人狼議事


194 花籠遊里

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[視線が合えば少しだけ自分の瞳に浮かんだ不安を気取られてしまったろうか。心配そうな色を宿した眼差しに、大丈夫とばかりに笑みを浮かべる
瞬き一つで蝶へと心向ける彼を見れば、自分もまた蝶へと意識を戻す]


【人】 座敷守 亀吉

[丸く象られたそこは中庭にて眺めた月とは異なり、浮かび上がる光は無く。双眸を眇めれつつ歩みよれば振り向くは月の人>>64]

……気の所為でしょう。生娘でもあるまいし。

[緊張を悟られたのなら唇から漏れるは、憎まれ口。
突いた言葉には自身すらも戸惑いながら手のひらを握り込む。

ふと視線を向けたその先に
嚥下し下がる喉仏と、狭い牢の中での距離を捉えたのなら。

ゆっくりと後退るものの引いた踵は、腰へと伸ばされた腕により意味のないものへとなった。]

(69) 2014/09/15(Mon) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

……その方がお好みですか?

[この蝶が自分のような変わり種を選んだ理由は分からない。暇潰しなのか物珍しさなのか。

どちらにせよ良いイメージが抱けず思わず身動ぎすれば、体躯を支える腕の力が弱まったような気がして。

無意識に俯いていた顔を上げる。
そこで耳にした言葉により遡るは少し前。金魚と戯れていたところに突如現れた端麗な人。

誘われるまま、連れられるまま後を追った黒い革手袋越しの手を思い出せば、口元を強張らせて。]

──ッ、…ん、…

[触れる薄い男の唇。
掠めるだけであるというのに赤らむ頬は暗がりにも悟られてしまったか。

どちらにせよらしくない己の変貌に瞳を揺らしつつ、強請るように掠めた唇を追ったならば。
蝶はどのような貌をされるだろうか。]

(70) 2014/09/15(Mon) 00時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/15(Mon) 01時頃




 それが僕の『しあわせ』なのです。
 
 




[窓に映るは、薄明かり。
 蝋燭のくゆる姿に、今暫く時を遡ることを
 どうか、お許し頂ければと思います。]
 
 


── 広間での刻 ──

[亀吉さんが隣に腰掛けて下さった時のことにございます。
 振り返り、微笑み返した表情は
 何時ものように、微笑ましいそれではなかったのです。

 書物綴る呪いの言葉に、僕は大切な人を思い出しておりました。

 勉強にと開きましたのは別の頁でありました。
 けれど僕はふと、問わずに居られなかったのです。]

 亀吉さん。
 あなたには、『特別な御方』は居られますか?

[違う異国の言葉を射干玉に移しながら。
 僕は先程の言葉を心に返していたのでございます。]


 
 
‘Tis better to have loved and lost

 than never to have loved at all.


[流暢に唇が、呪いの言葉を紡ぎます。
 その意味は亀吉さんには判らないでしょう。
 それを教えて差し上げるための、この時間に
 僕は、訊かずしていられなかったのです。]


 ───亀吉さんは『しあわせ』ですか?

[下がる眉が寂しげに。
 揺れそうな射干玉が、亀吉さんを見詰めていたのでありました。]


【人】 座敷守 亀吉

─先ほどのこと、広間─

[口約束ひとつ交わした足で辿り着いた広間にて、艶やな黒髪を櫻色の髪飾りにて結わえた姿を見つければ隣にお邪魔したのだったか。>>80

異国の書に伏せられた睫毛からは憂いのようなものを感じて。
そっと囁くように名を紡げば向けられたのは花が綻ぶような笑みだったか。]

──…。

[ほんの僅かな一握りだけ。胸を寂寥感が突いたけれども、それ以上踏み込んだ真似をすることはなく。
ただ同じようにけれども拙く微笑み返して。空気を断ち切るように意趣返しを図ろうと。]

お会いしたかったので、会いに来ました。

[鈴の音を転がしながら浮かべられた微笑>>77を思い出し。
廊下での台詞を繰り返して。蝶との戯れに触れられたのなら、唇を緩めるに留めたのだった。]

(93) 2014/09/15(Mon) 03時頃

【人】 座敷守 亀吉

[席に腰掛けながら、彼が持ち寄ってくれた書物を手にしつつズラリと並んだ文章を眺めて。]

True love never grows old……?

