人狼議事


62 あの、夏の日

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【人】 墓荒らし へクター

―寮:中庭―
[夕飯を食べる前に、簡単に花火の準備を始める。
ベネットが買い込んだ大量の菓子と花火を並べ、物置からいくつかのバケツを持ってきた。]

 あ、思い出した。

[バケツに水を入れる為に蛇口を捻りながら一人漏らしたのは、寮に戻る前にユリシーズが真顔で「俺忍者だし」と言った時に浮かんできたこと。]

 なんとかっていうアニメで居たよな。
 女装する忍者。

[部活がなく、早めに戻った時たまたまつけたテレビでやっていた忍者アニメを思い出して、すっきりしたようににこやかに顔を上げた。]

(84) 2011/08/28(Sun) 17時頃

【人】 墓荒らし へクター


 ……なんでユリが忍者って言っただけで、あれ思い出したんだろうな?

[また、夢と混ざる。
あの時>>0:101、あまりの変わり様に何て返したら良いものかと、適当に笑った。
ユリシーズが女の格好をしていたところなんて、見たことがないはずなのに。

水の出ている蛇口の下に、頭を突っ込んで冷やす。
ぶるぶると濡れた頭振って水を飛ばすと、そのまま夕食の場に足を向けた。]

(85) 2011/08/28(Sun) 17時頃

【人】 墓荒らし へクター

―夜:食堂―
[食堂に入る前から、漂う匂いでメニューが分かる。
味噌の甘い匂いに腹の虫が鳴いた。]

 いただきまっす!!

[両手を合わせ、大きな声で挨拶してから食べ始める。
部活をしていた時は三杯は軽くお代わりしていたが、今はニ杯で十分。
一杯目は味噌だけで。二杯目は鯖と一緒に平らげた。]

 あ、ベネットたちがお菓子とか買ってきてたから、そっち食いてーって奴は量減らしておけよ。
 そこの胃袋ブラックホールが全部食っちまうだろうから、余んないだろうし。

[食後の熱い緑茶を飲み、一息ついてからのんびりと中庭へと向かった。**]

(86) 2011/08/28(Sun) 17時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 17時頃


[メアリーは既に外に居たのか。
星、と聞いて、食堂の窓から外を見る]

夢だから、尚更綺麗と言う事も…あるかもしれないぞ?

[だが、確かにこの頃に見ていた夜空は綺麗だったと思う]

…大人になると、大事だった筈のものを置き去りにしてしまう。

[現実である今では、星も月も――男は大して気にしなくなってしまっていた。
感動する事も、些細な事に興味を持つ事も、少なくなったと思う]

……そんな大人には、なりたくなかった筈なんだがな。

[現実は、無常。
それが大人になる、と言う事なのだろうか――]


[皆が呟く「不思議な言葉」を、少年は食堂から退出しながら考える]

…皆、現実を少しずつ引き摺ってるな。

[それは、紛れもなく現実で交わした会話の一端]

暫くすれば、皆もメアリーや俺達の様に、此処が夢だと分かるんだろう。
だが…

[今が夢だと分かれば、中には現実に戻ろうとする。
もしくは現実と同じ様に振る舞おうとする者も出てくるだろう]

……できれば皆、気付かないでいてほしいのだがなあ。
せめて、今だけは…

[それは、男の勝手な願望]


[大人になって、暗黙のルールを知った。
少年の頃は知らなかった、黙認すべき事、排他すべき事。
それが社会での生き方と悟るのは、容易い事だった]

……

[無言で寮の廊下を歩く男は、少年の掌を見た]

[そうだ。この少年は不正が嫌いだった。
それは10年後も変わっていない。変わり様の無い事で]

[だが、社会人になって…無駄に聡い脳は、暗黙のルールを覚えた。
その淀みに、時々やり場のない怒りを覚える事もある。
だが、その界隈で生きる為には「しょうがない事」としてやり過ごさなければならなかった]

[ずっと、そしてこれからも]


――きっと

[両手をだらりと下ろし、立ち止まり。
懐かしい寮の廊下の天井を見上げ]

この歳の俺が、現実の俺を見たら…

「貴様なんぞ、俺では無い!!」

…って、激怒するな。

[少年の信じた正義は、清く美しく、どこまでも真っ直ぐなもの]


[現実の男には、それが眩しく、尊く思えた]


 
[故に]


[今はまだ、目醒める心算は――無い]
 


【人】 墓荒らし へクター

―中庭―
[叫びながら楽しそうにしているベネットは、また何か悪戯を仕込んでいるのかもしれないが気にしない。
先程準備した花火も変なものがいくつかあったが、自分が行く前に買われていた物だから、文句を言われるのは奴だ。

ヤニクに渡そうとしている物>>120を目の端で確認し。]

 化粧までされたら流石に止めるか。

[でかい男の女装は目に毒だ。
適当に掴んだ、まともそうな花火に火を付ける。]

 おーし、一発目行くぞー。

[その声と共に、あがる色とりどりの火花。]

(125) 2011/08/28(Sun) 22時頃

【人】 墓荒らし へクター


 あー?
 なーんか、風強いな。

[花火の煙が流れる様子を見ながら、ぽつりと零す。
今のところ、設置した花火が倒れるほどではないが、強くなってきたら止めた方が無難かもしれない。]

