52 薔薇恋獄
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……嫌だ!
[蛍紫が、いなくなったら。 それだけは、嫌だ。 それだけは、選べなくて、選んだ。
頬へ触れていた手で、蛍紫の頭を引き寄せ、掻き抱いて。 しがみつくように、力を籠め]
そんなこと、あるわけないだろ! ……思うなよ、……オレももう、思わねえから…… 思うなよ……っ。
[ごめん、ごめんなさい、と。 謝罪のことばは、腕の中へと、選べなかったひとたちへと]
(173) sayclear 2011/05/27(Fri) 11時半頃
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フィリップは、ゆるゆるごはん準備ちゅう。
sayclear 2011/05/27(Fri) 12時頃
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―― 蛍紫の部屋 ――
[謝らなければならないのは、やっぱり自分の方だから。 ゆるゆると首を振り。
抱きしめたぬくもりに、罪悪感はあるけれど。 離さない。 離せない。
何と比べて、しまっても。 大事、だった]
……オレ も。
[どうにか、しようはあったのだろう。 けれど、こう、しか出来なかった。 それだけのこと。 それだけの、ことだった]
(179) sayclear 2011/05/27(Fri) 12時半頃
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[つと身動ぎすると、顔を上げ。 濡れた眦を、ぺろ、と舐め取り]
いこう ぜ。
[蘭香に、泣き顔なんて見せるわけにいかない。 に、と笑って、立ち上がろうと腕を解いた]
(180) sayclear 2011/05/27(Fri) 12時半頃
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―― 蛍紫の部屋 ――
[落とされる感触に、くすぐったげに、切なげに目を細め。 差し出された手を、迷い無く取る。
このぬくもりが、かえって痛い時があっても。 それでもこの手を離したら、今は歩くのさえ侭成らないから。
いつか。 逆に手を引けることを望みながらも、いまは]
ん。
[並んで歩こう。 二人で、歩こう。
帰りはきっと、あの日と同じ、3人で*]
(183) sayclear 2011/05/27(Fri) 13時頃
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フィリップは、王子のおなかをぽんぽん。いたいのいたいの、とんでけー。
sayclear 2011/05/27(Fri) 22時半頃
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[始発に乗って、電車に揺られ。 明るくなっていく外の景色を眺めているのも退屈だったからか、 それとも眠れなかったのが、傍らのぬくもりに安心出来て、気が緩んだのか。 がたん、と電車の止まる振動で、はっと目覚めた時には、もう目指す駅は間近だった。
蛍紫はどうしていたのだろう。 自分と同じように眠っていたのか、それとも。 窺うように、隣の席を見つめている間に電車は止まり。
あの時よりずっと少ない荷物と人数で、駅に降り立った]
……静か、だな。
[未だ騒がしい身近。 災害現場のすぐ傍の駅も、ある程度煩さそうだろうから、こんな時間に出てきた。
その目論見が成功したのか、それとももう世間は現場に興味が無いのか。 どちらかは分からないが、望んだはずの静寂が、やけに耳に沁みて、頭を振った]
(221) sayclear 2011/05/27(Fri) 23時半頃
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―― ただの、土砂崩れ跡地 ――
大丈夫か? 蛍紫。
[マイクロバスは無いから、現場までは当然徒歩。 もしかしたら蛍紫はタクシーとか使いたかったかもしれないけど、そういうのは全然頭に無くて、ざっざか歩いていく。
だから、そう声を掛けられたのは。 ただの、土砂で抉り取られた跡地。 樹や泥や何かの欠片が入り混じった土砂が折り重なった、ただの、無残な土地。
けれど此処が、あの別荘が合った場所なのだと。 痛む胸が感じ取る、この場所に辿り着いてから、だった]
(222) sayclear 2011/05/27(Fri) 23時半頃
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―― かつての別荘跡 ――
[帰り道は、3人で。 次に手を繋ぐのは、3人で、なのだと。 電車を降りた時、心に誓ったから。
息苦しさと、空いた手をすり抜ける風の心もとなさは、気づかない振りをした]
蘭香。……蘭香、何処だ!
