171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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≪魔物≫か《新生派》かどうかは、関係ない。 僕は僕の手に入れるべき永久閲覧禁書《アイテム》を僕の手に渡らせなかった愚か者を排斥する。 その戦い《イベント》に参加するだけだ。
[どろり、ぽたり。黒い粘りが、天井へ落ちる。 生み出された屍燭のシャンデリアに小さく笑って、直下直撃を避けるために数歩退いた。]
(156) 2014/04/07(Mon) 00時半頃
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折角光流が刺してくれた閃光なのに。
[楔すら吹き飛ばす様に、残念と溜息を]
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逃げる? 誰に言っている。 多少の邪魔は許す。時間を稼げ。
[白いイヤホンを耳に当てる。自身の楽曲《ミュージック》四曲のうちの一、防護陣を展開せんがため。]
― Play up ―
(158) 2014/04/07(Mon) 00時半頃
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折角刺したのにすぐに取り除かれたら困るよなあ。
[はは、と苦笑を落とす。]
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甘く見るなと言っているんだ。"↑《Up》" "↓《Down》"
"↑↓《Jump》"
[メロディーは場違いな軽快さを見せ、しかし確実に、そのステップを刻んでいく。 軌跡は次第に、薄緑色へ変じ。部屋の中に、幾つもの光点を作る。]
――誰が言うか。
[溜息混じりの言葉>>163には小さく毒づきながらも、しかし皇の剣抜くに任せステップを踏み続ける。 が、護りに徹する皇には気づけるだろう。 聖槍の貫きは、この踊り手《プレイヤー》を殆どと言っていいほど狙いに含めないことに。]
(170) 2014/04/07(Mon) 01時頃
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"↑《Up》"
[そして、最後の1ステップを、踏む。]
《Shield-Dance》 ― Awesome!! ―
[瞬間、禁書空間を包み込むように、グリーンのヴェールがかかる。 陣の展開に幾つもの聖槍が弾かれ、そして床からの突入も、止まった。]
手間をかけたな。
[代わりにトマホークでも降るかと言った天変地異級《スーパーレア》の労いを皇へ向け。 エフェドラの様子はどうかと、そちらを見やる。]
(179) 2014/04/07(Mon) 01時半頃
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[故に、その労った身体が傾ぐのには、気づくのが遅れた。]
(182) 2014/04/07(Mon) 01時半頃
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上手くオスカーを利用出来れば良いのだけど。
無差別テロな弾丸に私の力を載せたから…。
多分大丈夫。
もう一度アレを放った所で…獣が天空を砕く牙を剥くだけよ。
[天空でなされた光と緋色の奔流に光流の消耗を思う]
あなたが作ってくれた楔と罅、無駄に出来ないもの。
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この程度で根をあげたのか? 落ちたな。
[遅いと零し本棚に凭れる姿>>184を振り返る。 消耗した様子に疑問を感じるも、はんと笑い飛ばすだけ。]
僕はお前に恨まれない《神》になろう。 変な恨みを買ってまた狙われても敵わん。
[恨み節のエフェドラ>>180には、静かな笑みを見せかけたが。 仲がいいのかと続いて、ふざけるなと低く噛み付いておいた。]
(193) 2014/04/07(Mon) 02時頃
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……――、
[展開された防護陣の中、静けさを取り戻した部屋で、エフェドラと皇を見ている。 "気を抜いた"ことよりも、己の落ちたとの評価に返事一つない>>196のに訝しさを思った**]
(200) 2014/04/07(Mon) 02時半頃
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あー、光流、なんかごめんね。
[天の楔については今の所大丈夫かも知れないが、
その射手の身の安全までは考えていなかった]
助けた方が良い?
異能がある限り、異能を作り出そうとする。
そして悲しみが、苦しみが生まれ、悲劇を繰り返す。
………いらないのよ。異能なんて。
[緋色の雨が降る屋上に視線を向けて呟いた**]
なんかアレだけでも打ち貫けそうだな。
普通の光矢とはいえ弾かれた。
アレを何度も迎撃するのは骨だから、助かる。
[追撃の手を止めさせたのは聞こえた声。]
いやあ、まさかこういう形とは思わなかったけど、攻撃されるのは想定してたさ。
自力でなんとかはする。
自分達の事に集中してくれ。
[ゆるいが多少緊張の含まれる声で、助力の申し出は断り。]
……まったく、なあ。
ホント俺には見る目ないや。
[自嘲気味に呟いた。]
まるでオスカーが<<新生派>>みたいよね。
このまま間違ってくれれば良いけど。
[その分時間が稼げ、オスカーの肩を持つものも
同じ立ち位置と誤認させられるかも、と]
……カッコイイとこ見せないとね。
[助力の申し出を断る光流に返すのは、
私なりの応援**]
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――永久閲覧禁書の間――
異能者《パワード》を消して何が面白いんだ。 張り合う相手も消えた世界に興味はない。
[能力者のいない世界を創ろうと語る《新生派》たちには理解を示せない。 自分の意に沿わなければ、《新生派》でなかろうと好ましいとは思わないのだが。]
無いものは奪う。何処にも無いなら、創る。 それだけの事だろう。無いものなど"無い"。
[希望を求められれば>>214、吐息で嘲笑う。 不遜に《神》獲りを語るこの不良生徒は、この論のうちに《神》の座ですら含まれると考え。 故に、"奪われる"のは気に食わない。]
(261) 2014/04/07(Mon) 21時頃
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――は、そうだな。 皇、お前のほうが余程口が回らないと見える。
保健室送り《インタイ》もそろそろじゃないか?
