人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【見】 若者 テッド

― 食堂 ―

ったく、揃いも揃ってなんだっつーんだよ。
俺みたいな花はセルフサービスでどうぞってか。

[虎鉄はぶすっとした顔で食堂に居た。
机に置かれた饅頭をつまみながら、此方を見もしない屋敷の者に向けてぼやいている。
兄弟子と食事をした時もそうだったなと思い返して、ふと手を止めた。]

………、華月。

[兄弟子の耳にも恐らくもう届いているだろう。
三人の死者の事…その中の一人が、双花である鵠だという事。
虎鉄は少しばかり渋い顔をして、食んだままの饅頭をもぐと齧って残りも口の中へと押し込んだ。]

(@19) 2010/08/07(Sat) 18時頃

[幻聴が語りかける][幻聴が騙りかける]
[頷けば聞こえたと認めることになる]
[頷かなければ狂ってしまうのか?]

 ………ぁ……っ……

[欠片の理性が選べず頭を抱え込む]


【見】 若者 テッド

…、……?

[その折、また何処かで微かに鈴の音が啼いた気がして。]

――――…鵠?

[鈴の音を纏っていた白鳥の名を呟いてみるも、その者は既に現世に居らず。
しかし辺りを見回せども、其処に啼くような鈴は見当たらず首を傾ぐばかり。]

やっぱ俺、どっか悪いのかな…。

[机に片手で頬杖をついて、唸るように琥珀を伏せた。]

(@23) 2010/08/07(Sat) 18時頃

[やはり混乱した様子しか窺えない。
 どうしたものかと考える。]

 ――……


[幻聴が収まる][小さく息を吐く]
[震える身体をなだめる様に敷布の中
 己の両肩を抱いて。ただ願う。狂わぬように]




[それとも、狂ってしまったほうが楽、なのだろうか?]



 イアン……



           舞ってこい。


[また聞こえて、身体が緩く震える]

[が、その声は今までと違って。
 舞うようにつげる][自分に舞うように告げるのは……]




          はい、チャールズ……仰せのままに

[そう言うと、青年は穏やかに笑って]



 ――……

[ともかく、落ち着いたみたいなので、そのまま黙っておいた。]


 申し訳ございません。ただいま本郷と言う
 花主が俺の部屋を訪ねてきまして……

 終わり次第舞いますね。大広間でよろしいでしょうか?

[心から嬉しそうにそう告げて
 ああ、本郷には勿論断らなければと、
 ただ、あれはこの件終わってからかとか
 取りとめもなく考えつつ零す

 通信と思っていない青年は
 通信を切る音にも気付けなかった]


【見】 若者 テッド

[虎鉄の耳に届いたのは、鈴の音のみ。
死者の声は未だ遠く、現の喧騒に掻き消える。]

…ああもう、訳わかんねえ。

[空耳はもとより、人狼病の事も。
急に具合の悪くなる身体の事も。
冷たいと言われた事も。
全てが混ざり混ざって、虎鉄は眉間に皺を寄せた。]

でも、それより今は…

[琥珀を一度伏せ、開くと席を立つ。
わからない事が山積みで、どれを取っても答えには辿り着けない。
ならば、今自分が一番したい事をするまで。
虎鉄は食堂を後にすると、人を探して屋敷の中を歩いた。]

(@27) 2010/08/07(Sat) 19時頃

【見】 若者 テッド

― 本邸・廊下 ―

さって、何処から探したもんか…―――

[食堂を出て程無くして、虎鉄の足が止まった。
視線の先、琥珀に映るは。
狭間を仰ぐ、黒椿の姿。]

(@29) 2010/08/07(Sat) 19時半頃

【見】 若者 テッド

あけ、の…しん…。

[名を呼び返せば、押し寄せてくる不安。
ずっと守ってきた何かが、壊れてしまうような恐れ。
しかし、縫い付けられたように足は動かない。]

―――…声?同じ…?

[ふと、投げかけられた言葉に琥珀を細める。]

お前、…前にも「私と同じ」って言ってたけど…どういう意味だ?

[さらりと告げる相手とは対照的に、訝しげに黒椿を見た。]

(@32) 2010/08/07(Sat) 20時頃

【見】 若者 テッド

…おい!

[地に縫われた足が動いたのは、黒椿が屑折れた折。
大丈夫かと駆け寄り、手を貸そうとしたが。]

…え…?
だから、何言って…

[そういえば、微かに何か聞こえた気がしたが。
現世に色濃く囚われる虎鉄の耳には未だ遠く、緩く首を振る。
だがそれも、黄泉に影置く椿の言の葉を聴き、その手に触れたなら。

守る殻は脆く――――儚い音と共に崩れ落ちる。]

あ…ああ…、……ッ!!

