25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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「此処は”何”のお祭りか」か。
知ったような口だなロビン……
[歪む口元は酷薄な哂い。
彼が獣だというのならば……]
…余計な事を、外に流すな。
[それをこちらで呟いたからにはそれなりの理由もある。
霞のほうを僅かにらんだが、結局はため息に変わった]
小僧 カルヴィンは、説法師 法泉が此方へ向かうのに気づけば、佇まいを直して。息を整え、花としての笑みを。そのかんばせへ。
2010/08/03(Tue) 03時半頃
ひとの裏も見えぬものに、意味などわかるまい。
――存外に、小心よの。
[恐怖と怒りと羞恥
憎しみ、悔しさ、幾つもの波に呑まれ
小さな冬の白はあっという間に攫われて――――
朱が言の葉紡ぐに至った経緯など、話してもせん無い事。
擦れ混じる声音でからかいの言葉を送った**]
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[舞台の袖で起こっていた事には未だ気付かぬ雛鳥一羽。
いきり立つ同年の若桜に紅石榴を瞬かせながら、 去っていく秋と冬を纏う友人の背を見送る]
……幸得の得手は。
[と、口にしようとして、唇を閉ざす。 彼の事は彼が話さねば意味がないのだろうから]
(123) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[夜行と名乗る花に、慌てて一礼を返し。 己が名を告げる。
また何時か。 あなたの笛に乗せて歌いたいと、一言付け加えて]
(125) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[僧衣の男に、一礼を捧げた後]
迦陵頻伽と申します、法泉さま。 歌を得手とする、花にございます。
[向けられた視線を受け止め、ふわりと。 花のかんばせを綻ばせた]
(130) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[さて、餌食に喰らわれたは、虎の親か虎の子か…。]
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[頭を下げる若桜と、 舞台を降りる夜行と。 二人を見送り、紅石榴は再び僧衣の花主へと]
……判りません。 鳥は名の為に歌うものではありませんから。
ただ囀るだけです。 それが法泉さまのお心に届けば幸いと、願うのみ。
(141) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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小僧 カルヴィンは、奏者 セシルへと笑みを向ける。それが答えになるだろうか。
2010/08/03(Tue) 04時頃
[霞の言葉にふと思い出す。
虎の主を食った時には、花は食われた男のそばには居らず。
ただ、つまらぬ食事であったことしか覚えていない。
味はまあ、それなりでもあったが]
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法泉さまには、ですか……?
[不思議そうに紅石榴を瞬かせて。 金の髪を揺らしながら首を傾ぐ]
……そうですね。 僕はやはり鳥として囀るだけです。 でも名前を着けて下さった師の恥にはならぬよう、 努々気をつけようと。 法泉さまのお言葉に、思いました。ありがとうございます。
(152) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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それでは鳥はこの辺にて。 ごきげんよう、主様がた……。
[袖を合わせてお二方に一礼した後、座を辞して。 しゃらしゃらと手足の金の輪を鳴らしながら、 舞台を降りる。
鳥は其の侭秋と冬を纏う友人が出ていった方へと、 金の残滓を残して*翔けていった*]
(155) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[途中、すごい眼つきで退席したロビンに向けられる感想。ちいさく、なるほど、と呟いた。]
確かにあの物言いは特殊だな。
花なのに、あそこまで花らしからぬのも不自然といえば不自然だ。
折りあらば、話してみるかね。
[顔で逃げられなきゃな、と付け加えつつ…。]
花、らしからぬか。
[花のありよう、あるべき姿も人それぞれ
深く追求するでなく、ふぅん、とかえし]
ああ、彼の言の意図が黒かどうか
お互い確認しよう
……なんだ、顔に傷でもおありで?
[顔に傷、と言われて噴いた。
そうだったと、こいつは眼を隠してやがる。]
ああ、それはもう酷い傷だ。顔全体がひしゃげてやがる。この世のものとは思えんぞ。
ほれ、見たくなったか?
[下品な笑い声]
それは、まことなら下手な花より
人の記憶にも残ろうぞ。
……そうだな、まことかどうか確かめてやろうか?
[まるで子供に良い子にしろと脅す風だ。
なれば、此方もからかう様に
売り言葉に買い言葉を花で笑いながら返して]
それとも、触れて見聞でもしようか?
その傷が何処まで刷衛殿を覆うものか
さすがの花だな。
ならば確かめてみるがいい。
見ずに我の醜さがわかるほどなら、
俺はこの顔をなお、愛おしく思うことにしよう。
[こいつは面白いといった口調で。]
まぁ、潜入で助けがいれば呼べ。
わかっているだろうが、力もそれなりにあるぞ?
まずは刀か。
ではのちにな。**
己の醜さを愛でるか?
