか。
空腹感を覚えた訳ではないが、足元がフラつくので、
寝る前に言った通り、何か腹に入れておこうと。
食堂につくと、黙々と食するシロガネ>>141の姿があった]

 シロガねーちゃん……?
 
 へへ、俺も食べに来ちゃった。
 何か、あるかな?

[昨日よりは元気のない足取りで歩み寄ると、
よいしょ、と椅子に座って]

(147) 2014/06/03(Tue) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

―食堂―

[暫く茫然自失としていた少年は、シロガネらの話しはまだ耳に届いていない。
食事を終え一息ついたら、録音内容――
其々の占い結果と処刑対象について確認しただろう*]

(149) 2014/06/03(Tue) 21時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2014/06/03(Tue) 21時半頃


[怒気を露わにしたグレッグに、
少年は何も言わなかった。
否、言えなかった。
それは、自分の身に起きたそれへの脅えであると共に、
陣営との離別を表明した様に聴こえる彼に、
今、何をどう告げるべきなのかが――解らなかった為だ]


[クシャミの聲に、安堵を覚え深く息を吐く。
躰の気怠さは未だ消えていなかったが、辛うじて言葉を返した]

 うん……。だいじょ、ぶ。
 ありがと、クシャミ。

[少なくともクシャミは自分と同じ『人狼』。
ゲームを続ける為には、否応なくこの暗黒なるスキルを背負わされる者だ。
二人の様子からするに、少年のサイモン襲撃の仔細はスキルを通しても伝わって居らぬ様子で。
クシャミにその事を告げるべきか一瞬逡巡するが]

 ……、……。

[結局は言わずに口を閉ざす。
スキルの発動は人に依って異なるかもしれない――という希望的な気持ちと、
どのみちこの宿命的な役割からは逃れられず、
であれば、彼自身がその詳細をやがて知る事になるのだろう――という絶望的な確信があったから]


[クシャミのサラっと言う台詞が、何故か心に染みた。
アヴァロンで普通に遊んでいた頃、何度か似た台詞を言われた事があったが、心に響いた事はなかったのに]

 ……うん。

 そう、だよね。

[両親の顔が浮かび、頷き掛けた刹那。
つい数時間前に見た、驚愕に打ち震えたサイモンの顔が、それを掻き消した。
上がる血飛沫、――仮想空間とはいえ、止めた息の音。
そんな自分に『生きたい』と願う事は赦されるのか?
言葉にならぬ懊悩を抱え、少年は唇を引き結ぶ]


[シロガネの言葉を思い出す]

 この流れだと、俺、
 もしかしたら処刑に選ばれるかもしれないな。
 
 サイモンにーちゃんを襲った時……、
 俺、……俺は、自分が獣になったと思った。

 だから、処刑されるのは、ほんとは怖くないんだ。
 むしろ、……―――

[この、狂い掛けた思考から、欲望から、
自分を責め苛む夢から逃れる事が出来るならば。
そう、浮かぶ言葉は潜め]

 ただ、クシャとグレッグを残して、早々に逝ってしまうのは申し訳ない気がしてる。
 今のうちに、俺に出来る事とかってある、かな……?

[そう言えば、今夜の襲撃や占い先はどうするのだろう、と。
次第に眠気で重くなる頭を軽く振り]



[そう、今まさに目の前で
 少人数側ゆえにチアキに切り捨てられて
 (チアキはそのつもりはないのだろうけど)
 そこに、少しの憤りも感じない程度には。]


【人】 靴磨き トニー

―食堂―

[食堂には、シロガネ>>156と少年、二人の姿がある。
少年は椅子に座り、シロガネの美しい顔を見詰めた。
白い素肌、何もかもを見透かす様な、漆黒の眸。
深い憂いと慈愛を讃えた、其れは――少年の夢に出る、
悲しき井戸の如き、深い闇の色]

