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―墓地―
[仕事はいつまでも続く。 だけど、死者を粗末にはできない。
そう考える男は、リンダの時と同じ、低い声で賛美歌を歌いながら穴を掘った。 それから、丁寧に死者を埋葬していく…。
付き添っているものがいれば、最後のお別れを託し、いなければ男自らで「やすらかに」を送った。]
――……サイモン……。
[だが、その中に、病気ではない死に方をしているサイモンを見つけた時は手が止まる。]
おま……誰かに、殺されただが?
(108) 2010/07/05(Mon) 07時半頃
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[そして、火事を思い出し、しばし、沈黙した。]
――…ああ、村が終わっていくだ。 終わりにいるごどになるどは、思わなかっただな。
[ぽつり、漏らす。]
[やっぱり墓を掘って、仕事が終われば、 小屋に帰り、夜なので、井戸で身体を洗った。 それからは、また墓地の一角、大きな樫の木の下に腰を下ろし………。]
ああ、今夜も騒がしいべな……。
[墓の声を聴いている…。**]
(109) 2010/07/05(Mon) 07時半頃
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あなたが――。
彼に、死という安らぎを与えてあげた、のね。
私は、彼の狂気を感じて――。
死病が齎す恐怖に耐え切れないのなら――。
死病が齎す恐怖に染まり、村をこれ以上破壊するのなら――。
其の前に――、永遠の眠りをと思ったわ。
―…だから。
好きになったんでしょう?
[ヴェスの中の恐怖も見抜いた上で。
ヴェスに好かれていることを、結局は受け入れていた彼女を。
それは、単純にしかモノをみれない自分だからこそそう思ったのかもしれないけれど。]
ああ―― ああ。
[頷く]
――はじめは、確かに一目惚れだった。
あの子がくれた花。
あの子がくれた笑顔。
あの子の細い身体。
あの子の儚い笑み。
あの子の――
…うん。
[ヴェスの言葉に、頷きを返すだけで。
こちらからは、続きを促すことはせず。]
─…ヴェス…。
[頭に響くヴェスの声に、目を伏せた。
言いたくて言えない言葉は、自分の胸にもあるから。]
[ヴェスパタインに向けて。
謳うように儚い会話を続けるメアリー――]
メアリー、あなたは旅立つの?
この死病に冒された村から、ヴェスパタインを置いて。
[彼女から死の気配を僅かに感じ、始めていた。
この村には死が蔓延し始めていたけど、それよりも僅かに濃い死の気配。
女が幼い時に流行り病で逝った、母。そして、幼いまま同じように流行り病で逝ってしまった弟。
身近な人から感じた――死病による死の気配。
そして、街に住んでいれば、村と違う意味で、死は常に隣りあわせだった。
街特有の鼠などを媒介にした疫病、裏路地での金目当ての強盗による死、ただ享楽のためだけの殺害。死は至るところに溢れていて。
女は、そういう死を見つめ続けていた、だけに。]
[踵を返し、ヴェスパタインの元から去る少女の姿――。
そこに感じた悲しい気配に、眉を顰めた。]
墓堀 ギリアンは、大きな樫の木の下で目を覚ます。ふんがー
2010/07/05(Mon) 15時頃
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―墓地の朝―
[木の下でぐうぐう寝てた男は目を覚まし、井戸に向かう。 まず口をゆすぎ、それからごくごく水を飲んだ。]
うまいだな。 生きてるだなぁ……。
自由に水が飲めるっていいだよなぁ。
[そんな独り言を漏らす。]
――……今日は仕事ないといいだな。 はは……。
[小屋に向かう。何か食べておこうと思った。]
(156) 2010/07/05(Mon) 15時頃
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墓堀 ギリアンは、小屋に行って、いろいろ**
2010/07/05(Mon) 15時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 15時頃
別れは、……
辛い?
あなたは、慈悲を望む――?
[ヴェスパタインにも、傍のセシルにも届かぬ声で囁いた――**]
ねぇ、ヴェス。
私さ、やっぱり。
バカだから、こうするしか、出来ないや。
セシ兄に、甘えてきた分。
ちゃんと、一人で大丈夫だよって。
だから、セシ兄はセシ兄のしたいこと、してって。
そう言うことしか、出来ないんだ。
─…ヴェス、やっぱり私、バカなのかな。
でも。
セシ兄のこと、困らせたく、ないんだ。
――兄貴のしたいこと、ね。
兄貴は、何がしたいんだろうな。
村を出ていって
オルガンで地位を掴むのを諦めて
この村に篭って
時折お前の顔を見て
――それから?
─…わかんない。
わかんない、わかんない、わかんない。
でも、私が、セシ兄のしたいことの、邪魔になるのは、ヤなの。
私が心配かけてばっかりじゃ、きっとセシ兄は、我慢、しちゃうから。
最後だから、最期だから。
セシ兄が、傍にいたい人のところに、行かせてあげたい。
兄貴の行きたいところ。
兄貴の傍にいたい人。
――どこに?
誰と。
――聞くことも出来ない?
だから―― 送り出すフリをするのか?
───……っ
だ、って。
私は、ずっと。甘えてきたんだよ?
セシ兄が優しいから、それに胡坐かいて、ずっと、ずっと。
そんな私が、どうして、どうやって。
聞けるっていうの。
困らせるって解ってて、どうして、聞けるの。
ごめん。
─…ちがう。
私、きっと、まだ。
あのひとのこと、忘れてないって。
セシ兄から、聞くのが。
こわい。
それだけ、なんだ。
――。
二年。
長いようで、短い。
兄貴があのひとのことを忘れるってことは
ないだろうな。
忘れるなんて ありえない。
――そんなことは分かり切ってる。
でも――
だからといって 何を選ぶかは別の話だ。
─…うん。
私、それを聞いたら、きっと。
あのひとのこと、恨んじゃう、から。
ずるいって、思っちゃうから。
あのひとは、優しかったのに。
私にも、セシ兄にも。
それを、憎んでしまいそうで、こわい。
ヴェス、は。
私に、言わせたいの?
セシ兄のこと、好きだって。
ずっと一緒に、傍に居て欲しいって。
そんな我が儘を、セシ兄に。
言った方がいいって、思ってる…?
別にそれ自体には興味がないんだ。
お前が、兄貴とどうしたって。
でも―― 兄貴は
願わなきゃ 動かなきゃ――叶わない
そう言ってたぜ?
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