[唇窄めて読み上げた文章。暫し困惑したように首を傾げて]

本当の愛は…、 永遠に育つ?

[己の語彙力と知識で導き出した答えは何処か痴愚に思えてしまい。
識ることの大切さを淡藤なりに見直す必要性を胸に刻ませつつ、俯いては。
短針と長針が重なり合うその時まで、外国語を眺めて思案していただろう。]

(94) 2014/09/15(Mon) 03時頃

【人】 座敷守 亀吉

[時は無情にも過ぎ行くもので。
穏やかな時間は突如として終わりを告げる。

伝えられたその内容は、傍にいた為か。淡藤の耳にも届き。
どの御人がこの人をご所望になられたのかを知ることに。

月光のように明るい髪を持った蝶。
僅かばかり共に時を過ごした中での印象は移ろい、理由なき安堵に胸を下ろしたというのに。]

…櫻子、さん。

[去り際、二つの瞳に映るそのお姿は。何処か哀調を帯びたように見えまして。

歩を進めなさる姿に、少しだけ視線を床に落としたのだった。]

(95) 2014/09/15(Mon) 03時頃

─広間での刻─

[流れるような闇色を揺らし振り返った先。
浮かべられた口元の弧に少しの間戸惑いを窺えたのはきっと。
広間を照らす月灯りのそば、傍らに存在する梢のみだろう

戸惑いつつも笑みを浮かべてしまったのは、その中に滲む芯に触れた気がした悦び。
それでもこの花弁に群い喰らおうとする、その陰の存在を邪推すれば表情は曇ったのだった。]


[かける言葉が見当たらず、口先は先程のやり取りを演じ。
勉強会が始まったのなら、書に刻まれた文字を幼子のように読み上げていたでしょうが。

唐突に匂いを増す射干玉の香りに、飲み込まれるように唇を動かしたのだった。]


──…特別、ですか?

[惑うまま鸚鵡のように繰り返せば、口籠らせ。
けれども何か答えなければならない。見えない何かに促されるよう、悩んだ結果、唇が紡いだのは──…]


…私には、愛が何なのか、どのようなものなのかは……分かりません。

ただ、誰かを特別に思い、思われることは…。果たして本当に幸せ、なのでしょうか。

[薄桃の唇から紡がれる謳いが呪詛であるなんて、露ほどにも知らず。
首を傾げつつも、凪いだ瞳で一輪の花を見つめて。]

──…いいえ。

だって、貴方が哀しんでおられるから。

[言い切っては、今にも零れそうに湖畔にて揺れる射干玉に。
時計の針が重なるまでの暫しの間。

そっと、きめ細かな白い手に腕を伸ばしただろう。
もし許されたのなら、重ねようと。
少しでも戸惑う素振りを感じたのならすぐに膝に下ろしたけれども。

双眸はただただ、僅か睫毛伏せつつ憂いたように、灯る。]


【人】 座敷守 亀吉

……お褒めに預かり光栄です。

[音を立てて上下する喉元を視界に入れたのなら少しばかり満足げな色を双眸に乗せたものの。口許に描かれた月が鈍く映ればもうすぐそばまで歩み寄る気配>>91

軽く触れ合うような口付けは戯れというのにも満たず。
後を追うように赤く濡れてゆく三日月を求めれば、唇にあたるは硬い革手袋。

赤い線が口にした命>>92にはまるで犬のようでは無いか。などと逡巡させたものの、一応八部咲きと言えども花は花。

からかうように下肢を這っては暴そうとする手の動きに、小さく息を漏らしつつ。]

──貴方が、望むのなら。…そのように。

やがては唇引き結び、促されるままに胡座をかいた男の膝>>92に腰を据えただろう。

そしてそのまま身を寄り添えたのなら、和らぐことのない瞳を見下ろしつつ。]

……次のご命令をどうぞ。

[顔を傾け寄せながら、唇には敢えて触れずに*主人の命を待った*]

