31 人形は満月の下で踊る
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ううん。大丈夫、だよ。 [笑顔のまま、ふるりと首を振る。 『幸せだ』と言う彼女の暮らしを、確かめたい気持ちはあったけれど。 今は、記憶を無くしている事を実感する度に、ダイアモンドが痛む様で。 涙が零れてしまいそうだったから。]
……僕、もう行くね。 ……会えたら、また会おう?
[幸せなら、もう会わない方が良いんじゃないかと思ったり。 やはりここを去る前に、一度目で見て確かめておきたいと思ったり。 結局答えは出なくて、曖昧な別れの言葉を告げて、その場を離れようと歩き出した。]
(25) 2010/09/04(Sat) 01時半頃
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そう…ですか…?
[大丈夫。という彼女を無理強いすることは出来なくて]
あ、10年に一度の月紅祭、楽しんでいってくださいね。 私も初めてのお祭りが楽しみなんです。 お祭りで…会えるといいですね。
[よく分からない痛みを残しながら、彼女が離れようとした時、 何か既視感があるような、彼女をそのまま行かせてしまってはいけないような]
(26) 2010/09/04(Sat) 01時半頃
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待って、スカーレット!
[そう言って、思わず彼女の手を掴んでしまいました。]
す、すみません!
[すぐに謝罪して、手を離しましたが、とっても不思議な気分です。]
あ、あの、泊まる場所…見つからなかったらいらしてください。 家、ここから見える、あの場所ですから。
[そう言って、自宅の場所を指差して、伝えることにしました。]
(27) 2010/09/04(Sat) 01時半頃
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月紅祭?そうなんだ。 うん。ありがとう。 そうだね。会えるといいね。
[そんな事を言いながら、別れようとしたのだけど。 手を掴まれて名前を呼ばれた事に、驚いて。 続く謝罪の言葉に] う、ううん。大丈夫、だよ。 [聞きなれた自分の名を呼ぶ声が。その呼び方が。 何だか嬉しくて。切ない。]
そうなんだ。 親切に、ありがとう。 [にこり、微笑んで。その場を後にした。]
(28) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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―月の広場―
[結局、手頃な外套を羽織り、単身工房へ向かう事に。]
じゃあ、少し外すわね。そう遅くはならない筈だから……。
[修繕費は前金で納めてあるという話らしいが、非常時に備え僅かな金子を懐へ。 心配顔の座長らを他所に、広間の入り口へ向かって歩き始めた。]
(29) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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……それにしても、華やかなバザールね……。
[多種多様な芸人達に、古今東西より持ち込まれた品々。 賑やかな様子に、思わず心は弾み。]
帰りがけに、覗いてみようかしら。
[特に目を惹いたのは、金雀を型どった小さな飴細工。その細工の細やかさに思わず足を止め、外套を持ち上げ屋台に目を凝らす。
……が。ふと、鳩尾の当たりに軽い衝撃が走った。]
(30) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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……っ!?
[慌てて視線を下げると、そこには小さな姿。長い髪がさらりと揺れ、持ち上がった顔からそれが少女人形である事に気付き。]
いえ、ごめんなさい。私も不注意で……。
[……と。女の顔を見た少女人形が大きな声で叫び、かと思いきや突然口を押さえて。 よくは解らないが、先の出番の際に少女も居合わせていたらしく。謝辞を述べる少女に、ぱちり、と、瞬きつつ。]
い、いいえ……どうか、気になさらないで? 先の歌、聴いてくれたのね。……ありがとう。
[微笑んで礼を述べた時、少女を呼んでいるらしき声>>17が聞こえた。]
(31) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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[見やれば、少女によく似た短髪の少女人形が、ホリーと呼ばれた人形に駆け寄って。]
……あら、お連れ様?
[……が。何やら知る知らぬと訳ありらしい様子に戸惑うも、短髪の少女……スカーレットとのやり取りをただまじまじと見るのも無礼かと思い至り。]
……では、私はこれで。 月紅祭の間はずっとあの辺りに居るから……もし良ければ、また観に来て下さいね。
[少女達に声が届いたか否かは定かでは無いが、一座の方を指で示しつつ一言掛けて。 特に引き留められぬなら、そのまま場を辞しただろうか。]
(32) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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[初対面の人は、一度だって呼び捨てにしたことはなかったのですが あまりにも自然に出てしまった言葉に自分でもびっくりです。]
あ、あの、最近物騒な事件もあるので気をつけてくださいね。
[そう言って、少しだけ寂しげに彼女を見送ることにしました。]
…この切なさと、胸の痛みはなんなのでしょう…。 まさか……これが恋なのでしょうか!? 初恋が女性だなんて…お父様になんて言えばいいのでしょうか??
