180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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砕けよ
[その言葉に応じるように妖精文字が煌く。 城壁すらも砕く一撃を胸赤鳥は受け切れるのか――]
(156) 2014/06/11(Wed) 23時半頃
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なん……だと。
[胸赤鳥の操る焔の剣。 レーヴァテインを正面から受け止めれば皇帝の身体はその力に包まれていく。
帝國そのものが一度共鳴するかのような音を立てていき。 ヨーランダは一度消滅した……]
(177) 2014/06/12(Thu) 00時頃
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見事だったな。 大した腕だ。
[火帝演舞《Waltz of Levateinn》によって消失したかに見えたが。 いつの間にかロビンの背後に月光を纏って立っていた。
そして、その力に惜しみない賞賛の拍手を送る。]
お互いに全力では無かっただろうが。 これだけの力があるならば十分だ、そうであろう?
[先ほどは纏わなかった真紅の月光《クリムゾン・ティア》 それを纏えばどうなるかを示すかのように。
胸赤鳥のナノマシンの一部へと魔力で干渉して見せた。]
(178) 2014/06/12(Thu) 00時頃
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……コ……シテ………。
[纏まらぬ狂気にざわつき。]
初期不良の狂気《バグ》だ。
……騒がせてすまない。
[雑音を打ち消した。]
………、ロビン…?
[微かに響くノイズ。
打ち消すかの物言いに、ふと息を吐いて]
───『欠片』だが、
[先の会話に繋げるように、言葉を紡ぐ]
真正品とやらに繋がるまでのヒントにはなるんじゃないか?
どうやらこれは、僕の手には馴染みが良いらしい。
[微弱な力を放つ模造品《イミテーション》をそう評して、]
苛烈な希望《アッシュ・リバージング・ホープ》、か。
それでも希望には違いない。
[笑う]
掴むさ。
[……コ……シテ………。……” ”?]
それでこそ、だろう。───お前にも。
[希望は託されてあるものだ、と。
確かめるように口にして、またふんと笑った]
それは。
我が主が『銀』として呼ばれた存在だからだ。
[『欠片』が馴染むという主へ。
当然のことのように答え。]
希望がどのようなものでも掴むか。
それでこそ、我が主。
[笑う声への反応は、悪くないもの。]
……私が齎す希望は。
血染めの道を狂乱しながら進むようなもの。
それに悪意(わたし)としての希望は……。
[――殺してくれ、と。
束の間、死ぬのが正しい結末《勝利》であった筈の赤い花畑の戦いを思い。]
……『欠片』3つ。
お望みならば後で持ち帰りましょう。
今は、交戦中なので――。
[そう言い常のように笑う。]
……『銀』としてだと?
[軽く眉を顰めた。
クラシアの”戦士”、『銀色の子供』
思い描く単語はそんなもの、けれど恐らくは違うだろう。
そんな表層よりも、もっと…───根源だ]
役割の話か。
[今はひとまず、そんな風に納得をする。
このFES《ゲーム》における役割であろうかと]
…血染めの道を往く狂乱。
[繰り返す。それは常ならば認められようもない希望。
ただ今はその響きに、違うものが在ろうかと思うが故に]
( お前の、本当の望みは )
[破滅《死》を願った、その想いは…?
