人狼議事


82 謝肉祭の聖なる贄

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 あー!おいしいー……

[まるですっかりはしゃぎはじめた様子で、小さな大神は吠えたのだった。]


[ハ、とうっすら開いた口からかすかな吐息が洩れる。
銀灰色のからだから漂う甘く鋭い冬の香の体臭に、花蜜の如く甘く酸い、ねっとりと重い香が加わる。
それは、大神にしか分からぬほどのかすかなもので。

銀灰の発情した香、なのだった。]


【人】 執事 ハワード

[気紛れすぎるこの大神は、気に入る贄でなければ、一片も口にせずにただ同胞の喰らう様を眺めているだけの事も多いが。
今回は、何年も喰ってきないので、味見くらいはしようかと。

けれどそれほど積極的に喰いに行くつもりもないので。
『椅子』の口に指を差し込んでいたなら、その口内を指で弄りながら、他の大神が口をつけるのを待ち。
ゆっくりと立ち上がると、緩慢な動きで彼らに歩み寄る]

(87) 2012/03/15(Thu) 18時半頃

[白い貌に嵌った薄色の眸は、水銀のごと煌めいて蕩けている。]


【人】 執事 ハワード

[歩みながら、その姿は本来のものへと変わる。
雨を司ると言われるその角持つ大神の姿は、虎か獅子と見紛うほどの大きな狼に似て。
けれど狼にはあり得ない、長く鋭い一本の角をもつ。

長くこの祭りを見てきた年嵩の村人ならば、その毛色が随分と色褪せ薄くなっている事には気づいただろう]

(92) 2012/03/15(Thu) 19時頃

では、私も一口頂こう。

[血の景色を見るのは十五年ぶりか。
芳しい香りに目を細め、同胞たちの傍らへ]


[る、と喉が鳴る。
生命の無い死肉なのが幸い、贄の脚の間に昂った熱を捻じ込みたいという欲は、強烈な自制心の堰に押し留められていた。**]


執事 ハワードは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 19時頃


 実に旨そうに喰うものだ。

[歓喜して貪る年若い同胞や、欲情しながらそれを抑えている同胞たちを、目を細めて眺めながら。
呟いた声は、人に向けるものとは違う響きを含む]


【人】 執事 ハワード

[灰白色の大神に似た獣神がその牙を立てるのは、切り裂かれさらし出された内臓。
未発達のやわらかい肉はあまり好みではないので、それらは同胞たちに任せ。
長い腸を咥え引きずり出し、台座から落ちそうになるそれを前脚で押さえながら食む。

久々の血肉の馨と味に目を細め、味わうようにゆっくりと咀嚼して。
台座の上に溜まる紅に舌を伸ばし舐め啜る。

少量の血肉でとりあえずの気が済んだのか。
あとは同胞たちに委ね、同胞たちが貪る様をしばらくは眺めているだろう]

(96) 2012/03/15(Thu) 19時半頃

[両脚から食える肉を粗方剥ぎ終えたところで、身を引き動きを止める。
肩を上下させて、荒い息を整える、ふーっふーっという音が赤く濡れた唇から幾度か洩れ。

先端が血で染まった銀灰の髪を鬱陶しそうに振り払う頃には、元の通りの冷厳な貌を取り戻していた。
――ただし、発情の花香はその身に仄かに纏わりついて、消え去ってはいない。]


【人】 執事 ハワード

[食んだ量が少なかったからか、その変化はごく僅かなもの。
人の目にはその微かな変化は見分けがつかないかもしれないし。同胞でも、気付くか気付かないか微妙な程度の変化ではあるが。

贄を貪る様を見守っていたその大神の、灰白色だった毛並みは。灰青色程度にまでは濃くなっていただろう**]

(103) 2012/03/15(Thu) 20時半頃

 ……もっと喰えば違うだろうか。

[灰白あらため灰青の大神は、己の前脚についた血を舐めとりながら小さく呟いた。
けれど、この贄をそれほど食べたいとは思わないので、次の贄まで待っても良いか――と。
ふるり、と耳を揺らして頭を振った]


執事 ハワードは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 20時半頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 20時半頃


[肉を喰む顔を僅かにあげて、宴に加わる同胞を見る。
怜悧で冷徹で普段は眉一つ動かさぬ奴が、獣らしい部分を垣間見せるこの瞬間が堪らなく好きだ。
剥き出しになる獣性を、もっと見たいと思う。

言葉にせずとも、尾は雄弁に高揚を語るか。]


