180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/09(Mon) 20時頃
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ええと。
[告げられた目的は、《悪意》によって捻くれていて、少しばかりか解読に時間を要した。]
つまり胸赤鳥《ロビン》、君の苗木《セカイ》はいずれ滅びる。それは致し方なく、よくある話? けれど、三千の他の世界に、滅びにおいて絶対なる終焉《FES》を蔓延させてはならないと、君の創造主は考えていて、そのために君は動いている。 世界を救おうと。
[自身の目的を果たすためでない行動>>134は、噛み砕けばこうした内容だと聞こえた。 成否を問うために首を傾げたが、まずは伸ばされた片手に陶片を落とし。]
(153) 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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それなら、僕と同じだ。僕も、終焉《FES》を僕の世界《夢》の中にあまり撒き散らされては困るからね。 最後の一言は、実に性格が悪いけど。
けれどおいそれと『門』に辿り着けるとは思わないことだ。 まあ、僕は創造《想像》者として、君を手助けしてもいいと思ったから、何かあったら"呼べ"ばいいさ。
[ふふ、と笑み含めて、胸赤鳥《ロビン》を見守る選択をした。]
(154) 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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あの『門』には及ばずとも――いや。
[不確定すぎることはあまり口にすべきではない。 ぽつりと独りごちたのは、ゆるく首を横に振って思考から消した。]
(156) 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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利害が対立しないのはありがたい。 先程は少し焦った。
襲われて勝てる自信なんてどこにもない。
[あからさまに安堵して息つくと、欠片を飲み下す様子>>177を見る。]
敢えて言うとするならば、僕はその存在も、意味も知りながら、『アレ』もその紛いの『欠片』も必要としていない。 さっきも少し言ったから、理解るだろう? そういった意味で、力を貸すことができるかもしれない、と。 気が向いたら呼んでくれ。
[そう、因果律を、世界を変える、或いは人の生死すら操るその"力"を、男は改めて必要とはしていない。 それらはすべて、もう。]
(188) 2014/06/09(Mon) 23時半頃
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[それほどの大口を叩いておきながら、しかして本質はやはり変わるわけもなく。 カリュクスの語り口には、そっと目を伏せる。]
死神でも恒星でも天魔でもない僕は、その勇気《勇者の殺気》に触れないことを祈るよ……
[こんななりでも死は歓迎できない。 どこか淋しげなカリュクスに僅かに不安を見せた。]
(194) 2014/06/09(Mon) 23時半頃
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それで。 ここから、どうやって出るつもり?
[色のあるものは全て砕け散ってしまった。 真っ白い空間には扉もなさそうだが、さて。 自分自身は出るのに不便はしないが、二人はどうするのだろうと。]
(196) 2014/06/09(Mon) 23時半頃
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…ロビン?
[気配にはもう一つ、混じっていたものがある。
だから彼の名を呼んで眉を顰めた。
”アレ”と呼ばれるものと似た気配に応じた意識は、今はまだ薄く]
……何か御用でも。
[主の返事は常の声音。
二つ目を手に入れた為、治まったとはいえ『欠片』の気配は以前より強い。]
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――本気は見たくないものだな。
[肩を竦める様子>>204に、嘆息する。]
忘れやしないさ。多少の自覚はしているからね。 影響範囲の狭さはどうしようもないけれど。 君の求めるものにどれだけ僕が"適す"かわからないが、まあ、任せるよ。
[ハルバードが月宮を叩く。 扉を作る、と?]
(232) 2014/06/10(Tue) 00時頃
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サイラスは、ロビンの動向を見守っている。
2014/06/10(Tue) 00時頃
わ る い 。
どうやら "僕"はさきに いちぬけ みた い。
[闇の間を細く流れる緋い声が、薄く響いた。
悪い。と口にはしたものの。この面々は気にし無かろうけど、と唇だけで笑みをつくる]
お前、
[変わらない声色。
ただそこに微量の違和感を感じるのは、気配のためか]
……、…何を持っている……?
[”モノ”である自信はない。
ただ前には感じられなかった気配、それに二たびの問いを重ねた]
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[広がる虚空。割れた床面に、飛び込むか飛び込まぬか。]
早く行きな。 僕は無駄な傷が残らないように、この子がきちんと復元されたら、ここを出ることにするさ。
[扉を必要としない男は、カリュクスを先へ通す。]
(251) 2014/06/10(Tue) 00時半頃
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…………。
[主の問いに僅かな沈黙。]
『アレ』の模造品《イミテーション》の欠片を。
[微かに笑う気配の後。
偽りなく、事実だけを伝える。]
あぁん?
