103 善と悪の果実
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どうすれば近くで見られるかしら
[グロリアに頼めば、と
幼い思考がゆきつくのは単純な帰結。
パーティーが終わったら、今度こそ会いに行こう。
金銭の無心というもうひとつの目的は、林檎を目にした時から頭の中から消え去っていた]
恐ろしい果実を持つ貴女は、さしずめ魔女のようだ。
[そこにはいない女主人を思い、唇が弧を描く。
あの林檎を盗み出せば、恐らく一生を楽に暮らせるだろう。
見せびらかすから悪いのだ。
目の前にちらつかせるから悪いのだ。
“魔女”は磔にしなくては――…**]
[その最中、壁際の椅子にかける少女の前を通過する。
黒い蝶は彼女の眼からもよく見えるだろう。
それは偶然を装うようで、
敢えて行った行為であったのだけれど。
行儀よく座る姿へ数瞬のみ視線を向けて、
にこりと柔らかな微笑みを浮かべた]
…お疲れですか? レディ。
どうかご無理なされませんように。
[囁くような声は、彼女以外には聞こえまい。
今はまだ、そう声をかけるにとどめて]
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――回想・大広間――
[濡れ羽色>>99の語る、でまかせの古美術品。
歌わない至高の果実が壇上に飾られている為か 小物の興を惹くには、その口振りでも充分だった。]
オスカー殿の客に、妻が含まれていないことを祈るよ。 きっと彼女気に入りの品が在る。
[冗談とも本気とも知れない、離れ際の弁。 特に琥珀に興を惹かれたが――― その理由を告げるよりも前に、青褪めた顔は、凍る>>115]
(151) 2012/09/25(Tue) 23時頃
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[相手は年端もいかぬ子供なのに。 何故、こうも揺さぶられ、脅える。]
ああ、………そうか、"いい子"にしているんだよ。
[>>114子供に告げるには低い。 釘を刺す冷たさで告げ、妖しく笑う口を、咽喉を締め上げてしまいたい衝動を堪える。小物は、いっそ可哀想なほど、口唇まで青褪めていた。 欲望を指摘されたからではない。 強者の立場を、弱者の立場を突きつける少年の言動に。 衝動的に妻の招待状を盗んだ、あの時と同じ、あるいはそれ以上の。]
…少し近くで、見に行くだけだよ。 それは、舞台か何かの台詞かい。 はは……、参った、な。
[少年の言葉は、果たして他の者の耳にも届いたか。 ――指が剥がれ、逃がされた男はそれも確かめず 壇上の近くまで人を縫い、逃げるような背中であった。]
(156) 2012/09/25(Tue) 23時頃
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――壇上の近く――
[点ったばかりの果実への熱情も すっかり萎縮し、挙動不審に泳ぐ目が、林檎に移る何度目か。 男の尖った声>>126が耳に届き、振り返る。
明らかに険悪な色を持って、夕闇伯に迫る刺青の男。 ただでさえ和やかと今ひとつ言い難い広間の空気が、更に張り詰めたのを。萎縮した男は、敏感に察する。 此処がただの酒場であれば、それすら肴になるのだが。]
ああ………
[使用人が仲裁に割り込んだのか>>144 それまでの流れを眺めてから、一転して、警官然とした男を。目が、追い掛ける。 傍らに寄り添う学者殿の、どちらも仲裁に割り込む風はない。]
(161) 2012/09/25(Tue) 23時半頃
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[烏の眸は射る。
そこには冷たい憎悪と羨望を持って。]
……………。
[言葉はない。
ただただ、“男女”と思わしき二人を見詰めている。]
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[パーティが始まる前からの言動と言い 楽園の魔女とも言うべき、女主人が呼び寄せた警備ではないのかも知れない。 ――確信を得るような事象など何ひとつ得ていないが。
得ていないことが、枷となっているとも思わずに。]
手に掛ける、など――…
[ハンカチの裏側に毒づく。 小物の目にも、確かに果実の持つ魔性の美を、感じるが。 一匹の蟻が林檎を運べないように あまりに不釣合いな存在を前に、それに、手を伸ばせない。
―――屋敷の外に待つ、くそったれな人生。 この魔性を目の前に。果たして、戻れるものかと。]
(175) 2012/09/26(Wed) 01時半頃
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[ただ、"蛇"はその強い眼差しに灯る意思を感じて]
――――――――…ふふっ。
[小さく、小さく、笑ったのだ]
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[言い聞かせるよう繰り返した声は 誰かの耳に届きでもすれば、如何様な印象を与えるだろう。
男の顔色は変わらず*青白い*]
(177) 2012/09/26(Wed) 01時半頃
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[黒い蝶が、羽ばたいている]
……… ぁ
[小さく洩らした声をかみ殺して、唾を飲み込む。
赤い蝶が眠る薄紅よりも、ずっと鮮やかな流れるストロベリーブロンド。
近くで見ればそれはやはり同じようで
でも自信がなかった。
赤い蝶を起こして確かめる気はなかったけれど]
……ええ もう随分よくなりましたの
[少し強張った笑顔。
今はまだ、見送るのみで]
…………ふっ。
[笑みには笑みを。
黒く塗りつぶされ、光さえ灯らぬこの眸に
“蛇”のような女の顔を刻み込んだ。]
[少女の髪の赤へ。
そして林檎と似た色の髪へ。
その視線の先。
――否、その眸。
甘い林檎の蜜を啜ろうとする、そんな眸を烏は捕らえる。
微笑を向けたのは、扉をすり抜けるほんの一瞬前。]
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