140 【飛歓】星屑祭の街【RP】
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(……まあ、今を乗り越えられればの話だけどね)
[――そんな本音は、胸に仕舞って**]
ルーカス・ポド……まあいいか。
[姓をうまく言えず、言葉を濁した。]
これ、いったい何?
君も旅で疲れてて、旅疲れ同士が頭の中で会話できるっていう・・・つまり、お互いの体を労わるための期間限定能力ってこと?
[自分の問いかけに対し反応があったので、続けて質問することにした。]
(あぁ、もう自分でも何を言っているのか分からない…)
[傍に誰もいないことを確認し、頭を抱えた。]
さあ、僕も良くわかってない。
君がどういう人なのかも、どこにいるのかも。
もちろん、この能力が何なのかも。
期間限定…そうなんだろうか。
僕がこういう違和感を感じたのは丁度…
3日前、くらいだったかな。
―― ??? ――
[目を瞑れば緩やかに、目蓋の裏で歯車が廻る。
ごとり、ごとり――大時計の針が、重い音を立てて動いて。
捨てられた布や藁をかき集めて、寝床を作ったっけ。
意外に隙間風が吹くものだから、冬は寒くて仕方なくて。
清掃用の出窓があるのは、数字の12のすぐ下で。
明け方の空、蒼に染まった星屑の棺桶。
沈黙に満たされた、深海の街を見下ろすのが、好きだった。
規則正しく鐘が鳴るよう、手入れをしたのが化け物だとは、
おそらく夢にも思うまい。
――思われたくも、ないのだけれど]
[目を開く。暗闇の中で、拳を握る。
きつく眉根を寄せて、――強く、叩きつけた]
[――理屈にもならない思い込みなんかで]
……処刑なんか、されてたまるか……
[――義理だの情だの、そんな訳の分からない理由なんかで]
命拾いなんて、してたまるか
[――群れるしか脳のない、弱い人間共になど]
――殺されて、……たまるか!! っふざけるな!!
僕はッ! 僕は認めない、認めたくない!!
そんな終わり方、絶対に!!
僕は望むように! 望む場所で! 死ぬんだ!!
[悲鳴のように。渇望の、声]
[叶うのならば、化け物でもなく。人間でもなく。
それから、「クラリッサ」でも、「俺」でもなく――]
僕として、……死ぬんだ。
[ぽつり、弱々しく。顔を覆って、]
[――行く先は、既に決めてある**]
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[ジョージの後を追ったクラリッサの背を見送る。慰め役は自分のような男よりも、彼女の方が適任だろう。 それでも落ち着かず、時より二人が消えた扉を見ながら宿のロビーで戻りを待った。
暫くして出てきたのは、クラリッサ一人だっただろうか。 彼女の表情で少年の様子を察しようと試みるが――姉のようにしたっていた女が殺されたのだ、平常心でいられるわけがない。 そっと視線を落とす。]
くそっ…! 本当に首無し騎士の仕業だってんなら、殺してやりてぇよ!
[拳を握りしめ、怒りを殺した。 ドナルドの誰へともない呟きにクラリッサは何と返しただろうか。]
(100) 2013/09/01(Sun) 00時半頃
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[彼女は先ほどの言葉に何と返しただろうか。 しかし恐らくは彼女らしい返答に。初めは目を見開き、しかしすぐにくつくつと喉の奥で笑った。 そしてふいに目を細め、遠くを見やる。 彼女と初めて会ったときのこと―― 道端に雑巾のように転がっているガキが、視線で射殺すように俺を睨んでた。 その毒々しいほどの生命力に、魅せられ欲した。それを手の内に納めておきたいと思った。]
でもお前はそんな器じゃねーよな… ん、そだな!そろそろ親離れの時期か!
[脈絡のない言葉に彼女は怪訝な表情を見せただろうか。 しかし気にも留めずに言葉を続ける。]
(108) 2013/09/01(Sun) 01時頃
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よく聞け、クラリッサ 最後の教えだ
何があっても生き延びろ 生き抜いて、すべてを笑ってやれ 最後に生き残った奴が勝ちだ
[にやりと笑って。 例え自分が死のうとも。敗者は笑ってしまえ。]
(110) 2013/09/01(Sun) 01時頃
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