[ずきん。ずぐり。 確かな、死した想いの気配を感じる。 それは、此処で初めて日向を見た時に似た、けれどもっと、泣きたくなるほど愛しい気配。
胸元を押さえ、彼の名を呼んでも、返るのは幽かな木霊。 は、と痛みに深い息を吸い込んだ時、その香りに気づいた]
(242) sayclear 2011/05/28(Sat) 00時半頃
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……薔薇……?
[まさか。この、土砂に巻き込まれて、なお? 信じられない想いで、けれどそれに誘われるよう、ふらりと歩き出し]
…… え、
[ほろっ、と間抜けなほど緩い音がした。 それが、雨で緩んだ崖っぷちを踏み抜いた音だったのだと、気づいたのは]
―― ……っつ う、
[咄嗟に何かを掴もうとした手も、土壁に滑り。 結果、強かに頭を打って。 朝なのに、チカチカと輝く星を見つめながら仰向けになったのち、の事だった]
(244) sayclear 2011/05/28(Sat) 00時半頃
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あ…… っ、つつ……。
[ふわり。ふわり。 鼻先を、頭上を、くすぐる薔薇の香り。 それに、そもそも何を追っていたのか思い出せば、慌てて起き上がるも、頭を抑えて暫し蹲り。
けれど、ゆるゆる手を離して、顔を上げれば]
…… うそ、だろ……?
[頭を打って、夢でも見ているのか。 それとも、日向が飛ばしたあの、別荘に良く似ていたけれど別の屋敷のように、此処は現実の世界ではないのか。
薔薇。あの庭園のごとく、色鮮やかに、だれかの想いの残滓を秘めて咲き誇る、薔薇。 幻想的だけれど、どこか悲しく、いたむ、その景色の中央に]
(245) sayclear 2011/05/28(Sat) 00時半頃
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…――蘭香ぁっ!
[まごうこと無い、姿。 くるり、ふわり。 楽しげに舞って、うつくしく微笑むその、姿に。 見とれてしまったのが、いけなかったのか。
すべての痛みを無視して駆け寄った時には。 ぽつり、と落ちた涙さえ、まぼろしに]
らん、 …… っ!?
[『あいしてる』
先ほど自分が居た場所で、その声が、無邪気に純粋に、愛のことばを口にする。 まるで、こちらなど、見えていない素振りで。 まるで、壊れた映写機のように。
かわらぬ姿が、かわらぬ言葉を繰り返すのを。 しばらく、呆然と見つめているしか出来なかった*]
(246) sayclear 2011/05/28(Sat) 00時半頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/28(Sat) 00時半頃
フィリップは、クッキーわくてか。
sayclear 2011/05/28(Sat) 01時頃
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―― いつも通りの教室 ――
? 何のこっちゃ。
[とん、と返却されたノートの整理をしていたら、お前なんか、目ぇつけられることしたんか、なんてクラスメイトに聞かれたから。 さっぱり心当たりは無くて、ただ首を振った。
そりゃあ、良い子じゃあないけど、悪いことも特にしていない。 因縁をつけられるような覚えも無いし――…]
『珀っ! お、おま、おまおまえ、何したんだよ!』
は?
[と、いつも通りの教室を満喫していたのに、今度はやたら慌てた声が、机の前で、ばん、と腕をついた。 ええと。確かこいつは、廊下側の一番前の席だった筈なのに、どうしてこんな所へ。
その疑問は、彼自身が説明してくれた]
(255) sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
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『入り口! 教室! 赤毛の3年が、お前呼んでる!』
[――全てを理解した。
ありがとう、とぽむっと律儀なクラスメイトの肩に手を置くと、良い病院紹介してやるから! なんて声を掛けられた。 違う違う。厚意はありがとう。
でも、何故?]
せんぱいっ!
[小声で。 入り口から顔を出すと、やっぱり案の定の、哲人に声を掛けた]
どうしたんです? 部活、何か連絡でも?
