82 謝肉祭の聖なる贄
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[返ってきた声に、結局またびくついてしまう。
うっかりすれば贄たちにもこの心持が覚られてしまいかねない程の、緊張。]
…………… こた え 。
[辛うじて、といったところで落ち着きを取り戻そうとしながら、
先程の贄との遣り取りを、思い返す。]
[あの青の奥にあるものを確かめたくて、他の輩に渡せばどうなるかと、手放したのが失策であったらしい。
だが、ちいさい輩の勇を奮っての言葉とあれば]
主が我の顔色を窺うたびに、此方の方が情けなくなってくるわ。
辱められたを恨むなら、むしろ怒れ。
堂々としておれ。
[冷酷な言葉投げつけるが、それは彼なりの詫び、なのかも知れぬ。]
[独り占め、という語に、答える余裕が無い、まま]
そん、な、
…………… は い 。
ごめん なさ い 。
[その冷たい言葉を詫びだと捉えられる程、白金の心は育ってはいない。
けれど心は刃向えず、是を返す。
それでも結局相変わらずの、堂々とできていない声色ではあったのだが。]
[相変わらずに返って来る情けない返答に、ふんと鼻を鳴らした。]
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>>77
――…?
[話終えたと思う大神が、同じ高さに視線を合わせた。 まず、それには明らかに驚いた表情をつくる。 だが、冷静さをそれでも装うとしたとき、
不意に伸びてきた手にまた目を見開いた。]
(80) 2012/03/16(Fri) 21時半頃
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サイラスは、甘く薫る、空気に、人である証拠か、やや、視界はぶれる。
2012/03/16(Fri) 22時頃
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[そして、胸を掻きわけてきた手、 その指が素肌に触れると、くっ…と声は漏れる。
同時に視界に銀が舞う…。 それは、戯れとしても、望んできたことである寸前ならば、 アクアマリンは、細まって、首を仰け反らす。]
(81) 2012/03/16(Fri) 22時頃
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――……ッ
[食われることを所望した身体なれど、 抱かれることに慣れているわけではない。
されど、甘い芳香に、大神の覇気、その存在に圧倒され、全身ざわりと震える。
その瞬時怯えのような震えは相手にも伝わったか。 そののち、深く口づけられて、絡められた舌。自分でも驚くばかりに溢れ出した唾液は口端からこぼれて…。 緩む、のは、身体ばかりではない。]
……ぁ……。
[口が解放されれば、呻きは、甘く響き、アクアマリンも、陶酔していること、読み取れるだろう。
それは、先ほど口づけた大神にも聞こえるか。]
(85) 2012/03/16(Fri) 22時半頃
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サイラスは、見える視界、銀色の向こうに、新たな影を見た。
2012/03/16(Fri) 22時半頃
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[金糸は、見えていても、大神の手を避けることなどない。 むしろ、あの時の、憂いに満ちた眸の色は今はなく、
その白金の影の呻きに、
青の色は、きっと、小さく、笑む。]
(93) 2012/03/16(Fri) 22時半頃
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[静かに呼吸してじわりと溜まってきた熱を逃がそうとする。
まだ外からは見えねど、黒衣の下では抑えきれぬものが形を成しつつあった。]
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[掴まれた金糸は乱れ、その顔にもかかるけれど、 アクアマリンはその間からも、閉じることなく、白金の大神を見つめる。
ただ、陶酔めいた、それまでにない柔らかな色は、隠せない。
近づく顔、やはり思う。
その唇が牙が、朱く朱く、己のもので染まればいいと…。]
(98) 2012/03/16(Fri) 23時頃
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[強くなった花蜜の香をうっそりと身に纏う。
食欲とないまぜになった情欲がじわじわと身のうちを蝕み、苦痛なほどだ。
今また贄が喰われるを見れば、もう歯止めは利かぬ。]
――だそうだ。
[肩を竦め皮肉な笑いを浮かべる。
内実餓えに苦しみ切羽詰っていても、まだこのスタンスを崩すつもりはないらしい。]
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>>105 [その大神は怒りを見せている。 掴まれた頭は、その力でぐるりと容易く回された。
人間の男程度、大神にとっては赤子のようなものだろう。もちろん、抵抗など微塵もしなかったこともある。]
――……(はい)
[お前と呼ばれる声には、応えようとしただろうが、やはりそれは睦言を言うような掠れた声だろう。 大神の心内は読み取れない。 けれど、その白金が明らかに、己を所有するといった言葉を吐いた時、アクアマリンは、また悦びに潤んだ。 そう、その大神が求めていない色に。]
(あなたに……)
[頭引き寄せられれば、眸閉じそうになるのをこらえて…。唇は塞がれる前に、そう告げたかったのに、それが音になったかどうかはわからない。]
(108) 2012/03/16(Fri) 23時半頃
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フフフッ…それほどに気に入ったのならば、仕方あるまいな。
[白金の同胞が宣言するのを聞いて、愉しそうに笑う]
[忌々しく恐ろしく恥ずかしく、恨めしい記憶呼び起こす香。
けれどそれにも、怒れ、堂々とあれ、と半ば無意識に意志して。
今。小さな勇気から勢いづいたおおかみには、既におそれは無かった。]
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[唇を食まれるけれど、その牙はまだ己の肉を突き破らない。 舌を裂かれて、溢れた血をこの大神に飲んでもらえるならと切に願う。
激しく絡んだ唇が一度離れるには、眉の微かに寄せるけど、問われた言葉に、その眸の色に、畏敬と憧憬、そして、微かな疑問が混じる。]
(どうしました?)
[アクアマリンは、なぜか少し儚げにもみえた大神の眸に、やはり淡い笑みを見せて…。そして……]
(118) 2012/03/17(Sat) 00時頃
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[はじめて、自分から、その手を伸ばし、その大神を抱き寄せた。]
(119) 2012/03/17(Sat) 00時頃
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[とつとつと脈打つ、娘の心臓の音に耳を傾ける。
この熱くやわらかい肉を引き裂きたいと、じりじりとその身を焦がされながら。]
[年長の同胞たちのこえは、耳に触れども。
アクアマリンに囚われた小さなおおかみからは反応は返らない。]
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>>124
[そして、抱き寄せたあと、その肩口で白金の大神の頭を手は撫でた。 それは、何かをあやすように、でも今までと違い、 目はすっと閉じられる。
青い眸は、もう、他の大神には向かない。 そう、その悦びを今、腕の中にいる大神が叶えてくれると信じている。]
(あなたを見ています。)
[それは、答えにも似た、掠れた声。]
(128) 2012/03/17(Sat) 00時半頃
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>>127
――……(はい)
[首筋に、触れるそれ、 もちろん、拒むことはなくて…。
白金の大神以外を見るつもりのない青い眸は、閉じたまま……。]
(130) 2012/03/17(Sat) 00時半頃
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[だが逆に、この肉の質量を、温かさと心音を、正気を繋ぎ止めるよすがとなす。
今、この娘を喰らうつもりはない。
少なくとも、今はまだ。]
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[そうそれからは、ずっと眼は閉じたまま、 白金の大神の前以外では、開かれることはない。
そして、最後いうだろう。
あなたのものであると。]
(138) 2012/03/17(Sat) 00時半頃
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