[まさかの初恋に少々驚きを隠せませんが、恋とは唐突なものなのだとへんな納得をしてしまいました。 とにかく悟られるのも恥ずかしくて、顔を隠しながら、 一人きゃーきゃーと落ち着きない様子は目立ってしまうでしょうか?]
(33) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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―回想―
[綺麗な歌を歌う人は、心も綺麗なのだと改めて認識しました。 こちらの不注意に、怒ることなく微笑みかけられれば、 こちらも自然と笑みがこぼれてしまいました。]
はい、とっても素敵な歌でした。 思わず聞き入ってしまいました。
[そう言って微笑んでいると、聞こえたのは私の名前を呼ぶ声です。 『お連れ様』はいなかったのですが、知り合いなのかとそちらの様子を伺いつつ、 先程の女性がその場を離れる様子に、]
あ、本当にすみませんでした。 えっと…あの位置ですね!必ずまた聞きに行きますね!
[そうにっこりと微笑んで、彼女を見送りました。]
―回想終了―
(34) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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はっ!?
[いつの間にか周囲の視線を独り占めでした。 さすがに気まずい上に恥ずかしいので、とりあえずはこの場から去って、自宅へ。]
…お父様に隠し事なんか出来ないですし…。 やっぱり、物事は正直に話すべきですよね!うん!
[そう決意して、(勘違いの)初恋の報告をしに、自宅へと駆け出すことに*しました*]
(35) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/09/04(Sat) 02時半頃
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― 路地裏 ―
……。
[人通りのない狭い路地裏。 ぽすりと壁にもたれると、ずるずると滑る様に座り込む。]
……っ。 〜〜〜〜っ。
[ぽろぽろと、涙が零れ始めれば、止まらなくて。 けれども]
……良かったじゃないか。 記憶を無くして、良い持ち主の所に居るなら。 一番、幸せじゃないか。
[ごしごしと涙を拭いて、路地裏の狭い隙間に切り取られた空を仰ぐ。 霞んでぼやけて映る紅い月と、目が合った気がした。]
(36) 2010/09/04(Sat) 03時頃
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これから、どうしようかな。 マスターの所へ、帰る?
[瞳を閉じて、考える。 マスターの所へ帰れば、宝石は別の物に取替えられてしまうだろう。]
……僕は、君の記憶を失いたくなくて、逃げてきたのに。
[ホリーが姿を消して、マスターに反抗してしまった自分。 ホリーの記憶を消してしまえば『また素直に従う様になる』からと。 そして、今度は逃げたりされない様にと。 宝石を別の物に交換されそうになった所を、必死で逃げてきたのに。 戻ってしまったら、本末転倒なのだが。]
君が忘れてしまったなら。 僕も、忘れてしまった方が楽なのかもしれない。 [そう口にするけれど、ふるりと首を振る。 再び目を開けて、自身の胸の中にもある、人形の命の源を産む紅い月を見つめた。]
(37) 2010/09/04(Sat) 03時頃
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……僕達の記憶は、人間の様に都合良く部分的に忘れる事はできなくて。 悲しい事も、辛い事も、全部鮮明に覚えているけれど。
でも、時が経っても成長しない僕にとっては、何よりも大事で。 君との思い出は、何よりも大事で。 だからやっぱり、忘れたく、ないよね。
[それなら、この先どうやって生きていこうか? どこか働き口は見つかるのだろうか、とか。 それでもマスターの元へ帰るべきだろうか?とか。 この街を出る前に、ホリーにもう一度会って良いのだろうか?とか。『今後』を色々と思案しながら。 どちらにせよ、街が通常営業を始めるまで。 月の色が元に戻るまでは、ここに居ても良いかもしれないと。 それまでには、答えを出そうと思う。]
[身体を小さくして息を吐くと、傍で『にゃぁ』と小さな猫の鳴き声がして。 喉を撫でると、猫はごろごろと気持ち良さそうに目を細めて。 その場で一緒に、*眠りについた。*]
