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【人】 粉ひき ケヴィン[貴賎なし(>>155)、には異論あるらしく、噛み付くように叫ぶ声。] (228) 2012/02/01(Wed) 22時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン『何だァ……? お仲間、にしちゃァ奇妙なやつだな』 (229) 2012/02/01(Wed) 22時半頃 |
[ずっと感じていたもう一人の、存在―――全知全能なるものの気配]
我が封印されていたとはいえ…
この星は、これ程までの存在を裡に抱きながら、
よくぞ今まで無事だったものだ。
[安ら静謐なる死の具現《アトロポス》といい、もう一つの大きな存在といい。
個々がそれひとつで一つの星を脅かすだけの存在だ。]
太陽《サイモン》のかわりが務まるものはおらぬだろうな。
[滅びゆく星を眺めながら、そうつぶやいた。]
少しだけ、昔の事を思い出したか。
[地上へと堕ちていく、子供の姿。
白銀の尾を引く星命《テュケー》は、ともすれば、子供の涙の様にも映っていた]
『汝は情の深い女だな。
太陽《サイモン》も罪なことだ』
[呟きにそう返す。]
『……どこで聞いていたのだお前は』
[呟きに返されれば、ハッ、とした様に渋面を作る。
如何にも不機嫌そうな表情だったが、頬には微かな朱が混じる。
ちなみに、化粧などには殆ど頓着しない]
『……太陽《アイツ》がとんでもない罪作りなのは認めるがな。
全く』
『ふふ、真なる宇宙《そら》が開かれた今、監督者《エピスコポス》たる我が聞こうと思ってきこえぬものなどない』
[冗談でもいうような声]
『昔か。』
『盗聴と言う物は、立派な犯罪として、"執行"されるのだぞ?
次は私の着替える音にでも聴きいるつもりか?』
[冗談を返しながらも、"むすっ"、とした渋面は変わらず]
『……あぁ。
瞬きにも満たない程度の、昔《きのう》だ』
『汝は何もせずとも聞こえる隣人の話し声を聞くことを盗聴として執行されるのか?』
[それもまた冗談。
意図して制御しないとなにもかも聞こえてしまうというのは本当であり、それは非常に煩わしいものであったが。]
『それほどまでに愛した男をころして、汝の望む世界とはいかなるものか…楽しみだ』
『…………………くくっ。
わかったよ。私の負けだ』
[ついに堪え切れない様に折れてしまった。
作っていた渋面も、ぽろ、と崩れて、小さな笑みを零す。
聴こえたくない物でも聴こえてしまう事は、執行者《エピディミオス》たる自身もよく知っている]
『………あぁ。
まぁ、そんな所だよ』
[と、そこで表情を真剣な物へと戻し、眼下。
美麗に咲く華の如く、"咲けた"大地に眼を向ける]
『――南極星《セレスト》が堕ちた。
あの様子だとすぐに北極星《シメオン》と見える事は無いだろう。
恐らくは西端の海だ』
[飽くまで冗談で進めるなら、ケーキカットか。
埒外にも考えながら]
[折れてくれた相手に、こちらもくすりと笑みを返し]
『南極星《セレスト》が…そうか。
北極星《シメオン》は我の容れ物《人形》の膝の上に在る。
離れればそう長く保たぬだろう。
我としてはどうなろうと構わんのだがな。
まあ―――我が眠っている間は此れ《人形》の好きにさせておく』
[秩序を乱す太陽《サイモン》を粛清することがあくまで目的であった存在(もの)は、のちの再生にはあまり熱意がないようだった。]
『この星は歪みすぎた。
……再び世界を捻じ曲げようとする力ある者が存在するならば、破壊しつくすしかあるまいな』
[各地で感じる力に、そう漏らした**]
……。
["チッ"、と小さな舌打ちを零した。
嘘偽りなく情報を齎してから、西端へ行くよう仕向けた方が良かったか等と一瞬考えるが、しかしその様な些細な事、本気で気にはせず]
『そちらに関しては抜かりはない。
――第一の匣《BOX》が貫かれた。
それは即ち、"奴"の目覚めを意味する。
この澱んだ世界をそれでも、今に至って尚存続させようとするのならば。
面白い。
その摂理に反逆する意志と勇気に敬意を表し、私自らも、破壊と零の華を手向けてやろう』
【人】 粉ひき ケヴィン――イェル=ゥラ自治区方面・崩壊した国境線―― (366) 2012/02/02(Thu) 14時頃 |
【人】 粉ひき ケヴィンヴェラ、というのも覚えがないな。 (367) 2012/02/02(Thu) 14時頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン『この状況、ってのが"ウルヴェレア"のことを指すんだったら、残念ながら俺っちは抗う気なんざさらさらねェぜ。俺っちはウルヴェレアをとにかく迎えたくてしかたねェんだ。死ぬのはゴメンなんでよォ、死なねェようにはするつもりだが、抗う、ってのはいただけねェ。生きて、ウルヴェレアを迎えなきゃなんねェんだ!』 (368) 2012/02/02(Thu) 14時頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン[ただし、ひとつ、重要なことを知らぬ。 (369) 2012/02/02(Thu) 14時頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン[次に目指すは西になった。西方側から徐々に北東へと向かってきた旅路、戻ることになるが。アリィはいたくオスカーを気に入ったようで、意ともしないようだった。乗りなさい、と促す鳳凰にありがたく従いながら、声は止まらない。] (370) 2012/02/02(Thu) 14時頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン方角は同じだ。 (372) 2012/02/02(Thu) 14時頃 |
『――私の右腕《ケンゾク》だ』
[呆れかえった聲が、桃乐茜に届く
それは、当の眷属当人には恐らく聴こえないだろう聲。
死女神は、眷属の瞳を、闇を、光を通じ、映す世界を認識する]
『……時折聴こえた声は、お前だな?
反抗期など。見ればわかるだろう』
『――――万年反抗期な事くらい』
[この堕天使《ケンゾク》は、元からその嫌いはあったのだ。
尤も、気にはしないが]
――ほう、これがお主の右腕《ケンゾク》とな。
[桃乐茜は興味深そうな声で語りかけると。]
『そう。そしてそれに立ち向かうがこの私の左腕《ハンギャクシャ》。
だが。
……これは、違うな?』
[黎《クロ》越しにその姿、その気配を微かに感じるからこそ理解できる。
これは完全な、あの反逆者本人ではなさそうだ]
『………………………っ……』
[万年ではなかった。彼等は永遠の反抗期《リッベリョーネ》。
これは間違えて済まなかった?
否。
自分で言うな世話の無い愚か者!
眼の前にいれば、呆れ顔でそう言うだろう言葉を堪える]
【人】 粉ひき ケヴィン『ウルヴェレアは――始まった。』 (459) 2012/02/02(Thu) 22時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン俺は学はないが、死を望むほど馬鹿じゃない。 (461) 2012/02/02(Thu) 22時半頃 |
随分と楽しそうな遊戯《あそび》をしておるな、お主。
[桃乐茜は笑う。]
妾が肩慣らしをしようと思うておったが、その余裕はなさそうじゃのう。
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