224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜
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『 あぁ───…見つけた。 』
[カラン。……カチ、リ]
[音を介さない囁きが、そろりと風に乗った。
鼓膜では無い場所から脳の深く深いところまで、届く。
カチ。カチリ。空回りする歯車が、確かに噛み合う音。深めに被ったプラトークの陰で、停滞した意識が戻る寸前に、少女は確かに──微笑んだ。
誰に見せた事もない、愉悦と欲に濡れた瞳で艶然と。]
『 はじまりは、今夜 』
『 誰に見せたい? 』
『 誰に気付かせたい? 』
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[どんなに知識を蓄えていたって、大人しいから。あまり目立たないから。
自分にない物を持っていても、 自分にある物を探すことは出来た。
それが目の前の「コレ」はなんだ。
綺麗に整えられた「完成品」を見て口角は不均等に歪み、上がる。
それはまるで、昔のように。 ああ、そういえば昔からケイトとは“こう”だった。]
(110) 2015/05/26(Tue) 12時半頃
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[本を読むことが好きではなかった。 地味よりも目立つ物が好きだった。 そこに微かなミスがあっても大きな物で隠してしまえば大抵誰も分からない。気付かない。
「先生」と、───ケイト以外は。
レンズ一枚に覆われた瞳の奥。 遠目から眺めていた彼女は時折、自分より幾つか上のアランと話している姿を見た。
落ち着いた雰囲気に静かに凪いだ瞳。 あれに覗き込まれると、何もかもが見透かされそうな気分になる。
だから揺らいでしまえば問題は無かった。 昔のようにこっそりと責め立ててしまえば。
せっかくの化粧を半ば剥ぎ取るような姿に気分を良くしていたが、沈黙の後、小さな呟きを都合良くも聴覚は拾い上げた。]
(111) 2015/05/26(Tue) 12時半頃
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別に。
[「出来の悪い弟子」だと、新しい先生にも言われたから。 だから、帰って来たなど。
「おかえり」………なんて。]
………帰って来たくなんか、なかった。
[離れていく姿。
今は追いかけようなんて思わなかった。
変わらないこの村の日常。 いつまでも退屈な日々の繰り返しだと思っていた。
だが、変わらないものなんてない。 だから、───]
(112) 2015/05/26(Tue) 12時半頃
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( ───変わってしまうくらいなら。 )
(113) 2015/05/26(Tue) 12時半頃
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[一瞬、胸に過る何か。 視線を、左右へとやる。
だが、そこにいるのは祭を楽しむ人々で。]
………変わったよ。
[一言呟き、足を進める。 吐き捨てた息は白い。
そこに誰がいるかなんて声がかけられない限りは気付かない。
ふらりと気紛れな足取りは自然と宿屋の方に向かっていただろう。]**
(114) 2015/05/26(Tue) 13時頃
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[人の負の感情を媒介にして獣は嗤う。
ゆっくりとではあるが確実に人の身体に染み込んでは、記憶さえも支配しようと喰らう。
手始めに誰から魂を引き取ってしまおうか。
幼馴染でも、師匠でも、誰だって構わないのだけど。
人が集まる場所といえば───…]
『 料理は得意? 』
[肉体は離れた場所ではあるが、一度確認することは出来たから囁きは届くのではないかと。
万が一、届かなくとも問題はない。
身に纏う冷気が伝えてくれる。
今夜は荒れる。]
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[ 読書は嫌いだ。
だが、一冊だけ、読み終わった本はある。
クリスマスの夜に、ある富豪家の元で起きる事件。 それを名探偵が解決するというオーソドックスなもの。
それだけなら在り来たりで気にも止めなかっただろうが、登場人物の名前に意識を奪われた。 ]
血より濃いものはないけど、 血で血を贖罪なんて、ね。
[探偵と、犯人と。 脚光を浴びるのは前者であろう。 だがそれよりも、後者でもなく自分は被害者について語ったものだ。]
(146) 2015/05/26(Tue) 22時半頃
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俺ならそんなヘマしないように立ち回るけど。
[せっかく同じ性別に生まれて同じ歳に生まれた者同士だ。]
なぁ、そうだろ。リー。
[ 俺たちは、将来大物になろう。
幼さ故の野望。 彼がどう答えたか。 記憶は薄れつつはあるけれど、宿屋への道中。 久方に見つけた顔と昔を思い出すのは、]
(147) 2015/05/26(Tue) 22時半頃
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雪鬼《スニェク・ディアボル》……
[ 火かき某片手に闘志を燃やしていたことを思い出したから。
また、懐かしい顔を見過ぎたからだろう。
オスカーほど適度な距離感を保てる人物ならば、 ドロテア程歳が離れていたのならば、まだ冷静に物事を判断出来るのに。
物事の始まりを目撃された>>127とは知らず宿屋の扉に手を掛けた。]*
(148) 2015/05/26(Tue) 22時半頃
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─宿屋(酒場)─
[外が冷え込んでいるせいか、一歩足を踏み入れると足の裏からじんわりとした痺れが走った。 どれほど自分が冷えていたかを改めて自覚すれば、急ぎ足でパルックの元へと向かう。
昨日会うことは出来なかった分も込めて挨拶すれば、子供の頃に気に入っていた野菜のスープを勧められたから丁重にお断りしてホットワインを手に辺りを見渡す。
そこで見かけた一人>>141に目元を綻ばせれば声をかけた。]
や。さっき振り。 連れの女の子とはもうお別れ?
