249 Digital Devil Survivor
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私は。 靖水の鳴、呼んでくれるなら鳴だけで良い。 ……あなたは?
[立ち去りかけて足を止めた彼へとそう言葉を投げた。 こちらを見詰める眼差しに目を細める。
空きもしないお腹が寂しく感じたのはきっと、 お供え物という名の人の心に餓えていたの*だろう*]
(185) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 01時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 01時頃
[ アリスブルーのドレスの上には、
フリルをあしらった真っ白なエプロン
金の髪は月の光の様にさらりと風に靡く
少女の名前は ── アリス
アリスはくるりと一周すると
まるで貴婦人の様に裾を摘んでお辞儀をひとつ
話かけて来る「彼ら」の前に現れて
自らの唇の前に、スッと人差し指を立てた* ]
なかなか思うようにマガタマが集まらないな。
そっちは、三本足の鳥は見つかったのか?
[「お仲間」の方は首尾はどうなのか。
聞きながら特に当てもなく歩いていた。]
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累。
[響きを反芻するように口で転がす。 それからちょっぴり首を傾いだ]
累には何もされてない。 酷い事をされない限り祟ったりしないよ。 私達みたいな存在は、そういうモノ。
[祟りは哀憎がなければ成立しない。 相手を捕り殺すような性質のものになれば尚更だ。 出会ったばかりの相手を祟るほど祟り神めいてもいない]
(211) 2016/06/17(Fri) 11時頃
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[視線を逸らしていたから一瞬反応が遅れた]
え。
[御供え、という言葉と共に放られた羊羮>>203を 慌てて手を伸ばしてキャッチする。 羽とが豆鉄砲を食らったような面持ちで呆けていたが、 彼が去っていく>>204のを見てはっとして]
あ、ありがとう……っ。
[両手で包んだ小さな菓子。 人の手が生み出した食べ物はそれだけで愛しい。 大量生産品であれ、その起源は人の試行錯誤だ。 新鮮な肉や魚を好む神も多いけれど]
(212) 2016/06/17(Fri) 11時頃
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あまい。
[少し四苦八苦して包みを解いた羊羮を神妙にかじる。 こんな場所だが、それは嬉しそうな笑みが浮かんだ。 それから何故だかぐすと鼻を啜った]
あまい……**
(213) 2016/06/17(Fri) 11時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 11時半頃
[それはニコラスが来る前の事。
ふわりとしたアリスブルーのドレスにフリルをあしらった真っ白なエプロン。
金の髪は月光のようにさらりと靡いて。
実に可憐な少女がくるり、と回ってそれから瀟洒にお辞儀をした。]
”お仲間かな?”
[唇だけを動かして問いかける。
それから指をすっと遠くへと指して。]
わざわざご挨拶ありがとう。
でもね、もうすぐここに誰か来そうだからね。
今はどっか行った方がいーよ。
俺らが繋がってんだって、知られない方がいいしね。
[とん、と自分の米神を指でつついて、に、と笑った。]
[ お仲間かな? の問いに、アリスは小首を傾げる
遙とは契約どころか、
面識もある様でない様なつかず離れずが続き、
こっそりと彼女が見ている状態であるだけだから
妖精が見える「フェアリードクターの目」を持つ彼は
自覚もないまま、自身の持つそれらを忌み嫌い
必死に目を逸らしている
彼にとってアリスは
見える筈なのに「いない」ものとされている
まるで、彼から見た周囲における自身そのままに ]
[ にっと笑う青年にアリスはにこっと笑う
何も知らない無垢な少女の顔をして
そして、アリスは ── ふわりと消えた** ]
― 現在 ―
んー…三本足の烏はみつけたし、食ったんだけど。
なんか厄介なのがきた。
[アリス風の悪魔を逃がしておいてよかった。
と、ここまで考えてあれが誰なのか聞いていなかった事を思い出す。]
そいや、さっき可愛い女の子見たよ。
アリスっぽい子。
お仲間っぽいんだけどね、どうかな。
[さて、お喋りはここまでか。
目の前にいるニコラスが素直に逃がしてくれればいいが。
逃がしてくれない場合、ここで一戦交える事になりそうだ。]
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ー駅前ー
やっぱり、もういないよね。
[羊羮を腹に納めて駅前をうろつくが、 死骸の断片や悪魔と出会うばかりだった。
まだ生き残っている街頭モニターの幾つかは ニュースを垂れ流していた。 報道というものはよく知らないが]
……街の事は映ってない。 外の人への注意換気もない。 おかしく、ない?
