276 ─五月、薔薇の木の下で。
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[ 良い子にしていると呟いた()
あの幼子(おとこ)はどうしているだろう。
首筋に降った薔薇の花弁は
洗い流しても、そうそう落ちはしまいが。
罪も、水で洗い落とせるものじゃない。
彼に詰まったものも、中身は知らねど
ぎゅうぎゅうと美しいものが詰まっているんだろう。 ]
[ ひらり、夜風は凪いでいるのに
はらり、薔薇の花弁が舞う。
ふたつ、ひとつ。 ]
[ そんなキラキラした記憶を思い返しながら。
平気で他者に口付けようとする、俺こそ。 ]
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[ パン先輩やらパン捏ね大臣やら、 ─── 記憶に残るのは、いいことだけれど 当の本人は苦い顔。
神でも、 ……何でもないのだ。
──── まだ、魔法使いの方が近いかもしれない。 今の、 己は。]
(215) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[ 何時か、彼らとはじめて出会ったとき。 花冠の事件のおかげで、"マーク"という彼のことは 忘れてしまうことはなかった。 女の格好でない今も、 花冠の姿がちらつきもする。 (──唐突な生花の襲来に、足を縺れさせ、) ( あのときもパンが宙を舞った。)
物静かな彼は、 ……焼き上がりは良いものの、その前は、 それなりに集中しているので、 あまり"見学"はさせたことがない。 ラルフと…生徒会長ぐらいのもの。 数少ない、"そういうやつ"だ]
(216) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[ 後輩ふたりの顔を、其々に眺め、 ……後退した、マークの姿を認める。
其処で、そう、 彼の気遣いに気が付いた。]
(217) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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─── 嗚呼、 流石に慣れた。 洗い流しても、 落ちやしないものだから、
[ 自然に、 笑んでいた。 悪巧みをする子どものように、 …… ちぐはぐな表情だったろう。
そうして─── 今度はずぅっと意識的に、 耳の後ろに触れる。 ……、その"濃い"芳香は己のものだ。 鼻の動きに気がついたわけでは無かったのだけれど、 きっと、 タイミングは同じ頃。 ロビンもまた、気が付いているだろう。 そういうやつだ、 と 思う。]
(218) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[ ──── だから、かもしれない。 きっと気付く彼等だから、今、となったのか ……諸諸吹っ切れただけなのかは、 青年でさえもわからない。
薔薇の芳香が"何"に働きかけるかは知らないが、 ──── 賜物は使え、と 申すのだろう?]
(219) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[ 色付くほどの花の香りが、鼻腔を擽る。
……立っていられる。 不思議とそう、 確信があった。
下腹に募る重たい欲は、 今のところ、無視を決め込んで、]
(220) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[去り行くロビンの背中には、]
薔薇には刺があるのだから、 あんまり暴れると自分に疵がつく。
もし捕まってしまったなら、諦めることだ。
[ そうして、廊下の窓を、 ……月の所在を、確かめたなら、]
(221) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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──── 月でさえ、縛られてしまったらしいな。
[ これだって珍しい、言葉の多さだが ……静かな時間のみを共有していた彼には、さて どう映ったろう。
月の光を横顔に、 口角を吊り上げて、笑う。**]
(222) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[ 薔薇と、紫陽花とは違う。
雨に濡れながらも、寄り添い咲くのが紫陽花とすれば
蔓を絡ませ棘で傷付けながら、一人咲くのが薔薇。
中庭にあるただの花(おれ)に
誰が愛を囁くというのか。
棘で傷付くだけの薔薇(おれ)に
誰が寄りそうというのか。
咲こうとしていた蕾をもぎ取り
迷いも無く握り潰した。
溺れるような花の中――― ]
ケヴィンは、モリスの手元を思い出している。
2018/05/20(Sun) 20時頃
ケヴィンは、フェルゼは、パンを受け取ったろうか?**
2018/05/20(Sun) 20時頃
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