(96) 2014/09/15(Mon) 03時半頃

[僕の突然の問いはきっと亀吉さんを困らせていたことでしょう。
 『特別』を鸚鵡返しする声をききました
 籠らせてしまった挙げ句、それでも亀吉さんは言の葉に思いを乗せてくれたように思います。

 「誰かを特別に思い、思われることは…。果たして本当に幸せ、なのでしょうか。」

 僕はこのとき、とても寂しい顔をしてしまったように思います。]


 僕にも、判りません。
 愛がどんなものであるのか、などと。

[『花』には必要のないものなのです。
 僕たちは愛し、愛されるのではありません。
 『蝶』を惑わせ、誘惑し、休ませ、慈しみ、夢を魅せる。
 ですから僕には到底、判らぬのです。

 「真実の愛は朽ちることがない」などと。
 判るはずがないのです。]


[僕の手に、ゆっくりと重なる手がありました
 嫌がる素振りも、戸惑うこともありませんでした。
 僕はその手に手を重ね、ゆるりと此方側へ引いたのでございます。

 身長の差のせいでしょう。
 いえ、元からそうしようと思ってだったのかもしれません。
 僕は亀吉さんの手を引く反動にて、彼の胸元へとその身を預けたのでございます。

 射干玉は酷く哀しげな色をして、見上げておりました。
 揺れ揺らぎはすれども、雫が落つることはやはりなかったのでございます。]


 僕の『先生』は、愛など要らぬと僕に教え。
 懇意の蝶の毒牙にかかり。
 『特別』を知り、『愛』の中に、なく、なられたのです。

[この廓でその毒にかかるとどうなるか。
 『花』は聞かされずとも、みなが感じ取っているでしょう。
 僕は、僕を厳しく優しく育ててくれたその『花』の末路をしっております。
 だからこそ、僕は凛とした『櫻の花』であろうとしているというのに。]

 それを、少し思い出して…。
 辛かったのです。

[『しあわせ』ですか、という問いに『いいえ』と答えたその人に。
 僕は遠慮もなく、きゅうと抱きついていたのでございました。]


 特別など、あってはならぬのです。

 『花』は蝶を選んではなりません。
 『花』は翅がほしいと願ってはなりません。

 何方かを好いても
 何方をも嫌っても

 けっして、ならぬのですよ。

[まるで言い聞かせるように零れた言の葉。
 嗚呼、また気遣って喋らせてしまうでしょうか
 あのときの複雑に曇った笑顔の奥底を知らず。
 僕は暫く、亀吉さんの胸に身体を預けていたのでございます**]


[浮き上がるうら淋げなお顔
瞳の中に宿したのなら、暫し胸を締め付ける感覚に戸惑うように瞳を泳がせていたものの、続いて薄桃色が紡いだ言葉には、そっと瞼を下ろす。

花を愛づる彼が愛を知らない、だなんて。
淡藤にはひとつの虚言のように思えてしまったために。

全てが嘘だとは思っている訳では無く。
まるで己に言い聞かせているように聞こえた、というだけ。]

判らない。
…そういうことにしておきましょう。

[こんなにも寂しげに愛を判らないとと告げる言葉に、うまくかける言葉は思い付かず。
だからと言って判らないという結論には寂しく思うのもあり。
曖昧なお返事を返したのだったか。]


[伸ばした指先は花を愛づる手のひらと重なる。
そのことにホッと一息を吐けど、少しして緩慢ながらも引かれてしまえば、虚を突かれた身体は、素直に小さな頭を胸元にて受け止めただろう。

そして揺れる射干玉には、無意識の内に噤んでいた唇を許し。
揺れはするものの、雫を伝わせることのない頬に人差し指を伸ばしたのなら拭うような素振りをして。]

──…。

[そっと自身よりも幾分か華奢に思える肩に腕を回すことができたなら、宥めるように黒髪を梳きつつ、全ての言葉を飲み込んで。

そっと先人の教えに耳を傾ければ、愛の夢で花弁散らした花の存在を知ったのだった]


