82 謝肉祭の聖なる贄
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[>>68ぱぁっと広がる血の香りに、白金は思わず唾を呑み。 さっきまで見上げていた贄の様子に構うことも無く。 茶色の主が招く方に>>69、ひたりと一歩踏み出した。
……ほんの少しだけ、つい他の年長の大神を気にして立ち止まったのは 年若い小さなおおかみの癖か性か。 されど結局すぐに、足取り軽く、息絶えたばかりの贄のもとへ]
(78) 2012/03/15(Thu) 16時頃
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[半端な人の形だったものは、衣羽織ったままその姿を変える。 けものなる形になってもなお小さいままの白金は、 贄の胴の裂き跡からの血を幾らか舐めてから、その身に噛みついた。
とがった歯に肋骨が当たれば、そのままぱきりと砕き折り。 右腹の辺り、皮と肉を牙で裂いて、肝を食み、舐め取る。 換気する村民たちにも、血の風景を目にする贄たちにも構わずに。 ひどく音を立てて味わいながら、明るい色の胸毛や顔を紅に染めて]
(80) 2012/03/15(Thu) 16時半頃
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[うら若き贄の肉から、一度顔を起こした大神は とても楽しそうに嬉しそうに、ひと声吠えたのだった**]
(81) 2012/03/15(Thu) 16時半頃
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あー!おいしいー……
[まるですっかりはしゃぎはじめた様子で、小さな大神は吠えたのだった。]
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 17時頃
[ハ、とうっすら開いた口からかすかな吐息が洩れる。
銀灰色のからだから漂う甘く鋭い冬の香の体臭に、花蜜の如く甘く酸い、ねっとりと重い香が加わる。
それは、大神にしか分からぬほどのかすかなもので。
銀灰の発情した香、なのだった。]
[白い貌に嵌った薄色の眸は、水銀のごと煌めいて蕩けている。]
では、私も一口頂こう。
[血の景色を見るのは十五年ぶりか。
芳しい香りに目を細め、同胞たちの傍らへ]
[る、と喉が鳴る。
生命の無い死肉なのが幸い、贄の脚の間に昂った熱を捻じ込みたいという欲は、強烈な自制心の堰に押し留められていた。**]
実に旨そうに喰うものだ。
[歓喜して貪る年若い同胞や、欲情しながらそれを抑えている同胞たちを、目を細めて眺めながら。
呟いた声は、人に向けるものとは違う響きを含む]
[両脚から食える肉を粗方剥ぎ終えたところで、身を引き動きを止める。
肩を上下させて、荒い息を整える、ふーっふーっという音が赤く濡れた唇から幾度か洩れ。
先端が血で染まった銀灰の髪を鬱陶しそうに振り払う頃には、元の通りの冷厳な貌を取り戻していた。
――ただし、発情の花香はその身に仄かに纏わりついて、消え去ってはいない。]
……もっと喰えば違うだろうか。
[灰白あらため灰青の大神は、己の前脚についた血を舐めとりながら小さく呟いた。
けれど、この贄をそれほど食べたいとは思わないので、次の贄まで待っても良いか――と。
ふるり、と耳を揺らして頭を振った]
[肉を喰む顔を僅かにあげて、宴に加わる同胞を見る。
怜悧で冷徹で普段は眉一つ動かさぬ奴が、獣らしい部分を垣間見せるこの瞬間が堪らなく好きだ。
剥き出しになる獣性を、もっと見たいと思う。
言葉にせずとも、尾は雄弁に高揚を語るか。]
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[肝を食む最中、大きな茶色の手が毛皮に触れた>>84。 小さな大神は一瞬、気づくか気づかないか程度にびくりとしたものだったが。 それがくしゃりと撫でる感触だと判れば、どこかほっとしたような、 また嬉しそうな様で、長い尾をふるりと振ったのだった。
やがて銀灰の主も、角持つ灰白の主も、贄のところまで喰らいに来て。 その訪れに、ひくり、小ぶりな鼻を一度ひくつかせながら――。 白金は若き贄の肝をぺろりと平らげ、その周りにあった柔肉を はぐはぐと貪りだしていた。]
(111) 2012/03/15(Thu) 21時頃
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………………う、るる。
[銀灰から微か匂う花のようなかおり。
過去に顔を合わせていた祭りの際に覚えていたかおりではあった、が。
何だかんだで今でも、うら若い小さな神には少々刺激が強かった模様。
できるだけ、気にしないようにして、白金は淡い肉を食む。]
[食む最中に、老けた声がぼんやりと耳に触れれば。
その響きのいろに、白金の尾はまたふるりと揺れたもので]
……選り好みせねば色艶などすぐに戻ろうよ。
[随分と経ってからぽつりと。
僅か皮肉ないろの戻った声音で呟く。]
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[尾を振りながら贄に貪りつく紅だらけの白金は、 血色の肝に淡い筋肉に、あばら骨や背骨の一部まで噛み砕いて呑み込む。 そんなこの神が台から降りたのは、大神たちの中でも最後の方だった。
宴を降りたおおかみは、そのままの姿で座り込んで 白金に映える紅をぺろりぺろりと舐めとっていく。 その毛並清めようとする人間たちの姿に気付けば、舌は動きを止めて。 暫く待つように、との意味籠めて一唸りして、暫し思案の態。]
(115) 2012/03/15(Thu) 21時半頃
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[雨師という別名を持つその大神が獣の姿をとっている時に顕れる角。
その角はかの大神にとっては大切なものなので。
同胞たる大神が触れる事は厭わないが、人間が触れる事は赦さない。
戯れに獣神の姿で踏みにじるなどする際以外は、誤って触れられるかもしれない距離まで人間が近付く事もさせはしない。
百と幾年か過去に、それと知らず誤って触れた人間が雨師の怒りを買い。喰うためではなく見せしめの為だけにその爪にかかり。
その後の3年ほどの間、その地に一滴の雨も降らなかった事は、他の大神たちならば知っているだろうか]
その為だけに、好まぬものをわざわざ喰う気は起きんのでな。
[聞こえてきた銀灰色の同胞の言葉。
人間たちに手についた血を拭わせながら、そう応じた後。
フッ、と。先程まで幾分若返ったようにも見える顔に笑みを浮かべた]
贄ではなく、キミたちから精気を分けてもらうのであれば別だが。
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………うー!