でも、山向こうの街は平和みたい。
[交通事故の映像の後にコメントしている主婦は子供を抱き、 背後の風景も日常そのものだ]
(237) 2016/06/17(Fri) 18時半頃
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外が安全なら。 山を越えれば助けられるかもしれない?
[それならば]
渡背へ、戻ってみよう。 さっき映ってた街に人が向かうなら。 鬼仙谷を抜けて護夜(もりのや)峠を越えるのが良い、か。
護夜の社には寄るなって、 ぬしさまはよく言ったけれど。 きちんと礼を尽くせば大丈夫、と思いたい。
→渡背山へー
(239) 2016/06/17(Fri) 18時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 19時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 19時頃
へえ、流石。
仕事が早いな。
[三本足の烏は喰らった。
その報告に声音に素直な感嘆を乗せる。]
……んー。
手伝いは言ってくれれば善処する。
お仲間?だし?
[その彼が言う『厄介なの』。
救援要請でもない限り合流の必要もないだろうが、一応"仲間"として声をかけ。]
……アリス?
ああ、なんだっけ、兎とか猫が出てくる?
そんな女の子がねえ。
分かった注意して見ておく。
[そういう物語に縁はなく。
だから『アリス』と聞いても咄嗟にぴんと来なかったが、何かのブランドにそのモチーフが使われていたのか辛うじて記憶にあった。]
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 20時頃
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―渡背山・鬼仙谷―
[渡背山、御渡の背を守る山というのがその名の由来だが。 冥界へ"わたらせ"る山であるという説もある。 この国における山岳信仰観が窺える話だ]
久しいね、鬼仙の小鬼達。
[かつて討たれたという鬼の縁者か。 人に害を為すほどの力もないモノ共が今も隠れ棲む谷]
見忘れたか? 今は廃れど靖水の、対なる門番が片割れ。
[その山の上の忠犬が何の用か、と嗤う声]
護夜峠へ行きたい。 今、御渡では人の子達が魑魅魍魎に襲われている。 あれらを外へ逃がしたい。
(253) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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[けらけらけら、さざめく波のような嘲笑が木霊する]
おかしくとも結構。 通して貰いたい。 さもなくば押し通る事になるよ。
[マア待たレ、1匹の古鬼がのそりと木々の影から姿を現した]
封じられて、いる……? それはどういう。
[そりゃあお前、お前のぬしさま達を含めた国津神と。 ソレから、人間共サ]
……なるほど、悪魔を外へ広げないため。 それは理解する。 でも、何故人を……閉じ込めるというの?
[火消しって奴ダヨ、恐怖と混乱は伝播すル。 デ、そういった人の心は厄災を呼ぶものさからネ]
(256) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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それは、本当にぬしさま達のような神々の仕業?
[サア、色んなモノの思惑が入り混じってそうだ。 少なくとも出られやしないヨ、ウチらも、アンタも。 嘘だと思うなら峠に言ってみりゃァ良い。 ウチらもちぃと迷惑してたんだヨ。
古鬼が手を振ると小鬼達は道を空け、山陰へと帰って行く]
……――。
[見上げた九十九折の斜面の向こう、そこが件の峠だ]
(258) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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―護夜峠―
[細い山道を登るにつれ、何処か異質な気配が強くなる。 蛟が近付くなと言った原因がそれなのか、 あるいは外への境界を封じている力とやらか。 居心地悪げに辺りを見渡した。
峠を登り切り、向こう側が見えようかというところで]
……ん、っ。
[何かに弾かれたような抵抗を受ける。 境界のあるらしき手応え、恐る恐る指を伸ばした]
結界、のようなモノ? これは、確かに……。
[困ったように視線を落とす。 破る訳にはいかない、 これが国津神の仕業かもしれないのなら尚の事]
(260) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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……御渡からは逃げられない、という事。
[じ、と目を閉じて息を吐いた]
まるで生贄、蜥蜴の尻尾。
[長居をする理由はない。 すぐにここを離れようと踵を返した]
(263) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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[外へ出る事は、できない。 であれば、あとは悪魔達を潰すしかない。
山を降りる途中、ふと気配>>@6を感じて歩を緩めた]
……どちらのお方?
