153 unblest blood
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[>>99サミュエルの胸の音は女の手に感じられたかどうか。 俺がダンピールだったら、という言葉には僅かに笑みを浮かべて。]
まぁ、サミーが本物である可能性が高いと踏んでやった事だから。 あの時点でいきなり仲間を売ったりしないでしょう。 一緒に生き残る方が得だからね。
殺されそうになったら――出来る限りの抵抗をしていたよ? 只殺されるのは気に食わないからね。 ふふ、女は怖いんだから。
[ジリヤを見て彼の漏らした言葉>>31を引用しつつ、物騒な宣言をして褐色の瞳を細める。 彼が棚から化粧箱を取って来れば、グロリアの灰を集めて、中に収めようと。]
(105) 2013/12/07(Sat) 23時半頃
|
大根役者――。
[「人」の振り。
吸血鬼の振り。
驚いた振り、傷付いた振り――。
本能のまま狩りに興じる時以外に、
素の男で過ごしたのは、49年間のうちどれだけの時間だっただろう。
本当はどんな男であるのか、
どうありたかったのか。
本能のせいで吸血鬼に惹かれたのか、
狩る為だけに近付いたのか。
全てが偽りではなかったのに、
全てが偽りであったと思う方が、楽で――]
|
[>>102僅かに嫌悪を滲ませるサミュエルの瞳を見て、女は目を瞬かせる。 彼は無表情を貫こうとしていたように見えたから。]
…でもさ、グロリアさんの側にダンピールを置いておきたくないんだよ。
…ん…でも、そうだね。 全てが終わってからでも良い、かな。
[放っておいていいものなら放っておくが。 せめて別室で殺せば良かったか、と考えてしまう辺り、女は薄情なのかもしれないと内心で苦笑し。]
――…大丈夫かい。
[何かから逃れようとするように首を振るうサミュエルに、幾ばくかの心配を滲ませた言葉を掛ける。]
(108) 2013/12/07(Sat) 23時半頃
|
|
――…?
[やがて女は作業に戻りながら同族の気配を確認する。 残っている気配は5つ。 ――1つ足りない。]
……まさ、か。
[瞬時に至った最悪の発想に、女は唇をわななかせる。 グロリアとフィリップが死んだのはこの目で確認し、ジリヤとシーシャは先刻まで一緒にいたばかりだ。
女はここ暫く、サイラスとマドカに会っていない事を思い出す。 フィリップと対峙している間にどちらかの命が失われたのか? ―― 一体、誰が。]
ねぇ、サミー。 気配が一つ足りない。 ――気付いているかい?
[緊張を含んだ声色で彼の反応を伺う。]
(110) 2013/12/07(Sat) 23時半頃
|
|
[>>113手の甲から伝わった穏やかな鼓動は、彼が生きている証。 この決して安心出来るわけでない状況で、女の緊張を少し解けさせる要素にはなった。]
…色々な可能性を考えておいて損はないよ。 ―君はもう一度誰かを見定められるかい。
[顔色は変わらなかったが、怖い、と言う言葉には女は喉を鳴らして笑う。 僅かな緊張は薄らと感じられ。]
ふふ、痛い思いをしたくなければ、不用意に女性を怒らせないように気をつけてくれたまえ。
[冗談めいた声色で、そう忠告をする。]
(120) 2013/12/08(Sun) 00時頃
|
|
[>>114サミュエルは直ぐには無表情には戻らなかった。 その気持ちは俺も、という言葉には、彼が同じ考えを持っている事に安堵して。]
分かった。 取り敢えず、今の話はこれでおしまい。
[全てが終わってから、という言葉に頷かれればそう言ってグロリアの灰を掬う。 ―軽い。 吸血鬼のなれの果て、少し前までグロリアだったそれはあまりに軽かった。 その事に女は目を伏せて、目の周辺が熱くなるのを必死で堪えた。
自分の言葉にはっとしたような顔。 それが少し取り繕われて紡がれた言葉には、少し踏む込み過ぎたかと思う。]
――そっか。
[簡単に触れられたくない事を、きっと彼も抱えているのだ、と。]
(122) 2013/12/08(Sun) 00時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る