人狼議事


270 食人村忌譚

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【人】 PPP イルマ

―回想:妹と私―

[仲の良い姉妹だった。
外見は似ていなくとも、何処に行くのも一緒だったし、
喧嘩をしたことなんかも殆どなかったと思う。]

 そうかな?
 なら、花とか、植物の勉強も、出来るようになるかな。

[>>9薬師の男に似ている、と褒められた焦茶の先をつまむ。
頬が緩むのが分かった。
おぼろげだった父親という存在を意識し始めたのも、
妹の言葉あってこそだった。]

 ゆりの髪も、とっても綺麗だよ。
 烏の濡羽みたいな黒色。羨ましいなぁ。

[深い黒。何物にも穢されない強い色。
巫女である母と同じ、総てを包み込む美しい色。
そんな色を持つ彼女は、私の自慢の妹だった。]

(78) 2017/11/23(Thu) 22時頃

【人】 PPP イルマ

[それも、あの日までの話。]

(79) 2017/11/23(Thu) 22時頃

【人】 PPP イルマ

[初めての記憶は、酷く苦々しいものだった。

痛みに身体が強張る。涙が溢れて、視界が滲んだ。
相手の表情は覚えていない。困惑?愉悦?分からない。
ただ、揺すられる感覚に、吐き出される子種の温度に、
せり上がる悲鳴が、嗚咽が、両の掌の隙間から漏れる。
名の意味とは裏腹に、
村人を受容れることが出来なかった、あの日。

その日から、母の眼差しは温かさを失った。>>11
彼女の瞳は、妹ばかりを写すようになった。

妹は変わらず優しかったけれど、
次の巫女として、母に手を引かれる彼女は、
どんどん遠い存在になっていくような気がした。]

(81) 2017/11/23(Thu) 22時頃

【人】 PPP イルマ

 ゆりは、きっと、素敵な巫女になるよ。
 私なんかより、ずっと。

[母の儀式の前日。妹にそう言って、私は笑った。笑って見せた。
泣いたところで、叫んだところで何も変わらない。
それは、あの日から心の中で横たわる、黒い影。]

(82) 2017/11/23(Thu) 22時頃

【人】 PPP イルマ

[――あの日から?

いや、違う。
もっと昔>>23からあったような気がするのは、何故だろう?]

(83) 2017/11/23(Thu) 22時頃

【人】 PPP イルマ

[母の死んだ夜から、それなりの月日が経った。
あの日以来、私は神社に足を踏み入れていない。

村の者から伝え聞く限りでは、
妹は立派に巫女の務めを果たしているとのこと。
それを聞く度に私は安堵し、惨めになり、
そして、恐怖に駆られるのだ。

巫女であった母の、優しかった母の、
凍るような冷たい眼差し。
巫女となった妹も、同じように
“成り損ない”を、拒絶するのでは、と。*]

(85) 2017/11/23(Thu) 22時頃

[風が攫ってきたのだろうか。
誰ぞの呟きが聞こえた気がして、見渡した]

 ……?

[群れの終わりを告げる不穏な声。
神通力が使えるわけでもない、ススムは
空耳だろうかと僅かに首を傾ぐ。

ミナカタに出会ったなら、声の元もわかるもの
学び舎に向かうまでに
彼に出会い、言の葉かわす事はあったかどうか*]


[視界の端に捉えたの薬師の男
先ほど聞こえた声は彼の声によく似ていた。]

 誰かに殺されるくらいなら、いっそ私の手で。

[殺してその肉を食らってしまいたい。
何度そう思った事か。
寝ている弟の首に手を掛けた事もある。
しかし男に弟を殺すなんて事が出来るはずもない。

甘え、縋り、頼られる事に安堵を覚えているのだ。
弟には自分しかいない、そんな幻想に囚われているのだ。

死んで置いて行った愛した女とは違う。
誰でも受け入れ誰をも愛したあの女とは違う。

只、一途にこちらを見ている弟に依存しているのは己の方。]


【人】 PPP イルマ

―現在:自宅/畑―

 ごぉろん ごぉろん ……っと。

[歌を口ずさみながら、かごを抱えた私は畑を歩く。
今日は数か月前に種芋を植えた
サツマイモの収穫の作業。

そんなに大きくない畑とはいえ、
栄養がいいのか、種芋が良かったのか。
今年は思った以上の豊作だった。

収穫のような力仕事は、大抵の場合
>>0:215に食事の対価として手伝ってもらうのだけれど、
学生の本業は勉強だ。それを邪魔してまで
手を借りる訳にもいくまい。それは、半ば、意地のようなもの。]

(109) 2017/11/23(Thu) 23時頃

[離れようと向けた背に、風に乗って声が届く。
あの真面目一辺倒で弟の錠を大事にしている男の、
いや、大事にし過ぎているからだろう。
その声は心からのものだろう。

猫ではないが、思わず喉が楽し気に鳴った]