[何かいいこと思いついたように一声吼えれば、 清めの為に取り巻く人間たちはびくりと震えでもしたか。 白金は、ふわっと人の姿を再び作る。 濃紺の衣に、肌や髪に、そして相変わらずけもののままの 耳や尾に、紅は未だ色濃く残り]
……あのコに、ちょっとやってもらってみようかなぁ。
はーい、ちょっと来てくれるかなー。 そこでぼーっとひざまづいてる、真っ青なおめめのおにーさん。
[未だ己が間近に触れておらぬ贄はまだ幾らか居る。 その内から、とりあえずひとり>>114、呼んでみる。]
(119) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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相変わらずさなぁ、御大。
雨と風なら相性は悪かねぇが…
[ちろと指を舌先で舐めつつ一瞥。
若い贄喰らったせいか、生気に満ち溢れた身体。
毛の艶も一段と良い。]
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 22時頃
うー………
僕からのでも、いいわけ?
[所詮は小さなおおかみにして、かつ、当り散らせば病撒き散らす力の大神。
微妙に漏れた声は、ほとんど独り言に近いものだった。]
当然だろう。永い年月をずっとこの性質で存在していたのだ。
たかだか10年や20年程度でそう変わるはずもあるまい。
[相変わらず、と評する茶の同胞に。
人間に向けるとは違う種類の愉悦を浮かべた顔を向ける]
まあ、無理強いはせぬがな。
[ハッと嘲るように鼻を鳴らす。
少なくとも、今は微塵もそんな気にならないらしい。]
エリアスは、フランシスカに話の続きを促した。
2012/03/15(Thu) 22時頃
[しかし――堰き止められたものは、底に沈殿はしても消え去りはしない。]
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はいはい、その通りでーす、おにーさん。
[片膝ついて此方を見上げる贄>>123のあおい目を、じぃ、と 覗き込むように少しの間見詰めていた神は、 人間のひとりが持っていた清めの布を強引に奪い取って それをぱっと、目の前の贄に差し出す。]
これで、ちょーっと血がついちゃってるところ、 綺麗に拭いちゃってくれないかなー。
[小さな神は、上半身の至る所を血に染めたまま、気楽な様子で胡坐をかいて]
(126) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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ふむ?
私としては構わないが――精気を吸い尽くしてしまったりしないだろうか。
[年若い白金の同胞が漏らした声が聞こえれば。
角と同じ色をした目を細め、首を微かに傾げた。
人間相手と違い、同胞が相手であれば、受け入れる側でも押し倒す側でもどちらでも構わない性質ではあるので。
相手が茶でも白金でも、人間相手とは違う方向性で愉しむだろうが]
[自制の箍が外れ、血に狂乱する銀灰は淫らに咲くが、それを味わった輩は少ない。
その相手が人ならぬ同胞であろうと何であろうと、引き裂き喰らうからだ。
そうでなく――常態の銀灰を口説き落とし、尚且つ血の滾りを抑えた交わりを持てた輩は……果たして存在するのかどうか。]
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………うー。
なんか、その、むつごと?みたい……。
[>>130大神の耳元に、ささやかなる響きが触れる。 その声が帯びている擦れが生来のものだとは 白金は咄嗟には気づかなかった。 思わず零してしまった白金は、何処か心地悪げに 少しだけその耳を伏せて]
ん、でも上手だね、拭い方。なかなかよろしい。
[けれどそれには、素直に笑みを見せていた。 次第に、肌にまとう血の色は薄くなっていくのだろう。]
(134) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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