198 かるらさんのうなじ争奪村
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俺もなんだかんだであの獣になついてる感はあるな。 そのせいかもしれん。
[ふふ、と思わず含み笑い。冗談にも本気にも取れる笑み。 そして礼を言われて、一つ頷く]
……礼には及ばない。 俺も楽しんでるんだ、この不思議な祭りを。 だからそこはお互い様だ。
[陸が頭を乗せたとき、二、三度頭を撫でただろう。
気にする必要などないと言うように。 そして、気にしすぎるなと言うように。
――――ここに来ている人間は、みんな優しいから]
(40) 2014/10/09(Thu) 20時頃
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ほ、捕獲……大胆だな。 [ビー玉を投げつけた奴が言うことではない]
お父さん……か。 褒められたなら、素直に受け取っておくか。
[そう言って立ち去る陸を手を降って見送る。
随分と気を持ったようでよかった。 これ以上落ち込まれたら、きっと俺の手には負えなかっただろう。
その理由に心当たりはあったが、それ以上考えることはやめた]
(53) 2014/10/09(Thu) 21時頃
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[一人、社へと歩みを進める。 そういえばカケルとははぐれてしまった]
人に文句を言っておいて、いざ自分が迷子とか。 笑いどころか失笑すらもおきないな。
[一段ずつ歩を進める。 一つ、二つ、三つ、四つ―――…
意味もなく、何段あるのかと数えてみる。それも、いとたのし]
(64) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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にゃー。
璞ニコちゃんのこと嫌いにはならないよ!大好きよ!
楽器やるなら、璞聞きに行くにゃ。ニコちゃん上手そうだもん。
[暫く、その場をちょこちょこ走り回ってはしゃぐナマモノでした。
人の夢の中は、このけもけもが想う以上に興味があって、楽しい場所なのです]
にゃ〜!
違わないよ、1日も1年も僕には一緒だもんにゃ。
15年前からチミたちのこと見てたんだよ。ご希望があればまた時々夢に出てきちゃうつもり満々だったんだけどね!
ダメ?ダメ?もうお花頂戴とかしないから。
どうなんだろー。覚えててくれたら嬉しいけどー。
忘れちゃってもすぐお友達になれるよ。にゃん。
だって昔は皆びっくりしても今まで覚えててくれたじゃん?
いのちのおはな?いらないにゃん。
だってまだ咲いてないし。
[寿命をおえた時に咲くのがいのちのお花とけもけもは思います。
実際、「いのちのはな」というのはあったとしたらさぞきれいでしょう]
白い子の為にチミたちにお花あげたけど、
遊びにいくのは僕のためだよ!
襲撃もこみゅにけーしょんって、ニュースでみたの。
よく「どこの組のモンだー」とか、ご挨拶してるから。違うの?
翔君、お花咲きそうなの?
でもどっちのお花をくれるかはあの子次第でしょ?
白い子はお花の指定はしてないよ??
え?意味違う?
ご挨拶じゃにゃいの?元気で面白そうだと思ったのに〜。残念。にゃん。
木刀とかそこにシビれる憧れるぅ!にゃん。
[しょげました]
ここで咲くお花は赤と白だけだよ。
だから、どちらかはもらうの。でないと夢から覚められないの。
それ以外のお花が咲いたら、大事に持って帰るといいの。にゃん。
チャカだっけ?ぱんぱーんって、射撃みたいなの。
璞ヂェンとルマンだもん。人に襲われても璞は襲わない!
経験値と逃げ足はキンメタスラも超えるにゃ!
降りるの?にゃんにゃん。あーい。
…アレ?ここ港?太陽に吠えるの?