 群れの中でどれだけ庇っても。
 庇いきれない時だってある。

 大っぴらに手に掛けることが赦されるのは。

[儀式と罪人を裁く時。

もっとも、錠が裁かれるような罪を犯すとは思えないが。
漏らした呟きが風に乗るかどうかは知ったことではない。
彼が耳を塞ぐかどうするかも。

ただ人間になるか、家畜になるか。
何処を目指すか見定めるだけ*]


【人】 PPP イルマ

[進は、子供の頃から勉強熱心だった。
その眼はいつだって、話している内容の、その裏側を見ていた。

「同じ年頃なんだから、世話を見てあげて」
渡された、一人分の食事を届ける幼い姉妹>>28
その姉にあったのは、―奇しくも、彼の勘繰りの通り、
巫女の子としての責務だった。

愛すべき村の人間のひとり。
死なせてはいけない。幸せにしてあげなければいけない。

彼から、感謝の言葉は勿論あったけれど、
それはどこか虚ろな気がした。
その眼が言葉の裏を、どこか違う場所を見ていると感じたのは、
その時からだったと思う。]

(113) 2017/11/23(Thu) 23時頃

【人】 PPP イルマ

[義務感は、徐々に薄れて行った。
用意されたお弁当を届ける仕事は、
いつからか、自分が、或いは妹が
彼の為に作った食事を届ける行為になっていったと思う。

そうして、巫女と成り損なった今でも、
私は彼にお節介の食事を届け続けている。

やっぱり、責務などではない。
彼の言葉を借りるなら、唯の打算なのだろう。

食事を欲している者。食事を褒めてほしい者。
それで関係性としては十分じゃあないか。]

(114) 2017/11/23(Thu) 23時頃

【人】 PPP イルマ

[けれども、いつか、叶うことなら。
水面のような彼の瞳が、此方を向いたなら――。]

(115) 2017/11/23(Thu) 23時頃

【人】 PPP イルマ

[いや、やめよう。首を横に振って、
思考をサツマイモたちへ戻す。
何かを夢見たところで、虚しくなるだけだ。]

 いつまでもー いつまでもー

[聞こえてくる、いつもの歌>>#2
鸚鵡返しに口ずさみつつ、収穫の作業へと。

数刻後、かごから溢れんばかりの赤紫色の
幾らかを抱えた私は、それらを調理すべく
上機嫌に台所へと飛び込むのだった。*]

(116) 2017/11/23(Thu) 23時半頃

 嗚呼、それとも。

[お前が咎人にでもなって彼に喰われるか?
なんていつにもなく狂気が顔を出すのはどうしてか。

ミナカタを継ぎたいと草の束を持って帰った娘のせいか。
もうこの村に、ミナカタは不要だと告げたら。
どんな顔を見せるだろう、なんて。

愉快な事を考えたからだろうか*]


イルマは、ゆりに話の続きを促した。

2017/11/23(Thu) 23時半頃


PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/23(Thu) 23時半頃


 私が咎人として死ぬのならば、この肉は錠にだけ食べてほしい。
 他の誰の口にも入れさせたくはないのだよ。

[だから素直に咎人として裁かれ殺されるわけにはいかない。]

 願わくばお互いを食いながら死ねたら、それが一番幸せだろう。
 そのような事が可能ならば、だけどね。

[お互いの目玉を食べて、唇を食い千切り、腹を裂いて。
どれくらい生きていられるのだろう。
ゆっくりと味わいながら弟を体内に取り込みながら、弟に食べられて彼と一つになっていく。
それは甘美で素晴らしい考え。

嗚呼、それが叶うのならばなんでもするのに。]


[切実な願いはこの村ではそれこそ歪な願い
椅子を押して、一緒に崖から身でも投げたら?
なんて提案したら、弟の事となると目の色を変える
この男はどんな表情をするだろう]

 そんな事、ぺらぺらと垂れ流してたら
 食う前に殺されるぞ?

[目の前の源蔵に聞こえている様子はなさそうだが、
ついぞポロリと零しそうで呆れた視線を向けてしまった]


 それなら、特効薬を見つけたとでも言って
 自分の目を抉って食わせてやれば?

