人狼議事


17 吸血鬼の城

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水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 03時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[血に飢えているわけではない。
それなのに魔性は彼の執事を欲する]


――…ほんとうに?


[確かめるようにセシルに問うけれど
女は彼を逃す気などなかった]


血が欲しいんじゃない……
私は、貴方が欲しいと言ったのよ。


[布越しにあたたかな温度と鼓動が伝う。
快楽を与える牙は未だ口腔に潜ませたまま
声音も眸も何時もとは違う熱っぽさを伴っていた]

(161) 2010/06/23(Wed) 03時頃

[記者を連れ歩きながら
知人に先立たれ独り生き延びてきた過去を振り返る。
若いうち、未だ人と己の区別がつかなかった頃

幾度求めた手を振り解かれたか
幾度理由も無く虐げられたか
あまりに遠い昔の話は、霞がかってしまって

鮮明なのは、此処数年の出来事]


[未だ、城で宴を催す前の事だった。
食事の度に夜の街を彷徨い
月明かりの下、白薔薇の庭園でひとりの娘を見つける。
儚い夢のような娘だと感じた。

其の理由は直ぐに知れる。
警戒心も無い様子で、語りかける声
ならばと、正体を明かし
其の身に永遠をくれてやろうと誘いかけた。

美しい華が、枯れる前に散るのが惜しいと思う。
珍しいことだと自嘲した]


[喜ぶかと思った娘は、首を縦には振らなかった。
思い通りにならぬ歯痒さ。
彼女もまた私のものにはならぬと言う
拒絶した彼女に
気付けば牙を立てていた。

血を分け与える行為は、微妙な匙加減が必要なもの。
女の血を吸い尽くす手前で止め
命の散りかけた其の身を次は己の血で満たす。
人ならざるものへと変わっていく
其の身で受け止めきれぬほどの快楽が
彼女の記憶を何処かへ飛ばしてしまったのか]


[意識を飛ばした娘を連れて、城へと戻り
熱が出たのか毒を中和すれば良いのかと、
下僕に薬を買いに走らせる。
今思えば愚かなことだ]


 ……私のローズ。
 永遠を生きるもの。
 共に――…


[翡翠の瞳を再び見る事が出来た其の時から
刷り込みのように、幾度も繰り返す言葉。
ぴたりと止まった彼女の聲
城主は甘く優しく囁き続ける。
錯覚も永遠に続けば、其れが真実となるだろうから*]


【人】 水商売 ローズマリー

――…私は貴方を失いたくない。


[失いたくないと言いながら
人としての彼を失わせようとしていた。
誰かがこの感情の名を執着だと語った。
そうなのだろうと女も思う。
セシルへと抱く感情の名は別のものであるのに
女はその名を知らずにある]


厭なら厭と言えば良い。
逃げたいなら逃げれば良いのよ。


[男を追い詰めた女はそっと背伸びして
天国の青を見詰めていた翡翠が
銀の首輪掛かる首筋へと注がれる]

(167) 2010/06/23(Wed) 03時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

――……セシル。


[掠れる男の言葉を魔性たる女は信じられない。
人には拾えぬほどのささやかな呟きを拾ってしまった。
信じたいと思いながらも信じる術を失っている]


貴方のことが好きだったわ。


[――そう。
触れ合うだけでしあわせであったのに。
言葉を交わすそれだけでしあわせであったのに。
女はそのしあわせを自らの手で摘み取る。
哀しげな色を感じながらも女は心を決めていた]

(171) 2010/06/23(Wed) 04時頃

【人】 水商売 ローズマリー

私のものとなりなさい。


[受け入れられぬ思いが女の願いを歪ませる。
翡翠に映るのは失くしたくなかった白薔薇の微笑]


――…嗚呼。


[嘆きにも似た愚かな魔性の声が小さく零れる
閉ざされた天国の青はやはり遠い存在で。
セシルの首筋につぷりと牙を突き立てた。

血の循環は少しだけに留める。
壊したくはないという女の最後の抗い]

(172) 2010/06/23(Wed) 04時頃

――…うそつき。


[死を望んでいた白薔薇に対する聲は
震えの混じる情けないもの]


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 04時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[絡めていたはずの指先は力なく何時しか解けていた。
それは全てを諦めたような思いのように儚く落ち]

――……、……。

[セシル、と心の中で彼の名を呼ぶ。
あたたかな彼の腕に抱きとめられれば
男の首筋に埋めたその貌が泣きそうに歪む]

(177) 2010/06/23(Wed) 04時半頃


 ――……聲が、

     聲が、震えておいでですよ、お嬢様――

[半覚醒のなかで囁きに応じる聲。
常の柔らかな響き、
けれど、どこか硬質な――]


【人】 水商売 ローズマリー

[牙を伝い与えた魔性の血が白薔薇に巡る頃。
異変を感じ縋ろうとした指先がぴくと跳ねる。
白薔薇の腕から解き放たれた女は反動で後退りして]


セシル……?