[みるみるうちに琥珀は見開いて、掻き毟るように頭を抱いた。
何かを振り払うように、力の限りに首を横に振って。
後ずさるようによろけると、そのまま踵を返して廊下を*駆けた。*]

(@34) 2010/08/07(Sat) 20時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 20時半頃


/*
お帰りなさいお帰りなさいお疲れ様です。

ちょっと提案というか、無茶を承知の話なんですが
夕方ぐらい?に一平太のメモでRPに無理のない程度での
今日明日のバファ釣り希望が出てたんですね。
もしそちらが良ければ、いっそこの際表で二人とも出てしまって
片方は一平太襲撃(釣り)片方でヤニク襲撃(襲撃)を
してしまってはどうかと考えています。

正直狼組に余り情報が回ってこないので、
こうでもしないと八方ふさがりで死んじゃう…とか相当思ってます。
如何なものでしょうか。

最初そちらに高嶺組の説得をお願いして、こちらでセシル説得後
一平太吊り>ヤニク襲撃考えたんですがどう考えてもセシル説得に
時間と配置的に接触が難しいのとキャラ感情的にこちらにつかない気がしたので
ちょっとこの方法を提案してみます


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


/*ええ、それでもどちらでも。
恐らく二人で居ると思いますので、わたしが纏めて相手をしても(夜光吊りキリング▶天満月襲撃)全然構いませんよ。

動きにくくてかなわない状況ですが、三連吊り終了では味気ないですし、なんとか頑張りましょう。


/*
わわ。いいのでしょうか何だか申し訳ない。
正直夜光襲撃に自分が持ち込めなさそうだったの頭を悩ませていたところだったのでした。

今のログを見る限り二人とも表座敷のようです。
多分ヤニクのほうはイアンへの報告があると思うので
もし別動する気配があればそちらには私が向かうつもりでいますね。

三連釣りだけは何としても避けたいですね。
セシルもどうにかロビンのネタを使ってこちらに寝返りさせたいものですが。
ちょっと頑張れそうであれば頑張ってみます。


[身体は部屋にて微睡んでいても、意識は同志の深層と繋がる。]

夜光…、天満月を守ると言っておったな。
[イアンに語ったは、半分は出任せだが半分は真実。
失われた獣やらいの技が伝わって居たとすれば…]


…まも、る?

[微かに揺れた。
揺れた声は、己の感情に染まり揺れるのみ]

冗談じゃない。
食事を、邪魔されてたまるか。

…天満月。
出来ればあの不快の礼はきっちりと払ってやりたい。

喉に穴をあけ、心臓を残し、ゆっくりと痛みに絶望させてやりたい。


天満月を喰らうには、先ずは夜光を。
たとえまかり間違ってあの子が使い手であっても、自分自身は守れますまい。


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 00時半頃


/* 色々と考えましたが、やはりあまり良くは思われていないようなので申し訳なく。
なんとか切り抜ける方法を考えるなりしましょう。

私が最後に残っても構いませんから。


…まずは夜光を。

裏庭の納屋に呼び出して喰らいますから、これそうならば落ち着いた頃に。


…本郷殿?

[かける声には僅かに心配の色。
 元より、同胞とは言え利害でしかつながりのない仲のはずだったが、
 …それだけでは無くなってしまいそうで、それが少し恐ろしい。

 情に流されれば、きっと仕損じる。]

/*大丈夫ですかー?寝おちてはおりませんかー?


 イアン……


    お前、大丈夫か?

[明から何か報告を受け、話しかけた。]


 ………えーと……

[もう、人がいないのに声が聞こえることに驚かない。]

 貴方は……何方でしょうか……?

[けれど、知らない声に困惑して]


[一方、こちらを知らないとするイアンには困惑いているが、
 今はどこにいるのかもわからず、返事が返せない。]


【見】 若者 テッド

― 雛菊の間 ―

う…、…っく……

[押し殺しても、押し殺しても。
嗚咽が、部屋にこだまする。

物が乱雑に置かれた部屋。
心の殻が砕けた今。
自室だと思っていた部屋は、ただの物置だったと現は伝える。

その物置の古びた机の前、崩れ落ちたままの虎鉄は己の身を抱いて涙を流し続ける。]

(@51) 2010/08/08(Sun) 02時頃

【見】 若者 テッド

俺は…俺は…

[かち、かち、とピースが嵌っていく。
冷たい身体も。
主を想う胸の痛みも。
ゆっくりと、答えが導き出される。]

…そう…、……王璃さまに…

[伏せた瞼の裏に映るは、散る椿の花弁。
それは事切れる前に見た、赤い、花。]

(@52) 2010/08/08(Sun) 02時頃

 …………?

[返らぬ声に首をかしげて。
 その表情は今までの青年よりもずっと幼い。]


【見】 若者 テッド

『虎、すまない。
 私はお前とはもう…居られない。』

[鮮明に思い出す、あの時の主の言葉を。]

『理由も話さないまま突き放す私を、赦して欲しいとは言わない。
 だが、お前がどうか新しい花主の下で。
 幸せな日々を送れるよう、祈る事だけはどうか…赦してくれ。』

[いつかの、満月に近い夜。
旅先の小さな街の宿で告げられた言葉。
泣いて、縋って、けれど王璃は虎鉄を置いてその街を発った。
それから数日後、共に伺うはずだった屋敷へと、虎鉄は単身向かう。
彷徨い、辿り着いたのは寒い満月の夜。
苦難の末に乗り込んで、探した末に見つけた求めた姿は。]

(@53) 2010/08/08(Sun) 02時頃

【見】 若者 テッド

『…虎、どうして……。』

[あかいろを纏う、王璃。
手にするは、なまなましい肉の塊。

それからは何を話したかは覚えていない。
ただ、頭が真っ白で、もしかしたら会話等無かったのかもしれない。
唯一覚えているのは、主の酷く哀しそうな顔。
虎鉄は伸びてくる手に抗う事も出来ず。

その夜、ひとつの花が無残に散った。]

(@55) 2010/08/08(Sun) 02時頃

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