人狼議事


17 吸血鬼の城

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 お前が望むなら、あの客人も与えてやろう。
 ――私の同胞……私のローズ。


[言い聞かせる聲に囁きかける。
暗示にも似た言葉
「私のローズ」
彼女が目覚めてから、そう呼び続けてきた]

 
 お前の美しい顔を顰める者が居るようだな。
 

[影の密告を受け、城主は低く洩らす]


 その憂い、私が晴らすが良いか
 其れとも、お前が喰らうか……?**


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 11時半頃


【人】 墓荒らし へクター

―― 客室階 ――

[サイラスが部屋に戻り、一息ついた頃合いを見計らってノックする。]

ヘクターだ。取引の件で来た。

(221) 2010/06/20(Sun) 11時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[部屋に招じ入れられれば、サイラスが品物を並べるのを待つ間に。]

おまえさん、ここへは、商売しに来たのか?
この城には、普段、病気で死ぬような奴は暮らしてねぇぞ。

…まあ、別種の薬や香ならヤツらも欲しがるか。
自分らに使うんでなしにな。

[支柱のついたアンティークな寝台をちらりと見やる。
 柱の擦れた傷跡は、安眠とは関係のない行為の証拠。]

(227) 2010/06/20(Sun) 12時頃

【人】 墓荒らし へクター

ウルフスベイン(鳥兜)もあるのか?

吸血鬼を動けなくする毒でもありゃあ、買いたがる奴はいそうだが――
おっと、おれは要らないぜ。
さっき云った品だけでいい。

(228) 2010/06/20(Sun) 12時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 12時頃


【人】 墓荒らし へクター

鍵どころか、壁も障害にならないらしいぞ、城主は。

[云いつつも、扉は閉める。]

レモングラスとミンクオイルを見せてくれ。

(234) 2010/06/20(Sun) 12時頃

【人】 墓荒らし へクター

[出された品を手にとって検分する。
 薬草の乾燥や保存の仕方にサイラスの腕前を見て取り、満足げに購入分を取り分ける。]

品代だが、こいつと交換でどうだ。

[肩近くに止めていたトカゲのブローチを外して見せる。]

ピューター(錫)だが、細工はいいぜ。
裏に「H」と刻印してあるだろ。
おれのハンドメイドだ。

まあ、女へのプレゼントにはどうよ、ってモチーフだが。
爬虫類好きには堪らんぞ。

(238) 2010/06/20(Sun) 12時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[肉体労働でパン代を稼ぐのは慣れていたから、薬研で草を碾けとでも云われるのかと思っていたら。]

薬の材料? なんだそれは。

[得体のしれないモノをこの薬売りに感じて、いささか背後が気になる。]

(243) 2010/06/20(Sun) 12時半頃

【人】 墓荒らし へクター

ま…
互いに、目的が果たせるといいな。

その目的が、ぶつかりあうことのないよう願ってるぜ。

[当面の取引を済ませて、トーニャと自分に宛てがわれた部屋へ *戻ることにした*。]

(245) 2010/06/20(Sun) 12時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 13時頃


【人】 墓荒らし へクター

[サイラスに、精液が欲しいのだと云われれば]

おい…ホムンクルスでも造るんか、おまえ。

[精液なら自己生産しろよ、と突っ込むのはさすがに立ち入ったことに思えて、自分の股間に視線を落としたところに「オマケ」の媚薬を提供される。]

こいつの材料は…聞かない方がイイかもな。

(272) 2010/06/20(Sun) 15時半頃

【人】 墓荒らし へクター

これを飲めば、目の前の相手が、自分の愛しい人間に見える…、ねぇ。

――顔を見るのもイヤな奴を殺すときに使ってやろうか。

ありがたくいただいとくぜ。

[薬包をポケットにねじ込み、廊下へ出る。]

(274) 2010/06/20(Sun) 16時頃

墓荒らし へクターは、奏者 セシルと、この廊下を並んで歩いた時のことを思い出しつつ。

2010/06/20(Sun) 16時頃


[気高く美しい兄の聲に伏せた睫毛が小さく震える。
幾度となく繰り返された暗示のような言葉]

お兄様……
私はあの客人を望んでなどいないのです。

[興味がないと言えば嘘になる。
けれどその興味はあの客人が兄の目にとまったから。
本当に望むものは口に出来ぬまま――]

…………。

[白薔薇の執事が影を通じなされた密告。
兄の問い掛けに妹は逡巡する]

もうあの声を聞きたくはないのです。
お兄様にあの者の処遇をお任せします。

[憂いを滲ませた聲が密やかに囁かれた]


 ――…私のローズ。


[囁く聲に混じる憂い。
まるで彼女に呼応するかのよう]


 お前が望まぬ客人
 けれどあの客人はお前を望んでいる

 ならば、すべき事はひとつ
 お前が楽にしてやるが良い。


[彼女を求めるものが、彼女によって逝かされる
そのとき彼はどのような声をあげるだろう
ざわ、と背筋に走るものを感じ、語尾は甘く震えた]


――…私が、それを為せと…?