(38) 2010/09/04(Sat) 03時頃
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― 回想・月の広場 ―
[ホリーを見つけて慌てて駆け寄った時、傍に居た女性。 『私はこれで』という言葉に我に還り]
……え!……あ。 お邪魔したみたいで、すみませんでした。
[二人の話を邪魔したのだと思って、慌てて謝罪して。 続く言葉に]
はい。ありがとうございます。
[そう言って、手を振った]
(39) 2010/09/04(Sat) 03時頃
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―月の広場・回想―
[微笑む少女と、やや笑顔の固い少女――確かこれは《物憂げ》と呼ばれる感覚――に見送られ。こちらも笑みと会釈とを返し、大通へ。]
あの子達、《対の子》じゃないのかしら。よく似ている、と思うのだけど。
[小さく首を傾げるも、無論答えは出る筈も無く。]
……もし《造り手》が同門……或いは同じ人物なら。意匠も似てしまう事も、あるのかもしれないわね。
[考えても詮なき事、と、そこで思考を止めた。]
―回想終了―
(40) 2010/09/04(Sat) 06時半頃
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―大通り―
[正門と広場とを一直線に結ぶ大きな通りは、やはり祭りの気配に彩られていた。 食事時をやや外しても賑やかな食堂や小間物が並ぶ細工物屋、広場で場所が見当たらず溢れたらしき露店商の姿もちらほらと見え。荷を運ぶ人足の足取りも忙しく、行き交う人々は広場よりも多様かもしれなかった。]
……誰か一緒にと言っても、はぐれてしまったかもしれないわね。
[無論、はぐれたとて落ち合う場所さえ解れば充分再会は出来そうではあったが。
……本音は単に、明日以降も一人でふわりとこの喧騒を眺める為の口実探しである。]
(41) 2010/09/04(Sat) 08時半頃
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[無論、《家族》である一座に不満があるわけではないし、女が人形だからと理不尽な扱いを受けている訳でもないのだが。]
……あの男はどうだ、この男はどうだ。そんな話ばかりで、誰も街並みをのんびり眺めさせてはくれないもの、ね。
[ため息を一つ。……老いも若きも男も女も、どうにも一座の人間は《恋》の話が好き過ぎて。 女が、恋歌には……否、惚れた腫れたの情にはからっきしなのを囃し立て、折に触れては彼女のそういう情を引き出そうとからかいを混じえつつ頻繁に問うてくるのであった。]
(42) 2010/09/04(Sat) 09時頃
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[……渋面を浮かべ、低く唄を口ずさむ。]
――恋は野の鳥 勝手きままに ――呼べど来たらず 呼ばねば来たる
――如何な手練れも 未だ知らぬも ――すりよる小鳥に 為す術は無く……
……こういう物じゃないのかしら、《恋》って。
(43) 2010/09/04(Sat) 09時頃
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[……無論、恋歌となると何処か情味が無くなる己の芸を思えば、その情が何よりの稽古になるのであろうが。街行く恋人や若夫婦らしき男女の姿を見やれど、取り立てた感情も湧かず。]
お歌が好き、舞も好き、弦を弾くのも好き。一座の皆もお客さんも、みんな好き。 ……それでは、何かいけないのかしら。
[これは人形故の事なのか、或いは個体差に依る物なのか。 他の人形の事もあまり詳しく知らぬし、修繕ついでに《造り手》に問うてみようかとも考えつつ。
……女は、ため息に似た恋歌を紡ぎながら、工房へと*歩みを進めた*]
(44) 2010/09/04(Sat) 09時頃
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― 路地裏 ―
[その時はまだ朝だったか、昼だったか。 夜通し走って疲れた身体で、気がつけば浅い眠りについてしまっていた。]
[ふと近くで猫の鳴き声がして、まどろみから眼を覚ます。 声がした方へのろのろと顔を向ければ、傍に居た子猫と同じ模様の猫が、少し離れた所からこちらを見つめていた。] ……あ、お母さん、かな?