うっせぇガキがやたら静かかと思ったらそんなことか。
いいからずっと黙っとけ。
どうせ、テメェ、我慢できず、ピーチクパーチクしゃべんだろ?
[気だるそうに男は答える。]
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ん、行ってらっしゃい。
[カリュクスに軽く手を振る。 その長い髪の先までもがすっかり虚空に消えてしまってから、ゆっくりと穴は口を閉じた。 後に何も傷なく閉じたことを確かめてから、そもそもその穴のあった場所へ、ずぶずぶと身体を沈ませた。 今のこの空間の不安定さは、実は危険なのだが。 落ちた先落ちた先で、どうにかしていく他ないか。
1 1:館の食堂へ 2:>>1:@2 9へ]
(263) 2014/06/10(Tue) 00時半頃
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『”アレ』の模造品《イミテーション》の欠片……?
ゼロの探していた”アレ”だな?
お前、どこでそんなものを、
いや……、それより、
[なんだ?何故、”そんなこと”が分かるのか?
浮かんだ疑問は自分自身へと向けられたもの]
……。
[沈黙。やがて再び声が響いた]
お前も、望むのか…?
[何と言わない、ひどく曖昧な問いが向けられた]
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/10(Tue) 01時頃
――……こら。
私に殺される話はどうすんのよ。
[消えゆく気配には淡々と。]
それは超越者か、館の主《ゲームマスター》の手によってか。
はたまた全くの別の愉快犯か。
何者かの手により『欠片』はばら撒かれた。
"今は"譲って貰えるように交渉している。
[主が理解している事を当然のように返事を返し。]
く、ふふははは。
[曖昧な問いかけに最初に返るは哂い声。]
全ては――
我が主の思うが儘に。
悪意(わたし)は標の先へ意志を変えましょう。
[それが今の悪意の"最優先"。]
……今ならばまだ間に合うかも知れない。
我が帝國へ来い。
魂だけでも残っていれば、あるいは再生できる。
[そう、一度死んだ者達でも甦る。
それが帝國だったのだから。]
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――食堂――
っと。
[落ちてきた先は見慣れた食堂だ。 危険を避けたいという深層意志が反映されたかもしれない。 人の気配の随分減った館、折角だから休憩していても誰も咎めないかと、椅子にゆったりとかける。]
そういえば、紅茶がどうとか言っていたな。
[この場にあればいいのに、と思いはするも淹れ方など知らない。]
(288) 2014/06/10(Tue) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/10(Tue) 01時頃
──…、そうか。
[ちり。と、何かがポケットの奥で反応したようにも思う。
それはかの議事堂で得た欠片か。
もっともこれはまだ、”その世界の構成要素”を欠いたまま、本来の──欠片に本来の姿があればだが、未だ本来の姿ではない]
嗚呼……
うるっ さい な。
[肉体消えて、魂も消える最期の瞬間に俺は言い返してやった]
ぐーすかぴーすか寝ぼけてたとおもったら…
いざ起きたら、きみも十分うる さ ……
[にぃ、と嗤ってやったつもりの声を、向けた]
ロビン、
[”名”を呼ぶ。哂い声に返す声は、むしろ静かで]
───”お前自身”の望みは。
[定義の”外”を敢えて問う]
……あは は おくそくで わるいけど。
扉かなにかに あたまからつっこんだ
きみが わるいて ことで。
[本当に、何故俺、殺されるんだろう。最期の憶測は
さて、正解したが、彼女の殺気を更に募らせた]
あはは…悪いけど それは…
NO THANK YOU-丁重にお断りするよ-
て ことで…
[最期に、魂だけでも、と彼なりの気遣いを見せたヨーランダに笑う。
元々、魂や肉体も虚像にすぎない俺だし。ゾンビになる気がふるりとしたので、それはいいかな、と冗談めかして笑って]
ふっ…… いしきのだんぺんでも のこるのなら
せいぜい みまもって おく よ
きみたちの たたかいの ゆく すえ ――…
[最期にそういい残し…反応はぷつりと 途切れる*]
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やあ。
[戻り来る姿があるのに、転寝でもしようかと思っていた顔を上げる。 バルコニーで別れた時には、どうにもきな臭いような雰囲気の彼女だったが、今は。 疲弊するような姿に、憂慮の目を向ける。]
休憩かい? 特に僕には構えないけれど、よく休むといい。 顔色が良くないよ。
(298) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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