[エフェドラの案じるような言葉>>215の真逆の響きで、同義を述べた。 やがて部屋を出る彼女を追って、禁書の間を後にする。 禁書の間自体を防護するように展開した魔法陣は、主をその中央から失っても、まだ翠を保ち。]
曲を変えるまでは、そのままでいてやる。 ――決断は早いほうがいいぞ? いつ変えるかわからん。
[そう言い残し、去る足取りはゆっくりとしたもの。 無論そのまま皇が追ってくるようなら、翠もすぐにかき消えるのみ。]
(262) 2014/04/07(Mon) 21時頃
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――大図書室――
――ふん、面白そうなことになってる。
[空の罅割れから、唄声《コワイア》が響く。 黒天を貫くのは、先程まで図書室に降り注いだ槍とも違う、光矢《レイ》。]
あれに芸術方面の才があるとは聞き覚えがないな。
[エフェドラも同じ男の顔を思い描いたのだろう、皇に"仲間"と呼び掛ける>>216。 あの一矢の意図までは読み切れない。神《シア》の力を強めるために闇を払おうとしているのか、神《シア》に干渉しようとしての正面突破のつもりなのか。 不動門を怯ませたのもあの矢だったが、奴を奮わせる罅を入れたのも同じもの。 ち、と舌打ちをして、屋上を見ようとこちらも窓から顔を出す。]
(263) 2014/04/07(Mon) 21時頃
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[降るものは再び、紅。 しかして光がそれを討つのも、また上でのやり取り。 互いに潰れ合うならば構わぬか、と視線を外したその瞬きの隙間。]
おいッ――エフェドラ!
[遙かなる唄声《コワイア》は、荊の紋を輝かせ>>217。 反射的に目を細めれば、彼女の力の権限と受け止めていたそれが頬を食い破るようにして高く昇っていく。]
もう一つの冥界……上か。
[向かう荊の先にそれが"居る"。 力を。そう求められたのを、寸前に聞いた。 一蹴してもよかった。が、そうしなかったのは、彼女の標的が忌々しい先輩風だったからか、単なる気まぐれだったのかは、自分にもわからない。]
(264) 2014/04/07(Mon) 21時頃
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皇。 ――……、逃げろ。
[白いイヤホンを外す。紫の封を、解いた。]
― Shut down & Play up ―
[図書室は学園の最上階。ならば屋上は、その真上!]
"↑↓↑《Up-Down-Up》"
"大P《Highpunch》"!
(265) 2014/04/07(Mon) 21時頃
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『天牙閃』!!
[天井を見据え、拳を振り抜く。 白煙纏うその力では、コンクリート製のそれを破壊するには至らないが、大きく揺らし穴を開けた。
その穴は、屋上と校内を小さくとも結んだ。 蒼き荊焼かれしエフェドラにも、攻められる一ノ門にも、駆けつける泰山峰にも、自我失うオスカーにすら通過できる、物理的な近道《ショートカット》。]
(267) 2014/04/07(Mon) 21時頃
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熱でもあるんじゃないのか? だから保健室にいけと言ったろう。
[説教の代わりに賛辞がかけられたのに、皮肉んで笑う。 風が部屋を吹きまわる。伸びる腕>>288は、見向きもしない。]
いらん。十三血流《リネッジ》は教養を身に着けないのか? 男の手は、女に伸ばすものだ。
[笑むエフェドラが皇の手を取れば満足げに口角を上げ。 自身は直接、天井を見据える。]
(305) 2014/04/07(Mon) 22時頃
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この程度、命令《コマンド》もいらん。
[ぐ、と足を踏み込むと、薄く白煙が漂う。 本棚に向けて飛び込み、そのまま本棚を足場に、蹴り倒して飛び上がる。 自身であけた穴の縁を掴むと、屋上へと躍り出た。]
は――酷い有り様だな。 僕にやられたい奴はどいつだ?
(315) 2014/04/07(Mon) 22時頃
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ラブ。
お前、オスカーのマスターか?
[心当たりに尋ねる。]
結果的にそうなったみたいね。
可哀想に、オスカーは……失敗作よ…。
[一瞬流れ込んだ負を思い出して、
光流へ返す口調は少し悲しげだった]
失敗作……ね。
[まあ、確かにその通りなのだろうけれど。
聞こえてくる会話には少しだけ微妙な感情を見せた。]
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――それが同胞のさだめなら。
[止める、そう言ったエフェドラ>>310に目を向け。 しかし、ならば少々手持ち無沙汰か。 率直な問いを投げる皇>>308に、溜め息を零す。]
そんなに派閥が重要か? 七人委員会《セブンス》は。 価値と真実は、肩書では決まらんぞ。
[新生派であることを宣言した一ノ門へ、未だ拳を叩き込もうとはしないまま。]
(326) 2014/04/07(Mon) 22時半頃
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失敗作……Ark因子のあれこれか。
俺は神宮院程詳しくないがな。
だけど、今は失敗作かどうかは問題じゃないだろ。
マスターなら命令解除できないのか?
[止めに入る者は多いが、あの状態でオスカーは果たして無事でいられるのか。
そう案ずる響きが乗る。]
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てすてす
ベッキーがラブ様占って死ぬなら。
何かあっても対応出来る様に、こっちの襲撃パスにしとく?
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