人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 奏者 セシル

>>140
[読もうといいながら、何も手にしない。
歩み寄る彼女へ向ける眼差しはけれど柔らかく]

 ――ありがとうございます、、
  もっとも、私の音楽は、既にその本質を失って……


  ――――ッ  お嬢様……

[淡雪は直にふれれば、より、つめたく。
その指先が脈をなぞれば、ゆっくりと陶酔めいた熱が這い上がってきて――吐息にその熱を逃がす]

(148) 2010/06/23(Wed) 02時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 02時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 02時半頃


【人】 奏者 セシル

[心狂わす甘い声――
食事の時に似ている けれど 何かが違う]


 そのようなこと、あろうはずが……


[翡翠が滲む、それは捕食者の色に似て、
言葉は否定したのに躯は――恐らくは逃げたがっている]


 ―――……、
  この身を流れるものでしたら、幾らでも……


[柔らかな身体の、冷たいこと。
跳ね上がった鼓動は、触れ合えば伝わるだろう。
絡めとられたのは、指先だけではなくて
――覗く翡翠の双眸から、目が反らせない]

(158) 2010/06/23(Wed) 03時頃

[記者を連れ歩きながら
知人に先立たれ独り生き延びてきた過去を振り返る。
若いうち、未だ人と己の区別がつかなかった頃

幾度求めた手を振り解かれたか
幾度理由も無く虐げられたか
あまりに遠い昔の話は、霞がかってしまって

鮮明なのは、此処数年の出来事]


[未だ、城で宴を催す前の事だった。
食事の度に夜の街を彷徨い
月明かりの下、白薔薇の庭園でひとりの娘を見つける。
儚い夢のような娘だと感じた。

其の理由は直ぐに知れる。
警戒心も無い様子で、語りかける声
ならばと、正体を明かし
其の身に永遠をくれてやろうと誘いかけた。

美しい華が、枯れる前に散るのが惜しいと思う。
珍しいことだと自嘲した]


[喜ぶかと思った娘は、首を縦には振らなかった。
思い通りにならぬ歯痒さ。
彼女もまた私のものにはならぬと言う
拒絶した彼女に
気付けば牙を立てていた。

血を分け与える行為は、微妙な匙加減が必要なもの。
女の血を吸い尽くす手前で止め
命の散りかけた其の身を次は己の血で満たす。
人ならざるものへと変わっていく
其の身で受け止めきれぬほどの快楽が
彼女の記憶を何処かへ飛ばしてしまったのか]


[意識を飛ばした娘を連れて、城へと戻り
熱が出たのか毒を中和すれば良いのかと、
下僕に薬を買いに走らせる。
今思えば愚かなことだ]


 ……私のローズ。
 永遠を生きるもの。
 共に――…


[翡翠の瞳を再び見る事が出来た其の時から
刷り込みのように、幾度も繰り返す言葉。
ぴたりと止まった彼女の聲
城主は甘く優しく囁き続ける。
錯覚も永遠に続けば、其れが真実となるだろうから*]


【人】 奏者 セシル

>>161
[問いかけの意味もわからずに頷いてしまう。
熱を持つ体とは裏腹に、冷たい汗を背に感じる]


 ―――………血では、ない、

   ならば……


[早鐘の打つ中、思考が巡る――
血ではない、ならば、求められる己は命の終焉を示すわけではなくて]


 ならば、それは――


[冷たい体が熱を滲ませる、
淡雪は解けてしまうのではないか、場違いな幻想。
天国の青は滲んで、歪む――背が、壁に当たった]

(164) 2010/06/23(Wed) 03時半頃

【人】 奏者 セシル


――……なさず、とも……お傍に、

[口唇がかすれる音を紡ぐ。
けれど、その言葉は偽りに近く
なぜなら白薔薇の名持つ青年の望み――
その本質は、]

 ………ああ、

[零れたため息も、青の眸も、ただ哀しげに]

[望まない]
[けれど、その言葉を紡げない、欺瞞]
[翡翠の眼差しが首筋へと移る]

 ―――……お嬢様、

[一度だけ微笑んで目蓋を閉ざす
――それはこの先、永久に失われる白薔薇の微笑み]

(169) 2010/06/23(Wed) 03時半頃

――…うそつき。


[死を望んでいた白薔薇に対する聲は
震えの混じる情けないもの]


【人】 奏者 セシル

[告げられた言葉――

ただ―――為に存在する己に、応えられようはずもなく、
けれどその無為の年月の中の心の慰め、
それはまさしく1厘の薔薇たる彼女であったから。

絡んだままの指先が解けるのなら、
その柔らかな冷たい身体を抱きしめる]


 ――――ッ


[痛みも何も感じないまま、
その牙は己が皮膚の下に埋め込まれて、
やがて哀しい程の悦びが躯を満たした]

(175) 2010/06/23(Wed) 04時頃

【人】 奏者 セシル

――…ぁ、 ……、

[沈みかけた体、喘ぐ呼吸のまま、
ただ目蓋を閉ざして――彼女の身を遠ざけるように、
その腕を解き放てば、髪も乱れるままに首を振る]

 ――……ぅ  
         っく、

[一度途絶える意識、人としての死が訪れる、
けれど循環する血はそのまま己を眠らせてはくれない]

 ぁ、ああ……  ぁ

[ずるりと沈みこんだ体の中で、胎動する魔性。
その腕は自分自身を抱きしめて、造り返られてゆく自身に耐えて、やがて眠るような静寂が訪れる。――香り漂う、薔薇の香気]