なかなか面白い趣向よ。
触れてつまらぬ顔ならどうしてくれようか
[こちらもクスクスと愉快気に哂い零す]
……私を運べるほどにははわかっている。
研ぐに慣れても、切るに慣れぬなら逆に呼べ。
獣狩の舞なら幾度も舞った。
[主の好んだ武舞の動作は、
時に太刀を、時に鉾を獣の血で赤く染め上げた]
退屈な宴はもう座した、適慮向かう
[舞台の上にいた時、興が乗ったのは本当だが
こうして狩に思いをはせればそれは色褪せて
包帯の奥、紅が更なる朱をと*瞬いた*]
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― 広間→廊下 ―
[名前を呼びとめられ、友人の元へ向かう足を止める。 振り向けば月と慕うなよたけの君と同じ顔が、そこにはあった]
構いません。 ですが、彼が主様にお逢いするかまでは、 鳥には約束できませんよ。
[幼い顔は何の表情も生まぬまま、そう告げて。 友人の香りを追って、 しゃらりしゃらりと音を響かせてまた翔ける]
(214) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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[子供の身軽さで、人の波を掻きわけていく。 後ろを追う高嶺の主が着いて来ているか、気にも留めずに。 ただ、あの冬の静謐な香りを追い掛けて]
…………すん。
[鼻を一つ鳴らす。 あの鳥の心を静める香りが、 鉄錆のそれと混じり鼻腔を掠めた]
ロビン……。 此処にいるのかい?
[古い紙の匂いに囲まれた部屋の戸を開けて。 彼の部屋を訪れる時と同じように、囀る様に声をかけた]
(215) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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いないものはね、ロビン。 返事などしないものだよ。
[くすりと笑い、その傍へ。 赤く濡れた包帯を見れば、僅かに紅石榴を細め]
さっきまでなかった。 どうしたの……?
(219) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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つがいで飼うのが無理ならば、共に血肉となってもらうも一興か。
それならば、彼岸でも共にあれようて。
主にはぐれた花の如く、迷い出る事もなかろう。
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なにを拗ねているの? 鳥は囀るもの。誰の前であっても、気ままにね。
[細い指先を伸ばし、秋色の髪へ。 彼が払わなければ、そっと一つ。櫛づいて]
眼鏡が。 それで君の冬色の眸は、濡れているんだね。
(223) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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うん。初めて歌った歌だからね。 新しい鳥籠? どうだろう。
[緩く首を傾げる。 この身は花として在れど、未だ幼い雛鳥は、 誰かに手折られる事など考えた事もなくて]
濡れているよ。
[声が震えているもの―― 呟き、秋を撫ぜる指を埋めた顔へと滑らせた]
(230) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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小僧 カルヴィンは、執事見習い ロビンの頬を、そのまま一つ、撫ぜて。
2010/08/03(Tue) 12時頃
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厭だよ。鳥は君の事、好きなのだもの。
[他意はなく。自然と唇が紡ぐ言葉。 冬色を濡らすその雫を、寄せた唇で拭うか]
君の心は冬の様に孤高で。 なのに秋の憂いを含んでる。
鳥はそんな秋と冬が、
[好きだよ、と続けた]
(233) 2010/08/03(Tue) 12時半頃
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この手を離れて行くならば
たれかの元へたどり着く前に
そう、いっそその翼を手折り――縊り殺してしまえばいい
[少年の自覚は無きままに
浮かぶほの暗い朱]
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冬ながら 空より浄土を 囀るは 雲のあなたの 春にならんと
[拒む手に、微かに寂しそうな顔をして鳥は身を離す。 ただ、一節だけ。彼のためだけに、その唇は歌を紡いだ]
また、来るよ。 僕は鳥だけど、物好きな鳥らしいから。
秋冬へと迷う事もあるよ。 幸福な王子へと侍り続けた燕のように、ね。
(239) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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[しゃらりと、羽音の代わりに金環の音を鳴らして。 鳥は部屋を飛び立つだろう。
戸口で待つ、雲間の月と同じ顔の佳人を見やって]
…………。
[少しだけ悲しげに、紅石榴を揺らした]
(240) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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それでも。 あの燕は、世界で一番幸福な燕だったんだよ。
[部屋を出る前に投げられた言葉に、秋と冬を纏う友人へとそう笑んだ。
佳人の指先が、金の髪を撫ぜれば。 驚いた様に一寸見上げ。
ぺこりと、言葉なく礼を一つ捧げて、 何処かへと翔けていく]
(245) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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― 庭園 ―
[足が赴くままに、辿り着いたのは…… 先程までなよたけの君と共に在った月下の庭。
朱塗りの欄干の上で羽根を休めて、 真円になり切れぬ月を見上げる]
秋の夜の 月の光はきよけれど 人の心の 隈は照らさず
[囀る歌は誰へと向けたものか。 鳥自身にも判らぬまま、紡ぐ歌]
(250) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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[だけど―――]
――――……っ。
[僧衣の花主と、なよたけの君が寄り添うように歩むのを、 その紅石榴が捉えれば。 ぽろぽろと、その双眸から落ちる雨]
(251) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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