 ……フィレ肉?
 ありがと、シロガねーちゃん。

 おいしそ、う、だね……。

[卓向かいの彼女に笑い掛ける、少年の顔は何処か歪かもしれない。
唇が震え、否、全身が震えて、上手く笑えない。
温かな湯気を立ち昇らせる、変わり果てた兎の肉。
滴る血の様な、濃厚なソース――それはまるで、数時間前に見た
 サ イ モ ン の  よ う な ]

(169) 2014/06/03(Tue) 22時頃

[俺はトニーの回答とクシャミの生きたい理由を聞く
 その間黙ってそれを聞いていた。]


 …………正直言うと
 俺自身も、じゃあどうするかまではわからん。
 ただ、知らんままは動けん。

 少なくても俺は、もし俺が村側で
 クシャミの事情を知らずに
 ただ、システムに沿ってゲームを展開して
 勝ったら…………


  ーーーーー到底自分を許せはしないだろう。
 そこだけははっきりとわかる。


うーん、トニーが真っ先に吊られたら…どうなんだろ。
霊能者が一人だけだし…。
シロガネを襲撃しとかないとまずい、のかな?

[未だに手数についてはいまいち解っていないので、首をひねる。昨日も頭が痛かったが、今日は更に痛かった。]

あーあと俺占い先…うがー、
頭痛いなこれ。

[諦めるつもりはないが、心底頭が痛い。]


 ん…………なに?

[俺はチアキと話した後
 しばらくうつらうつらしていたが
 トニーの声で目が覚める。]

 って、はぁああ!?
 投票?あ、これか、システムのこれか
 つか、どういう流れなんだよ!
 ちょっと待て、今行く!


【人】 靴磨き トニー

―食堂―
 ……うん、……。

[シロガネが卓を回り込む。
いつもの彼女と異なり、やけに言葉少なに。
足取りも潜むように、音を殺している。
 ――それは、あの時の自分と同じ―― ]

 ねぇ、シロガねーちゃん、
 俺ね、昔……犬を殺した事があるんだ。

 学校の傍に居た、野良犬。
 その時、俺、いじめられてて、
 ……その犬、殺さなきゃ、お前を殺すって言われてさ。

[他愛もない昔話をするように話しながら、
少年はナイフを手取り、兎の肉に刺し込んだ。
サク、と音もなくそれは切れる。
口に運ぶ気は――しなかった。
彼女の影が、少年に覆い被さる]

(176) 2014/06/03(Tue) 22時半頃

ーサイモン襲撃前ー
[クシャミの言葉には俺はただ無言で
 頭を一つかいた。
 それは、音声だけの世界では伝わらないだろうけど。]

 消滅が本当に消滅なら
 誰かの周りでそれが、おこるんだよな……


[と、俺にはそれしか言えず。
 トニーの心にはしみたそれも
 俺はただぼんやりと受け流した。]


[食堂で、少年は死期を悟る]

 御免、……俺が不甲斐ない所為で、
 二人に負担掛けちゃうな。

 俺とクシャが繋がってるって、多分、
 そんな手掛かりはないんじゃないかな……?

 俺の事は捨て置いて、クシャが生き残れる方法を取って欲しい。
 グレッグにも、重荷背負わせて御免ね。

[急ぎ、聲だけを届け]


トニーは、マユミに話の続きを促した。

2014/06/03(Tue) 22時半頃


[頭が煮えていたせいか、トニーのセリフの表面に返事しただけで、残りの部分を改めて反芻していると、その意味の重さにぎくりとぎくりと手が止まった。]

獣…。

[人狼スキル、の意味の一旦、自分でも体感した飢えに、空恐ろしい物を感じる。
だが何となしトニーが弱気な声で「やってほしいこと」など言うとこれにもまた少し考える。]

やってほしい事って…
うーんそうだなぁ、
正直イキロ!なんだが…

[こっちはこっちで、死期を悟ったなんて知らないからそんな風に言った。]


おー、グレッグ
えーと今は…広間来て記録聞いた方が早いぜ。
シロガネって子が仕切って色々言ってくれたおかげで俺頭痛ぇ。

[思考がぐるんぐるんしていて気力薄だ。]

あの子すげー殺る気だわ…

[そういや今どこだっけ、とは少し周囲を見回したり。]


 て言うか、トニーはどこよーーー!?