(256) sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
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フィリップは、みせかけられた。残念。
sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
フィリップは、わーい!(はぐはぐ返した
sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
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>>257てつひと
邪魔なんて、あるわけないです。 むしろ、わざわざありがとうございました。
[ごそくろー頂いちゃって、とにへらっと先輩へ笑い返す。 その様子を、若干名のクラスメイトが、固唾を呑んで見守っていたりするのだが、気にしないことにした]
それで、どうでした? たぶん、極端に、ハル……あそこのメニューにそぐわない味には、なってないと思うんですが。
[バイトの話をしているからか、つい、言葉遣いも、常よりバイト先のそれ寄りになりつつ。 話自体は、聞かれて困ることでもないのに、ついつい、ひそひそ声で、先輩に囁きかけるのだった*]
(262) sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
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フィリップは、またセルフ・・・(しょんぼりしつつ、ふたりをぎゅーして眠った*
sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/28(Sat) 08時半頃
フィリップは、おうじの自己申告に噴いた
sayclear 2011/05/28(Sat) 09時頃
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―― 教室前>>270 ――
へへっ、せんぱいにそう言って頂けたなら、大丈夫っすね。
[うろ覚えでも、意見が貰えればそれでありがたい。 それで構わないと、こくこく頷きつつ]
ちょっとお待ちをー……
[部室で話を聞く時は、自分が何か話を忘れようものなら、肩からツッコミが入ったけれど。 もう、口やかましい相棒は居ないから、自分の責任で覚えるという、当たり前のことをしなくてはならない。
肩の重みの代わり、習慣になった胸ポケットのペンとメモ。 慣れない手つきで取り出すと、哲人の話に傾注]
(275) sayclear 2011/05/28(Sat) 09時半頃
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あ、イチゴのですね。うん、わりと自信作っす。 ただ、うーん…… やっぱ、ジャムに気ぃ取られすぎたかな。 いちお、両方作ってみますね。また、味比べお願いします。
う。こう、軽い口どけ目指したんですけど、中途半端になっちまったか。 んんー……、そうですね。甘くして、添える専門のにしちまおうか……。 ……それか、バターが安いせいかな。……いやいや。
ココアは、そうだなあ。 味はあのままで良いんなら、プレーンとセットにしてみようかな。 ごてごてしてないのも、口休めには必要だと思いますし。
[やばいんじゃね、なんて別のひそひそ声が聞こえるのは無視。 こくこくといちいち頷きながら、先輩の意見をメモる。
しかし一体、ひとの先輩をなんだと思っているんだ、彼ら。
教育的指導には違いないので、そう尋ねられたらきっと、そうだと肯定してしまうのだけど]
(276) sayclear 2011/05/28(Sat) 09時半頃
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フィリップは、おはよー(もぐもぐしてる頬をむにむに
sayclear 2011/05/28(Sat) 10時半頃
/*仕事おわったー!
[なんとなく使ってみるテスト。
ついでにバーナバス[[who]]の隣に座った。]
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―― かつての別荘跡 ――
[上から降ってきた叫びも、頭にわんわんと響いて出所が怪しかったから。 釘を刺されるまでもなく、蹲ったまま。 ひらひら振った手は、今は空いていない。
軽い擦り傷と、打ちつけたこめかみが少し切れただけで、特に何処か捻ったわけでもない。 ただ、べっちょりと泥塗れになってしまったから、手を繋ぐのは遠慮しようとしたのだけど。 青ざめた顔色と、露を帯びた紫に、何も言えなくなってしまって]
…… ああ。
[届かずとも、伸ばし続けてきた手。 けれど今は、茨に捕まった時よりも、重く、動かず。
胸元を握りしめたまま、ただ魂が抜けたような虚ろさで、呆然と蘭香を見つめていたのだけど]
(303) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時頃
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『愚か者』
いてっ!
[何処からか飛んできた葉っぱが、すぺんっ! と空気抵抗を無視した速さで額に貼りついた。 じんじん痛む額から、葉を剥がして見遣るまでもない。 その声が誰かなんて]
何すんだよ紅子さん!
