人狼議事


247 満天星躑躅の宵闇祭り

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【人】 落胤 明之進

[そして、アキは全てを親猫又から聞いた。
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むかしむかしの、おはなしを。
話でしか聞いた事の無い、先祖の話を。]

 『……そういうことかにゃ。
 あの男とはまだ会えてないのかにゃ?』

 う、うん。

 『そうか……大切にしておけよにゃ。
 いつか来る、その日のために。』

[アキもまた、驚いていた。
知らなかった、誠にこんな経緯があったなんて。]

(134) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

[それから、一つ二つ会話をしただろうか。
その後に、アキは本当に変える事となる。
帰り道を歩いて。

歩いて。

歩き続けて――。

気がついたら、アキは、絡繰り人形屋敷の土蔵にいた。*]

(135) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時頃

 ……まったく。
 ホント、人使いとゆーか、星使いが荒いとゆーか。

[文句は言えど、逆らう事はできない。
考えていない、というのもあるが、何より]

 『……何か言ったか、紫苑?』

[今は誰も呼ぶ事のない真名を知る相手には逆らえない。
そんな思いも、そこにはあるし]

 いえいえ、なーんにも?

[ここが一番、自分にとって居心地がいいのも、わかり切った事だから。**]


【人】 落胤 明之進

―絡繰り人形屋敷の土蔵―
[……誘われた宵闇祭りから、戻ってくる。
雨が屋根を叩く音が、聞こえる。
もしかしたら、今までの事が全て、夢だったのではないか。
そう錯覚する程に。]

 ……でも、楽しかったね。誠。
 ……誠?

[気がつかなかった。
誠が、一寸も動かないと言う事に。
そして、アキも誠の意思を感じ取る事が出来なくなってしまった。]

 ……そっか。
 此処じゃ、只の絡繰り人形になっちゃうんだね。

[それを、物寂しい瞳で見る、アキだった。]

(145) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[そして、後の日の事。
とある男―誠を背負った男が、絡繰り屋敷を訪れてきた。

『絡繰り人形を扱う屋敷』を求めてやってきたと言う。。

アキは、一発でその男だと感じ取った。
そして、その男と誠はであう。
勿論、その男が会いたかった男は、既に亡くなっている事も。

誠を背負った男は、涙を流しながら、ありがとう、と零した。

――そして。]

(146) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

―遠い未来・絡繰り人形屋敷―

 ふぁ、おはよう。
 え?そんなにのんびりしてて言いのって……。
 もー、母さん、言ったじゃん。テニス部は今日は休みだって。

[アキの絡繰り屋敷は、変わらずそこにいた。
明治に入り、『屋敷』の苗字を与えられた。
そこに住む少年――屋敷明(やしき あきら)。16歳の高校2年生。
相変わらず生活スペースは狭いけれども。
それでも、明は何時もの通りすごしていた。

そして、明の家の絡繰り人形は、200を超えていた。
アキもまた、人形職人として名を馳せたようで。
その中には、誠、そして。
斎と呼ばれる、とある手妻師をモチーフした人形、傍には朱色のヒョコ。
灯里と呼ばれる、明らかにセーラー服を着た人形も、あった。]

(147) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[明は、それがどういう意味なのかは分からなかったが。
明の先祖が、大切にした代物だと言う事が、よくわかった。
もしかしたら、何れ来るかも知れない、再開の時を待ち。
3体の人形と、ヒョコは待っているのかもしれない。

そして、明は何も知らなかった。
宵闇祭りの存在も、
明の先祖が大事にした、2人の人間の事も。**]

(149) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃

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