[何処か不安げな声が響いた。
また匙加減を間違ってしまったのだろうか。
――あの薬屋の時のように。]


 ――――…セシル、セシル…っ、


[幾度となく名を呼べば沈み込む男の傍に寄り
膝を折ってその様子を窺う。

――白薔薇の纏う気配が、変わった]

(178) 2010/06/23(Wed) 04時半頃

[――新たな聲が聞こえた。
自らが招いた事だというのにそれが怖ろしく哀しい]


――……、


[逡巡するような間が生じた]


貴方の気のせいよ。


[沈む聲がそう答えた]


 ああ……

[目覚めの吐息がひとつ]

 ――気のせい……
    左様でございますか、ならば結構、


              ――お可愛らしいことですね?

[囁くそれは、砂糖菓子のような甘い聲]


【人】 水商売 ローズマリー

[再び開かれた天の色の双眸に安堵したのは一瞬。
時が経つにつれ違うのだと思い知らされる。
男の顔に浮かぶ笑みは女が好んだそれとは違って]


如何もしないわ、セシル。
貴方が無事ならそれで良い……。


[薔薇の香気に誘われるかのように
女は白薔薇の唇に自らの其れを重ねた。
常なら甘い血の味が酷く苦く感じられ
ツキ、と痛む胸を押さえながら女は儚く微笑む**]

(182) 2010/06/23(Wed) 05時頃

[城主の甘く優しい囁きが鼓膜を震わす。
幾度となく繰り返された言葉がじわと染みて]


やはりお兄様にお任せすれば良かった。


[求めた白薔薇の変貌に女の心は追いつかない]


お兄様――…
私はまた、間違えてしまったのでしょうか。


[甘い白薔薇の聲に心が震える]


可愛くなんて、ない……
偽りは、…やめて……


[これは違う。
違うのだと自らに言い聞かせながらも
途惑いは隠せず上擦る音色]


 
 
[ツキン、と、鈍い胸の痛みが女を苛む**]
 
 


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 05時頃


[上ずる声音を聞けば、吐息に笑みが混ざる]


 ……ああ、ではどんなお言葉でしたら、
 信じていただける?


         あなたのお望みのままに、
         謳って差し上げますよ、お嬢様――……


[その声は耳触りだけは、まろやかでやさしい**]


[ふと、



                声が増える
                  増えた。]


 ――……セシル?


[声ならぬ聲が混じる。
よく知ったおと
瞼を閉じれば、其の先に
手元に置きたいと思った蒼天は色を変えて]


 ふ……ふふ


[吐息の間で笑みを浮かべ、可笑しなことだと囁き零す]




 私のローズ
 お前の望みは叶っただろう?

 ……セシル……目覚めたか


[愛しい
そんな感情が魔物に存在するものか。
是は執着
朱に交わり染まる蒼がただ惜しいだけ
胸に渦巻く甘い痛みの説明を
誰も城主に授けてはくれぬ**]


[重なり響く己の名の音]

 おはようございます、旦那様――…

  嗚呼、心根のかろやかなこと、
  ―――…私は、今まで何に捕らわれていたのでしょう。

[失われたのは闇にあって尚、善美に焦がれる心
枷なき薔薇は、棘を恥らうこともない]


 ふふ……
 つまらぬひととしての未練に囚われていたのかどうか
 私はお前で無い故に、わからぬが。

 良い目覚めを迎えたようだな
 私の――…白い薔薇。


[蒼天は地に堕ちた。
胸を鳴らすこれは、其れを惜しいと思う何か。
けれど淫猥に囁く声音に曇りは無く
新たな眷属を歓迎している]


水商売 ローズマリーは、薬屋 サイラスに話の続きを促した。

2010/06/23(Wed) 13時頃


水商売 ローズマリーは、奏者 セシルに話の続きを促した。

2010/06/23(Wed) 13時頃


水商売 ローズマリーは、小悪党 ドナルドに話の続きを促した。

2010/06/23(Wed) 13時頃


[響く声、

             そして、フロレスクは完全に落ちたか。
             と、思えど、

 それをもう何かいう資格はまるでない。]

 ――……

[声は出さぬが気配は伝わっただろう。]


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 13時頃


はい、目覚めはとても心地よく、
感謝しております、旦那様――……、


[惜しまれたものを省みることはなく、
声はまどろむような甘えを滲ませて]


[何処かで己の名を呟いたような、声に]


――ああ、そうだ。
 あなたへの感謝も、まだでしたね……?


           きちんとお礼に伺いますよ。


[暗き空を見て、どくり、と身体がうずく。
 いや、そこから落ちれば、人ならば命がない場所に


 惹かれるのは、なぜか。


 いや、違う、飛べるような気がした。
 さきほど、飲んだ狩人の血が、
 一層力を高めたのだろうか。]


 ――……ッ

[ふと響いてくる白薔薇の声。
 微かに目を見開く。]

 感謝?

[テラスで結果佇みながら…白薔薇の妖艶な声に眉を顰めた。]


【人】 水商売 ローズマリー

[焦がれた白薔薇から紡がれる音色は女の求めた音ではなく
甘い言葉を囁かれたというのに傷ついたような相貌をする]

――…変わらず留める事など出来ない。
貴方の笑みが好きだったわ。
案じてくれるその心は何にも代え難いものだった。

[触れた唇の温度も何もかも変わってしまったことばかりに
気がいってしまう]

…………。

[胸が痛むのは罪悪感からだ。
きっとそうに違いない。
そう決め込んで女は壊してしまった大切なものを想う]

(202) 2010/06/23(Wed) 13時頃

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