『腑抜けて居るからだ、戯け。 貴様、何のためにおめおめと此処まで来たのか、分かっておらぬほど 救いの無い馬鹿か』
[鳥頭は紅子さんの癖に、とかぶつぶつ。 梢から降りて来ず、艶やかな長い髪を揺らす相棒を、じとりと見上げ]
……紅子さんだって、どうしようも無かったから、其処に居んだろ。
(305) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時頃
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[恨みがましい視線は、ひやりと冷えた一瞥で、封殺される。
分かっている。 彼は、手を伸ばせなくて。伸ばせるのに伸ばさない自分を、もどかしく、苛立たしく思っているのだとは。
それでも。 この手を果たして、自分が伸ばして良いのか。
蘭香の姿を目の当たりにした今、怖気づいているのだった]
(306) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/28(Sat) 19時半頃
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―― 教室前>>301 ――
オレ、あんまり不味いって分からなくて。 せんぱい、普通の……まあ、甘いの好き寄りの味覚っしょ?
[だから助かってるんです、とにへり笑い。 近い来店を約束されれば、お待ちしてます! と満面の笑みを向け。
加えられるアドバイスに、ふむふむ頭の中で検討しながらメモっていれば、視線も気にならなくなっていた]
? です、よ?
[なんだろう、先輩の眼差しに、尊敬のいろが見える。錯覚か。 きょとんと頷けば、途端不安げになる先輩に、ますますきょとり]
あの……?
(308) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時半頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/28(Sat) 20時頃
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―― カフェ『ハルシオン』 ――
……良く知ってますね?
[優一君がぼやいてたのよぉ、と相変わらずの口調で話す同僚に、皿を洗いながら苦笑い。
どうやら、王子が彼女と別れたのはいいとして、家に連れてきたのが男友達、というのが彼の兄は気に入らなかったようで。
……いや、まあ、事情を知らない人からしたら、何てことない話だ。 ただ、自分は。その、誰を連れていったのかとか、何で連れていったのかとか、分かってしまうから。
なんとも微妙な顔をするしかなかった]
『あーあ、楓馬の先輩もぉ、美人さん連れだしぃ。 もぅ、この際アンタでも良いわぁ、付き合わない?』
遠慮します。
(314) sayclear 2011/05/28(Sat) 20時半頃
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―― 教室前>>319 ――
マスターには最終チェックしてもらってるんですけどね……。 あの人、習うより慣れろだから。あんまりアドバイスくれないです。
[ぱふん、メモを閉じ。 ポケットに突っ込みながら]
いえ? いや、そんな理由で手加減しないで下さいよ。 遠慮されないコメントのほうが、参考になりますし。
[厳しい、のだろうか? やっぱり不思議そうに首をかしげていて。 先輩の肩を、笑ってぽんぽん叩いた時、背後の教室から何故か歓声が上がったのは、知らん振り]
(325) sayclear 2011/05/28(Sat) 21時頃
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フィリップは、・・・副部長に刺される?
sayclear 2011/05/28(Sat) 21時半頃
フィリップは、大事にしてくださいね・・・! と嫁入りを見守る父親の心境。
sayclear 2011/05/28(Sat) 21時半頃
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―― かつての別荘跡 ――
[蛍紫に対し、此方を見たら殺すと言わんばかりの視線を向けかけた紅子さんだが、飼い主へ一応の配慮はあるらしく。 辛うじて、嫌そうに眉をゆがめて、ふいっと顔を背けただけで]
……らん、 …… っ
[そんな眼差しの遣り取りも、堕ち込む思考に囚われた視界には入らず。 胸元を握り締めたままの手を、ただ震わせていた]
らん、か……
[殴る、って。痛いことって、なんだよ。 あの家で、何があって、なんで、おまえ――…]
けい、 っ……
[だってオレは、伸ばして後悔したんだ。 そう、言いはしなかったけど、叱咤する蛍紫に向けた碧に揺らぐいろで、伝わってしまうか]
(329) sayclear 2011/05/28(Sat) 21時半頃
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[それでも。 強められた手のちからに。 どうしようもなく悲しくて、苦しくて、けれど安らいで愛しいと、感じてしまうから。
どうか、この暖かい気持ちだけ、彼にも得てほしいと。
震える手を、霞もうとする幼馴染へ、伸ばした。 一緒に帰ろう、と]
(330) sayclear 2011/05/28(Sat) 21時半頃
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―― 『ハルシオン』 ――
いらっしゃいま、 せ ……
[からん、と涼やかなベルが、ドアの動きに合わせて鳴ったから。 片付けで両手を皿に塞がれたまま、振り向いて、 でむか えの あ いさつ を]
…… けい、し?