[システムが示すトニーの位置は宿
 とりあえず広間に転がり込んだが
 俺は目的の姿がいなくて右往左往]


って…おいトニー
何があった?

[最初は理解できなかった台詞が、何だか遺言めいてきたので、脳みそぐるぐる状態から覚醒する。
何か言う前にグレッグの悲鳴めいた声に]

確かさっき食堂に…っておい!?


【人】 靴磨き トニー

―食堂―

[暖色系の照明に照らされ、シロガネの影が落ちる。
少年は振り返らない。
切り開いた兎の肉を、ただじっと見つめて]

 ……怖かった。
 戦えなかった。
 どうすれば良いか、解らなくて。

 俺は、その犬を殺して、井戸に捨てたよ。
 毎日、毎日……餌、あげてたのに。

[純粋無垢な、あの眸を思い出す。
井戸へと手放した後、残った温もりを思い出す。
あの時――恐らく少年は自分をも捨てたのだろう。
学校にも行かず、部屋に閉じ籠り、死んだように生きて来た。
この、仮想現実で]

(188) 2014/06/03(Tue) 22時半頃

  シロガネ…………

[妹とよく似たアバターの
 けれど…………
 俺はクシャミの口から言葉を聞けば顔をしかめて。]

 …………頭痛か、なんか、トニーも不穏なこと言ってっし
 トニーが処刑されるなら、
 シロガネ襲撃、かね?
 霊能者だっけ? あれでばれんだろ?
 よくわかんねーけど。


【人】 靴磨き トニー


 ……ねーちゃん、御免ね。
 俺、この肉……食べれないんだ。

 もう、……。

[振り返れば、歯向かえば、彼女を殺せたかもしれない。
だが、少年は奥歯を噛み、何かを堪える様にして、
瞼を――閉ざした]

(189) 2014/06/03(Tue) 22時半頃

 ありがとう、グレッグ、クシャ。
 俺、……もう、運命を受け入れる。

 サイモンにーちゃんを殺した幻影が、消えないんだ。
 だから、これは当然の報いだ。

 俺が人狼だって事は、バレても良いよ。
 襲撃は、クシャが生き残れる確率が高い方が良い。

[では誰が妥当か、という所までは
すぐに思考が回らないが]


 グレッグも、クシャも、俺を助けに来ちゃ駄目だ。
 もし、シロガネが明日生きてたら、俺が人狼だって解ったら、
 庇いに来た人が疑われる。

 だから、俺の事は――見殺しに、してくれ。

[少年は瞼を閉ざし、聲を送った]


 ーーー見殺しって…………
 俺は!疑われても占われても
 人間しか出ねーから!!

 


【人】 靴磨き トニー

[シロガネの短剣が、少年の頸を貫く。
未成熟な頸動脈が斬り割かれ、勢い良く鮮血が飛び出した。
身体が急激に熱くなり、息が、詰まる―――]

 ………―――ッ……!

[抗いたくなる衝動を、必死に堪えた。
想像を絶する痛みに身悶え、椅子から転がり落ちる。
断末魔の叫びを上げる事も叶わず、ぜえぜえと息を吐くと、
小さな唇から大量の血が溢れ出し、白い床を染め上げていく]

 ……、…ン、……。

[生まれて初めて味わう、壮絶な苦しみ。
死の恐怖に脅え、叫びたいのに声も出ない。
血に濡れた唇が震え、音もなく誰かの――名を紡ぐ。

そして――少年は小さく身体を丸め、血溜まりの中で
*絶命した*]

(202) 2014/06/03(Tue) 23時頃

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