[兄の囁きに女の聲が沈む]


意地悪なお兄様。
私の願いを聞き届けては下さらないのね。


[甘い震えを伝える聲の主に女は逆らえない。
望まぬ男の求めに応じる苦痛よりも
兄たる者の悦びを女は優先する]


嗚呼……


[悩ましげな吐息が零れた]


【人】 墓荒らし へクター

[パイプオルガンの響きに足を止める。
 ステンドグラスの、天上の青。
 そして、鍵盤の上を舞う、しなやかな指を思い出し。]

今も、おまえは――

神が喜ぶ自己犠牲の精神を遂行しているのか…?

(278) 2010/06/20(Sun) 17時頃

【人】 墓荒らし へクター

[壁に寄りかかってどうにか進んでくる、どう見ても具合の悪そうな黒衣のドレス姿に気づいて現実に引き戻される。]

…おい、手ぇ貸そうか。

[ベールの下からサイラスを呼ぶのは、まだ年若い娘の声と聞いた。]

変な薬を飲まされたとかいう話なら、代理で殴る役、引き受けてもいいぜ。

(280) 2010/06/20(Sun) 17時頃

【人】 墓荒らし へクター

[腰掛けになりそうなチェストを勝手に動かしてマーゴの傍らに置き、サイラスの部屋のドアを拳で叩く。]

客だぜ、サイラス。
怪しい実験中じゃなきゃ開けろよ。

(282) 2010/06/20(Sun) 17時半頃

【人】 墓荒らし へクター

あぁ、招かれた。
「あなたも」ってことはおまえさんもだろうな。
この城で、病死できたら、それはそれで珍事かもしれん。

[奇妙にゆったりとした金髪女の声に振り返る。
 さっきトーニャに話しかけていた娘だな、と思い出す。]

どうしたって――
ミサ曲が聞こえたもんで、善行を積んでる最中。

(288) 2010/06/20(Sun) 17時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[バイルシュミット家のグロリア――
 マーゴット・キャンベル――

 ヴェールの下から聞こえた名に、わずかに息をつめる。]

(289) 2010/06/20(Sun) 18時頃

 ……意地悪な私は、嫌いか?


[からかうように吐息混ざる笑みを送る。
彼女が己に逆らうなど、考えぬ風]


 私に、見せてくれ。
 お前に懸想した
 哀れな男が壊れ朽ち行くさまを。


[彼女の沈む様子とは裏腹、愉しげな聲が囁き響く。
先に待つ仄暗い悦びを思い、ひとりほくそ笑む*]


【人】 墓荒らし へクター

あんた無神論者か。

[チラリとグロリアの左手に視線をやった。
 “無垢な未亡人”の婚約指輪がまだそこにあるのか確かめるために。]

朝は四本。
昼は二本、夜は三本―――じゃあ、今は? …ってな。

それだけ飲んだら立派な「飲んだくれ」だろうよ。

(294) 2010/06/20(Sun) 18時頃

【人】 墓荒らし へクター

おれは用は済んでるからいいや。
ちゃんと診てやれよ。

[背中で手を振って、割り当ての部屋へ*向かう*。]

(304) 2010/06/20(Sun) 18時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 18時半頃


――…嫌いになどなれません。
知っていてそんなことを聞くなんて……


[恥じ入る聲はまるで乙女の如く]


お兄様の望みとあらば……


[静々と了承の意を兄に告げる]


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 21時半頃


――…違う。
私は……人間のものになんてならない。
貴方のものなんかじゃ、ない。

止めて……
私をそんな風に呼ばないで。


[想いが震える聲となり密やかに響く。
否定の言葉は無論兄に向けられたものではなく
ただ過去に縋る憐れな男へのもの]


私をそう呼んで良いのは……
お兄様だけ――…


[城主には届いている。
彼女に縋る哀れな男の声も、
痛みに揺らぐ彼女の聲も]


 私のローズ


[重ねるように
男の声音を掻き消すように、囁く]


 お前は私のモノ。
 私の為に在る。
 そうだろう?


[城主の聲にはっとする。
紡がれた綴りは同じだというのに
城主からの囁きには安堵さえ覚えた]


お兄様。


[切なく響く聲]


私はお兄様のモノ。
お兄様の為に――…


[そう繰り返しながらも
胸の痛みはなかなか消えてはくれなかった]


 そう、お前は私のモノ。
 ……私のローズ

 人間に惑わされては、ならんぞ?


[囁きながらも、何処か其れすら愉しむ風に]


わかっています。
人間に惑わされなどしません。


[人間の囁きに心乱されながらも
惑わされてはいないと強く言う]


――…私を意のままに出来るのはお兄様だけ。


 そう、可愛い私の薔薇。
 ……食事を終えたら、私の元へ来るが良い。

 口直しをやろう。


[己の血を分け与える行為を仄めかす柔かな声音。
吸血鬼の本能を強める為
己の下へ縛り付けておく為
今一度、あの極上の悦楽を共にと誘った]


――…嗚呼。


[仄めかされたその行為は女の望むもの。
込み上げる歓喜が女の聲を切なく震わせる]


記者と黒薔薇が傍におりますが……
滞りなく成し遂げてみせましょう。


愛しいお兄様のために。


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