 生きた肝臓も薬になるって言うしなぁ。

[食って食われて。
閉ざされた二人だけの世界を望む姿。
彼も人間でも家畜でもない、異質な者。

不要かどうか、分類は今は避け。
何処へ向かうか足踏みしたままの男を
見つめる視線は見世物小屋を覗くに近い*]


 恋の病も患い過ぎると命を落とすと言うからな。

[その果てに肉も口にしてくれなかったら
どうするつもりかとも思うたが。

楽しそうだから放っておく*]


【人】 PPP イルマ

[採れた作物は、どれもいい出来だった。
鼠や害虫の被害を殆ど受けていないのは、
ミナカタや丞の力添えが大きい。

何も知らなかった頃のいつぞや>>144を思い出す。
大被害を被ったけれど、今回は一味違う。
これらの作物たちは、きっと
皆を幸せな気持ちにしてくれることだろう。
にんまり、口角が上がる。

そうして、鍋で一口大に切ったサツマイモと、
灰汁を取ったゴボウを炒める。
熱が入ったそれらに、醤油と砂糖、みりんや酒を絡めれば、
サツマイモとゴボウの甘辛煮の完成。今日の料理も力作だ。]

(153) 2017/11/24(Fri) 00時半頃

【人】 PPP イルマ

[漬けておいた梅を包んだおにぎりを横に添えて、
お弁当箱に料理を詰めていく。全部で三箱。

畑仕事の方の片づけを終えた頃には、
箱の中身は多少冷めてはいたと思う。

それらを包んだ風呂敷包み片手に、
私は家を飛び出した。昨日と同じ、いつも通り。
ふら、と、見知った人の姿を探す。**]

(154) 2017/11/24(Fri) 00時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/24(Fri) 00時半頃


 恋は手の付けられない病か。

[源蔵の呟き無くとも、我ながら
良い表現だと自己満足。

しかし恋と言うなら仔を成せぬとはなんと不毛な。
それこそ群れには不要なもの。

目を細め、相手が年上でも気にせずに威嚇する]

 男女の仲で互いしか、と望むなら兎も角。
 この村にいる限り、群れを乱す真似、
 叶うと思わない事だ。

[間引く者の存在を子は知らぬだろうが。
いや、躾のために名を変え形は変えて
表にも伝わってはいるだろう。

しかしその間引く者が目の前にいるとは気付くか否か。
気付いてどうするものか、全ては彼任せ*]


[ほんの少し。
ほんの少しだけ。

揺れる時がある。

この一時。

本当に不要なのだろうかと。

だが風が吹けばそれに乗って飛んでしまうほどの軽さ。

この村は不要な家畜が生まれる不要な村、だと]

 ああ、本当にこの村はもう無くなった方がいい。

[呟きも風に紛れて何処かへと**]


 ――無くなった方が良い……?

[学び舎へと向かう道すがら、先程と同じ声を聴いた。
風が運んだ其れを辿り視線を向ければ大人たちの姿
その中にミナカタを見つけ、記憶に残っている仕草
人差し指を口元へ立てて見せる。

群れを乱すような話を、しても良いのかと
問いかけるような眼差し一つ置いて*]


[学校へ向かうまでの道のりに
彼からの返事は聞けたろうか。

学び舎へたどり着いたススムを待っていたのは
教え子のいない教室だった。
この分では、石動と二人で授業をこなす事になるんだろう]

 ……先生、質問があるのですが。

[今日の授業が終わる頃
独りしか居らぬ生徒が律儀に手を上げ、問いを発する]


 もし、この村が無くなったら
 先生は、どうしますか?

[唐突ともいえる問いかけだったかもしれない。

この村が無くなったら

朝聞いた狂ったような囁き声が、
どうしても頭から離れない。

自分だけが家畜に混じる人として生きていかねばならない
そうではなく
食べもしない家畜なら、いっそ全部処分してしまったら
群れに怯える必要も、なくなるのではないかと**]


[これでも憐れむ心は持っている。

憐れむからこそ、この村自体不要なのだと得心する。

この村に戻ってくるからこんな事が起きるのだ]

 この村は、もう要らない。

 そうは思わないか?

[人差し指を立てた眼差し
唇だけを動かして。

問う目は細く、狂気を隠さず。
さて彼に届いたか**]


[唇を読む事が上手く出来たかはわからない。
むらは、いらない――か?
彼への返事は瞬き一つ。
きょとん、と
かんがえたこともなかった、という風。

けれどその直後
その先を考え実行に移す事が出来るだけの術が過ぎる。
ミナカタの薬の知識があれば
己が教わった技術で少しずつ間引いて――
ススムは思わず足を止め、彼にもの言いたげな眼差しを向けた。

如何すれば良い?
そう問いたげに。

音は無く。
会釈一つでその場を去るが]


[植え付けられた新たな知識が頭の中を埋めていて
授業が終わったその後に
石動へと思わず問うてしまったのだった。

彼になら、話しても大丈夫
確信が何処かにあった
異端な思考を他者へ漏らさずにいてくれた相手であり
己に知識を授けた相手
弟という家畜を大事に飼って居る
ミナカタから教わった基準で言うなれば
彼もまた群れに紛れた人間に違いない

それに、うまくゆけば
彼にも協力が得られたら等と打算をひとつ。
昨日彼の兄弟の結びつきは見聞きして学んでいる
其処から交渉の余地があるかもしれない**]


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