291 Fate/Goddamned Omen
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[その光は薙ぎ払われた>>37]
(109) 2019/02/20(Wed) 02時半頃
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[ここで、終わりでいいじゃないか。 あの大地の女神が言った、人の努力を受け入れて 死のない世界を肯定しても、いいじゃないか。
けれど、それは諦めだ。 我が主への裏切りに過ぎない。
そして、死した英傑たちへの冒涜だ。 今も尚、行きながらにして死へ向かう生者への……]
(110) 2019/02/20(Wed) 02時半頃
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[光から逃げるように、船は速度を上げる 津波を引き起こすように支流を操り 片手で握る櫂だけで、操って。
そして…………光から、熱量から、]
(111) 2019/02/20(Wed) 02時半頃
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あ、ぐ……!ぅ、……ッ、
[爆ぜたその瞬間、生者の手を離した腕は焼け焦げて だらりと、力なく垂らす。 感覚は無い、痛みも。痛すぎて忘れてしまった。
背中だってそうだ。熱くて馬手居るように思える 黒いボロボロの外套がよりみすぼらしくなるだろうに
……それでも支流は、神都と砂漠の境界を越えて その都の中に漸くたどり着いた。]
(112) 2019/02/20(Wed) 02時半頃
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はっ……本当、もう。 何もかも破天荒でめちゃくちゃだな。
[暫くは使い続けろ、といわれていたが。 それでも難しいものは難しい。 水面に出たその後>>96 宝具の発動を止めて。その場に蹲る。]
これで、沈んで終わりでした、なんて
[そんなことになっていたら、笑ってやろう。 あんな令呪使って、そのざまとはと。 ……それでも、きっとそんなことにはならないだろう。]
(113) 2019/02/20(Wed) 02時半頃
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─── 神にも負けず劣らず傲慢な君なら
きっと、大丈夫だろう。
(114) 2019/02/20(Wed) 02時半頃
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[片腕に感覚は無い。背中は焼けるほど痛い。 それでも、足はまだ動く。呼吸は、続いている。
進入した都。途絶えた命の上を歩いていく。 目指すのは、ディーヴァナーガの中心部]**
(115) 2019/02/20(Wed) 02時半頃
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…… ありがとうございます。
ひとりだったら、さっきので、死んじゃってましたから。
[肩を貸して、歩む最中に、礼を告げた。]
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