[親猫から自分の横へ視線を移せば、子猫は返事をする様に『にゃぁ』と鳴いて、そちらへ駆け寄って行った。]
……ばいばい。
[緩く微笑みながら、二匹の後姿を見送る。 ふぅと息を吐くと立ち上がって、街中を歩き出した]
(45) 2010/09/05(Sun) 07時頃
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― 大通り ―
[暫く街中を歩いていると、道端で眉をひそめながら話す人間達の声が耳に入った。 どうやら『人形の月紅石を強奪する者が現れたらしい』との事。]
ホリーが言ってた物騒な事件て、これかな? ……ホリーは大丈夫かな。
あぁ。でも『お父様』は探偵だって言ってたっけ。 それなら、安心なのかな。
[そう呟いて。そのまま街外れまで歩いて行った]
(46) 2010/09/05(Sun) 07時半頃
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― 図書館 ―
[街外れまで歩いていくと、探していた建物が目に入った。 煉瓦造りの建物。この街の図書館。]
[お祭りの時にこんな場所へ来る人は少ないのか、中へ入ると人も人形の姿も殆どなくて。 外のお祭り騒ぎの熱気が嘘の様に、空気がしんと静まり返っていた。 所狭しと並ぶ本棚と本棚の間を、きょろきょろと視線を彷徨わせながら歩く。]
あ。この辺かな。
[目当てのコーナーを見つけて、手を伸ばすけれど]
……と、届かない。
[がくり。低身長は色々と不便だなぁなんて思いながら。 台を持ってきて上に乗り、棚から地図を取り出した。]
(47) 2010/09/05(Sun) 08時頃
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[地図と一緒に、この街についての本や世界の各所が書かれている本を持ち出す。 閲覧コーナーに行くと、机の上にどさりと置いて。まずは地図を広げた] この街は、ここで。この先はこうなっているんだ。 ……マスターの元へ戻らないとしたら、この街を出た後は、どこへ行くのがいいのかな。 んー。この街はどうなのかな。それともここ?
[言いながら、本をぱらぱらと捲るけれど。 実際に行ってみない事には分からないなと思う。]
あ、そうだ。 えっと。広場で会ったあのひと。 [言いかけて、名前を聞いていない事に気付く。] ……あのひとは、旅の一座なんだよね。 色々な場所を旅しているなら、何か話しを聞けるかな? ……『住めそうな街』に限らず。ね。
[何か素敵な街や旅の話なんかもあったりするのだろうかと想像するけれど。]
(48) 2010/09/05(Sun) 08時半頃
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あ。でも遊びに来たんじゃないんだから。迷惑だね。 うん。もしも。もしも、機会があれば。
[こくりと頷いて。次に『この街』についての本を開く。]
ふぅん……。
[ぱらりぱらりとページを捲る。 この街の全体の地図や、名産品の記述などに目を通して。 そして最後に目に入ったのは、『月紅祭』についての記述。]
お祭りの最終日。紅い満月の晩。 『月の広場』で月紅石に願いをこめると願いが叶う……かも? それじゃ、僕達人形は胸に手を当てて願い事を言えば叶うのかな? ……ふふ。まさかね。
[言いながら、くすりと*笑った。*]
(49) 2010/09/05(Sun) 09時頃
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―路地裏―
月紅石事件だってよ! お前、聞いたことあるか?ない?……あれ、おいおい、ちゃんと答えろって……
[工房が並ぶ通りの裏で、少年が肩に乗ったオウムと戯れている。 しかし良く見れば、そのオウムは本物のオウムではない事に気がつくだろう。 そして、戯れている少年本人も、本物の少年ではない事に]
えーと、こういう時は…… ちょっとしつれーい。
[少年はあくまでも陽気に、カラクリのオウムの羽根を持ち上げる。首の後ろを抑えているから、オウムは大人しい。 羽根の下から、オウムの首の方に手を伸ばす。見せかけの羽根の中には、彼の『祖父』が組んだカラクリが詰まっている。その中を教えられた通りに、ちょいちょいっといじる]
(50) 2010/09/05(Sun) 10時半頃
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[オウムが頷き、羽を広げた。 その動作に微笑み、少年は空を見上げる]
取られたらまずいよなあ。記憶消えちゃうもんなあ。 じいさん、そのために俺を作ったようなもんだし……あーこわ、こわ。
[大して怖そうでも無いような。 むしろわくわくしたような。 大げさに身を抱く振りをして、少年の人形はからりと笑っていた**]
(51) 2010/09/05(Sun) 10時半頃
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