………。

[桜の唇から紡がれる“先生”とその周りをつ移ろう蝶の末路

きゅうと抱きつかれたのなら、拒むこと無く享受しただろう。

「辛い」「少し思い出して」と、彼の口振りから推測するに教えを伝えたという花の末路に足を踏み入れようとしてしてまったのだろうか。

…一体誰が? 呟きは声にはせず心の中で押しとどめれば、耳にする先生の言葉]


[きっと、きっとこの御人の胸の内には“特別な人”がいらっしゃるのだろう。

それがどのような味の実なのかは流石に判らずとも、己に言い聞かせるような言の葉に。ただ小さく頷いただろう。]

……ええ。分かっておりますとも。

[けれど、蝶に選ばれ摘み取られてしまったのならどうするのだろう。

唇を迷うように閉じては開きを繰り返していたけれど。

胸元にかかる重みと花の匂いに暫し、酔うように結局目蓋を閉じたのだった。]**


[僕の言葉に、亀吉さんの表情は細やかながらも変化を見せるようでありました。
 寂しげな表情には、目を泳がせておられましたし
 紡いだ言葉には、瞼が閉じられてしまったのです。

 「…そういうことにしておきましょう。」

 亀吉さんの選んだ言の葉に、半分は救われた気がしました。
 ですが残り半分は?
 詰まる思いを胸に押し込み、僕は身を寄せたのでございます。]


[とん、と。
 一度胸元に添えることを許された頭は、そっと微かな音を立てました。
 亀吉さんという御方は、とてもお優しい方です。
 何も謂わずに突然と身を預けた僕のことを責めることもなく
 享受し、果てはその指で頬を撫でてまで下さるのです。
 涙など枯れ果てた、可愛いげのない櫻の枝葉を
 淡藤の蔓が、柔らかく撫ぜてゆきました。
 落ちることも、流れることもない朝露。
 その色も、その味も、僕自身とて知ることなどないのです。

 亀吉さんの手が、僕の肩へと回るのならば
 僕はまるでそれが自然であるかのように、身体を彼へと擦り寄せました。
 眸同じく射干玉の髪を梳く手に、吐息を溢したのでございます。]


[暫くは、流れるだけの時をまるで止めるようにして
 『花』が『花』へと、寄り添いあっていたのでございます。
 髪を梳く指先、伸ばした艶やかなその毛先が着物に擦れ
 長い睫毛が、上と下とで合わさる音だけが
 ただ、止められぬ時の移ろいの中で
 微かに響いていたのでございます。]

 ……、…ありがとうございます。

[やがてはそんな穏やかで、どこか寂しげな時も終わりを迎えねばなりません。
 このままでいられたらと、我儘を口にしてしまうよりも前に
 僕は寄せていた身を、緩やかに離しました。]


 あなたは、とても聡明な『花』。
 朧さんからは振舞いや、花たるそのお心を。
 僕からは読み書きや、言の葉に乗せられる想いを。
 きっと藤之助さんからは、柔らかなお心遣いを。
 きっと丁助さんからは、その面に浮かべる笑みを。
 こんなにも『先生』が居てくれるのですから、とても美しく咲き誇れるでしょう。

 『花』として、あなたと巡り会えたこの『仕合せ』を
 僕は本当に『しあわせ』に思います。

[離れを惜しみ、僕は彼を象徴する淡藤に細い指先を伸ばしました。
 慈しむように撫で、僕は背を伸ばし。
 薄い櫻色の唇で触れることは、許されたでしょうか。
 許されたならばその髪に、そっとやわらかな感触が音もなく触れたことでしょう。]


 今日は、あまりしっかりとお勉強が出来ませんでしたね。

[身体を離してからは、そんなことを紡ぎました。
 ふふっと笑みを溢す表情と、異国の呪いへと落とした表情とは明らかに違う
 いつもの朗らかな微笑みを、彼に向けていたのでございます。]

 時間のある時だなんて、寂しいことを仰るのですか?
 僕はいつでも、此処におります。
 居なければ書斎、居なければ中庭。

 「お会いしたかったので、会いに来ました。」

 また、そう謂って下さい。

[繰り返すは、意趣返しに溢された言葉でありました。
 ありがとうございますともう一度告げたのならば
 僕は小さく頭を下げて、彼を上目に見つめた後に
 その場を離れたのでございます**]


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