 おら、さっさとしないと花火なくなるぞー。

[さくさくと次の花火を設置し、火をつけようとしたが。
火薬の匂いとは別に、甘い匂いが漂ってきてそちらへと視線を向けた。]

 おう、ユリ。
 煙草も良いが、花火にも火ぃつけて遊べよ。

[独特のバニラのようなチョコレートのような、甘い匂いは彼の吸う煙草の匂い。
壁にもたれているユリシーズの傍に向かうと、適当に手持ち花火を押し付ける。*]

(131) 2011/08/28(Sun) 22時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 22時頃


そうかも、しれないですね。

[夜空に向かってため息をつき
ディーンの声に耳を傾けた。]

全部、ここに置いてきた気がします。
何もかも捨てて、大人になって……。

[社会の波に紛れて、忙しさを理由にして。そんな大人には、なりたくなかったと響く落ち着いた声音に、ゆっくりと頷く。]

びっくりするくらい、冷めてしまって。
子どもだったからって理由もつけて。
でも、それもただの言い訳だったのかもしれません。


皆さん、現実を思い出してきてるみたいですね。
みんな思い出しちゃったら、この夢も終わるのかな……。

[夜空を瞳に移しながら、噛んだ唇。
それは、嫌だ。
いつかそうなるとわかっていても。]

ずっと、気づかなければいいのに。
……なんて、都合よすぎですかね。

[薄暗く翳った声と共に、長いため息。
胸に宿る苦さはやはり完全に消えることは無く燻っている。]


………。

[静かに、頭に流れ込むディーンの声を聴く。
口元に浮かぶのは、薄っすらとした笑み。
夢でない、10年前を思い出してみる。確かに彼は真っ直ぐで、破天荒な行動に何度か怒られたこともあった。
それもまた、良い思い出で。]

でも、それもまた先輩ですから。
怒ったってきっと、わかってくれます。

[それがディーンという人であると、確信しているから。]


[メアリーの同意する声に、ゆっくりと頷いて。
やがて肺の奥から出すような溜息が聞こえた]

夢が、終わる――

[そうしたら、待っているのは現実。あの飲み会が終われば、また皆は――
きっと、メアリーもそんなのは嫌だと思ってくれるかもしれない。
そうだ…そうでなければ、あんなに明るかったメアリーの声が、翳る筈が無い]

そうなる、前に

[は、と息を吐き]

思い出そうとしている奴が居れば…「それは夢だ」って、言ってやるさ…

[男の思考は、少量のアルコールに溺れていく]


[メアリーの言葉に、揺れる思考を集中させる]

――分かって、くれるかな。

[大人になれば、信じる事に抵抗を持つ様になる。
男も例に洩れず、不意に言葉を零した]

誰かが――分かって、くれる か――――

[それは少年の身体がアルコールに慣れていない為か。
身体の方は眠りについた様だが、意識の方は、徐々に溢れていく]


【人】 墓荒らし へクター


 お前だって葉っぱに火ぃつけて、煙吸ってんじゃん。
 火遊びにはかわんねーだろ。

[文句を言いながらも花火を受け取ったユリシーズ>>135に、にかっと笑い。]

 つーか、お前もアレ着てみろよ。

 おーい、ベネット!それ余ってねーか?
 ユリが着たいつってるんだが!

[ベネットに声をかけながら、ディーンのお礼>>139に首を傾げた。]

 まさか、お前も着たいとか言うのか?

[想像して、笑いを堪えたが。
ユリシーズに花火を向けられた様子を見て、我慢出来ずに噴出した。]

(184) 2011/08/28(Sun) 23時半頃

……先輩?

[覚束ないディーンの声に、ちらと顔を上げる。転んだままの体勢で中庭に寝そべっていたから、彼が酒を飲んだことにまだ気がついていなかった。
途切れる言葉を読み取り、薄く笑って]

――……私は、分かりたいです。

[きっと聞こえないだろうからと、密かに零した。]


【人】 墓荒らし へクター

[気付けばカオスな状況に、一緒になって騒ぐ。]

 ってー!!
 なんだそのヘビ花火!!!

[手持ち花火がなくなり、補充しようと戻れば……異様な状況に、ひくりと喉がなった。]

(187) 2011/08/28(Sun) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター


 どわっ!あぶねーな!
 そんな地味な花火投げんじゃねー!
 無理やり着せっぞ!

[お返しとばかりに、ユリシーズへ爆竹を3個ほど投げた。]

(192) 2011/08/28(Sun) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[ユリシーズの近くで大きな音をたてて破裂する爆竹を見て、ざーまーみろと笑えば、ぽつりと顔に当たった水滴。
誰かが水鉄砲で遊んでいるのかと思ったが、そうではないようだ。]

 あ?雨か?

[空を見上げれば、先程まで星が見えていたはずなのに、厚い雲に覆われている。]

 おーい。雨だ。
 一区切り付いたら、中戻るぞ。

 全員、何か持って中入れよ。

[まだ使っていない花火と、お菓子を纏め始める。]

(200) 2011/08/29(Mon) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター


 バカで結構、こけこっこーってな。
 おら、これよろしく!

[文句を言ったユリシーズ>>206に、主に酒の缶が入った袋を押し付け。]

 おい、あほなことしてねーで、中入れ。
 ついでに寮内回って、開いてる窓全部閉めて来い。

[口を開けていたヨーランダにも、お菓子の袋を渡した。]

(209) 2011/08/29(Mon) 00時頃

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