[ぐらりと揺らいだ皿のタワー。 落とさなかったのは、身に染み付いた反射とはいえ、自分を褒めてやっても良いかもしれない。
黒のベストとパンツに、エプロン。 ワイシャツだけが白く、普段と変わりない。 そんな姿を、彼にも蘭香にも見せたことは、なく て]
……………… ごゆっく り。
[ぎぎぎ、とぎこちなくそう、何とか言い置いて。 ぺこり、頭を下げると、厨房へ歩いていった。ぎぎぎ]
(333) sayclear 2011/05/28(Sat) 22時頃
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―― かつての別荘跡 ――
蘭香っ……!
[手を伸ばしたって、触れられないのは分かっている。 でも、それでも。 散る薔薇のイメージ。想いがひとつ、解き放たれて、軽くなる痛み。 触れられなくても交わされた指先から、蘭香がたしかに、戻ってきてくれたのだと、感じた]
夢になんか、させるか。 覚めたいって想ったって、もう、覚ましてなんかやらねーよ。
[変わらぬ泣き顔で、いとけなく涙を零す幼馴染に。 こつりと額を合わせるように、覗き込んで。 肩を抱くように、腕を回した]
……今度こそ、ずっと、一緒 だ。
(392) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時頃
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[そうしてどれだけ、交わせぬ抱擁をしていただろう。 ふと気づけば、蛍紫の眼差しが、どこか別の何かを探しているように、彷徨うのに気づき]
どうした……?
[問い掛ける声音は、けれど自分も。 自然と、薔薇の其処此処へ視線を投げながらのもの、だった]
(393) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時頃
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―― 『ハルシオン』 ――
いや、ほら、オレ皿洗っちゃいますから! 雫さん好みの、イケメンとダンディーっすよ! ほら、お近づき!
[皿を流しに運び込んでから。 注文を取りに行けと渡された、伝票挟みを断固として拒否した。
少し……や、かなり怪しかったかもしれないが、仕方ない。 だって、どんな顔して行けって言うんだ。
慣れだけで、自動的にがっしゃがっしゃと皿を洗いつつも。 心はまったく、冷えてはくれない]
何で来るんだよ、何で……
[そもそも、彼だって自分に会うとは思っていなかっただろうから、わざとでは無いはず。 たまたま、そうたまたま、いつもと違う本屋に寄って、カフェでも入ってみようかと……]
(401) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時半頃
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…………。
[がちょん。 濡れた皿が擦れて、不快な音を立てる。
ふたりの時間なんて、あまり取れないのに、こちらの事情を慮ってくれる蛍紫に感謝こそすれ。 不満に思ったことなど無いし、あるとすれば向こうだろう。
彼が、自分以外の誰かとお茶するくらいで、拗ねたりはしない。 ただ、自分はこうして給仕として働いていて、彼はお客様で。
ほんとは彼だって、ふたりで気軽にお茶出来る時間くらい、とってくれる恋人が良いんじゃないかなって、思ってしまう。 そうすると、文の姿に連想してしまうのは、彼の恋人で]
…〜〜〜っ。
[洗い終わったならドリンクお代わり訊いてきなさいよぅ、と水のポットを押し付けられるまで。 流しに腕を突いて、ぼんやり水面を見つめていた]
(402) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時半頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/29(Sun) 01時半頃
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―― 『ハルシオン』 ――
……オカワリ、イカガデスカ。
[軋む音が聞こえてきそうなほど、ぎこちない動きで、ふたりの席にやって来て。 やっぱりぎこちなく、それぞれのグラスに水を注ぎながら尋ねた時は、何の話をしていたか。
沈黙があったなら、先ほどは動転して言葉も返せなかったから。 似合っていると言ってくれた文に、ありがとうと礼を述べつつ、くれぐれも、学校には内緒で! と念を押すだろう。 にこにこにこ…… と、主に後輩へ発動される、胡散臭いほどの笑みを浮かべて*]
(409) sayclear 2011/05/29(Sun) 02時頃
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