(176) 2010/06/23(Wed) 04時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 04時半頃



 ――……聲が、

     聲が、震えておいでですよ、お嬢様――

[半覚醒のなかで囁きに応じる聲。
常の柔らかな響き、
けれど、どこか硬質な――]


[――新たな聲が聞こえた。
自らが招いた事だというのにそれが怖ろしく哀しい]


――……、


[逡巡するような間が生じた]


貴方の気のせいよ。


[沈む聲がそう答えた]


【人】 奏者 セシル

[名を呼ぶ声に、

それは100年の眠りから覚めたかのように、
ゆっくりと重たげに目蓋を開く 常と変わらぬ天の色]

[けれど高い天より堕ちるほど、闇はより深く濃い]
[白薔薇をセラフと呼んだのは、誰だったか]

 
 ……いかがなさいました、お嬢様。
 私は、今、とても気分が良いのですよ――


[―――――そして、白薔薇は嫣然と微笑う**]

(180) 2010/06/23(Wed) 04時半頃

 ああ……

[目覚めの吐息がひとつ]

 ――気のせい……
    左様でございますか、ならば結構、


              ――お可愛らしいことですね?

[囁くそれは、砂糖菓子のような甘い聲]


[城主の甘く優しい囁きが鼓膜を震わす。
幾度となく繰り返された言葉がじわと染みて]


やはりお兄様にお任せすれば良かった。


[求めた白薔薇の変貌に女の心は追いつかない]


お兄様――…
私はまた、間違えてしまったのでしょうか。


[甘い白薔薇の聲に心が震える]


可愛くなんて、ない……
偽りは、…やめて……


[これは違う。
違うのだと自らに言い聞かせながらも
途惑いは隠せず上擦る音色]


 
 
[ツキン、と、鈍い胸の痛みが女を苛む**]
 
 


[上ずる声音を聞けば、吐息に笑みが混ざる]


 ……ああ、ではどんなお言葉でしたら、
 信じていただける?


         あなたのお望みのままに、
         謳って差し上げますよ、お嬢様――……


[その声は耳触りだけは、まろやかでやさしい**]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 05時頃


【人】 奏者 セシル

[言葉を聞く眼差しは、どこか気だるげに]


 ――…お可愛らしいことを仰られる。


[冷たく柔らかな唇が重ねられれば、
舌に残る血の甘さに、うっとりと笑んで。

残るそれをも味わおうと、女の紅い口唇を一度舐めた**]

(183) 2010/06/23(Wed) 05時半頃

[ふと、



                声が増える
                  増えた。]


 ――……セシル?


[声ならぬ聲が混じる。
よく知ったおと
瞼を閉じれば、其の先に
手元に置きたいと思った蒼天は色を変えて]


 ふ……ふふ


[吐息の間で笑みを浮かべ、可笑しなことだと囁き零す]




 私のローズ
 お前の望みは叶っただろう?

 ……セシル……目覚めたか


[愛しい
そんな感情が魔物に存在するものか。
是は執着
朱に交わり染まる蒼がただ惜しいだけ
胸に渦巻く甘い痛みの説明を
誰も城主に授けてはくれぬ**]


【人】 奏者 セシル

>>185
[隣室の声も、ノックの音も聞こえていた、
けれど話しかける声に、漸く億劫そうに女に寄せた血の如く唇を離す。笑う黒薔薇へ返すものは、薄い笑み]

――よいのですよ、黒薔薇。
お仕事を一人でこなすのは大変でしょうし……、

あなたにそのように呼ばれては、
無用な警戒を招いてしまいます。

[首が枷をしゃらりとならし、
けれどそれに触れてももはや冷たさは感じない。]

(197) 2010/06/23(Wed) 12時頃

【人】 奏者 セシル

 ―執事控室:白の部屋―
[黒薔薇が去れば、白薔薇は立ち上がる。
女の前でも気にはせず、血塗れた装いを影に変えさせる。
白手袋まで常のまま、肌の冷たさは容易には伝わらない]

 ああ……

[わずかな渇き、官能を宿すため息
その血への焦がれは今はむしろ心地いい]

 
   ――……少し、躯を動かしてまいりますね、お嬢様。


[流し見るような一瞥を寄せて、
白い燕尾の裾は羽のような残像と薔薇の香を残し、去る]

(198) 2010/06/23(Wed) 12時半頃

[重なり響く己の名の音]

 おはようございます、旦那様――…

  嗚呼、心根のかろやかなこと、
  ―――…私は、今まで何に捕らわれていたのでしょう。

[失われたのは闇にあって尚、善美に焦がれる心
枷なき薔薇は、棘を恥らうこともない]


 ふふ……
 つまらぬひととしての未練に囚われていたのかどうか
 私はお前で無い故に、わからぬが。

 良い目覚めを迎えたようだな
 私の――…白い薔薇。


[蒼天は地に堕ちた。
胸を鳴らすこれは、其れを惜しいと思う何か。
けれど淫猥に囁く声音に曇りは無く
新たな眷属を歓迎している]


[響く声、

             そして、フロレスクは完全に落ちたか。
             と、思えど、

 それをもう何かいう資格はまるでない。]

 ――……

[声は出さぬが気配は伝わっただろう。]


はい、目覚めはとても心地よく、
感謝しております、旦那様――……、


[惜しまれたものを省みることはなく、
声はまどろむような甘えを滲ませて]


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