”強欲”と。いつか得た評は正しいのだろう。
幾つもの”希望”に貪欲に手を伸ばす。
それは自身に定めた在り様そのままであり、
──若いがゆえの傲岸さ…強さでも、またあるのだけども]
『欠片」はお前が持つなら、持つといい。
僕は、
…───いや。
僕も確かめてみる必要があるのかも知れない。”僕自身”を。
[斉花の言葉がある
鵜呑みには出来ずとも、確かめるべきだとも思う。己自身を]
今更だけどな。
[そういえば、自身の世界にも館は繋がっているはずだ。
そう思案に置いて、何気なく続く言葉に眉を上げた]
…交戦中?相手は。
[大丈夫かと問いはしないが。
語尾を上げ、続く報告を待つ沈黙を*置く*]
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……全く、修理だって魔力が掛かるというのに。
[玉座の間に乱れ飛ぶ無数の刃。
周囲の壁に突き刺さるとそこから解けていく。 尤も、真紅の月光《クリムゾン・ティア》を纏っているヨーランダ本体は ダメージは受けていないのだが。]
狂気《バグ》に塗れた群体。 それがそなたと言うわけか。
(243) 2014/06/12(Thu) 07時半頃
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[抜き放つのは神器――血の月十字《ブラッディ・クロスムーン》 胸赤鳥の事を見やりながら冷たく告げる。]
狂気を否定はしない。 だが、狂気《バグ》まで到達してしまえば、それは排除するしかないな。
残念だよ――
(244) 2014/06/12(Thu) 07時半頃
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―――――z_____ ポン
『あら? 安定したわ。何かノイズが減ったみたい。これでアバター動かしやすくなるかな。よく見えるようになったし。何かたくさん増えたみたいだけど。…ていうかこの人誰だろうね、ボクに似てない?』
『ま、いっか。とりあえずアレの探索をそろそろはじめよう。フラグアイテムはちゃんと回収しないとね。いつのまにか銀の王子様も仲間に加わってるみたいだし、持っていけば何か反応あるでしょう』
『……あれ? ここってうちじゃない? ああでも何かちょっと違うね。あぁー 並行世界? そういうことねー』
[08:聖JKDS学園屋上にて]
ならばこれらの『欠片』は私が所持を。
そして私も、この相手が真に敵になりえるかどうか確かめようか。
……主の心煩わせる事無いように。
交戦相手はヨーランダ=アンギュロス=ブラッド・ダーク・バビロンス。
武装は槍と剣。
剣の方が本命らしい。
能力は傷の再生……いや。
一度完全に手ごたえのあった一撃からも復活してきた。
群体(わたし)とは違うようだから所謂、魔力的なものだろう。
[報告促す沈黙への返しは早い。]
交戦理由は、よくわからん。
どうも機嫌を損ねたらしく、向うから仕掛けてきた。
[愉快げに唄(こえ)を響かせた。]
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なるほどな……
その狂気《バグ》を見誤ったのは俺の落ち度だな。
[ふむ、と肯いて。 部分自爆もヨーランダにダメージは通らない。
全て、真紅の月光《クリムゾン・ティア》でガードしきったのだった。]
(261) 2014/06/12(Thu) 16時半頃
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よかろう、撤退を許可する。
[玉座に腰掛けるとそう告げた。
随分と荒れてしまったが、魔力を注げばこの部屋も再生するのは簡単だろう。]
それと、俺につき合わせた分の褒美をやろう。
[魔力によって生み出されるのは真紅の運命の輪《ウェール・オブ・フォーチュン》 それが廻りだし、ヨーランダが何事か呟くと。
廻っていた輪から一つの解が導かれる。 >>1:@2 10]
(262) 2014/06/12(Thu) 16時半頃
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ほう……『欠片』のうち2個は此処とは違う城にあるようだな。
俺につき合わせた分の褒美だ、探してくると良いだろう。
[『欠片』にはそれほど関心がないのか、そんな事を告げて。 胸赤鳥に微笑みかける。]
なかなかに面白い趣向だった。
そなたが『欠片』を集めきるのを楽しみにするとしよう。
(263) 2014/06/12(Thu) 16時半頃
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セカイを救うつもりではいるさ。
ただそれは、俺の帝國と臣民だけの話であってな。 無論、そなたが臣民になりたいのであればそれで構わない。
[そう言って笑うと、胸赤鳥の言葉に思わず笑みを漏らす。]
まあ、そうだな。 片方は“褒美”と言い、もう片方は“詫び”と言う。 外交とはそんなものだろうよ。
(269) 2014/06/12(Thu) 20時頃
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まあ、無論――
そちらがどうしても戦いたいと言うのであれば。 相手をしてやろう。
[不遜な視線を向けてくる相手に対し。 続けるのであれば構わないと言う様子で言葉を返す。]
(270) 2014/06/12(Thu) 20時頃
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その通りだな。 “無駄に”滅ぼすつもりは無いさ。
だが――いや、今は止めておこう。
[もしも『アレ』を手に入れられない場合には。 ヨーランダは他のセカイへの侵攻を開始するのだったが。
ダンならばともかく、今後も敵対する可能性の高い相手に伝えるべき事では無い。]
(278) 2014/06/12(Thu) 21時頃
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争いは起こるだろうな、当然だ。 『銀の門』の力……わが帝國にも似たような『神の門』の伝承は存在する。
或いは、遠い世界でも同じ様に力を手にする為の伝承はあるだろう。
[冷たい表情で告げる。]
それがあるのに、争わずに平和に分かち合う。 逆に聞くがそんな事は可能だと思うかね?
(279) 2014/06/12(Thu) 21時頃
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