[遠巻きのそれに相手が気付いたか、 あるいは気付いたとて反応を返したかは、さて]
(274) 2016/06/17(Fri) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 21時頃
そう言えばお仲間?とか言ってたっけか。
案外近くに居ないもんかね。
確か――。
"アリス"だっけ?
[名前ではなくて『アリスっぽい』だっただろうか。
その彼女はどんな容姿だろうかと考えつつ、パンを齧る。]
[ その向こう側に誰かがいるのが見える
見えたはいいが、どう声をかけたらいいのか
分からないまま目を逸らした
アリスの無邪気な笑い声が微かに響く** ]
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[さて、何かしらの反応を得ただろうか。 ただの人の気配とは違うように思ったが。 それがこのタイミングで山を降るという事]
……状況は大分掴めた。 今はあの子の仇だなんて言ってられなそう。
[靖水での異変が今の騒ぎの前兆であったなら、 また話は異なるかもしれないが]
戻ろう。 まだ、街には人がいる。
→市街へ―
(288) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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―少し前・護夜峠―
[>>@7、ややあって振り向いたその姿に見覚えはなかった。 それもそのはず、人の形を取って山を歩く事も これまでにあった訳ではない訳で]
私は、この上の蛟の眷属です。 齢は600……物心ついてからなら500かそこら。 あまりこの辺りには踏み入るなと言われていました。 失礼をしたならごめんなさい。 少し、事情があって。
……護夜の社のお方ですか?
(290) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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地名で言うなら、渡背の八合目。 社の名は御渡靖水と云いました。 今はもうその名もないですが。
[護夜の主ではないと言われれば僅か肩の力が抜けた。 それでも年長者相手には違いない。 立場が似たようなものとは言われども言葉遣いはそのまま]
流石に主様が人の姿で出歩く事はないのですね。
……山を越えて向こうの街へ行けるのかと。 そう思って峠へ足を踏み入れたのですが。 どうやら、固く結界が張られているみたいで。
ここを、人だけが外に通る事はできないのでしょうか。 そも、ここの結界がそちら方のものとも限りませんが。
(298) 2016/06/17(Fri) 22時半頃
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今も良い土地であれたなら、と思いますが。 中々そうもいかないみたいです。 こと、ここしばらくは平地だけでなく 山も様子がおかしいようで。
[初めて聴く護夜の主の話>>@9に興味深く耳を傾ける]
……そうなると、あなたのような方もいずれ。 嗚呼、いえ、そうですね、関係のない話でした。
[主を失えば眷属はどうなるか、僅か目を伏せる]
御渡は外から封じられている、という事ですか。 致し方はないのかもしれませんね。 外の方とて己が領地の安堵が優先……頭では理解できます。
(309) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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私達に外からの助けはない。 外から封じられているというなら、 この元凶は御渡の中に今も在るという事ですね。 そうでなくば、ただ滅すれば良いのですから。
[頷くと、街の方を一瞥した]
……有難う御座いました。 私は、もう一度街へ行きます。 火種があるなら、消さなければなりますまい。
あなたも、山を降りられるならお気を付けて。 私などが心配するにも及ばないかもしれませんが。
(310) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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……社が廃されてから、 ぬしさまはひとところにはおられる事は稀になりました。 元より人の手で鎮められてあの社に御座した身。 しがらみが緩まったと喜んでおいでなんです。 山の霊脈を渡り歩いたり、 お気に入りの谷で眠ったりしておられます。 時折、様子を見に来て下さいますけれど。
そんなですから、私達も出歩くのは好きにしろと。 もっとも、これまで外へ行く事もなかったのですが。 ……私も、最近思う事がありまして。
魑魅魍魎如き、ぬしさまの敵ではありませんし。 あれらは人の子を襲うようですから。
(318) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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