人狼議事


103 善と悪の果実

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 守る って…

[伸ばした手は、赤い手は黒蝶の翅へと伸ばされ
羽ばたこうとするそれを、逃しはしない、と握り締めた]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[全部いらないなんて、嘘。
傍にいてほしいものしかいらないけれど
ひとりになるのは嫌だった。

ひとりぼっちが一番怖くて
恐れる自分は見ないようにしていた。

それを子供らしさだと、認めてくれる人がいれば
少女にも、あるいは未来があったかもしれない]

(77) 茄子 2012/10/01(Mon) 22時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[再び目を開いた"少女だったもの"は
背中を向け、自分を置いてきぼりにする兄の姿を
廊下に座り込んでただ見つめていた]

 兄様

[手は、伸ばさない。
握り締めた黒蝶に、注がれる赤はもうないけれど]

 兄…様

[強く、強く握り締めた少女の髪を
柔らかく撫でたのは――]

(84) 茄子 2012/10/01(Mon) 23時半頃


 グロリア、姉様――?
 


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[微笑みを浮かべる、彼女の口から出たのは――**]

(85) 茄子 2012/10/01(Mon) 23時半頃

――扉をくぐる前に――

[烏の背を追い掛ける目に、殺意と怯えが消え去ることはない。
輪廻の環に囚われるまで。
何度でも何度でも、この運命を抱くのだろう。
扉の向こう側に消える背に、羨望を抱くことは出来ず。

―――女を、子供を手に掛けて。
今はまだ沈んでゆくばかりの輪廻だ。]

 その目。 刳り貫いてしまえば、良かった。

[震える口唇が、小さく呟いた。]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ― 数日後 ―

[楽園の事件が明るみになった後、帰る者もいなくなったブロワ邸が、国に買い上げられることとなった。
明け渡す為に入った業者が、地下室で見たのは

半死半生の、腐りかけた――"人間"

けして人には許されぬ研究の成果か
父を殺したことを認めたくなかった少女の我儘か

もはや言葉を解さぬ生きた死体となったそれは、闇から闇へと葬られた]

(99) 茄子 2012/10/03(Wed) 02時頃

[楽園で永遠を過ごす少女と]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[永遠に生き続ける父親]

(100) 茄子 2012/10/03(Wed) 02時頃

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