[茶化すような言葉をそのままに許可もなく腰を下ろそうとする。 何気無く視線を目配せすれば、さっきの女の子>>143も見つけられたけれど、何かを見ているようだ。
自然、視線を移ろわせれば小太りの男>>128とその人物に声をかけるドロテアの姿>>129]
随分と村も賑わっているようで。 あの二人はどちら様?
(149) 2015/05/26(Tue) 22時半頃
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[ 黙って口角を上げる。 今、自分は物凄くだらしのない顔をしていることだろう。]
ふぅん…? オスカーも案外隅に置けない。
あのおっさんに雪でコーティングしたらそれこそ雪男になりそうだ。 脂で溶けちゃうかな。
[男性については少し邪気混じりの冗談を交えて、少女については視線をやるだけ。]
叔母さんが自慢にしてた。 今じゃ猟師してるって聞いたけど…メルヤだっけ。 上手くいくよう祈ってる。
[最後に少々揶揄るような笑みを浮かべて]
なんか嫌な予感するから何かあったら護ってやりなよ、オスカー。
[ ちょっとグラス返してくると空になった容器を掲げて席を立つ。]
(160) 2015/05/26(Tue) 23時頃
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『 さて。「キミ」が行かないなら「僕」が行ってこようか。 』
[ 外は吹雪いてきている。
檻の中に閉じ込める準備は整いつつあるのだ。
だが、同時にここには人が多い。
見つからないように人を欺き、狡猾に操るにはどうすれば良いだろうと。
人間にも人間で時たま獣らに惹かれてしまうような者はいたけれど。
宴の始まりは自分達の手というのも一興。]
『 さて。どうする。 いい案はあるかな。 』
[侵食は進みつつある。
こうして媒体の意識が覚醒しているのに、囁ける程度には。]
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[ なら、“どんなんだよ”
下卑た質問を投げかけようとも思ったけれど、続いた言葉には真剣味を帯びた眼差しを向けただろう。]
ふぅん…? ま。嵐が過ぎ去るのを待つのが無難か。 最悪、今日はみんな此処で泊まりかもしれないし。
[窓を叩く雪の音が強まっているような気がする。 暫くはここで峠を越すのもありだろう。
ああ、でも席を立つ間際に聞こえた二人の名前に指が、小さく引き攣る。
それを誤魔化すように一際明るい声で答えた選択肢は]
敢えて大切な先生を護りにいくよ。
[答えにない答えを口にしては笑った。 そして聞こえたヒステリックな声>>167に眉尻を下げただろう。]*
(178) 2015/05/26(Tue) 23時半頃
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[ 「護りたい人」 ついぞ先ぞやの言葉を頭の中で逡巡させる。
浮かぶ二つの顔。 ケイトのことを思い出しては口元の笑みが消えた。
別に、“いつも通り”に振舞っただけなのに、どうしてこんなに居心地が悪いのか。
涙で濡れる目尻を見たから? 声を大にして叫ばれたから?
分からない。
分から、ない。 ]
(189) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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[ 浮かぶ顔を別の人物にする。
幼馴染。昔から、よく遊んだ、子。 一つしか変わらないけれど、ほぼ同じ歳のようによく集まっては────]
(190) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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[ 雪の少ない日だった。
ランタンの柔らかな光が、まるで朝陽のように白い雪を彩っていた。
周囲を見渡せば誰もが皆幸せそうに笑っているような気がして自然と、目元は緩んでしまった。
傍がそっと囁く。ないしょ話をする時と同じ声色だ。]
………。
[耳元がこそばゆい。 触れられて、握られて、引っ張られて。 当然のように引きかれながら歩いていく。
色づいた夜道。 まるでその一面だけ切り離されたような感覚。 指の中にある温度だけが全てのよう───]
(191) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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「あの子もつれて来れたらよかった。」]
(192) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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………そうだね。
[あの時、一瞬だけ親指に筋が張ったことを気付かれていないといい。 子供ながらに綻んだ唇は上手く笑えていればいい。
ランタンに照らされる、ふたりの顔。 くすり、くすり、───無音。]*
(193) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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………。
[ 視線を逸らす。
遠巻きに流れるような喧騒を淡々とした瞳で眺める。
唇は弧を描いている。]
相変わらず、寝起きの機嫌は悪いな。先生。
[ まるで他人事。
こうなったら手はつけられない。 間に割って入ろうとする兄貴分の動向に口角を上げながらも、足は自然と店の奥側へ。]*
(194) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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─???─
『 料理は得意? 』
(ああ、そうだ、ごはんを作らなきゃ。……どうして、だっけ)
『 「キミ」の作った料理が食べたいな。 』
(そうだ。そう。あのひとが望んだから。私の作った、料理…私の…わたし、の。)
[知っている誰かの知らない声が、麻薬のように脳の芯を犯している。
甘ったるい倒錯感が少女の意識を曖昧にする。頭の中の誰かと自分が、じわり、と、混じり合う感覚。
彼の問いに、答えなくちゃ、ならない。]
『 「あなた」は誰がいい?
大切な先生かしら。久しぶりに会ったお友達?──ああ、それとも 』
『 あの、雪の妖精みたいな、幼馴染? 』
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