人狼議事


114 bloody's evil Kingdom

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【人】 小悪党 ドナルド

 この想いの伝え方は知らない…だからこうする…。

[口を拭き、先程取り出した真紅のルビーの様な石を口に含む。

頭一つとなった彼女の唇に、自分の唇を寄せて、その石を彼女の口へ。

名残おしそうに、ゆっくりと離せば、辺りを見回して一つの棺へ…。]

 あの世でも…友達と仲良くな……?

[そう告げて、アイリスの棺に彼女の頭を入れれば、触手でそれを固く、誰の手にも汚されぬ様に固く締めて…。]

 さよなら…クラリッサ……**

(54) りおん 2013/02/26(Tue) 11時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

りおん 2013/02/26(Tue) 11時半頃


― 視るだけの世界 ―

『――視ないで』

彼女が最期に願った想いがあるからこそ、背を向けて座る。
その行為に意味はない。
眼が何処に向こうとも、其処の世界を視る自分に見えないものはない。

けれども、背を向けた。
咀嚼する音も、泣声も何処か遠い。

有り触れた音。

この世界は終わっていく。
過ぎ去っていく。


其処には嘗て男の生きた国があった。
そして逃げる者は逃げ、死ぬ者は死んだ。
壊れて朽ちていった者。流されて消えていってしまった者。

多くの生き物と、沢山の無機物と共に、国は消えた。

それでも尚、視る事は止めなかった。
人ならざる者が押し寄せて、何処からか来た多くの人間がそれに抗していった。

月日が過ぎた。
沢山の月日が過ぎた。

ただ視る。
ピッパのように声が届く存在も時たま現れたが、多くは彼を見咎める事も聞き付ける事もなかった。
そして彼は視続ける。

そこから動かずに、隅々まで視続ける。


月日が過ぎた。

視ているだけだった。
身体は、椅子は、手足は、眼は、何もかもが希薄で、在るのかも判らなくなっていた。
それでも彼の視界は其処の世界を捉えていた。

地から生まれる草木の息吹、
天から注がれる雷雨の煌き、
荒れた土地に囲いができ、建物が建った。

人が行き交い、暮らしが見えた。


月日が過ぎた。

わけのわからないなにかが、
わけのわからないなにかで、
わけのわからないなにかだった。

覗けば、理解はできた。
人の手に拠るもの。

それはすごく、わけのわからないものだった。

月日が過ぎた。

嘗ての世界などとは遠くかけ離れた世界。
其処はずっとずっと進化し続けていた。

此処は何も変わらない。
此処があるのかもわからない。

視ている彼は、彼であるのかも。


彼とはだれ。

なまえをしらない。

嗚呼。

なまえ、つけわすれ、た。

そして月日が過ぎた。
人々は今を謳歌する。
過去を思い返し、未来に心を馳せる。

彼らは、視られている事を知らない。
気づこうともしない。

気づく、必要もない。

月日が過ぎた。
視ているのか、視えているのかもわからない。


其処の世界はまだ、続いている。
此処は、あるのだろうか。

此処に名を。
名があればこそ、此処は在る。

此処は――


――いつか。**


【人】 小悪党 ドナルド

 ―海の見える丘―
[とある領地の丘、真っ黒な外套を身に羽織り、男は一人、海を見つめる。
その先には遠くも近い、小さな島国。
寄せる想いはいつか働いていた遠くの国。
始まりはただの復讐であった。
潜入し、率いていた騎士団は既にない。]

 ここなら、景色もいいだろう?

[ここまで引き摺ってきた棺に声をかける。
いつか語っていた>>6:147誰にも邪魔されないで安らかに眠れる場所。
騎士の墓場、否、あの国で安らかに眠れる場所はもう存在しないだろう。

探し物は2つ、一つは遠く、遠く、誰も知らない静かな場所。
その小さな島の小さな丘は誰に邪魔されることなく安らかに眠れるだろう。]

 ここは不思議な島だ。四季という物が味わえるらしい。
 春には一面、美しい花を咲かせ、夏には熱くも優しい日差しが射し込んで、秋にはあの山の木々が紅葉にその身を紅らめるという。

[いつかの彼女のようだと思い出して笑う。]

(99) りおん 2013/02/27(Wed) 11時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 そして、冬は君の透き通った素肌のような、真っ白な雪景色が世界を覆うらしい。

 君のお友達、アイリスと言ったか?
 彼女と一緒に眠るにはいい場所だろう?

[そう告げて、静かに掘り起こした穴へ棺を埋めた。
木で作りだし、生み出した十字架を突き刺して、手折れた花を一輪添えた。]

 武骨な墓ですまない。
 この景色に免じて赦してくれ。

[最後にそう言葉にすれば、いつか断ち切らせた左腕に種を植える。
左腕は触手のモンスターがぐるぐると棺を守るように…。
そうして、最後に自ら土を被せた。]

 俺はもう一つの探し物をしてこよう。

 あの日、俺は確かに死んだはずの彼女が息を吹き返している姿を見た。
 きっと広い世界のどこかには、同じように命を取り戻す術があるのかもしれない。
 冷静に考えれば、そんな可能性もあったのに暴走してしまった。

(100) りおん 2013/02/27(Wed) 11時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[でも…言葉を続ければ、大剣を背負い直して、外套のフードを被り直した。]

 まだ可能性があるかもしれない。

 俺は、目的の為ならばどれだけ時間がかかろうと、どれだけの困難があろうと手段を問わずやり遂げる。

[墓に背を向ければ、静かに歩き出して]

 だから、また会おう。

[今もまだ言えない大事な言葉。

でも、きっとこの旅が終わるころには告げられるかもしれない。

今度は偽りない、唯一彼女にだけならば……。
自身の想いはそのまま、風化することはないとどこか確信して**]

(101) りおん 2013/02/27(Wed) 11時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

りおん 2013/02/27(Wed) 11時半頃


我侭な君よ、さようならだ。

[身勝手な"ボク"からの、別離の言葉。世界を別った二人だけの――**]


[――……ほんの、僅かな時。]
     (何時までこんな事を。) 
               (いつまで、逃げられる?)
   [侵食。]
      [侵食。]

            [僅かに残された時間。]


   [――ミナカタを喰らい尽くすまで。
           期限のある、限られたセカイでのしあわせ。]




腹減ったなぁ……     もうすぐ、
               (もうすぐ?)


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