人狼議事


223 豊葦原の花祭

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花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/04/21(Tue) 21時半頃


[眼下で揺れる花弁が、確かに願いを音にした。

男の口の端が、ゆっくり上がる。
己に大した事が出来るわけでは無いのだけれど。]

望んだものが手に入る。
いいじゃあねぇか、そういう夜があっても、さ。

[たった一年に一夜だけ。
うすずみさま≠ニしてこの夜を統べる事が許されているのなら。土よ、風よ、時の神よ。どうか彼の、味方をしてやっておくれ。

魚の礼だ。
にんまりと笑って、薄墨桜は眼下の彼らに手を振った。]*


(ああ、会いたいなぁ)

(あんたに会いたい)


[隈取を引いた目を伏せる。
瞼の裏で、遠い遠い面影が揺れた。

もうその誰かのことなんて、
ほとんど顔も思い出せないのだけれど。

さあ、と風が樹皮を枝を撫でた。
もうすぐ月は傾ぐのだろう。花は今も辛抱強く枝にしがみついているけれど。

きっと、じきに、終わってしまう。]


『また、この花を見に、必ず帰るよ』


[果たされなかった約束を果たすため、また一年のやり直し。

その為の時間は、永遠は、不変は、手に入れた。

だから何度でも繰り返すのだ。毎年、毎年、『またいつか』と『久し振り』の、小さな約束をたくさんたくさん積み上げて。


そうして、いつか一番初めの約束を、果たすことができるのなら────、]


【人】 花売り メアリー


[ 魚が打ち上げられる音よりも深く轟く、少しだけ嗄れた声>>155

 今までに聞いたことのない声。
でも縫い止められたように、頭上を見上げた。

 桃。
 視界を遮る色に眉を寄せる。
 そっと指先を伸ばせば、花びらが、そこにあって。 ]

  『あの巨木の桜、又の名を淡墨桜のお力を借りに来たのです。
 私も彼と同じ桜の木であるのでね。』

[ 音もなく肩を震わせてくれたあの人>>1:41を思い出した。 ]

(167) 2015/04/22(Wed) 01時頃

【人】 花売り メアリー


  …………。

[ 都合の良い解釈だろう。

過る考えを打ち消すように頭を振ろうとして、やめる。 

 ひらり。

 落ちる花弁が、頁を捲る音と重なる―――。]

(168) 2015/04/22(Wed) 01時頃

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