【人】 執事 ハワード

[同胞たちが喰い残された降りはじめる頃に、様子を眺めていた灰青色の獣神もゆるりと本来の姿のままでその場を降りる。
毛皮についた血を清めようと近付いてくる人間達には、それ以上近付く事を赦さぬ低い唸り声を上げて睨んだ後。

小さく頭と尾を振れば、その姿は人型へと変化して。
ようやく、その身体に人間が触れる事を赦した]

(112) 2012/03/15(Thu) 21時頃


………………う、るる。

[銀灰から微か匂う花のようなかおり。
過去に顔を合わせていた祭りの際に覚えていたかおりではあった、が。
何だかんだで今でも、うら若い小さな神には少々刺激が強かった模様。

できるだけ、気にしないようにして、白金は淡い肉を食む。]


[食む最中に、老けた声がぼんやりと耳に触れれば。
その響きのいろに、白金の尾はまたふるりと揺れたもので]


……選り好みせねば色艶などすぐに戻ろうよ。

[随分と経ってからぽつりと。
僅か皮肉ないろの戻った声音で呟く。]


[雨師という別名を持つその大神が獣の姿をとっている時に顕れる角。
その角はかの大神にとっては大切なものなので。
同胞たる大神が触れる事は厭わないが、人間が触れる事は赦さない。

戯れに獣神の姿で踏みにじるなどする際以外は、誤って触れられるかもしれない距離まで人間が近付く事もさせはしない。

百と幾年か過去に、それと知らず誤って触れた人間が雨師の怒りを買い。喰うためではなく見せしめの為だけにその爪にかかり。
その後の3年ほどの間、その地に一滴の雨も降らなかった事は、他の大神たちならば知っているだろうか]


 その為だけに、好まぬものをわざわざ喰う気は起きんのでな。

[聞こえてきた銀灰色の同胞の言葉
人間たちに手についた血を拭わせながら、そう応じた後。
フッ、と。先程まで幾分若返ったようにも見える顔に笑みを浮かべた]

 贄ではなく、キミたちから精気を分けてもらうのであれば別だが。


執事 ハワードは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 21時半頃


相変わらずさなぁ、御大。

雨と風なら相性は悪かねぇが…

[ちろと指を舌先で舐めつつ一瞥。
若い贄喰らったせいか、生気に満ち溢れた身体。
毛の艶も一段と良い。]



うー………

僕からのでも、いいわけ?

[所詮は小さなおおかみにして、かつ、当り散らせば病撒き散らす力の大神。
微妙に漏れた声は、ほとんど独り言に近いものだった。]


 当然だろう。永い年月をずっとこの性質で存在していたのだ。
 たかだか10年や20年程度でそう変わるはずもあるまい。

[相変わらず、と評する茶の同胞に。
人間に向けるとは違う種類の愉悦を浮かべた顔を向ける]

 まあ、無理強いはせぬがな。



[ハッと嘲るように鼻を鳴らす。
少なくとも、今は微塵もそんな気にならないらしい。]


[しかし――堰き止められたものは、底に沈殿はしても消え去りはしない。]


[それゆえ、]


【人】 執事 ハワード

[丹念に血をふき取らせている間に、他の大神たちは各々に贄たちを相手にしていたか。
残っているのは、今回唯一の女と、先程玩んでいた長髪の贄だけのようで。

長髪の方は、先程までよりさらに発情の匂いが強くなっていたか。
娘の方も、あまり体力はなさそうだ。
どちらも今は椅子としては使えなさそうで。同胞たちの居る近くへと歩み寄り、座る事無く立ったままで様子をみるだろう]

(125) 2012/03/15(Thu) 22時頃

 ふむ?
 私としては構わないが――精気を吸い尽くしてしまったりしないだろうか。

[年若い白金の同胞が漏らした声が聞こえれば。
角と同じ色をした目を細め、首を微かに傾げた。

人間相手と違い、同胞が相手であれば、受け入れる側でも押し倒す側でもどちらでも構わない性質ではあるので。
相手が茶でも白金でも、人間相手とは違う方向性で愉しむだろうが]


【人】 執事 ハワード

 ………杯と酒を。

[へたりこんだ娘>>129と発情して震えている贄>>127へと視線を傾けて。
そう声を掛けたのは娘の方だが、そちらは動けるだろうか]

(132) 2012/03/15(Thu) 22時半頃

[自制の箍が外れ、血に狂乱する銀灰は淫らに咲くが、それを味わった輩は少ない。
その相手が人ならぬ同胞であろうと何であろうと、引き裂き喰らうからだ。

そうでなく――常態の銀灰を口説き落とし、尚且つ血の滾りを抑えた交わりを持てた輩は……果たして存在するのかどうか。]


執事 ハワードは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 22時半頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 23時頃


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