[返事を待つ前に「なんじゃこりゃー!」と叫ぶけもけもでした。
くるんと振り向いて*]
あの子がほしいお花は白と赤だけにゃの。
それ以外は、いらにゃいの。だから大事にするといいの。にゃん
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――>>72>>73>>74
[玲の事を聞いて、少しだけ安堵する。 なんだかんだで気にはなっていたが、あの後玲には合っていないし、友に至っては本当に久しぶりのようだった。 穏やかに話す様子から、一応の決着はついたのだろうなと察する。
――炊きつけた事は言ったかどうか。 言ったとしたらどんな反応が返ってきただろう。]
(82) 2014/10/10(Fri) 06時頃
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[問いに少し考え、一度だけ頷く]
友たちが…皆が改めて自分にとって"大切な人たちだった"んだなと、わかったよ。 会えたことに後悔しない、そんな人達ばかりだと。
[薄く笑う。 友は少し見ない間に随分と垢抜けた感じがした。 いい傾向だな、と思う。 夢であれ、なんであれ、やわらかな表情を浮かべるようになったのはいいことだ。
どちらの花を渡せばいいかと問われ、陸の言葉を思い出す。 どうやら白い花は祭りの記憶を、赤い花は…陸いわく恋心?らしかった事。
……それを聞いてどう感じただろうか。 心に決められただろうか。それとも更に悩む原因になってしまっただろうか]
(83) 2014/10/10(Fri) 06時頃
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どちらも代償を手に入れることになるなら、後悔しない選択をとれればいいんじゃないか? けれどもし、どうしても選びきれなかったら俺に声をかけてくれ。 ―――俺はお前の力になりたいから。
[そう告げた時、友は驚いただろうか。 それとも笑ってくれただろうか。]
分かった。ニコラスを見つけたら、伝えよう。
[目の前で消えたことは言えなかった。 言うべきではあったのだろうけれど、何故か口にするのが憚られ。
最後の声には頷きだけを返した**]
(84) 2014/10/10(Fri) 06時頃
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にゃー。
[豪華?なお船!でもって響くトランペットにびっくり飛び起きます]
え、なに僕のせいなの?うそん。
僕ほえただけなのにぃ
うん。いいよ、翔君につたえておいたげるよ。
他にもある?覚えてるうちに伝言承るよ。にゃんにゃん。
[ぴょん。いつのまにかドレスアップしてるニコちゃんの肩に乗ります]
キラキラしてるー!すごーい!
僕初めて!にゃにゃ〜!!
[ふかふかの絨毯にぴょんと下りてみたら、
毛足が長くて前足埋もれました]
にゃ、にゃにこれ人食い沼?
お船の中でサバイバル?すごいにゃー!
[シャンデリアや他の調度品に珍しく目を輝かせます。
あの祭りとあまりに違いすぎて、一寸びびってもいるのです]
[けもけもには何もかも目新しいものばかりで、
天井だって高すぎて天井だと思えません]
…ヒトってスゴーい……
[感嘆極まってニコちゃんを振り返ってみると、なにやらまた悩ましげな表情>>+41をじっと見て]
お花、まだ未練があるの?
でもお花をなくしたからって、チミらが二度と会えないわけでも、同じ感情を持てないわけでもないにゃんよ?
にゃー。
白い椿を持ってたら、この夢であったことを覚えていられるの。
でも恋心は忘れちゃうから、好きな人に会えてもズッ友のまんま。
[にゃふっ。また足を取られました]
[陸君と遊ぶのと別の夢です。
だから夢の数だけどこにでも現れます。
夢の世界に一匹とか何処かのげっ歯類みたいなケチではありません]
にゃう。綺麗な歌だね。あの子もよく歌ってた…のかな?
赤と白を同じ意味合いにしちゃうとすぐわかっちゃうっていってたけど
この歌のことなのね
友達より大事なものがあるか
友達を一番大事にするか。
僕は見てるだけ。
…友人より色恋取りそうな子達もいるけどみゃー
[うふふ、とちょっとそらっとぼける顔は何をみているのやら]
同じ子から2輪もお花はいらにゃいの
だから人からもらったのは流用できませんにゃ。
でもってあの子は必ずチミら1人ずつから一つずつ花をもらうにゃー。
白い椿二つ持って帰っても実はあんまり意味にゃいね。
相手が恋も友情も忘れちゃうだけにゃし。
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[石畳に腰を下ろしてどれほど立つか。 祭りの熱はまだ残るものの、石段の固さと冷たさに身体の芯が冷えていくようで、少し安心する。
木々の揺れる音も、遠くに聞く囃子の音も。 全て、全てが微睡みの中に]
……決められたか。良かったな。
[胸に去来する喪失感。 あの時と、ニコラスと同じ。
―――目が覚めるのだな、そう思った]
(162) 2014/10/11(Sat) 06時頃
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…友の鬼灯の灯りは落ち始めていたな。 あれが合図、か。
[次は誰が目覚めるのか。 不安がないとは言わない。ただこの夢がいつまでも続くわけではない。 ならばどうするか。 俺がしたいことは、何だ?]
俺は…
[――また、会えるよな?
この言葉に頷いた自分を少し後悔する。 祭りの事を覚えてほしいという事なら、もしかしたら叶えられないかもしれない]
俺は、誰かが苦しむなら、その分を代わりに支払ってもいいと―…
そう、思っている。
[それは誰にも聞こえない呟き]
(163) 2014/10/11(Sat) 06時頃
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